2006年06月05日

誰かに似てる

今年の1年生は本当に大物ぞろいである。
先週、一人の男の子が私の腹をさすって一言。
先生、お腹に赤ちゃんいるの?
なんだかやたら、触ってくるなあ、と思っていたら。
要は私の腹が出てるってことですか?
今日もまた「いつ生まれるの?」。
これは、もう完全にからかわれている。

またいきなり手を握ってきて
「せんせい、ずっとそばにいてください」と
目をうるうるさせて言う男の子。
これって、殺し文句じゃない!
本気でずっとそばにいたくなってしまった。

「歩きにくいよ〜」と言ってフラフラしているから
「どうしたの?」と尋ねれば
「〇くんと内履きとりかえっこしたの」
「・・・・」

そんな人たちに一体何を読んでやろうか。
毎回読書の時間が楽しみである。

今日は「へんしんトンネル」(あきやまただし 金の星社)を選んだ。
この本、なかなかどうして楽しい。
へんしんトンネルをくぐると、なぜかみんな変身しちゃうのだ。
どんな風に変身するかというと、
「かっぱがくぐると、かっぱかっぱかっぱかっぱ・・・」
と言っているうちに、あら不思議「ぱっかぱっかぱっか」と馬に変身。
同じ町内の司書に教えてもらって、早速注文し、
先週末届いたばかりのほやほや。
大うけだろう、と思ったのだが、表紙を見た途端
「知ってる。保育園で読んでもらった」「保育園から借りてきたの?先生」
そうか、小学生というより保育園向きなのだろうか。
それでも、みんなで「かっぱかっぱ」と声に出すと、やっぱり盛り上がる。
だって気がつくと魔法のように変身しちゃうんだもの。

一冊目はネタバレだったので、急遽2冊目を読んだ。
にゃーご」(宮西達也 すずき出版)

読む前に、
「この本の中に、みなさんにソックリな人たちが出てきます。
さあ、誰かな?それを考えながら聞いてください」

この一言は効果あった。
ページを開くと、ねずみの先生が子ねずみたちにネコの恐ろしさを
教えている。
「でも・・・あれえ・・・せんせいのはなしをちっともきかずに
おしゃべりしている こねずみが さんびきいますよ」(本文引用)

いきなり、男の子が叫んだ。
「〇くんと、△くんと、ぼく!」
最後に「ぼく!」と言ったところが、すばらしい。
よくわかってるねえ。
posted by Helenaヘレナ at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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