2006年06月21日

意外な結果??

新しい本を配架して、そろそろ一週間になろうとしている。
貸し出し状況は、どうかな??
と「新しい本」コーナーをのぞいてみたら、
意外な結果になっていた。

てんじあたらしい本.jpg

まず、新シリーズの1巻目を展示したコーナーでは、
「スポーツなんでも事典」を除いたすべてが貸し出されていた。
「スポーツなんでも事典」は「サッカー」を置いた。
ワールドカップも開催されており、実にタイムリー!と
思ったのだけど・・・。
もちろん、ずっと売れ残ってるわけではなく、
一度貸し出されたのだが、借りたのが低学年だったためか、
すぐに戻ってきてしまった。
我が校では、サッカーと野球をやっている子の割合は半々くらい。
ミニバスをやっている子も最近増えてきているので、
他校よりは、サッカー人口は多くないのかもしれない。
しかし休み時間になると、校庭では必ずといっていいほど子ども達が
ボールをけっている。
たぶん図書室に来る時間がないのだろう。
今度廊下ですれちがったら教えてあげなきゃ。

当初の予想ほど、借りられていないのが、
「西遊記」と「ドラゴン・スレイヤー・アカデミー」。
「西遊記」は低学年向けの「こども版西遊記」(あすなろ書房)が
あって、ドラマをやっていた時は、相当の人気があった。
今回購入したのは、高学年向け。斉藤洋さんの文章で読みやすそうだし、
広瀬弦さんの挿絵もステキ。
1巻目は貸し出されているので、その内火がつくかもしれない。


私の大のオススメ「水木しげる 鬼太郎大百科」シリーズ(小学館)
は、最初の内怖いものでも見るように避けて通られていたが、
鬼太郎フリークの5年の女の子が借りると、
6年生の男の子が後に続き、4年生の女の子達も興味を示し始めた。
今、書架には一冊も残っていない。ファンの一人としては、嬉しい限り。
湿った土の匂いが漂ってくるような不気味さ、
下品すれすれの俗っぽさの一方、
神聖な幽玄さも併せ持った水木しげるさんの妖怪世界。
ページを開くと、妖怪の内臓まで細かく描写されていて、かなりえぐい。
フリークの5年の女の子は「この辺に昔、あずき洗いが出たんだって」
と嬉しそうに話してくれた。


松谷みよこさん作の「オバケちゃんの本」シリーズ(講談社)も、
最初手に取られなかった。
この手の正統な、というかオーソドックスな雰囲気漂う本は、微妙で、
貸し出されないまま、書架に埋もれてしまいかねない。
しかし、読めば面白いし、環境問題もさりげなく盛り込まれていて、
読まれずにいるのはもったいない。
何らかのアプローチが必要と思い、昨日3年生の読書の授業で紹介した。
「みじかいおはなし」「ちょっとながいおはなし」「ながいおはなし」
と、それぞれ3種類の本があることを話し、
オバケちゃんの冒頭の部分を少し読んで、
オバケちゃんとその家族について触れた。
それからシリーズの中でも私が面白かったと思った一冊
「学校おばけのおひっこし」を紹介した。
いかにもかわいいオバケちゃんなのだが、
怪談レストランの編者である松谷みよこさんの作だけに、
後半はちょっとぞくっとして、最後の最後でしんみりする。
紹介したのが良かったのか、10冊残らず、3年生が借りていった。
いやあ、これだけ素直に反応してくれると、先生うれしいな!

「こそあどの森の物語」シリーズ(理論社)の
「@ふしぎな木の実の料理法」を読んだが、
他にはない独特な物語世界が魅力的だ。
7月のブックトークで4年生あたりに紹介しようかな。



posted by Helenaヘレナ at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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