2009年05月22日

読み聞かせ五つ星にチャレンジ!1年生

1年生も4月からこれまで3さつ読み聞かせをした。
1年生は、月曜と金曜の週2時間読書の時間をとっている。
最初は月曜だけだったのだが、とにかく借りたくて仕方がないらしく、
休み時間でもどんどん勝手にやってくる。
嬉しいのだが、ウチは読書ファイルに「本の名前」「かりた日」「かえす日」を自分で書く貸しだし方法をとっているので、まだ字が上手く書けない1年生はすご〜く大変。それも、休み時間終了間際に大挙してやってきたりする。
それで急遽もう1時間確保してもらった。

カウンターに並んでいる時点で、やれ横入りしただの、
ぼくの借りる本を横取りしただの、とケンカが始まる。
濃〜い、個性派揃いの34名。
担任の先生は、いつもニコニコ笑顔を絶やさない朗らかな女の先生!
なのだが、この間子供達を席に着かせるのに、
「だまって、とっとと座らないと、窓から放り出すよ!」
と言っていた・・・。

男の子の数が多いからか、と思ったら女の子もスゴイ!
中でも〇ちゃんは、クリクリッとした瞳とツンとしたお鼻がチャームポイント。
入学式でもその可愛さとハキハキした賢そうな振る舞いに職員の注目が集まっていた。
しかし、〇ちゃんはただ可愛いだけではない。

オリエンの時に名前を挙げて説明していたら、いきなり立ち上がり、
どーして私の名前を知ってるの?
(名札がついているだろう・・・)

貸しだしの列でも、
「ねえ、先生、わたしもう9さつかりたよ。すごいよね」と鼻高々。
後ろの子に「△ちゃんは何さつ?」
「わたし、8さつ」と後ろの子が答えるのを聞くやいなや、
少なっっ!わたしの方がぜんぜん多いもんね」と得意そうだったが、
「そう、わたしより1さつだけ多いね」と冷静に返されていた。

また、読書ファイルの「返す日」の欄に、かりた翌日の日付を書いていたので、
「〇ちゃん、一週間借りていられるから、返す日は××日だよ」
と言うと、
わたし、明日返すから」と断固直そうとしなかった。
その後もずっとそうやって、自分が返すと決めた日を書いている。
まあ、一週間以内だからいいか・・・。

こんな面白い大物揃いの1年生にどんな本を読もうか、私も悩んだ。

ながーいおはなのブタくん
ジョナサン ランバート Keith Faulkner Jonathan Lambert
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これは赤木かんこさんの「かならず成功する読みきかせの本」に載っていた。
このインパクト!わかりやすさ!これしかない!と思いました。
そして結果はもちろん星★★★★★五つ!!!

ふってきました (講談社の創作絵本)
石井 聖岳
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空からゾウがふってきたり、ライオンがふってきたりするところは、
「ありえな〜い」と男の子達はいいながら、大うけ。
でも、肝心のお母さんがふってくるところは、今いち反応がにぶかった。
わからなかったのかな?まあ、わたしの読み方が悪かったのだろう。星★★★★四つ。

オレ・ダレ (講談社の創作絵本)
高畠 純
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星★★★★★五つ!
これは、絵を見せたらすぐにだれだかわかっちゃうだろう、と思い、最初絵を見せないで読み、
その後「はい、答えはキリンです」と言いながらページを見せようと思った。
でも、どのページも絵を見せる前に、答えが出た。
コウモリもフラミンゴも知っている。スゴイ!!
〇ちゃんだけは、表紙のゴリラがいたく気に入ったらしく、なんでもかんでも「ゴリラ、ゴリラ」
と言っていたが。
ワニのページでは、
「オレ、こわがられる」(本文引用)と読んだら、
「ぜんぜん、こわくないよ」「ワニなんかぜんぜんこわくない」
と声をそろえて言うので、
「そうだね〜。みんなの方がよっぽどこわいね〜」
思わずそうつぶやいた。
担任の先生だけが爆笑していた。

posted by Helenaヘレナ at 22:36| Comment(5) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読み聞かせ五つ星にチャレンジ!2年生

今年度は、特に読み聞かせに力を入れよう!と思った。
昨年度は、異動したばかりで、選書するにも子供達の反応を見るにもとにかく余裕がなかった。
でも、一年経って、この学校の子たちは素直でノリがいいことがわかった。つまり読み聞かせをするには、ぴったりの人材!?

各クラスの「図書室利用実績表」に、読み聞かせた書名と、
星の数を書くことにした。

まずは2年生から、


おなべおなべ にえたかな?(こどものとも絵本)
こいで やすこ
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4月の定番。読んでいるだけで、春のスープのいい匂いがしてくる。
子ども達も、まさに食い入るようにみつめていた。
でも、もしかしたら担任の先生の方が嬉しそうだったかも・・・。
で、星は★★★★四つ。


ぼくのかわいくないいもうと (絵本のおもちゃばこ)
浜田 桂子
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1年生が入ってきてここひと月くらいで急成長した感のある2年生にピッタリ!と思って選んだ。
でも、どちらかというと、大人ウケする本なのかなあ、とも思ったが、
星★★★★★五つで、大好評!!
初っ端の「1ねん3くみ、まほっていうなまえ」のページで早くも歓声があがった。
手のかかる弟や妹の存在に「わかる、わかる」という感じの反応。
特に「げんちゃんのいもうとはおとなしくてかわいい」
「しょうちゃんのおとうとはめいれいをよくきく」
「たけちゃんのにいちゃんはサッカーがうまい」
「ああ じゅんちゃんはあこがれのひとりっこ」
という様々な兄弟姉妹関係が描かれているページ。
どの子も必ずどれかにあてはまるのが良かったようだ。

999ひきのきょうだいのおひっこし
村上 康成
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これも星五つ★★★★★まず、999ひきのカエルが生まれたところで「スゴイ!」の声。
後の展開も文句なし!だったようだ。


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2009年04月24日

こんなおばあちゃんになりたいな!

