2006年02月17日

さやか先生と行こう“森絵都ワールド”

今日は娘をフレディさんに任せ、出勤した。
久しぶりに来ると、楽しくてしようがない。
多少図書室が荒れていようが、子どもが憎まれ口を叩こうが、
今日だけはルンルンである。

まず、図書室だより「飛行船」を印刷した。
今月号の目玉は、“さやか先生の私の読書体験記〜中学生編”だ。
6月号の、小学生編の時は、「ズッコケ三人組シリーズ」を紹介してくれた。
それが、図書集会「ナゾの三人組をさがせ!!」のきっかけにもなったのだ。

さやか先生は今年度新採用で事務の先生になった21才。
若くかわいい我が校のマドンナである。
(さやかちゃんが来る前はもちろん私がマドンナだった)
しかし、かわいいだけではなく、読書大好きということで、原稿を書いてもらったら、
これが、読解力、文章力ともに素晴らしかった。

今回は中学生編ということで、森絵都さんを紹介してくれた。

例えば
「中学生の頃ってとても憂鬱で、なんだか言葉にできないイライラがあって、冷めているように見えるんだけど、でも内には熱を持っていて、何かを信じたくて、
そういう気持ちは大人になるとだんだん忘れていってしまいがちなんだけど、森絵都さんは
全然忘れてなくて、しかも矛盾だらけの中学生の気持ちをまるごと認めてくれる」
という紹介文は私には書けない。
なぜなら中学生時代は私にとってはるか昔のことだからだ。さやか先生のようにはもう、リアルに共感できない。

そして「中学生に疲れた時は、ぜひ森絵都さんの本を読んでみてください」と、
中学生になる不安を抱えた6年生へのさりげない応援メッセージにもなっている。
「体に、心に、たくさんビタミン摂りましょう!私もいつまでも中学生の気持ちがわかる大人でありたいな、と思います」
うん、君ならなれるよ!

“さやか先生と読もう!森絵都ワールド”を展示した。

もりえとのせかい.jpg

しかし、そのさやか先生も知らなかったのが「にんきものの本」シリーズ
「これ読んでみて」と一冊渡すと
「すっごく、面白かったです」と感激し、月曜には返すから、ということで、
全部借りていったのだった。



posted by Helenaヘレナ at 18:07| Comment(7) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わ〜、森絵都だ〜!!ウチの中学校でも人気の本です。残念ながら、「にんきものの本」を入れてなくて、というか、nora-takaさんのblogで紹介されるまで知らなかったので、読んでおりません。あと、写真には写ってなかったウチの学校の人気1は、「ダイブ」です。この本をきっかけにして、不読気味だった女の子が本のおもしろさに目覚めてくれたことがありましたっけ。私自身も「カラフル」を図書館で読んで涙が止まらなくなり、困ったことがあります。Helenaさんの図書便り「飛行船」読みたいですね。
Posted by aya@ara at 2006年02月17日 18:24
さやか先生、いいですね。そのさやか先生の読書好きを上手く生かして原稿をお願いするヘレナさんもすごいと思います。
森絵都さんもいい。カラフルは前任校で入れたら、高学年女子によく読まれましたが「先生、この本ヤバイよ」という子がいておもしろかったです。「にんきもの」は絶対お薦めです。特に男の子編2冊は男女学年を問わず好まれます。短いお話なのに、借りたらなかなか返してくれません。
Posted by nora-taka at 2006年02月17日 21:08
さやか先生、読書好きなのですね。
なかなかいませんね、読書好きの若い人ってこのあたりには・・
私の息子の部屋にもそこかしこに単行本が転がっていて江國 香織ばっかりだったような気がするけれど・・・何を考えているのやら。
でも本を読む若い人は、ちゃんと自分の人生を考えることができるのだろうな、と思うこのごろ。
さやか先生にはそこで骨を埋めてほしくないなあ
・・とつくづく思います。
Posted by ミーシャ at 2006年02月19日 21:11
ayaさん、ありがとうございます。
「飛行船」読んでもらいたいです!
森絵都さんは、中学生というイメージがあったので、入れていなかったのですが、
高学年の女の子でファンタジーにもミステリーにもなじめなくて
という子に図書館から借りて薦めてみたところ、ピッタリ合ったので、学校でも買うことにしました。
「ダイブ」来年度入れようかな。
個人的には「宇宙のみなしご」が好きです。

