2006年06月05日

グループで詩をつくろう!−4年生にアニマシオン

6月になったら「詩」をやりましょう。
4年生の担任の先生とそういう話をしていた。
今日がその第1回目。

「詩」といっても、ただ自分ひとりで詩を作るのでは面白くない。
4人グループで一つの詩を完成させる。
「詩」は本来自分だけの小世界。自分ひとりで完結する世界。
そこへ他人が割り込むことで、何かが変わる。
いや、別の言い方をすると、
他人と分かち合うことで、何が生まれるか?

四行の詩を四人で作る。一人一行担当するわけだ。
最初は、他の三人がどんな言葉を書き込んだか知らないで、
自分の担当の行を書く。
そうして偶然できた詩の面白さを味わう。

[.jpg

タイトルは「木」。
@〜Cの候補の言葉の中から一つ選んで、その番号の箇所に入れていく。
まずは、自分ひとりで、「木」の詩を作ってみる。
それから、4人グループで順番を決め、自分の担当の番号に言葉を
入れていく。この時、注意するのは、最初に自分ひとりで作った
詩に入っている言葉をそのまま入れる。変えてはいけない。

木グループ.jpg

グループの「木」の詩が出来たら、自分ひとりで作った詩を
順番に読み上げていき、グループで作った詩とどこが違うか、
また同じかを、グループ内で比べてみる。

雨の詩jpg.JPG

「六月」というタイトルの詩も同様にやってみた。

六月グループ.jpg

最後に谷川俊太郎さんの「くだもの」を一部追加してやってみた。

くだものグループ.jpg

これは、グループにこの紙を渡して、
「それぞれのくだものを食べる時の音を空いているマスに入れてください。
これは、担当を決めるのではなく、みんなで考えていいです。
ただし、候補の言葉はありません。自分達で言葉を考えて」

仕上がる前にチャイムが鳴り、タイムアップ。
これは、来週発表してもらうことにした。
来週はタイトルの決まった四つの詩を四人で作ってもらう。

この「詩」の授業は、今の5年生が4年生だった頃もやった。
それを知っている担任の先生が、
「去年の4年とちょっと反応が違うでしょ」と聞いてきた。
今年の4年生は11人。数も少ないが、全体の雰囲気として
「静」の印象が強い。担任の先生は彼らの反応を心配して言ったのだ。
「初めてのことをやる時、最初、ちょっととまどうみたいなんだけど。
慣れてくると、みんな活発になってくるから。
さっきも面白いって言ってたし」と先生。

もし、反応が今ひとつだとすれば、授業をすすめた私の技術不足にも
原因があると思う。ただ、今までやったことのないことに対する
とまどいは誰にでもあるし、4年生はみんな素直で飲み込みが早い。
来週は、もっと盛り上がるのではないだろうか。

担任の先生にそう言うと、嬉しそうに頷いていた。
4年生の良い点を、担任以外の私から認められて嬉しかったのだろう。
先生って、受け持ちの子どもが本当に可愛いのだ。

posted by Helenaヘレナ at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 アニマシオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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