2006年02月01日

“人気の秘密”と“ブーム”

図書室によく来る学年は・・・、2年生と6年生と5年生である。

6年生は以前にも取り上げたが“野生派オタク”という感じの人たちで、職員室における評判は決して素晴らしいものではないが、
読書家という点に関しては群を抜いている。
卒業を控えて忙しいのに、少し時間が出来ると図書室に来ては
「先生、何か面白い本ない?」と聞いてくる。

5年生も女の子を中心に読む子が多いが、最近はもっぱら、
チェスか将棋をしに来ている。
ちなみにチェスは私が家から持ってきて置いているが、
将棋は子ども達が教室から持ってくる。
図書室なのにゲームが置いてあることに違和感を持たれる方も
いるかもしれないが、チェスも将棋も知的なゲームで思考力も育つことから、
私は大いに薦めたい。関連本も置いてある。

2年生は純粋に本を借りにやってくる。
ほとんどの子が毎日借りに来る。
家で読む子もいるかもしれないが、
みんな時間がある時に教室で読むらしい。
学校の方針で、課題が早く終わった人は図書室で借りた本を読む、
ということになっているが、それを実践しているのだろう。
担任の先生いわく
「静かにさせたいときは、読み聞かせをします」
本当にお話が好きなのだろう。

その2年生を中心に低学年に人気のシリーズがこれ。

にんきのひみつ.jpg

「ティモシーとサラの絵本」(ポプラ社)「ダヤンコレクションブック」(ほるぷ出版)
「ママとパパとわたしの本 こうえんのシロ」(ポプラ社)

この3つのシリーズに共通する点は、
@手ごろな大きさ
Aキャラクターのかわいさ

同じ市内の司書に「ママとパパとわたしの本」が人気がある、と聞き、
セットで入れたのがきっかけ。
どうやら、人気の秘密はこの「大きさ」にあるらしい、
「ティモシーとサラ」のシリーズは、同じポプラ社から出ている
大きめの本が最初あって、それなりの人気があったのだが、
新しくこちらを入れたらすっかり人気が移向してしまった。
「ダヤン」はこの絵に少し抵抗があったようだが、
高学年の女の子が借りているのを見て低学年もかり出した。
ルビがあまりふられていないので、我が家では読んで聞かせている。

1年生の時と2年生の最初で絵本をあらかた借りてしまい、
その次に読むものが、こういう手ごろなサイズで少しページ数もあるもの、
ということになるようだ。

もっとも、このシリーズ、主に女の子に人気がある。
男の子は「デルトラクエスト」ブーム
がまず起こり、その後「マジックツリーハウス」
に行き、今は「西遊記」(テレビの影響だと思うが)
になっている。

2年生は男の子と女の子ほぼ半々で総勢25人だが、
男の子は誰か一人借りて「面白い」ウワサが流れると、
ほぼ全員同じものを借りたがる、いわばブームが起こり面白い。

posted by Helenaヘレナ at 12:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チェスや将棋ができるのは小規模校ならではでしょう。うらやましい。うちのように900人規模でそれが許されてしまったら、すごいことになりそう・・・!西遊記はうちもテレビの影響で予約が入り始めました。「こうえんのシロ」というのは知りませんでした。今度本屋さんで見てみます。
Posted by nora-taka at 2006年02月01日 21:41
そうですね。子どもを見ていても、のどかだな、と思います。しかし、母としては、保育園、小学校と、転校生でも来ない限り、新しい友達は増えないという現状を「良い」、とばかりは言えないかなあ・・・。大きければ大きいなりに、小さければ小さいなりに、“学校”というのは、難しいですね。
Posted by Helenaヘレナ at 2006年02月02日 09:21
うーん、100人規模でも、ウチの学校よりはるかに大規模です。今年までは、6年生が10名いるので全校32名ですが、来年度入学する、私の子どもの学年は4名。全校25名になってしまいます。中学校まで、学校全体が家族のように育って、高校に入るといきなり都会に行くので、カルチャーショックが大きく、学校側も、親も、もちろん本人たちも覚悟が必要です。親元から離すのが15歳、ふっと気が重くなることもあります。
Posted by aya@ara at 2006年02月02日 19:42
そうですか。32名。
島と伺っていましたが、15歳で別々に暮らすのは
親の方も淋しいですよね。
ウチの娘がもし東京の大学にでも行くことになったら、がっくりきちゃうだろうなあ、なんて今から考えることがありますから。
でも、そういう覚悟があると、子どもはきっとそれにそなえてしっかりするし、大人になるのも早いのでしょうね。
Posted by Helenaヘレナ at 2006年02月03日 20:58
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