2006年06月23日

ほにゃららな一日とスイカズラ

“ほにゃららな一日”とは、名づけようのない日のことである。
別に、タイトルをつけられるような、ドラマチックな毎日を
送っているわけではないけれど、それでも、大概の日は、
「核」となるような出来事があり、
それにつられて、一日なんとか回っている。

気持ちも仕事も中途半端。
この仕事はそろそろ取り掛かる時期なのだが、
まだ資料が届かない、とか、先生との打ち合わせができていない、とかで
本格的に手がつけられない。
小刻みに、様々な仕事の細々とした部分を、つくろいものでも
するようにやる。たいしたことをやってない割りに時間は過ぎる過ぎる。

午前中、本の発注書をファックスし、来週出す図書室だより
の細部をチェック。
近所の図書館へ、団体貸し出しを受けた本を返しに行く。

7月に入ったら、3年生〜6年生まで、夏休みに読む本の
(というより、夏休みの宿題である読書感想文を書くための)
ブックトークをするので、そのための本も物色しなければならない。

図書館へ行くと、司書の友達が出迎えてくれた。
「〇〇さんも来てるよ」と言うので見ると、
共通の友人が、小さな男の子をつれてきていた。
3人とも、我が校の3年生の保護者。

司書の友達に「今度、隣の小学校の4年〜6年に読み聞かせを
するんだけど、何かいい本ある?」と尋ねられた。
「ああ、それなら・・」と言いかけたら
「朝読だから、10分で読める本」と言われた。
う〜ん、高学年に10分の読み聞かせか・・・。
「ねっ、10分だと難しいんだよね、選書が」
ああ、アレがある、と思ったけど書名が思い浮かばない。
図書室に帰ればわかるんだけど。

次回の「今月の名作を読もう」で紹介しようと思っている
「ハックルベリィ・フィンの冒険」。
講談社の「痛快世界の冒険シリーズ」の中のものを借りてみることにした。
個人的には福音館の方が好きだが、「トム・ソーヤの冒険」の
時、表紙が地味だったせいか、分厚すぎたせいか誰も手に取らなかったのだ。読んでみて、こちらもまあまあのようなら、購入しよう。

3年生のブックトークによさそうなねこが見た話」(たかどのほうこ さく 福音館書店)と、
「スターハイツ0号室」(竹下文子作 フレーベル館)を借りる。
この2冊は、良さそうなので、結局学校に帰ってすぐに発注した。
斉藤洋さんの「七つの季節に」(講談社)も借りた。
これは、司書の友達もオススメの一冊。

書架を回っていたら、アンナ・ヘグルンド作の
「ふたり」シリーズ「ミーナの家出」があったので借りた。
以前「ミーナ中国へ行く」を読んではまってしまった。
でも、このミーナとコーゲ、くまということになってるけど、
長年連れ添った人間の夫婦みたいだなあ。

さっき、思い出せなかった読み聞かせの本をふいに思い出したので、
忘れないうちに友達に伝えた。
ウエズレーの国」だ。
「夏休み前だし、ぴったりかも」と友達も頷いていた。
他に「オオカミと石のスープ」やシルヴァスタインの「おおきな木」も
いいかも。

午後になっても、空気のぬけかけたボールのような感じは
変わらなかったけど、ひとついいことがあった。

すいかずら.jpg

教務主任のN先生が持ってきてくれた「スイカズラ」。
学校のフェンスに絡まっているのを摘んで、花瓶に挿し、
図書室までもってきてくださった。
「これ、私の好きな花。外国ではハニーサックルって言うんだって。
すごくいい香りだから、どうぞ」
顔を近づけると、ジャスミンにも似た芳香が漂った。
「フェンスの植物」(山と渓谷社)に載っていた写真を見て、
ああ、この花なら道にたくさんあるなあ、と気づいた。
「ヨーロッパやアメリカでは、ジャパニーズ・ハニーサックルの名で
庭に植えられる」(本文引用)と書いてある。
花は最初白く、その内黄色に変わることから、金銀花とも呼ばれるらしい。
香りがある花は大好き。
蔦も好きだ。クネクネグルグルした趣がなんともいえない。

ありがとう。N先生。
すいかずらのおかげで、今夜は香しい素敵な夢を見られそう・・・。






posted by Helenaヘレナ at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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