今年も、読書マラソンをやらなければならない。
でも、昨年度と同じやりかたはもういやだ。
40冊という数がまず多すぎる。
5月〜2月までというのも長すぎる。
子ども達は最初こそ乗り気だが、二学期に入るともうマンネリ気味。

それで今年は、春夏編と秋冬編の2回に分けることにした。
これで、「たのしいふゆごもり」を6月に読まなくてよくなるだろう。
冊数も、半分以下に減らす。
昨年度選んだリストを季節ごとに20冊、20冊にわければいいと、のんびりしていたのが間違いだった。
それを選ぶ子供の数が20人以上いるのだから、20冊だと全然足りないのだ。

急遽、本を選びなおす中で、みつけた素敵なおばあちゃんの本。
なんていったって、老いが迫っている。
本を選ぶのだって、自然とそういう視点になる。

たくさんのふしぎ5月号「砂漠のサイーダさん」

サイーダさんは遊牧民。
小さなおばあさんながら、ラクダを連れて砂漠でひとり暮らしている。
まず、その事実にビックリ!!
過酷な自然環境、危険もいっぱい!に違いない。
昼と夜の気温差だけ考えても、適温範囲の狭い私にはとても無理だ!
しかも、サイーダさんはおばあさん。
おばあさんだというのに、なんでも自分でできる。
一人で枯れ枝をかついで来て、ラクダの糞と一緒に火をおこしたり、
パンを焼いたり(砂漠で!)、寝る時だってごろんと砂の上で横になる身軽さ。
独身なんだろうな、と思っていたら、9人も子どもを育てあげて、
夫もいるけれど、家族はみんな定住地に暮らしている。
さびしくなんてないし、一度も退屈なんてしたことがない。
かっこいいなあ、清々しいなあ、こんな風になりたいなあ、
でも、無理だろうなあ。


頼らない生き方のサイーダさんはかっこいいけど、
頼りっぱなしのこのおばあさんも、なかなか素敵。

ひょうのぼんやりおやすみをとる (どうわがいっぱい)
いせ ひでこ
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お休みをもらってお散歩中の、ひょうの“ぼんやり”を
「まあ、なんてちょうどいいんでしょう」の一言で、
ちゃっかり荷物を運ばせ、家の掃除だの洗濯だのをやらせてしまう。
そして、ラストは本当に素敵。
いいなあ、うらやましいなあ、こんな風にやってみたいなあ、
と思うけど、やっぱり無理かなあ・・・。


「ひょうのぼんやりおやすみをとる」は2年生の春夏編のリストに加えた。
「砂漠のサイーダさん」は、まだ決めていない。
雑誌「たくさんのふしぎ」は、いつも新鮮な驚きに満ちていて、おまけに子供にも理解しやすく作られているので大好きなのだが、
残念ながら、ただ置いておいても子供たちはなかなか手にとってくれない。
直接紹介するのが一番効果があるみたいだ。
敬老の日特集か、なんかで。
「敬老の日」が合うのかどうかはともかく、子供達はきっと驚いてくれるだろう。
驚きって、大切だから。




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2008年12月20日

歓迎します!

今年一番おすすめのクリスマスの本はこれ。

クリスマスのおきゃくさま
Diana Hendry John Lawrence 藤井 美樹子
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画像がないのが残念ですが、表紙は、通りに面した素敵な家の絵で
飾られています。
クリスマスイブの晩に、思いがけないお客様が次々その家を訪れる。
でも、このお宅のお母さんは、嫌な顔ひとつせず、お客様を迎え入れる。
いくら、広い外国の家でも、ベットはもういっぱい。
そうすると、バスタブに毛布をひい寝床にしたり、赤ちゃんは
流しに布団を敷き詰めて寝かせたり、挙句の果ては・・・。

私は、お客様を迎えるのが苦手だった。
(今もあまり得意とは言えないけれど)
だから、この本を読んだ時はビックリ!!
日本の昔話にも、一夜の宿を借りたり、貸したりする話がよく
出てくるが、こんな風に、家を開放し、他人に場所を提供するという
のは、やはり外国ならでは、という感じがした。
というか、これがクリスマススピリッツというものらしい・・・。

どちらかというと、オープンではなく、クローズドな私だけど、
図書室で働くようになってからは、少し変わってきた気がする。
仕事とはいえ、様々な性格の子ども達をわけへだてなく迎えるには、
「歓迎します!」の気持ちがないと、できなかったからだ。


実は先頃ちょっとショックなことがあった。
娘の学校では、以前から授業参観の後の学年懇談会の間、
親と一緒に帰る子ども達が図書室で待っていたのだが、
それができなくなった。
その時は、娘も風邪気味だったので、待たせてもらおうと思ったら、
結局、待つ場所がなくずっと外にいた。
暗くなってもまだ終わらなかったので、慌てて、ムリヤリ中に入れてもらったのだが。

