2007年07月03日

たのきゅう

よくお願いする読み聞かせボランティアの方から、
落語絵本(クレヨンハウス)を買ってください、
と、昨年から頼まれていた。
今年度、予算が出たので、早速全巻そろえた。

先日3年生に、教務主任のN先生との共演で
「まんじゅうこわい」を読み聞かせた。
落語なんて、いまどきの子が喜ぶかしら、
と心配していたのだが、これがけっこう受けた。
「この本、全部家にある」という子もいて、
へえっ、とびっくりしたものだ。

落語絵本 まんじゅうこわい
川端 誠
4906379567


シリーズの他の本も読んでみると、これが面白い!
また初めて読むはずが、なんとなく知っている話もあった。
小さい時に親がテレビで見ていたのを側で聞いていたのかも
しれない。いやー、日本人だな。

昨日、2年生の読書の時間に「たのきゅう」を読んでみた。
殊更に難しい言葉があるわけではないが、
言い回しが時代がかっている上、
最近のお笑いのように、ストレートな表現でもない。

例えば「たのきゅう」だと、たのきゅうさんがうわばみに遭って、
あまりの恐ろしさに口が回らないまま名乗ったところ、
「たぬき」と勘違いされたとか、
うわばみに嫌いなものを尋ねられた、たのきゅうさんが
機転を利かせて「お金」と答えたところとか、
果たして2年生にわかってもらえるだろうか?

2年生は15人と少ないものの、非常に目立っている学年である。
入学した時から、物怖じするということを知らない。
いつも好奇心一杯、元気ありすぎ。
好奇心がありすぎて、今やらなければならないことから
ついつい外れてしまう。
そんな個性的で濃い人たちが揃っている。

さて読み始めると、それまでざわざわしていたのが、
ピタリと収まり、しーんと静まった。
すごい!集中力!
うわばみがたのきゅうさんを「たぬき」と間違えたところや、
うわばみがうっかり嫌いなものを言ってしまったところ、
嫌いなものを尋ねられたたのきゅうさんが「お金」
と答えたところでは笑いが起こった。
落語は、賢くないとその面白さが理解できない。
うん、2年生はすごい!
少しくらい(?)騒がしくてもいいさ。
落語を聞いていて笑える感性を持っているんだもの。

たのきゅう
川端 誠
4861010047



posted by Helenaヘレナ at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。