2007年10月25日

ハロウィンってなあに?―4年生にブックトーク

4年生にブックトーク。
テーマは、季節柄、“ハロウィン”にした。

選んだ本は、こちら。

harouinjpg.JPG

@「ハロウィーンってなあに?」(主婦の友社)

最初にハロウィンの三つの?クエスチョンからスタート。
(1)ハロウィンって、どんな日?
(2)ジャック・オー・ランタンって、なあに?
(3)ハロウィンには何って言うの?

(1)は、「かぼちゃを食べる日」と答えた子がいて思わず
「それは冬至ですね」と言ってしまった。

A「魔女がいっぱい」(評論社)

図書室にあるロアルド・ダールの本の中で「マチルダは小さな大天才」の次に人気があるのがこの本。
ほんものの魔女とは?という定義から始まるのだが、とにかく面白い。「犬のウンチ」だの「ガキ」だの「つぶす」だの、教育上よろしくないような言葉もたくさんあるが、本に出てくるのだから、ということで、堂々と使えるのがいい。
子ども達はその度に大笑い。
ただし、あまりワルノリしすぎると、その後収集がつかなくなる。
ロアルド・ダールの本には、強烈な子ども嫌いの人物がよく登場するが、ダールその人がもしかしたら子ども嫌いだったのでは?
と思うほど。
もしくは同時に子どもと同じ感性の持ち主だったのかもしれない。
これは間違いなさそうだ。

B「ジキルとハイド」(どきどきミステリーランド 金の星社)

ジキルとハイドという言葉は知っていても、話の内容や結末まで知っている人は少ないのでは?と思い買った本。
同シリーズの「フランケンシュタイン」や「バンパイヤ」も同様。
しかし、子ども達は意外に知っていて、実は教室に本があるらしい。
こういう話は興味をひきつけるのだろう。
しかし、「宝島」のスチーブンソンの原作とは知らなかった。

C「ハンカチの上の花畑」(あかね書房)

私の大好きな安房直子さんの本だが、他の作品と比べて何とも奇妙で、それでいてちょっぴりぞっとする話。
ハロウィンにはあまり関係ないかもしれないが、ぜひ紹介したかった。

D「ひとりでいらっしゃい」(偕成社)

本格的な怪談本ということで紹介したが、
中でも『富士見トンネル』を詳しく話して聞かせた。
クラスの男の子がお兄さんと高速道路を二人乗りした、
という話を以前聞いたので。
試しに「〇〇くん、バイクはどうやって曲がるのか知ってる?」と
聞いてみると、
「曲がりたい方に身体を倒す」と、即、答えが返ってきた。
危ないから気をつけるんだよ!!


最後に、「ハロウィーンってなあに?」を、図書委員さん二人に
読んでもらった。
今日木曜日は図書委員会の活動の一つ、給食時の本読み放送が
ある日だった。
この本を読もうと4年生の図書委員さんは必死で練習
したのだが、マイクが壊れていて読めなかったのだ。
せっかく練習したんだから、読みたいと本人達から申し出があり、
こういう形で読んでもらった。

感心したのは、クラス全員がうってかわって静かに二人の朗読に
耳を傾けていたこと。
う〜ん、今日のブックトークは、最後の読み聞かせにすっかり
食われてしまったな。
まだまだ修行が足りん!と思ったのだった。

posted by Helenaヘレナ at 17:01| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハロウィーン特集の本、どれもこれも好きなものばかりで、見ているだけでわくわくします〜♪
ダールの辛辣な雰囲気、そこがまたいいんですよね。甘い味付けの大人的にいい子ではなく、自発的に行動する子ども、というのが面白いです。「魔女がいっぱい」の結末は、普通はなさそうなところが好きです。あれ、このままなの!?っていう終わらせ方、好きです。
ハロウィーン、何かしたいような、でもなかなか実践されない外国の行事ですね。
Posted by kmy at 2007年10月26日 18:31
C「ハンカチの上の花畑」これは、いいところに目をつけられたと思います。
私にとっても 気になる本です。
Posted by 佐藤 at 2007年10月27日 18:38
ダールに詳しいkmyさんは、この本にどんな感想を抱いていらっしゃるんだろう?と思いつつ、
記事を書いておりました。
私もこの結末は面白いと思いました。
人間でいることだけが、長生きすることだけが幸せではないのだ、というダール独自の哲学が伺える気がします。
意味がわからなくても、とりあえずなんでもかんでも呑みこんで自分たちの文化のようにしてしまうのは、日本独自の文化(?)なのでしょうか?
最近ようやくハロウィンの意味がわかった、という感じですよね。その前は、わからないままにかぼちゃのオモチャが氾濫してた・・・。
Posted by Helenaヘレナ at 2007年10月29日 10:07
佐藤さま、私は安房直子さんがとにかく好きで、
図書室に入れられそうな本はないかなーと検索していたら、偶然この本に出会ったわけですが、
読んでみて、他の安房さんのお話とちょっとイメージが違うので、面白いな、と思いました。
Posted by Helenaヘレナ at 2007年10月29日 10:09
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