2006年11月01日

飛行船アンケートのお願い

〓〓??[〓.jpg 一週間ほど前「飛行船(図書室だより)アンケートのお願い」というものを出した。ちょっと思うところがあって、保護者向けに「今まで読んだ中で心に残っている本、子どもに薦めたい本を一冊挙げてください」とお願いをしたのだ。まあ、ぜんぶ戻ってくるとは思わなかったけど、それでも半数くらいは・・・と期待していた。

結果は76枚出して、戻ってきたのは24枚。この数字が一般的にいって多いのか少ないのかはともかく、ちょっとショックだった。図書室だよりのアンケートなんて、所詮その程度のもの、とわかっていても、いつも保護者同士おつきあいをしている仲ではあるし、もう少し協力してくれてもいいんじゃない?と拗ねてしまいそうになる。
折りしも今日は校内持久走大会。気持ちを溜めておかないのが私のいいところなので、早速学校に来た親しい保護者に詰め寄ったところ・・・。
「えっ、アンケート何それ?」
どうやら、子どもが出してなかったようなんですねえ。
ナルホド。そういう理由もけっこうあるかなあ、
なんてほっとしてはいけないんだけど、ほっとしたりして・・・。

しかし、返ってきた24通のアンケートに目を通すと、
その心のこもったメッセージに、ショックは一転感激に変わった。

「赤毛のアン」とか「十五少年漂流記」といった名作が大半を占める
かな、と思っていたが、どちらかというと「ハッピバースデー」や「デルトラクエスト」「ハリーポッター」といった最近の本が多かった。
私が知らない本もたくさんあって、みんな読書家だなあ、と感心したり。
「思い出やメッセージがあったら書いてください」という欄には、
丁寧に心のこもったメッセージが書かれていた。
無記名なので誰かはわからないけれど、好きな本のことを書くと、
人は日々の思いや人柄が自然に出てしまうのなのだなあ、と思った。
どのメッセージを読んでも、あっ、この本読んでみたい!と思う。

特にひきつけられたのは、M・B・ゴフスタインの「ブルッキーのひつじ」。
この方の紹介文がすごく素敵で、そのの文章を読んでいるだけでうっとり!してしまった。
絵本の最初に「To my husuband」と書かれた一冊。
読めば、その愛情の深さと絆が、ないものねだりのように、
羨ましくなるに違いない。
早速図書館で探してみよう。

24人のみなさん、ご協力感謝します!!






posted by Helenaヘレナ at 17:17| Comment(5) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。ハロウィン、楽しそうでしたね。私も少しだけかぼちゃの飾り付けをしました。我が校は英語学習の延長でハロウィンパーティーをしていました。教師も子どもも仮装して!ヘレナさんのように私もすればよかったな、なんて思っています。

さて、ちょっと相談させてください。我が校は来年度、児童数の増加にともない分離をします。そのために今、新設校用の本の選書を頼まれて行っています。しかし、考えれば考えるほどわからなくなってきてしまいヘレナさんのお知恵を拝借したくメールしました。

名作、古典と言われる本を入れるべきなのか、どうか迷っているのです。今いる子の3割が分離校にいく予定なので、どんな読書傾向なのか、よくわかっているつもりです。どうせ買うなら子どもがすきな本を入れてあげたいと思ったのですが、「ナルニア」や「赤毛のアン」がない図書室って、使えないダメな図書室なだと思われるでしょうか。恥ずかしい話、私の呼びかけが悪いのかナルニアなど、古典、名作という本は人気がありません。読書力のある子は、最近の本を好んで読んでいます。長く読み継がれてきた本といわれる本ほど、読まれていません。ですから、これらの読まないだろう思う本を購入するほど気が引けることはありません。でも、いわゆる「良書」と言われている本を初めにきちんと揃えておくべきだという意見も司書仲間からもらいました。子ども寄りのレベルの低い本ばかり揃えてはいけないと。さらに不安なのが、私が分離校に行くかどうかもわからないので、分離校に赴任された方が私の選書を見てどう思うのか。