娘の学校、つまり前任校の司書をやっているのは、親しくしている友人。
事情も彼女から直接聞いた。
図書室は待合室ではないし、集団下校なのだからそれに従って、
子どもは先に帰るのが正しい、と私も思う。
私だって、今の学校で、バス待ちの子どもや懇談会で親を待つ子ども達が、図書室に来て騒いだりすると、
「ここは、待合室じゃないのよ。本を読まないなら出て行きなさい」
と言いたくなる。
が、私は邪道だから、それも図書室、あれも図書室、これも図書室、
で、いいんじゃないかな、と思ってそのままにしている。
(もちろん、騒ぐ子に注意くらいするけど)

その友人のことを、司書として信頼する気持ちは今も変わらない。
きちんと自分の考えをもって図書室運営にあたっている人だから、
今回のことは保護者である私にとって都合が悪かっただけ、と思う。
ただ、私とはやり方が違うんだな、と、人が変われば変わるんだな、としみじみ思った。


この仕事はとても楽しい。
その楽しさの中には、空間を自分の思うままに飾ったり、
好きな本を集めたりする楽しさも含まれている。
でも、その楽しさに夢中になるあまり、子どものための場所だ
ということを、私も時折忘れてしまいそうになる。


今週は冬休み前の貸しだしで、学年ごとに全員で図書室に来た。
30人以上の子ども達が全員、座る場所もない学年もあった。
でも、とっても賑わっていて、暖かかった。

狭くても施設がボロくても、「歓迎します!」の気持ちが
あれば、そこは素敵に居心地のいい場所になるのかもしれないなあ。



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2008年12月13日

オススメの本!クリスマスツリーカード

今年最後の委員会活動は、
図書委員さんおすすめのクリスマスの本を書いた、
ツリーカードづくり。

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作ったカードは、こんな風に廊下側の窓に貼った。

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サンタも一緒に踊っています。

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メリークリスマス!

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メリークリスマス!

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お引越し記念クイズ第2弾!人気者クイズ

今週の月曜日から、「お引越し記念クイズ第2弾」をスタートした。
子ども達の人気者『かいけつゾロリ』『ねこのダヤン』『こびとづかん』の三つのクイズに、第1弾で好評だった「葉っぱの名前あてクイズ」の豪華4本立て。
正解者への賞品は、ゾロリの本についていたふろくや、ダヤンのカレンダーについていたポストカードなど。
クイズやゲームが好きな子ども達で図書室は大賑わい!

一番正解者が多かったのは、『かいけつゾロリ』のクイズ。
けっこう難しい問題を作ったつもりだったのに、
子ども達は本当によく知っている。
「イシシとノシシがゾロリと初めて出会った場所は?」
という問題も、何も見ないで「おでんや」と答えが出る。

『ダヤン』の方は実を言うと、それほど人気があるわけではなかったのだけど、これを機会に人気が出るといいなあ、と思い出題した。
そのねらいが当たって、『ダヤン』の本がどこにあるかも知らなかった
子ども達がどんどん借りていった。

そして、購入以来大ヒット中の『こびとづかん』『みんなのこびと』
のクイズは、AかBのどちらかを選んで答えるようにした。

どちらも難しかったと思うけど、Aの

『こびとづかん』『みんなのこびと』に出てくるこびとの名前を全部いいなさい。本やメモを見てはいけません。

は相当難易度が高く、全部覚えていたのは2年生の男の子一人しかいなかった。
う〜ん、恐るべし!まさに「こびとマニア」!!!

今度の学校の子ども達は、クイズが大好き。
四つのクイズすべてにチャレンジする子がたくさんいた。
でも、数が限られているから、賞品は二つ分しか出せないよ、
と言うと、
「それでもいいや。クイズやりた〜い」とはしゃいでいた。

こんなに喜んでもらえるなら、またドシドシやるからね!!

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2008年12月05日

雨の日

新しい図書室がオープンして一週間。
なかなか子ども達の足が向かないなあ、と思っていたら、
今日の昼休み、突然キターッ!
「先生、床に座ってもいいですか?」と聞いてきた女の子。
(床はカーペット敷きなので、OK!)
座る場所がなくて、貸しだファイルと本をかかえたまま、立ち尽くす男の子。
(「ミッケ」をやっていた男の子達に頼んで、机のスペースを少し空けてもらった)
とにかくものすごい賑わい!
これはやっぱり、ありがたい雨のおかげでしょうか!

そんな中、このところずっと通ってくる6年生の女の子。
きっかけは、一昨日。
手に取った『給食番長』が面白かったみたいで、ちょっとお話会風に声に出して読んでみると、いつのまにか、1・2年生が聞き入っていた。
いや、本当にうまい!
声に張りがあるし、番長と給食のおばちゃんの声色を使い分ける辺り、
とても素人(?)とは思えない。
いつも一緒に来ている図書委員の友だちが、
「先生、〇ちゃんの読み聞かせ会を開いちゃダメですか?」
と言い出した。
「私、ポスター書きます!」
いいよ〜、大歓迎!!
子ども達の方でこんな風に図書室を盛り上げてくれるのが理想なのだ。
おうちで練習しておいで、と本を渡したら、一日借りて返してきたので、本番までいいよ、と言うと、
「あっ、でもあんまり練習しすぎると、自分が飽きちゃうんで」
う〜ん、そうだよね!まさにプロ!!

