2008年02月26日

言葉の力

4834250474ピーボディ先生のりんご
マドンナ ローレン・ロング 村山 由佳
集英社 2004-03-05

by G-Tools


3年生の読書の時間に読み聞かせた本。
あのアメリカのロック歌手、マドンナの書いた本なのだが、
子ども達はマドンナを知らないので、そのことには特に触れなかった。
マドンナの本は図書室に4冊あるが、これが一番読み聞かせに向いている気がする。

町のみんなに慕われているピーボディ先生。
でも、ちょっとした誤解から泥棒扱いされてしまう。
内容が内容だけに、聞いている3年生も息をのんでお話の展開を
見守っているのが、読んでいても伝わってきた。
ピーボディ先生を泥棒に仕立て上げてしまった男の子が
謝りにいくところでは、「あー」という小さなささやき声が
聞こえてきた。
怒られるかな?とドキドキしたのだろう、と思う。
でも、ピーボディ先生が男の子にしたことは、
予測できなかっただろう。

ピーボディ先生の言葉が大人の私にも響く。

「この次からは、そんなにあわてて人を判断してはいけないよ。
それと、よーく覚えておくんだ。
自分の口から出る言葉に宿る、ものすごく大きな力のことをね」
(本文引用)

読み終わって、何か言おうと思ったが、結局
「・・・大体、わかっていただけましたか?」とだけ尋ねた。
子ども達は、みんな真剣な顔で頷いていた。




posted by Helenaヘレナ at 14:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これぞ、よくも私のことを言ったり という本の紹介をありがとうございます。
耳が痛いのなんのって!
マドンナが こんな本をねー へー!
Posted by やかまし村の at 2008年02月27日 17:06
わかります!
でも、自覚があるだけ、いいです。
私なんて、本を読んでいる時は、
「まったく!私はこんなことしないわよ」
と思いながら、現実には似たようなことが
あると・・・。

マドンナはみんなが知ってる有名人という
感じがするんですけど、今の子ども達は全然知らないんですよ。恐ろしいことです。
Posted by Helenaヘレナ at 2008年02月28日 12:16
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