2005年09月08日

司書のお仕事 読み聞かせ「おちば」がまくんとかえるくんのお話

2年生の国語の教科書に
アーノルド・ローベルの「おてがみ」というお話が出てくる。

ふたりはともだち.jpg

これは、がまくんとかえるくん という二匹のカエルが繰り広げる短編集で
「ふたりはともだち」「ふたりはいつも」「ふたりはいっしょ」の三冊がある。

「おてがみ」は、1度もおてがみをもらったことのない がまくんに、
かえるくんが、こっそり手紙を書き、喜ばせてあげようとするお話。
でも手紙を託した相手が、かたつむりだったので(この辺が微妙におかしい)
手紙が届くまでものすごく時間がかかる。(実のところ四日かかってしまった)
かえるくんは気が気ではない。
「ぼくに てがみを くれる人なんて いるとはおもえないよ」
と言うがまくんに、つい、かえるくんは、手紙を出したことを打ち明けてしまう。
そしてその手紙に書かれた内容も。
内容も差出人もわかった手紙を、
ふたりはとても幸せな気持ちで待つのだ。
さあ、手紙にはなんと書かれていたでしょう?
こんなこと言われたら、ずっと幸せでいられるな・・、
と思われる、魔法の言葉です。

これが教科書に載っているお話。
今日2年生に読み聞かせるお話は、
同じ“がまくんとかえるくん”の中の「おちば」です。
担任の先生から、二人で読み聞かせたいという提案があり、
担任の先生はがまくん役、私はかえるくん役と地の文章を読むことにしました。
25人と我が校では、二番目に多いクラスなので、
挿絵が見やすいように、拡大コピーし、紙芝居風にしたてました。

がまくんとかえるくんjpg.JPG

この絵は、がまくんとかえるくんが、相手を喜ばせようと思い、
それぞれの家に出向いて落ち葉かきをしているところ。
二人とも、
「がまくんは(かえるくんは)庭がきれいになってびっくりするだろうな」
と嬉しくて仕方ありません。
しかし、二人が去った後、一陣の風が・・・、
庭は落ち葉だらけの元の庭に戻ってしまいました。
そんなことも知らない二人は、
「明日は、うちの庭掃除をしなくっちゃ」と思いつつ、
親友の喜ぶ顔を想像しながら、幸せな眠りにつくのでした。

こんなとびっきりステキな親友がいたらいいよね・・。



posted by Helenaヘレナ at 09:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by 天水 at 2005年09月08日 22:07
Helenaヘレナさま

すごい奇遇です。
一昨昨日、大学時代の友人が出産をして、今日お祝いに「がまくんとかえるくん」の本とぬいぐるみを注文したところだったのです。
カエル好きの友人のことだから持っているかもしれないのだけれど…。
お話もキャラクターも愛すべき存在ですよね。
Posted by 天水 at 2005年09月08日 22:12
子ども達はどんな風に聞いたのでしょうか。せっかく内緒で綺麗にしてあげたのに、風のいたずらのため、お互いに知らないままでいることに歯がゆさを感じる子どももいるのでしょうか?  “自分だけ”が知っている二人の秘密を、早く教えてあげたいと感じる子もいるのでしょうか? “お話”を両手に乗せて、ていねいに暖かく伝えると、ほっかりとした教室になるようで、何とも言えない感じがします。
Posted by シーバス・リーガル at 2005年09月09日 00:04
天水さま、コメントありがとうございます。
「がまくんとかえるくん」のお話は、おかあさんやおとうさんが、愛する我が子に、読み聞かせてあげるのに、ピッタリのステキな絵本だと思います。

シーバスさま、子ども達にはちょっと難しかったのかな?という感じの表情の子が多かったです。
とっても短いお話なので、「もうおしまいなの?」と言う子もいて。でも、黙って聞いていた子の中に、心に残るものがあったのではないか、と思っています。
担任の先生とも話していたのですが、毎週一話ずつ読んでいけば、徐々に、がまくんとかえるくんの絆が理解できてくるのではないか、と。
「自分だけが知っている二人の秘密」ってステキですね。このお話は、むしろ大人の方が、共感できるのかもしれません。
Posted by Helenaヘレナ at 2005年09月09日 09:09
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