2007年12月11日

図書室の七不思議

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ようやく、クリスマスの展示を始めた。
学校も残すところあと、二週間弱。焦る、焦る。
「クリスマス全校参加おすすめの本掲示」も実はとっくに
できているのだが、写真に撮れない事情がある。
子ども達のおすすめの本のカードは全員揃った!
しかし、先生のが、特に掲示のメインの場所に来るはずの
校長先生のカードが・・・・。
もう、2回も催促しているので、これ以上は・・・
いくら私が強気な司書でもムリ。

さて、話は変わるが、今日5年生が
「先生、インタビューさせてください」と来た。

ん?インタビュー?私も有名になったものだ、と思っていたら、

「学校の不思議を取材しているんです」とのこと。
「不思議って?何?私の美しさのナゾに迫る、とか?」
「全然違います!」と辛口の女子。
「うちの学校の七不思議を教えて欲しいんです」
どうやら、古い先生に
聞いてまわっているらしい。

「なんか、ないんですか?怖い話でもいいです」
どうやら怖い話を期待しているらしい。
「ふ〜ん、例えば、朝図書室に来たら見たことの無い新品の本が書棚にぎっしり並んでた、とか?」と言うと、
「こわ〜い」と悲鳴を上げる。
怖くないよ、嬉しいよ、と思いながら、声色をオカルト用に変えた。

「図書室にあるぬいぐるみはほとんど私が家から持ってきたんだけど、ふた〜つだけ、どこから来たのかわからないのがあるの〜。」
「え〜、こわ〜い」と悲鳴の後で、
「先生、それ嘘って丸わかりですけど・・・」
「嘘じゃないよ。本当だよ」

そう、以前にこのブログでも紹介したことがあるのだが、
図書室のマスコット「ボナちゃん」は、ある朝突然
図書室の住人になっていたのだ。

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そして、このカメも、気がついたらぬいぐるみの中に
まぎれこんでいた。

かめ

「先生、それ学校の誰かが持ってきたんじゃないんですか?」
「証拠はあるんですか?例えば、ボナちゃんが入ってた箱とか」

話にケチをつけながらも、子どもはノートに
「ぬいぐるみが増えていた」
「ボナちゃんは、誰かからのおくりもの?」と書いている。

「それと、図書室から見えるあの松の木は学校の守り神らしいよ」
「守り神、へえ〜」
「あっ、もしかしたら枝を切ったら呪いが〜とかですか?」
「守り神だから、みんなを守ってくれてるの!呪いではない」

実は、そういう話も無きにしもあらず、なのだが、
子どもを無闇にキャーキャー喜ばせる、じゃなくて怖がらせる話を
するわけにはいかない。
それに、松の木に対する子ども達のイメージを落としたくない。

大きな木というのは、どこの学校にも一本はあるものだ。
そして、子ども達を見守っている。
木は喋ったり動き回ったりすることがないので、モノと同じように
思われがちだが、私たちと同じ生き物であり、気持ちもあるに違いない、と私は思っている。
大きな木は神々しい。その姿は人に畏敬の念を抱かせる。
最近は、不審者対策として、見通しを良くするため
木が切られることが多いようだ。
この学校でも、昨年はそういう理由でずいぶん沢山の木が
根元の方からばっさりと切られてしまった。
仕方ないことかもしれないが、私は無闇に木を切る行為が
すきではない。

図書室から見える松の木は子ども達だけでなく、
四苦八苦しながら仕事している私をも見守ってくれている気がして、
嬉しい気持ちになる。
子ども達にも、松の木に対する愛着と敬意が生まれればいいな、
と思って、七不思議のひとつに挙げたのだ。


ところで、先ほど校長先生が、おすすめの本のカードを書くため、
図書室を訪問された。
「ここにない本をかいても仕方ないしねえ」
と言って、本の題名を仰ったのだが、あいにくその本はなかった。
2日前にも、同じことがあった。
その時も、校長先生が子ども達に勧めたいと思う本は図書室になかったのである。
結局今回もそのまま帰っていかれた。
それだけ真剣に考えてくださっていたのだ!
校長先生、ごめんなさい〜。でも、明日にはきっとください〜。

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posted by Helenaヘレナ at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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