2006年12月20日

久しぶりにへこんだ日

常日頃から、

「図書室の先生は天使のように優しくなければならない」

という持論を、念頭に置いている。
しかし、実行するのは、かくも困難だ。今日も・・・・

今日は、冬休みに読む本の学年貸し出し日。
各学年、担任の先生も一緒に図書室に来て、

@始業の挨拶
A司書である私から借り方の説明
Bそして担任の先生からの読書指導。

という風に、どの学年も大体スムーズに運んでいたのだが、
3年生でつまづいてしまった。

担任の先生からは、ロングの休み時間に来ると連絡をいただいていた。
別に授業中でなくても、先生がそうしたいというなら異論はない。

休み時間を知らせるチャイムが鳴った途端・・・・

「うおお・・・」というものすごい声とともに、
3年生が図書室にやってきた。
「失礼しまーす。本かりにきました」と言うが早いか、
いっせいに自分の代本板をつかむと、書棚に駆け寄っていった。
我先にと、本をとろうとする27名。
その途端、私の中で「天使のような図書室の先生」という理想は
ガラガラと崩れ去った。
「待ちなさい!全員まず席に着く!」と叫ぶと、
「先生、今は休み時間ですよ」と不服そうに言い返す男の子。
そうだよね、という言葉を飲み込んで
「休み時間でもいいから席に着いてください!」
その後3年生に在籍している娘を振り返り、
「〇〇(よびすて)、先生呼んできて!!」
娘は家での怒った母の姿がよみがえったのか、
「はい!」と顔をひきつらせて先生を呼びにいった。

図書室に笑顔で入ってきた先生に向かってかなり強い口調で
「他の学年は、担任の先生の指導が入りましたけど、よろしいんですか?」
と聞くと、指導は教室でしてきた、という。

その後、早口で、返す日や前もって予約をした人へのお知らせをして、
最後に図書室では静かに行動してください、と注意した。

授業中であれば、子ども達だけで来ても、こんなには騒がなかっただろう。
早く本を借りて、休み時間にしたい、という気持ちはわかるのだけど・・。

天使になりきれなかった私。
我を忘れ感情的になった後は、必ず気まずい思いにとらわれる。
別にあそこまで怒ることなかったじゃん、
娘を使うなんて公私混同じゃないの、先生にもあんな言い方して、・・・。

その後、子ども達にはもちろん先生にも愛想笑いを振りまき、
なんとか挽回しようとしている自分のせこさにまた腹が立つ。
別に間違ったこと言ってないんだから、堂々としてればいいじゃん、
という別の声も聞こえてくる・・・。



こんな気分の時は、内職をして、紛らわすに限る。
雪の結晶作りました。

結晶 雪 けっしょう

雪の結晶はこのサイトに型紙が載っています。


posted by Helenaヘレナ at 11:38| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わかります!!
私も笑顔、笑顔を心がけているのですが、忙しさにどこかへ吹っ飛んでしまうことも。。
子供はきょとんとしていますが、言いすぎたなぁ、とやっぱりへこみます。
余談ですが、今日は、「ダヤンの原画展」に行ってきました〜。雪の結晶もですけど、自分も癒されないとダメですね。ヘレナさんの日記にも癒されてます(^−^)
Posted by 南国の図書室 at 2006年12月20日 22:34
南国の図書室さま、
こんにちわ!!ありがとうございます!!!
考えてみれば、私よく怒っているなあ、と(笑)。
もっと気持ちに余裕を持って、子どもとしっかり向かい合わないとダメですね。
本当は子どもに向かい合うのが、一番の仕事のはずなんだけど、他の作業に気をとられていると・・。

ダヤンの原画展いいですね。
私も以前、行ったことがあって、作者のご自宅の近くの美術館だったのですが、エンピツのスケッチなんかもあって、感激でした。
こんなに絵が上手いといいだろうな、なんて。

私のつたない日記で癒されているなんて、
あたたかいお言葉、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!!
Posted by Helenaヘレナ at 2006年12月21日 08:42
いせ ひでこ絵 理論社刊「ルリユールおじさん」を 読まれましたか?

本作り職人の工程をとりあげた絵本です。
製本という意味のことばと、製本職人という
フランス語がつづりは 異なるが 日本語で
聞くとルリユールと聞こえるので。

実際に長野で このお仕事をしておられる女性のブログも検索するとありました。 
Posted by 佐藤 美智代 at 2006年12月21日 21:56
佐藤美智代さま、
「ルリユールおじさん」はリンクしている方のブログで見て、発注したところです。
偶然にも、その前にテレビでルリユールの仕事に就いている人の特集があり、興味を持ちました。
東京では、教室もあるということで、いいなあ、
やってみたいなあ、と言っていたのですが、
それを聞いていた主人が「えっ?本気で言ってるの?」。
そう、私、ものすご〜い不器用で細かい手作業は一切×なのです。
でも、部屋でこつこつ一人で集中できる仕事っていいなあ。合わないとわかっていても・・・。
Posted by Helenaヘレナ at 2006年12月22日 09:58
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