そういうわけで、彼女のデビューは来週金曜になった。

明るくて、美人で本を読むのも上手くて、恵まれている子だなあ、
ああいう子もいるのね、と思っていた。
今日夕方、偶然担任と話す機会があったので、そのことを言うと、
いい機会を与えてくださってありがとうございました。
と逆にお礼を言われた。
聞くと、ちょっと複雑な環境の子らしい。
以前はずいぶん屈折していたようだ。
そういわれてみれば、4月の時とは印象が全然違う。

ふ〜ん、そうかあ。
最近しみじみ思うけど、子どもって必ず光るものを持っている。
それが、何かのきっかけで光り出すと、ものすごい力を発揮するのだ。
なんにせよ、才能に恵まれた子だなあ。来週が楽しみ!

給食番長 (cub label)
よしなが こうたく
4860951921


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2008年11月28日

いえ

引越しが終わり、いよいよ今週から新しい図書室がオープン!
という時に、娘が風邪をひいてしまった。
インフルエンザではなかったものの、熱がなかなか下がらない。
そういうわけで、今週は2日しか学校に行かなかった。

半分程の広さになってしまったので、混雑が心配されたが、
今日の様子を見る限り、ちょうどいい具合だった。
利用者数が減ったのかも、と心配にはなるが、
軌道に乗れば、また増えてくるだろう。

1〜3年までは、授業で新しい図書室のオリエンをやった。
1年生と3年生はなんとか全員座れたが、36人の2年生は、
前半と後半に分けて、来てもらった。

説明の前に、まず絵本を1さつ読んだ。

のうさぎのおはなしえほん〈1〉いえ (のうさぎのおはなしえほん (1))
片山 令子
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以前にもこのブログで紹介したことがあるが、私の大好きな本。
絵本では珍しく“モノ”としての“家”がテーマ。
暗くて寒い家がいやで、引越しを考えていたのうさぎさん。
でも、掃除をしたら、暖かくて明るい居心地のいい家になった。

「新しい図書室も見ての通りあまり広くないし、元は物置だったところですが、この本ののうさぎさんのように、こまめに手入れをして、居心地のいい図書室になるように、がんばりたいと思います。
みなさんも、協力してくださいね」

子ども達もよくわかってくれたようで、今日はうんと静かだった。
狭くて、授業もまともにできるかどうかわからないし、読み聞かせやブックトークももうできないかもしれない、と悩んでいたけれど、
気持ちがあれば、なんとかなるものだなあ、と思った。


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2008年10月25日

どろろ〜ん!妖怪大集合!

どろろ〜んposuta.jpg

22日は、校内読書週間の目玉、図書集会だった。
読書週間のテーマが「読書の秋 怪談の秋」だから、
図書集会は「どろろ〜ん!妖怪大集合!」で決まり。

前任校は、図書集会が1時間(45分)あったので大変だったが、
新しい学校は、ロングの休み時間の30分弱。
楽勝!と思っていたら、かえって難しかった。
読み聞かせとパネルシアター、という風に出し物を二つ持ってくると、
ちょうど良さそうだが、それだとお客さんは観るだけで参加できない。
クイズを持ってくると、盛り上がるのだが、中途半端なクイズは却って逆効果。
そういうわけで、今回は、クイズをメインにした。

プログラムは・・・

T「ばけものづかい」せなけいこ作大型紙芝居

U「どろろん!妖怪クイズ」ブラックシアター

出演してくれた妖怪は、

日本代表が、ろくろくび、ねこまた、かっぱ、てんぐ、ゆきおんな、
わにゅうどう、かさおばけ。

外国代表は、ドラキュラ、魔女、オオカミ男、メドゥーサ、ミノタウルス。

例えば、こんなクイズ。三択問題です。

カッパkuizu.jpg

オオカミ男クイズ.jpg

こんな風にブラックシアターにしました。

ブラックkappa.jpg

会場は大盛り上がり!!大成功!!

ビックリしたのは、図書委員さんがわずか3回の練習で、
とっても上手に演じてくれたこと。
呑み込みが早くて驚いた。

こんな衣装も作りました。

syuukai衣装.jpg 衣装syuukai.jpg

終わった後、図書委員さん達と記念撮影をして、
ああ、やっぱり集会はいいなあ、と思った。
私もようやくこの学校の司書としてやっていける自信ができた気がした。
ずいぶん時間がかかったけど。




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2008年10月19日

怪談の秋!

10月6日から三週間に渡る校内読書週間のテーマは
「読書の秋 怪談の秋」。
しかし、先日子どもに
「先生、読書の秋、はわかるけどさあ、怪談は夏でしょ」
と言われた。
「そんなことないよ。怪談は秋!でもいいんだよ、別に」
と苦し紛れに答えた。

さて、読書週間のメニューのひとつに“読み聞かせ”があって、
保護者ボランティアと先生に週に一度ずつ、朝読書の時間
読み聞かせをしてもらっている。

保護者ボランティアは普段から隔週で入ってもらっているメンバーなのだが、
今回は「怪談」のテーマに合わせて、小泉八雲の作品を中心に
一人一冊担当を決め、各学年を回ってもらうことにした。

その中の一つが「雪女」。

雪女 (日本の童話名作選シリーズ)
平井 呈一
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4、5、6年生に読んでもらうのだが、1回目の6年生の時、
ボランティアさんが風邪でお休みとなり、急遽私が代読することになった。
前任校で「おばけ集会」をした時に、こういう八雲の絵本があることを知って購入したのだが、自分で読み聞かせをしたことはなかった。
伊勢英子さんの絵が素敵で、お気に入りの一冊だったのだが、
読んでみると、これがけっこう読みにくい。
訳本だからなのか、言い回しが難しいし、字が絵に紛れてよく見えない!!
おまけに6年教室は怪談ならぬ、階段教室なので、めちゃくちゃ緊張するのだ。

