2007年06月26日

虫愛ずる姫君になりたい

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先日3年生の男の子が、小さなカタツムリを手に乗せて
図書室にやってきた。
その子は、5月にも青虫を連れてきて、
「先生、この子何の幼虫なのか調べにきました」
と図鑑を広げていた。
その時、うっ・・・となったが、その子に
「さわってごらん。柔らかいよ」と言われ、
恐る恐る小さな身体を撫でてみると、ふわっと柔らかい。
命の感触だ。

東京からこちらに越してきて面食らったのは、
とにかく虫がたくさんいること。
考えてみると、中野のアパートに住んでいた時は、
ハエ一匹いなかった。
今では庭はもちろん、家の中にも虫が入ってくる。
もともと虫の住みかの上に家を建てたのだから、
向こうが先住者である。
冬にはテントウムシとカメムシが冬越しに同居しているし、
夏は夏でヤスデ、ゲジゲジ、ハサミムシ・・・。
最初の頃はいちいちキャーキャー言っていたが、
今は慣れてさほど驚かなくなった。
でも、やっぱり触れないし、見かけると天敵のように
追いはらっていた。

しかし、こんな虫天国にあって、食わず嫌い(いや食べませんが)
はもったいない。なんとか虫好きになりたいと思い、
「昆虫カルタクイズ」も始めた。

かがくのとも4月号(福音館書店)
「みつけたよ さわったよ にわのむし」(澤口たまみ ぶん 田中清代 え)は、
そんな私にうってつけだった。
ここに出てくる虫すべて、毎日のように見る顔。
でも、知らないことがいっぱいだった。
ハサミムシとかゲジって毒があると思っていたけど、
触っても大丈夫なのね。
作者の澤口たまみさんも、子どもはもともと虫好き、
嫌いになる理由は、周りの大人たちの態度にある、
とおっしゃっている。
なるほどそうかもなあ。
ウチの娘がこの辺の子とは思えないくらい
虫嫌いなのは、私の態度が影響しているのかもしれない。

臭いにおいで嫌われているかめむしだって、
「くさいむし かめむし」(吉谷昭憲 さく かがくのとも6月号)
を読めば、無意味に匂いを出しているのではないことがわかる。
タマゴを守ったり、身に危険を感じたりする時の自衛手段なのだ。

青虫を連れて図書室に来ていた男の子のいる3年生に、
雑誌「かがくのとも」を中心に虫の本を紹介した。
終わった後、その本を借りに来た女の子が、
「先生、このかめむし、背中にハートを背負ってる」
ホントだ。背中にハートがあるなんてステキだね。


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posted by Helenaヘレナ at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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