
卒業式が近くなってきたので、展示を変えた。

本を選ぶのに苦労した。
「卒業」とか「旅立ち」といったテーマの本が案外ないのである。
小学校6年生が主人公の本は結構あるのだが、
舞台はまだ“夏”だったりする。
『ルピナスさん』は、毎年図書便りでも「卒業に贈りたい本」として
取り上げているので、まず思いついた。
「卒業」という言葉は一切出てこないが、私にとっては
“卒業生を送る本”。
『ありがとう、フォルカーせんせい』も、「卒業」ではないが、
「恩師」が出てくるので選んだ。
『春のオルガン』は、小学校を卒業した春休みが描かれている。
『ズッコケ三人組の卒業式』は、そのまんまだが、
今年の卒業生はこのシリーズをまったく読まなかった。
『アーモンド入りチョコレートのワルツ』は、『彼女のアリア』
というお話が「卒業式の朝」で始まる。
『ぼくと未来屋の夏』は、今年の卒業生がよく読んだ本だから。
卒業の本って、難しい。
他の学校ではどんな本を展示されているのでしょう?
来年の参考にぜひ教えてください。
この展示今日したのだが、ちょっと遅かったかな?という感じ。
今週の金曜日が最終貸し出し日なのだ。
う〜ん、なんだか焦るなあ。
でも、スケジュール帳を見ると、卒業式までまだ余裕がある感じ。
昨年度はもっときつかった気がする。
・・とよく考えてみると、そうか、今年は2月が一日多かった!
なんだか得した気分でした。