読み終わると、どっと疲れた。
ああ、こんな選書をして、ボランティアのお母さんに悪かったなあ、
と反省しきり。

しかし、その後6年の担任の先生から、
「いやあ、ヘレナ先生の雪女、ものすご〜く怖くて、よかったですよ」
とお褒めの言葉をいただいた。
各クラスを回っていた校長先生も、
「本当!ムード満点で、とっても雰囲気でていたわよ」
と言ってくださった。

そういうわけで、ヘレナ先生の雪女は怖いと評判になったのだが、
その理由は雪女に似て、色白美人!だからではなく、
普段溜め込んでいる“怒り”を一気に噴出させる読みにあったのだった。

読みにくくてもやっぱり八雲の絵本は、迫力があって面白い。
他に、こんなのもあります。

耳なし芳一
小泉 八雲
4097278525


やっぱり、絵が綺麗で、でもすごく怖い!!!です。
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2008年10月04日

読書の秋怪談の秋

怪談のaki.jpg

来週、10月6日から校内読書週間が始まる。
期間は、3週間。
10月6日〜24日まで。

年間行事予定で決まっていたのは、10月22日の図書集会だけで、
読書週間を何日間設定するかは自由。活動内容も自由だったので、
わたしが好き勝手に決めた。

といっても、昨年の資料も参考にして、朝読書や貸しだし冊数増、読書郵便は昨年通りにした。
一番大事なのは、テーマを設定すること。
例年、ただ「校内読書週間」となっていたらしいが、
やはりテーマがないと今ひとつノリキレナイし、焦点もぼけてしまう。

「前任校の図書集会の時は、「喰いっぱぐれたのにはワケがある」とか
「キーワードは3」とか凝ったテーマも考えたが、今回はわかりやすく、かつ子どもウケしそうなテーマにした。
とにかく盛り上がって、子どもの視線をこちらに向けさせることが
できればいい、と思った。

普通怪談は夏だが、まあ秋の怪談も風情があっていいかな、と。

目玉はこれ。
「おばけスタンプラリー」。

obakeすたんぷらりー.jpg

期間中、おばけやようかいが出てくる本、怪談の本をかりたら、
特製カードに特別スタンプ「ひみちゅ」を押してもらえます。

盛り上がるといいな〜。
posted by Helenaヘレナ at 21:42| Comment(6) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月26日

一学期

実は、一学期はすでに18日で終わっていた。

重い心を抱えて蝸牛のようにスタートしたが、
最後はバッファローの大群に追い立てられるように慌しかった。

でも何をやったか、と考えると、昨年度からの引継ぎ業務である
「読書マラソン」改め「本の森たんけん」。
新規図書の購入を200冊足らず。
前任校で恒例だったブックトークは、6年生に2回やっただけ。
子どもの名前は三分の一も覚えられたかどうか。
すでに、名前と顔がバラバラになりつつある。

二学期は、図書室の引越しがある。
大きな声では言えないが、今の場所では、耐震的にアブナイらしい。

終業式が終わり、子ども達もいっせい下校して
図書室で茫然自失していると、
「ヘレナせんせい、せんせい」と呼ぶ声がする。
まだ下校していない子がいたのかしら?とキョロキョロ見回すと、
北側の細い窓にセーラー服が見えた。
この3月前任校を卒業した女の子二人だった。
彼女達が入学した中学校は、この学校の道を挟んだ向かい側。
4月にも、一度三人の仲良しグループで遊びに来てくれた。
母校でもないよその学校に来るのは気が引けたのか、
この学校の卒業生であるお友だちを案内人に立てて来てくれた。

でも、今度は二人きりで裏山を登って潜入してきたという。
嬉しくて思わず二人の手を握り締めた。
嫁に行った娘がダンナと姑に内緒でこっそり帰ってきたみたい(?)
「誰かにみつからないか、ひやひやした!」
喉が渇いたというので、水筒のお茶をあげた。
三人で北側のベランダに出て、下を見下ろす。
校舎は傾斜地に建っており、図書室のある西側は持ち出しになっているため、一階だが高さがある。ほとんど宙吊り状態。
「わあ、ここ怖いねー」シズちゃんが呟いたので思わず、
「今度、図書室引っ越すんだ」と言ってしまった。
「忍び込みやすい場所にしてくださいね。また遊びに来るから」
ナミエちゃんが明るく言ってくれた。
うん、外から見てもわかるように、旗を立てておくよ。

二人はまた裏山を降りて帰っていった。
セーラースカートで、重いカバンを提げて薮をかきわけながらそろりそろりと降りてゆく。
「気をつけるんだよー。転がらないように!」と大声で言うと、
「また、来ますー」と手を振ってくれた。

菜の子先生はどこへ行く? (福音館創作童話シリーズ) (福音館創作童話シリーズ)
富安 陽子
4834023516


昨日久しぶりに出勤したら発注していた「菜の子先生シリーズ」の最新版が届いていた。
いつも菜の子先生の活躍が爽快なシリーズだが、
四話目の『十二人めのクラスメイト』は、読むとしみじみ切なくなった。

山の中腹にある児童数八十三人の小さな小学校は、もう随分前から、
変わるはずのないクラスの人数がひとりぶん増えてまたもとに戻るという不思議な現象が起きている。
そしてそれはいつも卒業式の近づく6年生のクラスと決まっていた。

