2008年01月25日

おいしい本

tabemono.jpg

来週のロング休みを利用した読書活動は、司書によるブックトーク。
対象者は、1・2年生。
昨年も同じことをやったのだが、テーマは「イヌとネコのなまえ」だった。
今年は「おいしい本」。
つまりは、おいしい食べ物がでてくる本。

このテーマに決めた時、食べ物が出てくる本はたくさんあるし、
楽勝!楽勝!と思っていた。
これがいけなかったらしい。
確かに本はたくさんある。
例えば「ぐりとぐら」や「バムとケロ」「ばばばあちゃん」といった人気シリーズを見ただけでも、
かすてらやドーナツやよもぎだんごといった風に、すぐに頭に浮かぶ。

しかし、たくさんあるだけに、それらをどう分類して、
全体の話をどう展開させるか、というとわけがわからなくなってくる。
おまけに、みんなが知っている絵本ばかり用意しても、
パンチ力に欠ける。

というわけで、この本を参考にして、

e mook『絵本からうまれたおいしいレシピ ~絵本とお菓子の幸せな関係~』 (e‐MOOK)
きむら かよ 晶子 鳥越 美希
4796646051


新たに本を探した。
見つかったのは「ネコが手をかすレストラン」

ネコが手をかすレストラン
茂市 久美子 武富 まさえ
4477009291


図書館で借りて読んだところなかなか面白かった。
文字も大きいし、1、2年生にも読めそうだ。
ちょっと気になったのは、ブイヤーベースやラング・ドゥ・シャと
いった子どもがあまり聞いたことがなさそうな料理の名前が出てくるところ。
でも、この本を読んで「いつか食べてみたいなあ」と思ってくれればいいか。
作者の茂市久美子さんの本には、他にもお菓子が出てくる本なんかが多いが、ご本人もやはり料理上手なのだろうか?

安房直子さんの「ねこじゃらしの野原」は、「雨降り木曜日」で紹介されていたので借りてきた。
安房さんの本はとにかく大好きだし、おいしそうなお菓子や料理もたくさん出てくる。
この本も「とうふ屋さんの話」なので、いいかな、
と思ったのだが、もしかしたら、1・2年生には少し難しいかな、
と思いつつ、読むのをやめられない。

ねこじゃらしの野原―とうふ屋さんの話 (子どもの文学傑作選)
安房 直子
406261152X


ああ、しかし、こんなおいしい本ばかり読んでいると、
お腹が空いて仕方ないのだった・・・。


posted by Helenaヘレナ at 15:05| Comment(8) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おいしそう特集は心惹かれますね。
テーマを決めて、そこから盛り上げるとなると工夫が大事ですよね。うーむ、むずかしそう。
「ねこじゃらしの野原」もお役に立てたようで何よりです。
絵本からのレシピも以前書店でぱらぱらっと見たことがありますが、絵本に出てくる料理って本当においしそうなのですが、実際に作るとなると難しいものです。
Posted by kmy at 2008年01月26日 17:29
ご無沙汰しています。
 「猫」「食べ物」で私が連想したのが、竹下文子さんの『みけねこレストラン』です。おもしろしので読んで見てくださいね。絵本ではありませんが、低学年の子どもがちょっと厚い本を読むときにいいのでは、と思います。あと冬に合う本なら同じ作者の『たんじょう日のライオン』もいいかな。おいしい本は本当にたくさんあって迷いますね。
Posted by hima at 2008年01月27日 08:51
本を選んでいるヘレナさん、楽しそうでうらやましい〜^^。
おいしそうな本がいろいろ並んでますが、ちょっと毛色の違う「オオカミと石のスープ」はいかがですか?私の大好きな絵本です。
ちょうど季節もぴったり!
Posted by 森クマ at 2008年01月27日 20:41
舌の貧しい場所として141号線沿いは有名だとか?つまりは美味しいものがない道だと。
141といっても隣の県に入るとスーパーからして面白いから、そこは舌が貧しい場所とはいわないらしい。
それを誇りの思うのもいいことかもしれないけれど・・・
子供のころからなにもカタカナ言葉の世界の料理を食べて欲しいというのではありません。
世界にあるいろいろな料理、味、食品・・・
特徴ある食べ物はその国の気候や風土とも関係が深いですね。
そんなことに興味をもつことと、知ろうとする気持ちだけでも抱かせてほしいです。
あとはなんでも食べてみようとするチャレンジ精神!
辛いのは食べない、酸っぱいものは嫌い、苦いものはいや・・・確かに子供のころは比較的そういう傾向が強いかもしれないけれど、大人になってもそんなことばかり言って舌にすら刺激のない暮らしをしていると・・・・・・・・・?!
美味しい特集だって奥が深いし、とっても意義があることだと思います。
いつまでも貧しい舌を誇りにするなら別だけど(笑)
Posted by ミーシャ at 2008年01月27日 20:54
kmyさま、「ねこじゃらしの野原」は、
本当にいい本で、もう読みふけってしまいました。自分の感性に合う本って、けっこう少ないもの。それだけに「そうそう、この感じ!こういうお話が読みたかったのよ!!」っていう本に出会うと感動し、それが特定の作家だと、どうしてこの人の書くものは、こんなにピッタリくるんだろう?と何か縁のようなものさえ感じてしまいます。

絵本にでてくる料理、おいしそうだけどいざ作るとなると難しい、というのは、同感です。
個人的な好みとしては、シンプルな目玉焼きやトーストといった食べ物を、おいしそうに描ける作家っていいなあ、と思います。
Posted by Helenaヘレナ at 2008年01月28日 09:23
himaさま、こんにちは!
竹下文子さん、大好きなのですが、これは知りませんでした。
「みけねこレストラン」「たんじょうびのライオン」両方面白そう!です。
「ネコが手をかすレストラン」もそうですが、
ネコはコックさんが似合いますね。
やはり、犬よりも味覚が敏感だからでしょうか・・・。
Posted by Helenaヘレナ at 2008年01月28日 11:34
森クマさま、そう、選んでいる時が一番楽しいですよね〜。
「オオカミと石のスープ」私も大のお気に入りです。でも、この独特の世界が小さい子にはわかりにくいと思ったので、今回リストに入れなかったのですが・・・。
でも、石のスープってどんなスープ???
という引っ張り方ができますよね。
う〜ん、面白いかも!
Posted by Helenaヘレナ at 2008年01月28日 11:37
ミーシャさま、味覚に関しては保守的なのは女性より男性という気がいたします。
ウチのフレディさんも、好き嫌いが多く、どちらかというと子どもが好むものがすきです。
子どもの頃から働いているお母さんの代わりに、自分で作って(自分の分だけ)食べていたせいで、舌の学習が偏ってしまったらしい。
今も、妻の代わりに自分で作って(でも家族の分も作ってくれますが)おります・・・。
でも味覚とか舌というのは、結構主観的なもののような気がしますが。
色々な国の料理食べたいですね。
東京はそういう意味では、日本にいながらにして様々な国の料理が食べられますが、その国の人によると、やっぱりあれは、“日本の料理”だそうですね。
Posted by Helenaヘレナ at 2008年01月28日 12:27
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