2008年03月12日

きえない絆

kienaikizuna.jpg

廊下の卒業掲示がようやく完成した。
「ようやく」というのは今週の月曜日に始めたため。
もちろんこれだけやっていたわけではないが、
この仕事が中心だったことは間違いない。

なぜこんなに時間がかかったのか?
ひとつには、卒業生の写真が職員室だのパソコン室だの
何箇所ものパソコンに分かれて入っていて、
あっちへ行ったり、こっちへ行ったりして作業をしなければ
ならなかったのと、
もうひとつは、私の思い入れが強すぎたせいだ。

今年の卒業生は、私がこの学校に来た年に入学してきた。
いわば、同級生。
入学式の写真に写っている先生達は、次々転任してしまい、
結局6年間一緒にいて、その成長の過程を見ることができたのは、
私一人だった。


ああ、自分はすごい古株なんだなあ、と思うと同時に、
この子達が卒業してしまったら、私がただ一人残されるんだ、
という寂しさが募る。

といっても、私にはこの子達のような卒業はない。
(失業とかはあっても・・・)

「先生、卒業しても遊びに来てあげるから」
となぐさめてくれる子ども達を見て、

そうだ、私がここからいなくなったら、彼らの6年間を知っている
人間が誰もいなくなるのだ、

という使命感を支えに、なんとしてもここにしがみついていよう、
と決意したのだった。


posted by Helenaヘレナ at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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