nora-takaさん、そうなんです。
nora-takaさんのブログに「にんきものの本」オススメとあったので、今回買うことにしたのです。
いつも参考にさせていただいています!!
私はやっぱり女の子(?)なので、かなえちゃん編ときさらぎさん編がとっても良かった!です。
女の子って男の子の一言でこんなにかわいくなれるのよ!って言ってやりたいですね
(誰に??)。しかし、森絵都さんって多才だわ!

ミーシャさま、さやかちゃんは今インフルエンザで寝込んでおります。かわいそうに・・。
彼女はホント賢くてしっかりしてると思います。
これから色んな世界を見て欲しいし、挑戦していってほしいと思いますね。
でも、いい意味でまじめな人なので、その内疲れてしまうのではないか、と心配です。

Posted by Helenaヘレナ at 2006年02月20日 11:15
私も大好きな森絵都さんの世界ですが、「ダイブ」を小学校に入れるのなら、ご自身が全巻読んでからにした方が良いと思います。私も「ダイブ」は大好きなのですが、飛沫君の行動がちょっと過激なところもあって、うちのウブな息子は(高校生なのに)たじろいでいました。小学5年生では「カラフル」の母親の不倫にさえショックを受けた子もいるので、その辺をどうとらえるかという観点になると思います。私の担当校では、小学校3校では「カラフル」そのうち1校には「ぼくだけのこと」中学校では「ダイブ」「カラフル」「宇宙のみなしご」「アーモンド入りチョコレートのワルツ」「ゴールドフィッシュ」「リズム」「つきのふね」「あいうえおちゃん」がいれてあります。私はこの中で中学生には「カラフル」が一番おすすめ。ちょっと読むのが苦手な子でもこれは夢中になって読んでくれます。二番目が「ダイブ」でしょうか。うちの中学校は(読解力の)レベルが低いので、この本は本当に本好きの子でないと読んでくれません。
 「にんきものの本」はまだ読んでないので、近いうちに是非読みたいと思います。
Posted by 紫陽花 at 2006年02月20日 22:10
紫陽花さまのコメントを読んで、なるほどと思いました。私も小中兼務なので、中学生向き、小学生向きと、本を区別しているつもりですが、やはりうっかりしていました。「永遠の出口」「きのう、パラソルの下で」などはうちの中学校でも入れていないです。
 ヘレナ様、ごめんなさい。紫陽花様、ありがとうございました。
Posted by aya@ara at 2006年02月21日 06:47
紫陽花さん、ayaさん、アドバイスありがとうございます!!
新しい作家のものを買う時は、とりあえず図書館から借りてきて、様子を伺ってからという風にしていました。森絵都さんも、最初は読めるか不安だったのですが、去年の秋くらいからでしょうか、
6年生の女の子達が小学生を対象にした本では飽き足らなくなった様子だったので薦めました。「カラフル」に関して言うと、実は、一番最初に図書室で購入した森絵都ものなのです。
この本で6年生対象にブックトークもしました。
確かに不倫や援助交際などといった言葉は出てきますが、描写自体は出てこないし、森絵都さんの作品の中では内容が一番前向きで、男女を問わず読めるかな?と思ったのです。
今回買ったのは「リズム」「ゴールドフィッシュ」「宇宙のみなしご」「にんきものの本」。
「ぼくだけのこと」は以前買って、3年生に読み聞かせたことがありましたが、好評でした。
小学5、6年というのは微妙な年頃のようで、こちらがビックリするようなことを平然と言ったりする割りに、変に潔癖だったりしますね。
「ダイブ」はよく読んでから、購入するか決めたいと思います。
いつも的確なアドバイスありがたいです。
これからもよろしくお願いします!!
Posted by Helenaヘレナ at 2006年02月21日 09:18
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