2006年09月20日

わたしの影

影 はじめまして!私ヘレナの影です。
昨日、友人が携帯で撮った自分の影の写真を見せてくれた。
黄昏の光と彼女の影がなんともいい感じだった。雲を撮るのもいいけど、影も面白そう、と思い、早速図書室で撮ってみた。
真昼なので足は短足で、事実とかなり違うのでカットしました。

ぼくの影 それで思い出して、書架から引っ張り出してきたのがこの本。
「たくさんのふしぎ」2003年3月号「ぼくの影をさがして」。
文章を書いているのが、写真評論家の飯沢耕太郎さん。以前こ講演会を聞く機会があって、それ以来すっかり飯沢さんのファンになってしまった私。
でも、まさか小学校の図書室でその名前を見ることになるとは思わなかった。中を読んでやっぱり、目のつけどころが違うなあ、とうなった次第。

でも、子どもの頃って、今より影の存在に敏感だったような気がする。
夕方、自分の影がやたら足長になったり、ずんぐりむっくりに
なったり、と変身するのを見て楽しんだ記憶がある。
この学校でも、以前女の子達が、校庭で影遊びをしていた。
3人で肩を組んだり、おんぶしたりしながら、そこに出現する影の形
を楽しんでいた。
影って、自分のものなのに、勝手に姿を変えるし、思い通りにならない。
突然消えたかと思うと、どこからともなく現われる。
不思議な存在。

そんな理由からか、お話にもよく登場する。

影の本

「かげまる」(毎日新聞社)は、かげの中に住んでいる妖精のような
存在。小さい時は主人のけんたくんも一緒に遊んでくれたのに、
大きくなるにつれて、かげまるの存在を忘れがちになってしまって・・。

「セブンスタワー」(小学館)は、人気のあるファンタジーだが、
ここにも主人を守る存在としての影が出てくる。

私が影の話で覚えているのは「モモちゃんとプー」(松谷みよ子)の
「かげをなめられたモモちゃん」だ。
子どもの頃読んだのだが、ウシオニに影をなめられたモモちゃんが気を失ってしまうところで、影を失うと死んでしまうんだ、と恐ろしくなった覚えがある。そして取り戻したモモちゃんの影を、パパがぺろっとなめてくっつけたのを読んで、なるほど、そうやってくっつければいいんだ、よく覚えておこう、と感心したものだ。

そういえば、「あの人は影が薄い」とか言うものなあ。

しかし、忙しくなると影の存在を忘れる、ということから、
影と遊ぶというのは、ある種さびしいことなのかなあ、とふと思い、
影の写真収集に迷っている私でした。

posted by Helenaヘレナ at 12:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日、まさに私も「かげ」の本捜しをしていたところです。「3年生がかげの勉強をするので、関連する本をしばらく教室に置いてあげたい。」とのリクエストを受けて、必死で探しました。理科の内容に即した本は2冊のみだったので、『なぜなぜ大事典』と『かげまる』も加えてついでに「かげふみ鬼」の載ってる『伝承遊び』までひっぱりだしてようやく5冊。セブンスタワーは気がつかなかったけど、3年生にはちょっと難しいということにしておきましょう。
 そういえばゲド戦記も『影との戦い』でしたね。でも、この影はちょっと違うかげですね。
Posted by 紫陽花 at 2006年09月20日 21:50
紫陽花さん、すごいタイミング!ですね。
かげの勉強なんて面白そうです。
どんなことをやるのかな。一緒に受けたい。
でも、資料を探すのは大変だったでしょう。
ご苦労様です。
「かげふみ鬼」なつかしい。
最近やってる子いませんね。
もう一度、遊んでみたいな、と思います。
Posted by Helenaヘレナ at 2006年09月21日 09:56
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