2007年11月16日

ミステリー入門?

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図書集会にちなんで、古今東西のミステリーを集めた。
ほんの2、3年前までは、ミステリーは結構人気のジャンルだった。
偕成社の『ミステリーがいっぱい』シリーズ・『だいすきミステリー』シリーズが高学年の女の子を中心にたくさん借りられていたし、
『名探偵シャーロック・ホームズ』シリーズを全巻28冊読破した男の子もいた。
しかし、最近はめっきり流行らなくなってしまった。

私自身、ミステリーはあまり読まない。
学生の頃、エドガー・アラン・ポーぐらいは読んだが、
シャーロック・ホームズだって、名前だけしか知らなかった。

だから、怪人二十面相も怪盗ルパンも読むのは今回が初めて。

江戸川乱歩は新潮文庫の江戸川乱歩傑作選
江戸川 乱歩
4101149011

を大昔に読んだことがあったが、版画のような黒<ノワール>
のイメージが好きだった。
特に『芋虫』は、エログロっぽい感じが鮮明に記憶に残っている。

『少年探偵』シリーズも、子ども向けに書かれた作品とはいえ、
乱歩らしい“暗黒”の部分が濃く出ていて、好きになれそうである。

『怪盗ルパン』シリーズは、江戸川乱歩が「怪人二十面相」を書くに
あたり参考にしたということである。
確かに「ルパン」と「二十面相」は、似ているところがたくさんある。
しかし、不思議なのは、それだけ似ている点があるにも関わらず、
二人の怪盗が全く異なったキャラクターに仕上がっているところだ。
それぞれの作者の個性が如実に出た結果だろう。

私は読んだことがなかったのだが、同年代の友人で、
「子どもの頃怪盗ルパンを読んで、すっかり痺れてしまった」という人が何人かいた。
ルパンは小学生にはちょっと難しいなあ、と思っていたのだが、
昔の小学生は読めたのだなあ、とちょっと考えさせられた。

ちょうど、個別懇談で学校に来ていた友人が、
図書集会の掲示を見て、もらした感想は、

「怪人対怪盗、なんて、アルセーヌ・ルパンの方がかっこいいに
決まってるじゃん。だって、怪盗紳士なんだよ、ルパンは。二十面相は紳士じゃないもんね」

まあ、確かに、頭が良くてかっこよくておまけにフランス人で、
盗むのは悪い政治家や欲張りの金持ちから、
盗んだものは恵まれない人たちに寄付する義賊なんて、
かっこよすぎるよねえ。

そういえば、現代には義賊っていないなあ。

私は、今回ミステリーの面白さに出会い、
新しい読書の扉を開くことができて、大いいに満足!している。
この魅力的な扉が子ども達にも、開かれますように・・・。


posted by Helenaヘレナ at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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