調べ学習に関しても、どんな方面を調べるのかわからないのでこれまた悩んでしまいます。私の選んだものが基礎になるのかーと思うと、ものすごい重圧を感じています。ヘレナさんでしたら、どんな基準で選書されますか?お忙しいところ本当に申し訳ありませんが、何かアドバイスもらえませんか?
Posted by 小春ねこ at 2006年11月01日 22:03
小春ねこさま、
新設校の選書大変ですね。ご苦労様です。
自分が行くのなら、その後フォローできるから
いいけれど、他の方が行くかもしれない図書室の選書は難しいと思います。
でも、小春ねこさんが一番子ども達の読書傾向を理解されているのだから、自信をもって子ども達が読みたい本を選んであげるのが最良の方法だと思います。
もし「良書」が気になるようなら、比較的読みやすいものを少し加えたらいかがでしょうか?
ウチの学校の子達も古典名作は殆ど読みませんが、それでも「赤毛のアン」や「秘密の花園」は手にとりやすいようです。赤毛のアンは講談社の掛川さん訳の「完訳赤毛のアンシリーズ」が読みやすい気がします。ウチでは、シリーズぜんぶではなく1巻目の「赤毛のアン」のみを買いました。「秘密の花園」は、西村書店のものが挿絵が美しくて好きです。あと、講談社の「痛快世界の冒険文学」は良い、と同業の方に教えてもらいました。

参考図書の方は調べ学習の内容がわからないので、とりあえず百科事典(ポプラディアとか)や図鑑を豊富にそろえておけば良いのでは?
以前、町で補正予算が出て、短期間で一気に何か買わなくてはならない時、今まで変えなかった図鑑類を買いまくった覚えがあります。
あまり参考にならないですね・・・。

予算もたくさんあれば迷わなくて済みますが、
そうじゃないから大変なんですよね。
選書は本当に難しい仕事だと思います。
小春ねこさん、がんばって!ファイト!!
Posted by Helenaヘレナ at 2006年11月02日 17:17
Helenaさま、小春ねこさま、横合いから失礼します。
 調べ学習の本は、教科書の単元を確認されてはいかがでしょうか。先日、司書研で現役の校長先生の講話を聞いたのですが、教科書の単元に合わせてほしいと言うことをおっしゃっていました。まず、百科事典は必要だと思います。それから、単元に合わせて、「手話」の本とか、「点字」の本とかを選定すると後々、便利かなと思います。
Posted by hima at 2006年11月02日 20:26
はい、himaさん、おっしゃるとおりです。単元に合わせて選書しています。昔のくらし、環境、昆虫、動植物、家庭科、方言、はたらく車、歴史、地理などなど、あげたらきりがりません。でもどんな調べがきてもすぐに対応できるように用意しておかないといけないと、司書仲間から言われました。たとえ使わないとわかっていても、基本の本は揃えておかないとけないと。私は「使わないとわかっていても」買わなきゃいけないのがつらいですうぅぅ。小春ねこは考えすぎだとも言われました。これからはじまる図書室に自分のカラーは必要ないと。そうなのかもしれないと思い、躊躇せずどんどん買っていくことにします。

ヘレナさんのブログを私の事で汚してごめんなさい。夏休み中もヘレナさんが落ち込んでいた時も見ていました。私なんかが返事をしてもな〜なんていう思いで読んでいました。自分が困った時だけ返事を出すなんて失礼なやつですね、本当にもうしわけありません。シリーズで揃えないで1冊だけ購入する手もありますよね。広く浅く、いろんな方の意見が欲しかったのです。お二方、ありがとうございました。
Posted by 小春ねこ at 2006年11月02日 22:44
himaさま、小春ねこさま、
色々勉強になりました。
ありがとうございます!!

小春ねこさん、「汚して」なんて全然そんなこと
ありませんよ。同業の方のやっている仕事を教えてもらうと参考になります。
これからもよろしくお願いします!!
Posted by Helenaヘレナ at 2006年11月06日 16:06
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