2006年03月23日

“いのち”の本

昨年度、ボランティア活動予算の中から、
資料代として一万円いただいた。
一万円といっても、大変ありがたい。
7,8冊は買える。

選書は任せると言われたので、
“いのち”の尊さが描かれている本を選んだ。

「チャーリー・ブラウンなぜなんだい?」岩崎書店
「さっちゃんのまほうのて」偕成社
「あなたがもし奴隷だったら・・・」あすなろ書房
「ありがとうシンシア」講談社
「トットちゃんとアフガニスタンの子どもたち」岩崎書店
「とにかくさけんでにげるんだ」岩崎書店
「ありがとうフォルカーせんせい」岩崎書店

我ながら、いい本を選んだと思ったのだが、
難しいのは、どう活用するかである。
いい本だが、黙っていても子ども達が手にとって読んでくれる本ではない。

そこで「命いのちの本」として、展示するとともに、
飛行船に載せた。
朝の職員会議で、活用してもらえるよう先生方にも呼びかけた。

いのちの本.jpg

そして今年度ボランティア活動予算の中からいただいた一万円で買ったのが、コレ。

いのちの本2弾.jpg

“命いのちの本第二弾”である。
今年度は、前場一也さんが来校してくださったので、
パラリンピック関連の本を少し買った。
中でも、全盲の中学校教師河合純一さんの本は、
学校に勤める者として興味深い。

子どもの安全を守る本も2冊。

「オチツケオチツケこうたオチツケーこうたはADHD」は、
ADHD(注意欠陥他動性障害)のこどもを描いた絵本。
昨年買った「ありがとうフォルカーせんせい」は、
LD(学習障害)の子どもだった。
ADHDやLDといった言葉がまだなかった頃、
こういった子ども達は、「扱いにくい子」「他の子と違う子」
「出来の悪い子」とひとくくりにされ、おざなりにされてきたに違いない。
そう思うと、言葉とほんの少しの知識だけでも、社会に浸透していくことが
意義のあることだと思える。
本文の
「さんすうのにがてな車  おんがくのにがてな車  みんないろんな車に
のってる ぼくがのってる ADHDごうは ブレーキがにがてな車」
を読んだ時、ああ、そうなんだ、と思った。
程度の差こそあれ、みんなそれぞれに得意なこともあれば、
苦手なこともある、クセのある車に乗っている。
そして、その車から降りることはできないのだ。
でも、
「ぼくがじょうずにのれば この車はけっこうすごいらしい」(本文引用)

「ありがとうフォルカーせんせい」で、
自分が他の人と違っていることに恐れるトリシャに、
こう答えてくれたおばあちゃんの言葉。
「みんなとちがうってことは いちばん すてきなことじゃないか」

この言葉を大勢の人が言ってくれるような、懐の深い社会になれば、
私達みんなもっと生きやすくなるに違いない。





posted by Helenaヘレナ at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。