2007年01月16日

久しぶりのブックトーク

4年生の先生が一日いないことが朝判明し、
4校時に読書の時間が入っていることが、教務主任の先生から告げられた。
あいにく4校時は他学年の利用時間になっていたので、
教務の先生に頼んで3校時に変更してもらった。
以前だったら、せっせと怒りを溜め込むところだが、
今年の私は人間ができている。
大体こんなことでいちいちアタマに来ていたら、
学校勤務は勤まらないのだ。

担任の先生は自主読書を考えていたようだが、
せっかくの機会なので、その前にちょっぴり本の紹介をすることにした。
といっても、いきなり新しいものが出てくるわけがないので、
今までやったストックの中からよせ集めてきた。


@「大きな森の小さな家」「大草原の小さな家」
このブログでも何度も触れたので、しつこいと思われるかもしれないが、
今の4年生には紹介したことがなかった。
私が子どもの頃夢中になった本であること、スーパーもコンビニもなく、食べ物はすべて手作りで、それゆえにとてもおいしそうなのだということ。
この2点以外に、このお話が「アメリカの開拓の歴史」であり、
今のアメリカ人の殆どがヨーロッパからの移住者で、彼らによって追いやられたのが、「大草原の小さな家」にも出てくるネイティブアメリカン(インディアン)である、ことにも触れた。
おいしそうな食べ物が出てくるということから「大きな森のお料理の本」も
一緒に紹介した。

A「シャーロットのおくりもの」
映画が上映されていることもあってネタばれかなあ、と思ったが、
12人中観に行った子は2人。2人にはだまっていてもらうことにして、
表紙を見せながら「シャーロットとはこの中の誰のことでしょう?」
クイズから始めた。
私としては、この本でクモという生きもの美しさや優れた生態を知って欲しいと思う。

B「盲導犬クィールの一生」
これは4年前、当時の4年生に「助け合う人と動物」というテーマでブックトークをしたことがあった。今月の末に福祉講話として盲導犬を連れた目の不自由な方が見えるということもあってとりあげた。
盲導犬が、どんな一生をたどるのか。
ボランティアや、訓練士といった様々な人の協力で、
盲導犬は存在しているのだと、わかってもらえたらいいと思う。

C「ふしぎの時間割」
短いお話が入っている本として紹介。
4年生もファンタジーが大好き。「デルトラクエスト」や「ナビ・ルナ」
などを読んでいる子が殆どだ。
この本はファンタジーの入門書として読むこともできると思う。
学校って一日いると、不思議な事が起こるものなのだ。
今朝のように・・・なんちゃって。

D「だいきらいがいっぱい」
これも短いお話が入っている。
「だいすきがいっぱい」なら、いかにも前向きで児童書らしいが、
「だいきらい」なところが面白いと思った。
でも考えてみれば、人間「好き」と同じくらい、いやそれ以上に「きらい」が気になるものなのだ。そんな複雑な心境があらわれている短編が詰まっている。

4年生には昨年の夏以来のブックトークだった。
反応を見ているとだるそうで、つまらなそうな表情。
失敗だったかな、と思ったが、紹介した本は「大きな森ー」以外すべて
借りてくれた。
「そういえば、反応が表に出にくいクラスだったんだわ」と思い出した。
にこにこしなくても、どっとうけなくても、ちゃんと耳を傾けてくれてたんだね。



posted by Helenaヘレナ at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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