2005年08月21日

片山健絵本原画展

片山健チラシ

長野にある八ヶ岳小さな絵本美術館で、「片山健絵本原画展」をやっているというので行ってみた。

白樺の林の中に建っている小さな美術館だが、内容は充実している。
春には「すきですゴリラ」のアンソニー・ブラウンの原画展をやっていた。

美術館

片山健さんは、いいなあ、とは思っていたけれど、実際に図書室に置いてあるのは「タンゲくん」と奥様の片山令子さんが文章を書いた「のうさぎのおはなしえほん」シリーズくらい。

でも、今回の原画展は良かった!なんだか改めてファンになっちゃいました。
片山健さんの絵って、本で見ても骨太で迫力があるんだけど、本物は更にすごかった。
油絵の具が盛り上がってゴツゴツしてる。
「絵にさわらないでください」と注意書きがあるのもわかる気がする。
触ってみたいなーという欲望を抑えるのに苦労しました。

絵本ではあまり興味なかったけれど、今回いいなあと思ったのは、
「どんどん どんどん」「もりのてがみ」

「どんどん どんどん」は、ついつい笑ってしまった。
小さい男の子ってなるほど、こうなんだろうなあ。
実際、幼い息子さんを見て浮かんだアイデアだった、と
「別冊太陽」に書いてあった。
最後のページの文章がおもしろい。
「どこへいくかって?それはもうどんどんどんどん いくだけさ」

「もりのてがみ」は娘さんをモデルにしたものらしい。
寒い冬、外へ遊びにいけない時、女の子はともだちに手紙を書く。
りすやとかげや小鳥たちに。
その手紙の中の絵が、本当に子どもが描いた絵のようで。
娘さんの絵を使ったのかな?と思ったけど、
娘さんの絵を参考に片山健さんが描いたのだということ。
子どもの描く絵を、大人が描くのは難しそうだ。
下手な大人の絵とは、微妙に腺とかタッチが違う気がする。

他に「きつねにょうぼう」も良かった。
昔話なんだけど、絵がいいと読ませてしまうんだな。

さあ、買いたい本がたくさんみつかった。
明日学校へ行ったら発注しなくちゃ。

充実した気持ちで外へ出ると、ひんやり冷たい風が木立を吹き透っていく。
黄色い葉がはらはら落ちてきた。
信濃路は一足早く秋です。

posted by Helenaヘレナ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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