2008年12月05日

雨の日

新しい図書室がオープンして一週間。
なかなか子ども達の足が向かないなあ、と思っていたら、
今日の昼休み、突然キターッ!
「先生、床に座ってもいいですか?」と聞いてきた女の子。
(床はカーペット敷きなので、OK!)
座る場所がなくて、貸しだファイルと本をかかえたまま、立ち尽くす男の子。
(「ミッケ」をやっていた男の子達に頼んで、机のスペースを少し空けてもらった)
とにかくものすごい賑わい!
これはやっぱり、ありがたい雨のおかげでしょうか!

そんな中、このところずっと通ってくる6年生の女の子。
きっかけは、一昨日。
手に取った『給食番長』が面白かったみたいで、ちょっとお話会風に声に出して読んでみると、いつのまにか、1・2年生が聞き入っていた。
いや、本当にうまい!
声に張りがあるし、番長と給食のおばちゃんの声色を使い分ける辺り、
とても素人(?)とは思えない。
いつも一緒に来ている図書委員の友だちが、
「先生、〇ちゃんの読み聞かせ会を開いちゃダメですか?」
と言い出した。
「私、ポスター書きます!」
いいよ〜、大歓迎!!
子ども達の方でこんな風に図書室を盛り上げてくれるのが理想なのだ。
おうちで練習しておいで、と本を渡したら、一日借りて返してきたので、本番までいいよ、と言うと、
「あっ、でもあんまり練習しすぎると、自分が飽きちゃうんで」
う〜ん、そうだよね!まさにプロ!!

そういうわけで、彼女のデビューは来週金曜になった。

明るくて、美人で本を読むのも上手くて、恵まれている子だなあ、
ああいう子もいるのね、と思っていた。
今日夕方、偶然担任と話す機会があったので、そのことを言うと、
いい機会を与えてくださってありがとうございました。
と逆にお礼を言われた。
聞くと、ちょっと複雑な環境の子らしい。
以前はずいぶん屈折していたようだ。
そういわれてみれば、4月の時とは印象が全然違う。

ふ〜ん、そうかあ。
最近しみじみ思うけど、子どもって必ず光るものを持っている。
それが、何かのきっかけで光り出すと、ものすごい力を発揮するのだ。
なんにせよ、才能に恵まれた子だなあ。来週が楽しみ!

給食番長 (cub label)
よしなが こうたく
4860951921


posted by Helenaヘレナ at 22:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
成績をつけない図書室で子供たちが違う顔を見えてくれますね。教員ではない先生がまさに、人生の先生になれる場所。
6年くらいになるととくに女の子はいろいろ複雑な面が出てきます。
上手に教室で装うことができない女の子が増えてくる。
図書室が逃げ場になって、それが常に担任が一番で囲っていたい教員にとっては気に入らない。
私はそんな経験があります。
お礼をいえる教員は先生といえますね。
自分がよい先生でないと気が済まないのではなく、子供にとって一番いいことはなにか?を考えていらっしゃるのでしょう。
少しでも普通の先生がいらっしゃると聞くと嬉しいです。そう言う方が増えることを祈って・・
Posted by みーしゃ at 2008年12月17日 09:58
そうですね。
その先生は、人間的にも幅があるなあ、
こういう人となら普通におつきあいしたいなあ、
と思える方です。
学校という場所にもうかれこれ7年近くいますが(その年数に自分でもビックリ!)、実にさまざまな教師がいますね。優れた先生でも、一人一人みんなタイプが違う。
合う、合わないは子どもによってあると思いますが、ひとつ言えるのは、子どものために労力をいとわない先生っていいなあ、ということ。
あと、子どもが伸びる先生ってちゃんといますね。娘の担任は・・・・・。
う〜ん、なんにでも当たり外れはあるものさ(笑)
Posted by Helenaヘレナ at 2008年12月17日 15:43
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