きっかけは、「空の名前」(高橋健司 写真・文 角川書店)
という本を買ったことだった。
「本書は、空や天候、季節の移ろいに関する日本語を、それをイメージした写真と共に紹介する歳時記風天気図鑑です」(本文引用)
この本の写真があまりに美しかったので、図書室の廊下の掲示に使わせてもらった。
題して「雲の名前」。
秋は空が美しい季節である。空を見上げると面白い雲がたくさん浮かんでいる。
こんな雲見たことある?たまには空を見上げてみようよ!
気象観測では、雲は基本形によって十類に分類されるそうだ。
巻雲という言葉は知らなくても、筆でサッと描いたような薄い雲は秋の初めによく見るし、
巻積雲のうろこ雲も何度か見たことがある。
この掲示を作ってから、雲が気になるようになった。
鬱屈した思いを抱えて、ついうつむいてしまいそうになる時、頭を上げると、
様々に美しい雲が、空いっぱいに広がっている。
暗く固まった気持ちも、孤独も一瞬空に解放される。
デジカメを持ち歩き、
面白い雲、気に入った雲を撮っています。
題して「雲の展覧会」見てください。




