2006年02月20日

牡丹雪と6年生に贈る本

はるの雪jpg.JPG

なんだかわかるだろうか?
そう、雪なのです。大きな牡丹雪。
でも、春の雪らしく、掌に触れるまもなく水滴になった。
恐ろしい勢いで降ってはいるが、積もることはないだろう・・・たぶん。

牡丹雪って美しい名前だ。
美しい言葉っていい。口にするだけで、身も心も美しくなった気がするから。

4年生の連句の授業じゃないけれど、
春の雪→卒業→6年生を送る会

毎年、3月に「6年生を送る会」という行事を全校でやっている。
職員の出し物もあって、今年は拡大投影機を使っての読み聞かせをやることになった。
「ヘレナ先生、選書をお願いします」と言われたけれど、
やはり、6年生のことを一番わかっていて思い入れがあるであろう担任の先生の意見を
重視したいと思った。
といってもすぐに出ないようなので、こちらでも候補を出して選んでもらうことに。

時間は10分。最初5分と言われたけれど、それじゃ読めるものが限られてしまう。
道徳的になりすぎては困るが、多少メッセージ性のあるもの。
以上を考え合わせ、図書主任の先生にも相談して選んだのがコレ。

6年生に贈る本jpg.JPG

レオ=レオニは主任の先生が選んだ。
「フレデリック」は私もおすすめ。
想像力の大切さが描かれている。

私がオススメしたのは「ルピナスさん」(バーバラ・クーニー作)。
昨年の卒業文集のメッセージにも引用した。
主人公のアリスがまだ幼い頃、おじいさんが「将来の夢」を聞く。
「いろいろな国を訪ねて、帰ったら海辺の街に住むわ」と答えるアリスに
おじいさんは「それもいいが、3番目にやってもらいたいことがあるんじゃ」と言う。
この3番目というところがいい。
1番目と2番目は、自分の夢をかなえるのに充ててほしい。
だから3番目でいいから、将来の計画の中に加えてほしい。
「世の中をうつくしくするためになにかする」ことを。
自分のためではなく、世の中のために。
この世の中の人がみんな、頭の片隅にでもそういう意識を持っていれば、
世の中はきっと変わるのだ。

上の画像は、6年生の担任の先生がいいと思った順番に右から並べた。
「ルピナスさん」「じごくのそうべえ」「にじいろのさかな」の三冊を候補に
他の先生方に聞いて多数決で決めることになった。

でも、今年の6年生に合うものということで、私が思い浮かべたのは
「盲導犬不合格物語」だった。絵本ではないので、無理だけれど。
多種多様な個性が詰まった今年度の6年生。
社会の圧力に負けず、その個性を伸ばし自分に合った道をみつけていって欲しい。
別に「合格」じゃなくていいから。
posted by Helenaヘレナ at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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