今年の夏ひと月ほど、家族で里帰りしていた。
その際、スウェーデンの絵本をたくさん買ったので、
ぜひ図書室に展示してください、というありがたい申し出があった。
“スウェーデンの絵本展”開催中!!!
スウェーデン語なので、文章は読めないわけだが、
絵を見ているだけで充分楽しいし、なんとなくストーリーが
わかるものもある。


中でも私が一番気にいったのがこれ。

「VEM BESTAMMER?」Stina Wirsen
親子だろうか?実にエグくてカワイイ!
今のところ、この中で日本語に訳されている本はないということで、
残念だが、しかし、こんな風に原書で読む(?)見る、
というのも、なかなかいいものである。
わけのわからない外国語と絵を眺めながら、
これはこんな話だろう、と想像するのは案外楽しい。
また、今回、本を貸してくださったお母さんから、
スウェーデンの話を寄せていただいたので、
図書室だよりに載せた。

「ずっと明るい夏と、ずっと暗い冬を持つ国」と題して、
白夜の夏と日が全く昇らない冬を持つ
特異なスウェーデンの一年のことを教えていただいた。

絵本展にあわせて、「図書室にある日本語でよめるスウェーデンの本」を展示。
こちらは貸し出しOK!
「ムーミン」は、スウェーデンのおとなりのフィンランドのお話
なので、そう明記した。
今日、2年生の読書の時間に“絵本展”のことを紹介したところ、
早速手にとってくれた子もいた。
小学生だと、まだ外国のことにまで興味が行かないかもしれない。
でも、知ってほしい。
この国以外にも様々な国があり、
様々な価値観で世界は成り立っていることを―。
訳など正しく解らなくても、絵から想像してお話しを作れば楽しいわ。
私はよく息子に滅茶苦茶に訳して洋書の絵本を見せていました。色合い、風景、人物の表情など微妙に日本と違っているから面白いし、刺激になるはずなんだけどなあ〜
訳せもしないのに持っていても!と思うのがおかしいのよね。
特にヨーロッパは絵本を置いてあるかわいいお店があってステキなのよね。
ドアも新しくなったことだし、司書さんも外人に変身して国際的な図書室になるのも悪くない!
意外性みたいなものも、図書室から発信できますね。
北欧風にアレンジしてみては?特にクリスマスはいいわねえ・・・
この記事はぜひミーシャさまに読んでもらいたい
と思っていたので、コメントまでもらえて嬉しいです!
スウェーデンは、人口が日本の十分の一ほど。
都会は、ストックホルムの中心地ぐらいで、
周りはこの辺のような森が広がっているらしいのですが、この辺と違って、余計な看板など一切なくて美しいそうです。
暗い冬が長く続くので、暖炉の前で昔ながらの手作業が行われていて、親に習って子ども達も自然と覚えるらしいです。
またいくつになっても、やる気さえあれば、大学に入る直すことができ、50歳で教員免許を取る人も。学費はただ同然。
なんだか、こういう話を聞いていると、日本はなんでこんな国になってしまったんだろうなーと思います。一度ドロップアウトすると、もうチャンスは廻ってこない。“勝ち組”と言われる方々は、「それは実力がないからよ」などと平然とおっしゃる。
根本的なところが違うのでしょうか。
長らくお会いしていませんが、ブログは時々覗いています。色々あるようですが、この場所に来て本当にやりたいことを実践している、感じがしていいなあ、と思います。
いつか、ヘレナさんにもそんな時間が来るかもしれないわ。違う道を歩んでいてもどこかで繋がることもあるから、そのときはまたいっしょに何かしましょう。離れていても会わなくても、いつも私はヘレナさんの味方だから!あなたの仕事の一番の理解者だと思えることが誇りです。
スウェーデンの絵本いいですね♪
私は去年一年だけ図書室の先生をさせていただきました
期間があったので今は違う仕事をしていますが、図書室の事を忘れられず、将来はスウェーデンで読み聞かせなんてして過ごす老後に憧れています
もし良かったらメールいただけると嬉しいです
せっかく図書室の仕事を楽しくされていたのに、期間で区切られるなんてもったいないことです!
また機会が巡ってくるといいですね。
外国の絵本は、ホントに素敵です。
読めなくても、その国の匂いとか味とか、そういったこもごもが伝わってきて楽しい!ですよ。
スウェーデンで読み聞かせ、素敵な夢ですね。
最近、なかなか更新できずにいますが、また懲りずに覗いていただけると嬉しいです!!!