小学校には、桜の古木が子ども達を見守るように枝を広げている。
そういえば、前任校にも大きな松の木があった。
図書室から見えるその松は、実は無闇に枝を剪定できないいわくつきの樹なのだが、私は学校の守り神のように思って、毎日眺めていた。

『十二人めのクラスメイト』で私が切なく思ったのは、
子ども達に「あの子」と呼ばれているもう一人のクラスメイトの子が呟いた言葉。

「だって、ぼく、ほんとうに、あの子たちの友だちみたいな、幼なじみみたいな気がしてたんだもん。毎日毎日学校で、あの子たちに会ってたんだもん。これからもずっと、いつまでもいつまでも、あの子たちといっしょにいられる気がしてたんだもん」(本文引用)

私もそう思っていた。

菜の子先生は本当に面白い。

「私は、いつだって学校のどこかにいます」(本文引用)

と力強く言ってくれる菜の子先生と、この学校にいる内にぜひ会いたい、と思う。





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2008年07月11日

泣かせちゃった!

木曜日は一学期の最終返却日だった。
この日までに、本は全て図書室に集合する!(ハズだ)
来週、夏休みに読む本を各学年ごとに借りに来ることになっている。

といっても、期日を守れない子がいるのはどこの学校も同じ。
この日に全員返せたのは一学年だけだった(1年生ではない)。
まあ、異動早々でもあるし、穏便に行きましょう、と、それでも
一応やんわりと担任の先生に報告した。
その結果、この日一番たくさん聞いた言葉が、
「あの子は平気でウソをつくんですよ」だった。
なるほど。大人だって平気でウソをつくんだから、子どもだってつくだろう。
しかし、信じた結果、毎度毎度そのかわいい顔に騙されてきた担任の先生達の悔しさがにじんでいて、笑えなかった。

だったら正直に言えばいいのか、というとそうでもない。

今日、図書室の掃除に来た2年生の女の子が雑巾を振り回しながらスキップしつつこう言った。

「また、本わすれちゃった〜。ハハハ」

こんなに平気で本当のことを言われたら、黙ってはいられない。

「ん?ミーちゃん、今のは本当ですか?」

「本当だよ。わすれちゃったものはしようがないじゃん」
まだスキップしている。

「ちょっと、こっちへ来てください」
まだニコニコしている。黒い目がクリクリかわいい仔リスちゃんみたいな子なのだ。

「先生は、怒っています!」というとちょっと表情が変わった。スキップも止まった。

「ミーちゃん、忘れたのは良いことですか?・・・そうですね。
悪いことですよね!先生との約束を破ったんだからね。
それなのに、そんなにニコニコしてていいんですか?
ミーちゃんは悪かったなあって全然思ってないでしょ?
でも、悪いと思ってないと、月曜日もまた忘れるかも!
しれませんよね。
だからもっと反省してください。いいですか!」

じーっとこっちを見ていた丸い大きな目が段々潤んできて、
「ごめんなさい」と言った後、俯いてとうとう泣いてしまった。

あーあ、泣かせちゃった。
子どもを泣かせると、どんなにこっちが間違っていないと思っても、
うろたえてしまう。
以前だったら、ここですぐに頭をなでなでしてしまうところだ。
しかし、今回は耐えた。

結局、掃除中、ミーちゃんはそんなに大げさには泣かなかったものの、
ずっと表情が固かった。

箒を掃除道具ロッカーにしまいにきた時、思わず
「ミーちゃん、先生と指きりしよう」と言ってしまった。
「指きりげんまん、ウソついたら・・・給食のおかずをもらうよ」
そこでようやくニッコリ笑ってくれた。

やっぱり負けてしまった。
ウソをつかれても、つかれなくても、大人は必ず負ける。
そういうことになっているらしい。



posted by Helenaヘレナ at 21:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

日本の神話

新しい学校には、保護者による読み聞かせボランティアがある。
そのボランティアの方が6年生に読み聞かせてくれた本。

日本の神話〈第1巻〉くにのはじまり
舟崎 克彦
4251008219


息子さんが自由研究で「お神楽」を調べた際、
親子でいろいろ日本の神さまについて勉強したらしい。
伊勢神宮にも行ったという。
その結果、自分達が日本人でありながら日本の神さまのことをまるで知らないことがわかった。
子ども達にも神さまの名前くらいは知って欲しくて、今回読み聞かせに選んだということだった。
“宗教”ぽくなるかな?と躊躇していたけれど、でもギリシャ神話を読むのだから、と。

このシリーズを図書室で見つけた時、私も貴重なお宝に出会った気がした。
読んでみると、「アマテラス」だの「スサノオ」だの「いなばのしろうさぎ」だの、単語くらいは聞いたことがあるが、系統だったことはまるで知らない。
今回じっくり読んでみて、そうだったのか!と発見したことがいくつもあった。

しかし、司書として保護者の読み聞かせボランティアに関わるのは初めてだが、みなさん意識が高い方ばかりでビックリ!!!
他にアンデルセンの『はだかのおうさま』を読んでくれた方がいたのだが、話を知らない子ども達がたくさんいて驚いたらしい。
神話もアンデルセンも昔から脈々と伝わってきたものだから、やはり大切にしたい。
そういうものを子ども達に伝えていくのが、
保護者ボランティアの活動として意義があることではないか、
との意見が打ち合わせの際に出て、みなさん頷きあっていた。

う〜ん、勉強になります。
posted by Helenaヘレナ at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こびとづかん

