2007年12月21日

主役の評判

今日で2学期も終わり。
終業式も無事終わり、子ども達もみんな帰った。
一年前に転校してきた女の子が言うには、
「この学校、変!だって終業式の日が午前中で終わらないんだもん」
う〜ん、確かに私が子どもの頃も式が終わったら、通知表をもらって
すぐに帰った。
「給食だってあるんだよ」
まあまあ、親は助かるじゃありませんか。
「前の学校は朝も、終業式の時間までに来ればよかった」
へえ、それはすごい。
フレックスタイム制か・・・。


そういうわけで子ども達が、給食を食べ2時に帰った後、
来年のお仕事にかかることにした。
来年のことを言うと、鬼が笑うというけれど、
来年まで2週間ないし、3学期もまだクリスマスの展示という
わけにはいかないのだ。

来年の干支は子、ねずみであるので、その関連の本を展示する。
今年のイノシシと比べると、本は格段に多い。
ねずみは、絵本やメルヘンになくてはならない存在なのだ。
例えば、誰もが知っている「ぐりとぐら」はねずみである。
「ねずみくんのチョッキ」も言うまでも無くねずみである。
この二つは、「かわいいねずみ」だ。
なんだか実際の生き物としてのネズミより断然かわいく書かれている。

子.jpg

私がまず思いついたのは
番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)
リチャード ウィルバー Richard Wilbour 松岡 享子
4834010996


以前お話ボランティアの方が来て読み聞かせてくださったのが
印象に残っている。
声の大きいヤカちゃんは、こそこそしていなければならないネズミの宿命を考えると、失格なのだが、それゆえ人間の役に立った。
いわば人間にとって有益なねずみである。
有益なねずみはまだ他にもいる。

ねずみのアナトール
タイタス はまだ みちこ たがや たえこ
4580805291


アナトールはすごい!喪われたネズミの尊厳と誇りを回復するために
危険を顧みず、人間の仕事の手助けをするのである。

「やどなしねずみのマーサ」は、使命感というよりも、むしろ
好きな人のために役に立ちたいという女心がいじらしい。

やどなしねずみのマーサ
アーノルド・ローベル 三木 卓
4579401069


以上は、いいイメージのネズミ像だが、
ダークなイメージもないわけではない。

「くるみわり人形」はネズミの化け物が出てくる。

また「ツェねずみ」等読むと、宮沢賢治のねずみ観もかなり厳しい。

もっぱら猫派なうちの娘は「十二支のおはなし」を読んで、
「ネズミっていやだ!」とすっかり印象を悪くした様子。
ネコを騙して、猫年をなくしたのが許せないようだ。
なのにハムスターは別らしく、
「ハムスターいいなあ。飼いたい〜」と言っている。
ハムスター飼ったら、一番喜ぶのはうちのミュータントだろうなあ。

十二支のおはなし (えほんのマーチ)
内田 麟太郎
4265034810



posted by Helenaヘレナ at 15:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 私も21日に1月バージョンに衣替えしてきました。
4月から一緒に仕事をしている協力員の方がとてもセンスの良い方なので、普段環境面はお任せなのですが、その方の勤務が8日からなのでとりあえず初日だけ乗り切る程度の飾り付け。

 年賀状の画用紙サイズを入り口にはり(一日だけの役割なのでマジックでサラサラと)、ヘレナさんと同じ十二支のおはなしを飾ってその横にねずみの絵本を。
ねずみの絵本はお正月気分に合わせて和物で揃えました。
ねずみのよめいり、ねずみじょうど、ねずみのすもう、ねずみのもちつき、etc…。
冬休みの貸出でがら〜んとした図書室でも、昔話系はしっかり残っていましたね。
14ひきシリーズとかさすがに季節にマッチした物は貸し出されていたのでちゃんとした展示は冬休みの返却が済んで協力員の方が勤務されてから。
本をただ置くだけでもちょっとした角度とかで雰囲気が全く変わってしまいます。
こういうセンスは私にはないので…。

 後は協力員の方がお節料理に関する掲示物を作ってくださるのでそれにあった本もピックアップしておきました。

 明日は終業式に勤務できなかったもうひとつの学校に顔を出すか検討中。
まるっきりのボランティアになってしまうけど初出勤が8日だからその前にクリスマスツリーだけでも片づけてきたいですからねぇ。
Posted by 紫陽花 at 2007年12月24日 10:27
紫陽花さま、ご挨拶が遅くなってしまいました。
あけまして、おめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします!
年賀状の画用紙サイズを貼って、年始のご挨拶っていいですね。
「今年も図書室をよろしくお願いします」
というところでしょうか。
アイデアをいただいて、私もやろうかな・・・。

私も今日初出勤して、昔話に気がつきました。
日本の昔話にねずみはつきものだったのですね。
それにしても、紫陽花さんはエライ!!!
一校だけでヒーヒー言ってる私は何?
って感じです。

今年もお互い頑張りましょう!!
Posted by Helenaヘレナ at 2008年01月04日 11:54
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