2006年01月24日

外は寒いけど・・・

「先生、校長先生が紹介してた『十五少年漂流記』ってある?」
今日そういう問い合わせが3件あった。
先日、校長先生が「十五少年漂流記」をすすめる
原稿を図書室だよりに寄せてくれたのだ。
大変悲しいことだが、今までこういった反響はなかった。
子どもに聞くと、おたよりはすべて家の人に渡してしまうので、
読まない、という。
こちらも、クイズを出してみたり、と色々やってみたが、
今では開き直って、半分保護者向けのつもりで出している。

だから、この反応は嬉しかったのだが、
一体どうしてだろう?という疑問が残る。
やはり、校長先生の知名度か?それなら来月も原稿をお願いしたい。
(向こうはもうかんべん、と言うだろうが)
それとも、行間をあけて字も大きくしたのが良かったのか、
挿入したイラストのインパクトが受けたのか?
いや、親が見て「校長先生が薦めてるし、良さそうな本だからアンタ読みなさい!」
と言ったのかもしれない。
結局わからないので、子どもに聞いてみることにしよう。

図書室だよりには「十五少年漂流記」にちなんで、
“読み始めたら止まらない冒険物語”の特集をした。
そこで紹介したのは
「ふしぎの国のレイチェル」(エミリー・ロッダ あすまろ書房)
「マチルダはちいさな大天才」(ロアルド・ダール 評論社)
「ライオンと魔女」(C,Sルイス 岩波書店)


図書室にも展示した。

ぼうけんものがたり.jpg

「十五少年漂流記」は、低学年向け、高学年向け、完訳もの、と三冊。
「レイチェルー」「マチルダー」「ライオンとー」以外にも、
「黒ねこサンゴロウ」「フェアリーレルム」も“冒険もの”として展示した。

冒険物語.jpg

タイトルは、「読みはじめたら止まらない!冒険物語」
キャッチコピーは「外は寒いけど・・ぼくたちは、本の世界で冒険の旅に出発する!」
あまりに寒くて、動く気にもならない自分を励ますために考えた。
本当は「冬の本」の展示をやろうと思っていたのだ。
しかしあまりに寒いと、本でまで寒い思いをしたくない。

そういえば、6年生の女の子が、
「アンタは本ばっかり読んで現実逃避してる、ってお姉ちゃんに言われた」と言ってたっけ。
現実逃避かあ、それも読書の大きな目的の一つではあるな。


posted by Helenaヘレナ at 15:14| Comment(4) | TrackBack(1) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
写真を拝見すると本の間にあるブルーのものは
本を借りた子の代本ですか?
ウチの学校でも使っているのですが、廃止を
考えています。このことをどう思われますか?
Posted by syusyu at 2006年01月26日 21:08
syusyuさんが廃止を考えておられる理由がわからないので、お答えするのがちょっと難しいですが。
考えられる理由は大体次のようなものでしょうか?
@紛失しやすい。「ないよ!」と騒動が起こる。
Aプライバシーの問題
B書架を圧迫してジャマである。本を出す時に落ちやすくうっとおしい。
@に関して、代本板が行方不明になる事件はウチでもよく起こります。でも、大体はどこからか出てきます。Bのわずらわしさは確かにありますが、100人ほどの小さな学校なので、全員が2冊ずつ借りてもそれほどではありません。
プライバシーの問題は、けっこう気になります。研修で中学校に行った時、電算化されていたにもかかわらず、貸し出し表があり、しかも誰にでも手にとって見れる場所にあったのが、非常に違和感を覚えました。
現在貸し出しノートと代本板を使っているわけですが、人のノートを勝手にみない、という点には特に気を配っています。
電算化されていない現状では、以上のような不都合があっても、本を管理をする上で、代本板は必要なので、私がこの学校にいる間は廃止するつもりはありません。別の良いアイデアがあれば、教えていただけると助かります。
その学校の地域性、規模、特色、児童の個性によって、図書室の運営は自ずと異なってくると思われます。その学校に見合ったより良い図書室を作っていきたいと思います。
Posted by Helenaヘレナ at 2006年01月28日 15:25
ごぶさたしています。
図書館ではありませんが また小学校でお世話になっています。
プライバシーの問題は 難しいですよね。

電算化されていた中学校のときは 貸し出し冊数の集計など クラス別・分類別などなど ついでにグラフまで パソコンがやってくれていたので大助かりでしたし データベースもできていれば 私のように慣れていない司書でも書名を聞いて検索かければ分類番号から「この辺にない?」と言ってあげられたし 管理も楽でした。

貸出カードの小学校では 正の字を書いて手作業で…これが確かに結構大変な作業で。。。

ただ 大大〜先輩司書さんからは「ちゃんと私たちが仕事をしてるというのを見てもらわないと!」と貸出集計を全校に配るよう指示されたり(もちろんしません) または「電算化されたら次に配属された司書はパソコンを覚えなきゃならないじゃないの!」などと電算化反対されたりもしました。

学校の予算との兼ね合いもあるでしょうが。。。(^_^;)
横入り失礼しました。
Posted by ネコちゃん at 2009年04月08日 23:12
ネコちゃんさま、ご無沙汰しています。
コメントいただいてありがとうございます!!!
仕事は続けているのですが、ぜんぜん更新していないので、もうすっかりみなさんに忘れられていると思っていました。
ありがとうございます!!

代本板は前任校では使っていましたが、
昨年異動した先では、建物の耐震に問題があって、広い図書室から急遽元物置にお引越ししたため、書架も狭く代本板を使うスペースがないため、やめました。
やめて不便かというと、別にそうでもないのですが、3月に蔵書点検した時、新しい本がごっそり何冊もなくなっていたのは困りました。

私は基本的に電算化に賛成ですが、すでに統合が決まっている小規模校に今からしても意味はないかな・・・。

しかし、大大〜先輩司書の方の一言はすごいですね。どれもインパクトがあってビックリ!!です。こんなことを堂々とおっしゃる方はさすがにウチの司書会にもいらっしゃいませ〜ん(笑)

また、そろそろ記事も更新したいと思っていますので、よろしくお願いしま〜す!!!
Posted by Helenaヘレナ at 2009年04月09日 09:05
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タイトルとキャッチコピー
Excerpt: ヘレナさんのblogでタイトルとキャッチコピーという言葉を見て、委員会でポスタ
Weblog: おばちゃんらいぶらりあん日記
Tracked: 2006-01-26 21:33
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