こびとづかん (cub label)
なばた としたか
4860951085


今回新しく買った本の目玉の一つがこの『こびとづかん』。
二年ほど前だろうか。
nora-takaさんのブログで目にした時は「おお!」と思わずのけぞった。
前任校で購入しようと思いつつも、結局果たせなかったのは、
ここの子ども達には受け入れられないかも・・・。
という直感が働いたから。

そして、今の学校で購入したのも、ここならもしや人気が出るかも、
という直感が働いたからだった。

そしてその直感が当たった。

始まりは3年生の女の子だった。
絵が恐ろしいほど上手で、プラス宇宙遊泳的にぶっとんだ思考を持つ彼女は、ひと目見るなりこの本を気に入ってくれた。
仲良しの男の子を連れて放課後やってくると、
男の子のために朗々とした声で『こびとづかん』を音読し始めた。
以来、3年生を中心にブレイクした。
ちょうど国語で、本の帯を作るという授業をやっていた彼らは
こぞってこの本の帯を制作し始めたのだ。

でも、何より私が感動したのは、女の子の音読をじっと聞き入っていた男の子の言葉。

「じゃあ、本当にいるんだ。今日ウチに帰ったら探してみよう。
黄色い花ってタンポポでもいいのかな。団地の駐車場のとこに咲いてたから。」


ウケねらいでも何でもない。
本心から素直に出たつぶやきだった。

「感動したね、わたしゃ」
家に帰ってフレディさんに話すと、
「なんか、その言い方、『ちびまるこちゃん』みたい」
と言われた。
そういえば、今の学校の子ども達って、ちびまるこちゃんのマンガに登場する子ども達とどこか似てるような・・・・。

posted by Helenaヘレナ at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月28日

蝙蝠少年

先週は、子ども達を巡る不思議な出来事がいっぱいあった。

まずは、5年生の男の子が午後突然やってきて言った。

「なんだ〜、誰もいないじゃん」

でも、誰もいないのがなんだか嬉しそうである。
彼は最初見たとき、ちょっと乱暴そうなイメージがあった。
というのはつるんでるのが、授業抜けしてフラフラしてる子達
だったからである。
(まあ、その子達も乱暴ってわけではないけれど)
でも最初の印象とは違って、彼は案外真面目だった。
本の森探検(読書マラソン)にもしっかり参加し、
感想用紙に、『みにくいシュレック』の似顔絵を描いてくるようなオチャメな男の子だった。

「ちょっと調べたいんだけど。生き物のこと」

と言いながら、片手でTシャツの上からみぞおちの辺りをそっと押さえている。
「なんか、いるの?そこ」と尋ねると、
ニコニコ嬉しそうに笑いながら、(というか、いつも笑っているように
見える)
「ダメ!バレたらやばいから。先生に見つかったら絶対、ダメです!
って言われる・・・絶対言わない?」
「言わないよ。大体誰に言うの?」

彼がそっとTシャツをめくると、茶色い毛の小さな生き物がランニングにしっかりとしがみついていた。
パッと見、野ネズミのようだが、カラカサみたいな羽根が爬虫類っぽい。
コウモリだ。
「コイツ、何食べるのかな?」

書棚を探すと、こんな本があったので一緒に見た。

ふしぎいっぱい コウモリ (AMAZING WORLDS)
Jerry Young 徳永 優子
4892384534


でも、著者が外国の人だからか、この本に載っているのは、
主に外国に生息している大型コウモリが殆ど。
彼のお腹にしがみついているのは、小型コウモリの方だろう。
目がモグラのように小さい、というか殆どない。

動物図鑑で調べると、小型コウモリの食べ物は虫、主に蛾と書いてあった。

「蛾?蛾食べるの?こんな子どもに蛾なんかやっていいのかな?」
彼はひどくとまどって、何度も「蛾かあ」と呟いた。
どうやら、蛾が怖いらしいのだ。意外にも。

「小さな蛾でいいんじゃない?」

と話している内に、チャイムが鳴った。

「マズイ、行かなきゃ。帰りの会が始まっちゃうよ」
と、Tシャツを下ろした。

「その子潰さないように気をつけるんだよ。
皆にみつからないように祈ってるよ」

「知ってる奴もいるんだ。一緒に体育館の掃除やってた奴ら。
体育館で見つけたから」

そう言って、相変わらず嬉しそうな顔をして出て行った。

どうするのかな?
飼いたそうにしていたけど、蝙蝠って飼育可能なんだろうか?
おうちの人が許してくれるとも思えないけど。
彼の様子を見ていると、動物を飼いなれているようには見えない。
飼ったことはないけど、飼いたいと思っている。
蝙蝠をお腹に抱えている顔がすごく幸福そうだったから。
いや、でもいつも微笑みを浮かべているような、そういう顔なのか。





posted by Helenaヘレナ at 18:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月23日

お試し期間中!

