2005年09月25日

図書室の書棚から“犬の愛情”

9月13日の“友達をクローゼットに閉じ込めておきたい貴方へ”で、
「常に形を変える雲のように確かなものなどない」と書いたが、
例外があるとしたら「犬の愛情」だと思う。
いや、矛盾を恐れず言うなら、
「犬の愛情ほど確かなものはこの世にない」かもしれない。

「猫が別宅を持っている」話はいくつか聞いたことがあるが、
「犬が心がわりをした」話は今のところ聞いたことがない。

我が家のモリーにしたって、その黒い瞳が語るのは、一途な愛のメッセージのみである。
散歩の際、気軽な気持ちで「モリー」と呼ぼうものなら、
それまでやみくもに直進していた歩を止めて、飛びついてくる。
なんとかなだめて歩き始めても、しばらくも経たないうちに、
再び喜びがこみあげてくるのか、やおら飛びついてくるのである。

こんな犬の一途な愛情に裏打ちされた愛らしさが詰まっているのが、
「どうして犬が好きかっていうとね(WHY WE LOVE DOGS)キム・レヴィン写真・文 江國香織 訳 竹書房)である。

どうして犬が好きかっていうとねjpg.JPG

見開き2ページに、1センテンス1ショット
「because they're so cute 素晴らしく可愛いし」(飼い主の座っているベンチから顔を出している犬の顔の写真)
という具合に、展開されている。

「because they look up to us こんなふうに私たちを見上げるし」

「because they roll over くるんくるんころがるし」

「because they're curious いろんなことを不思議がる」

どのページを繰っても、犬と付き合ったことのある人なら、共感を持ってうなづくことができるに違いない。

たとえば、「because they like cats 猫のことも好き」

モリーtojpg.JPG

モリーは、自分の後から我が家に来て、おまけに自分をさしおいて家に入れてもらっている、
ミュータントに対してやきもちを焼くどころか、母性にも似た愛で接しているのである。

それは、多分、モリーが
「because they're innocent 無垢」であり、

「because they never let us down 私たちをぜったいにがっかりさせない」からであり、

「because they love unconditionally どんな状況でも私たちを愛してくれる」
からに他ならない。

そしてやっぱり、
「because they smile 」

モリースマイルjpg.JPG
posted by Helenaヘレナ at 14:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 本 ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ミューステキじゃない!こんなステキな子が懐いてくれるなんて、最高よ!!絵にならないってことはないから、もっとたくさん載せて!!
Posted by ミーシャ at 2005年09月26日 09:05
ミーシャさま、ありがとうございます。
そう言ってくれるのは、貴方だけ・・・。
先日も隣家の屋根から降りられなくたって、
はしごで救出に向かった親切な方をひっかき、激怒させました。トホホ・・・。
ところで猫好きなミーシャさまに情報。
この「どうして犬が好きかっていうとね」の姉妹本「どうして猫が好きかっていうとね」が出ているそうです。
図書室でも早速発注しました。
入ったら見せにいくね!
Posted by Helenaヘレナ at 2005年09月26日 12:07
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