2007年05月30日

ようこそ―赤毛のアンの世界へ

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昨日、全児童対象の特別読書活動
「ようこそ―赤毛のアンの世界へ」が行われた。

事の発端は、今年度新らしく来た教頭先生。
昨年一年、県立文学館へ出向されていたのだが、
その時にイベントを組んだ「赤毛のアン」の資料が残っているので、
子ども達に何か一言紹介してから配りたい、
という旨の相談を受けた。

ただ配るのもつまらないので、何かやりましょう!と持ちかけた。
その時使ったパネルがある、というので、
会場にそれを展示して、教頭先生に赤毛のアンの世界を
紹介してもらうことにした。
また、文学館でやってもらった人形劇ボランティアの方に声をかけ、学校で演じてもらうことにした。

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あかげのあんてんじ.jpg


低学年の部(1〜3年)と高学年の部(4〜6年)に分けて、
それぞれ1時間ずつ開催。

教頭先生がところどころ物語を読み聞かせながら、
アンの魅力を紹介。
その後、アンとダイアナの友情に焦点を当てた、ミニミニ人形劇を
してもらい、時間があったので、子ども達に人形劇体験もさせてもらった。

教頭先生の話は、長い物語の中からアンの魅力を
実に要領よく引き出して、面白く、子ども達は熱心に
耳を傾けていた。
特に感心したのは、話し方や声が穏やかで、
聞き手が安心して物語の世界へ入っていけることだ。
さすが、先生は話が上手いなあ。
私はまだまだだ。あやかりたい、と真剣に思った。

人形劇も面白かった。
ボランティアで来てくださっている方は、
以前北海道にあったアンのテーマパークで働いていたことも
ある、熱烈なアンファン。
プリンス・エドワード島にも何度も足を運ばれているらしいが、
面白いと思ったのは、アンと同じようにいろんなものに
自分なりの名前をつけるクセがある、ということ。
「この世でもっとも美しい風景が見渡せる納屋」などは勿論、
煮干のことも別名で呼んでいらっしゃるというお話には、
ビックリした。

私の担当は、主に会場の飾りつけ。
あと「はじめのことば」「終わりのことば」。
「はじめのことば」では、「赤毛のアン」は私が生まれる前から
あったが、全然古臭くなく大勢の人たちに読まれてきた
魅力の詰まった本であること。
「終わりのことば」では、人形劇の時に出た言葉をお借りして
「友達が声をかけてくれるのを待つのではなく、
かけてもらいたいその言葉を、逆に友達にかけてあげよう」
というようなことを話した。
しかし、緊張して教頭先生のように上手く喋れなかった。
娘曰く「いつもと全然違ってたね!」

教頭先生は、秋には「宮沢賢治」もやりたい、とおっしゃっていて、
図書室としては強力助っ人現る!で、非常に心強い。

会が終わった後、関連本を図書室へ移し、
早速廊下掲示にもとりかかった。

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posted by Helenaヘレナ at 10:10| Comment(6) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ステキな教頭先生がいらっしゃるのですね。どこの方でしょう?赤毛のアン好きな私としては、子供達のほとんどが読まない本になっていることが残念でした。こんな風によく知った人が語ってくれるといいですねえ。私も拝聴しにでかけたかったと思うほどです。わたしは名前つけたりはしないけれど、美味しいもの作ったりチクチク布を縫ったり手作りということではアン路線です。我が家に来て『わあ〜まるで赤毛のアンのような暮らしですね』と唯一言った息子の友人、たった一人でしたが、その一言でその子の感性は私と同じ!って思いました。何人か若い子が来ていますが、後にも先にもたった一人でした。他の若者は赤毛のアンなど読んでいないのでしょう。次は賢治?
いいですねえ!!そこに以前いらした教頭先生も本には熱心だったはずですが、きっと違うタイプなのでしょう。図書室や司書に理解があって、ヘレナさんの活躍を理解してくださることを祈っています。
Posted by ミーシャ at 2007年05月30日 19:36
ミーシャさま。
そうですね。私がここへ来た6年前は、「赤毛のアン」を愛読書にしている子はけっこういたんです。でも、今はこうして紹介しなければ、なかなか手にとってもらえませんね。
教頭先生はご近所にお住まいの地元の方で、確かに以前いらした教頭先生とは、ちょっとタイプは違うかな(笑)。
人形劇をしてくれた方は、もともと東京の方らしく、以前横浜のそごうで、やはり「赤毛のアン」フェアをした時に協力されたらしいです。
ミーシャさんの暮らしは、確かにアンの世界ですね。アンというより、マリラの無駄な贅沢をしない、身近な自然を慈しみながら、丁寧に暮らす、という姿勢が似ていると思います。

Posted by Helenaヘレナ at 2007年05月31日 09:24
まあ、嬉しいわ!その通りかも。
ついでにアンのような女の子が欲しいです。いいわねえヘレナさんにはアン以上のお嬢さんがいらっしゃるのですもの。今日、小淵沢出身でオランダの本を出された戸田さんが我が家にいらっしゃるんですよ。オランダのお話とか学校でしてもらえたらいいのにね!私がまだいれば、絶対企画しちゃっただろうな・・(笑)
Posted by ミーシャ at 2007年05月31日 10:25
うちのアンさんは、最近ゲームに夢中でございます。
ミーシャには、まだいてほしかったけれど(特に最近)、いなくて幸いだったかも(笑)。
労働意欲を削がれることばかりあるので困ります。学校内は平和なんだけどねえ・・・。
外がねえ・・・。
同業者として情けなくなりますわ!
まあ、また愚痴を聞いてください!!
Posted by Helenaヘレナ at 2007年06月01日 16:48
こんにちは。
私の場合『赤毛のアン』は 結婚して子供が生まれて間もない頃 夕方のアニメ再放送で 近所の奥さんと共にトリコになってしまいました。
アンのセリフ一つ一つを本で確認してみたり マリラの「ケーキを焼いているあいだに 後片付けをしておく」みたいな家事指導をフムフムと納得したり…

アンを知ってから「きっと皆は少女時代にフツーに読んで 当然の如く踏まえて大人の女性に成長するのかしらん?」な〜んて勝手な劣等感を持っていました。
カントリーブームも手伝って もっと読まれていると思ったのに あまり借りられていないと言う事実Σ(゚□゚;
6年生の国語でも 出てくるみたいなので 私も紹介したいなと思ってはいるのですが。。。
それまでいればの話ですが(^_^;)
Posted by ネコちゃん at 2007年06月02日 11:01
ネコちゃんさま、
私も「赤毛のアン」は、昨年初めて読みました。
あまりにも、名作と言われるものを読んでいなかったので、「名作を読もう」という企画をやって、「トムソーヤの冒険」とか「秘密の花園」とかを読んだわけです。
その時の感想は、名作って古臭いと思ってたら、
けっこう面白いし、新しいんだ、ということ。
それと、今出ている本って、こういった名作の影響を受けていたり、下敷きになっていたりするものが多い、ということでした。
まあ、早く読んでおくもんですねえ。
特に司書の仕事をしている人は、と自分に言い聞かせました(笑)
Posted by Helenaヘレナ at 2007年06月06日 13:28
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