新しい本

朝、図書室に出勤し、ピカピカの新しい本が目に入った途端、
気が滅入ってしまった。
学校図書館では、せっかくの粋のいい新鮮な本も子ども達の手に取られなければ、
存在価値がないのだ。

どうしようかな〜、と悩んでいたところへ、
授業が早く終わった3年生がみんなで遊びに来てくれた。
顔見知りの男の子を捕まえて
「〇〇くん、新しい本が入ったんだけど、ちょっと立ち読みしていかない?」(立ち読みは冗談だけど)
と、声をかけた。

すると、「あっ、ホントだ」「鬼太郎の本もある!」「僕はファーブル!」
と言いながら、わらわらと子ども達が寄ってきた。
みんな本はすでに「本の森たんけん(読書マラソン)」の本を借りているので、借りないで、図書室で熱心に読んでいる。

そこで、急遽、
「新しい本お試し期間中につき、現在本を借りているで人も
新しい本をもう1冊借りられます!」と宣言した。

最初からこううすれば良かったのだろうが、新しい本の冊数に限りがあったため、躊躇っていたのだ。

こうして新しい本は目出度く日の目を、ではなく子ども達の目に
止まったのだった。

しかし、ファーブル昆虫記を借りていく子がけっこういるのには
驚いた。
図書室には古くて難しいファーブルしかなかったので、
今回新しくひさかたチャイルドの絵本を買ったのだ。

ファーブル昆虫記 (たまころがし) (科学絵本ライブラリー)
ファーブル昆虫記 (たまころがし) (科学絵本ライブラリー)ファーブル


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本を借りていく子にカウンターから
「読書マラソン以外の本もかりてみてね」と言うと、
「読書マラソンの本を借りろ、って言うんじゃなくて、
違う本にしろ、って言う先生は珍しい」と言われた。

これは誉め言葉かな?うん、きっと誉め言葉に違いない。




posted by Helenaヘレナ at 20:28| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

まっています!新しい本

今年度初、というか、異動して初めて本を購入した。
まだ子ども達の読書傾向をしっかり把握できていないので、
というか、今、子ども達が借りているのは殆どが「本の森たんけん」(読書マラソン)の本なので、把握しようがないのだが・・・。
とにかく1回目は控えめに買った。
前任校の2倍の児童数なので、本の倍買える訳で、
気持ち的にはかなり余裕がある。

前任校で人気があった「ダヤンコレクションぶっく」や、
怪談好きなこの学校の子ども達向けに「水木しげるの妖怪百科シリーズ」など。

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チラシを作り、各学年に一枚ずつ配った。
「数にかぎりがありますので、かしだしはお一人様一回につき一冊とさせていただきます」
というお断りつき。
それでも、この冊数じゃ全員分はないかもしれないなあ。
借りれない子がいたらかわいそうだなあ。
そんなことまで心配した。
配架するのも貸しだし開始の休み時間ぎりぎりまで待って、
本の入ったダンボールも子どもの目につかないように気をつけた。
だって、以前は子ども達が鼻をひくひくさせて、
(新しい本は匂いでわかるらしい)
「先生、これもしかしたらあたらしい本?」なんて聞いてきたからだ。

しかし、休み時間になった途端、図書室に押し寄せる子ども達・・・
という私の想像は見事裏切られた。

だれも、新しい本を借りに来ない。
図書室に来た子に「新しい本が入ったからね!」と言っても
「ふ〜ん」、「私、読書マラソンの本がいい」
「もう少しで20冊だもん」「ポイントもらうんだ」

ショック!だった。
この子達は新しい本に興味がない????
読書マラソンなんてやめてしまおうか。
でも、もしやめたら、誰も本なんて借りにこないかもしれない・・・。

折りしも、昨日は娘の学校でPTA役員会があって、前任校へ行った。
市内の図書館に勤めている友人についつい愚痴ってしまった。

読書に対する考え方があまりに違っていてついていけない。
子どもも先生も図書室に関心がないように見える。

友人は私の愚痴を全部聞いてくれたうえでこう言った。

「でも、ここ(前任校)だって、最初はそうだったんじゃない?
何年もかけて、変えていったんだから。
またこれから変えていけばいいよ」

そうか・・・。
そういわれれば、最初の年はやっぱりめげてしまうこともいっぱい
あった気がする。もう忘れてしまっていたけど・・・・。

もう一回一から出直して・・・。
でも、どうすればいいのか、わからない今日この頃なのです。
posted by Helenaヘレナ at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あたらしいともだち

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「本の森たんけん」のポスターを作って、図書室の入り口の展示イーゼルに貼った。

イラストの殆どは娘の作だが、右下のクマさんとウサギさんは、
6年生の図書委員の女の子が書いてくれた。

ある日、「先生これ書いたんですけど、よかったらどうぞ」
とノートを切り取った紙をくれた。
見ると“本の森のあたらしいともだち”とタイトルがあって、
この絵が書いてあった。
娘作の本の森番キャラもまねして小さくかいてあった。

あまりに嬉しかったので、本人の承諾も得て「本の森通信」にも載せた。
担任の先生に「遊び心たっぷりの素敵な子ですね」と言ったら、
「はあ、そうですね。宿題をちゃんとやってきてくれればもっといいのですが・・・。
でもこんな風にとりあげてくださってありがとうございます」
とお礼を言われた。

そうか、宿題もしないで本の森の“あたらしいともだち”を
描いてくれたんだ。
ありがとう!!
posted by Helenaヘレナ at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月06日

雨ふりと雨あがりの日に読みたい本

最近雨の日が続いていた。
この図書室は、北側の日の当たらない場所にあるため、
天気が悪いと、途端に冬並の寒さになる。
でも、いいこともあって、今日のような暑い日だと過しやすい。

雨ふりとと雨あがり.jpg

ame雨展示.jpg

前任校の時は長い廊下の壁を飾り付けなければならなかったので
大変だったが、ここではそれで頭を悩ませることはなくなった。
まあ、それが淋しくもあるけれど・・・。
でも展示書架は、リッチな(?)今の学校ならでは。
久しぶりにこういう仕事をした。
posted by Helenaヘレナ at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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