2006年02月24日

キャラクター人気投票結果発表!!

1月から行っていた図書委員会主催の“キャラクター人気投票”の結果を発表した。

1位 ディズニーシリーズのミッキーマウス  17票

2位 マジックツリーハウスのジャックとアニー 15票

3位 はらぺこあおむし 12票

4位 ちびまるこちゃん 5票

5位 名探偵夢水清四郎ノートの あい、まい、みい 4票

6位 ダヤン 1票
   わたがしふうちゃん 1票

投票してくれた人全員にしおりをプレゼントするので、
ポスターを書いた担当にしおりも作ってもらった。

にんきキャラクターjpg.JPG

にんきキャラクター2.jpg

「はらぺこあおむし」と「夢水清四郎ノート」は、6年生の子がパソコンで作った。
最初スキャナーで絵を取り込んだのかな?と思った。
なんとマウスで描いたらしい。
すごい技術である。
「マジックツリー」はポスターの絵がとても上手で、2位を獲得したのだが、
彼女はもう描けない、どうしてもダメという。
仕方なく、デジカメでポスターの絵を撮り、加工して作った。
ミッキーとダヤンはまだできていない。
できあがったものも、何度も催促してようやく、という感じだった。

先日、投票してくれた2年生の男の子が
「しおり、もらえるんだよね」と嬉しそうに言っていた。
楽しみに待っている人がいるんだから、
図書委員さん、最後までがんばって!!



posted by Helenaヘレナ at 17:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月21日

涙雪ー泣ける本

昨日の牡丹雪、積もらないだろうと甘くみたのがいけなかった。
すっかり積もってしまった。
しかし、春の雪らしく、水分をたっぷり含んでいるのですぐ溶けるだろう。
(また甘いだろうか)

ゆき夕景.jpg

べしょべしょしていて、泣きべそをかいているみたいなので、
「涙雪」と勝手に名前をつけた。

そういえば、最近泣ける本や映画が流行っているらしい。
泣くとすっきりして、ストレス解消にもなるというのだが、
泣くために作品をみるというのは不思議な感覚だ。
私自身は血も涙もないと言われるくらい乾いているので、
涙を誘うような映画や本は逆にしらけてしまう気がする。

子どもはどうだろうか?
悲しい本より楽しい本を選ぶ傾向があるような気がする。
でも、本の表紙にちょっと悲しげな主人公が書いてあったりすると、
「ねえ、この本悲しい?」「この犬さ、死ぬの?」と聞いてくる。

以前「心にじーんと沁みるような本を何冊か紹介してやってください」
と担任の先生からリクエストされた。4年生だったろうか?
その時最初に思い浮かんだのが「ないたあかおに」だった。でも、正直言うと、私はあまりこの話が好きではない。
自分を犠牲にして成り立つ友情って何?と思ってしまうのだ。
「心にじーんと・・」というのがあまり思い浮かばなかったので、
「心にグサっとくる名言が出てくる本」というテーマに変えてしまった。

でも今なら、ちょっと紹介できるかも、と思って選んでみたのがコレ。

なける本.jpg

「ごんぎつね」(新美南吉)
このラストにはついウッとくる方も多いのではないだろうか?
ごんの無垢な心と、ラストの不条理。誰も悪くはないのに起こった悲劇。
偕成社の黒い健さんの絵のものが、しっとりしていていい。
でもこの本読み聞かせに使うのはけっこう難しい。
低学年だとまだ理解できない気がするのだが・・・。

「七日間のスノウ」(村山早紀 作 森友典子 絵)
子どものリクエストで買った本。
「この猫死ぬの?」と聞かれても「そう、死ぬの」とすぐ答えてはいけないんだろうな。
文字が大きく低学年でも読める。
ウチの娘が1年生の時にはまってしまった。
読んだ直後目の周りがこころなしか赤かった。

「おじいちゃんの口笛」(ウルフ・スタルク作 アンナ・ヘグルンド絵)
これはブログでも以前紹介したことがある
にわかじたてのおじいちゃんと孫。
でもその絆は本物で、こんな風な関わりを築けたらどんなに幸せだろう、と思う。
4年生から6年生まで、1時間かけて読み聞かせを行ったが、
どの学年も最後まで静かに聞き入ってくれた。
悲しいラストだけれど、泣いてはいけない気がする。
爽やかな秋の一日のように清清しい物語だ。

「北風のわすれたハンカチ」(安房直子 作)旺文社
この本を図書室で見つけた時、感動した。
子どもの頃買ってもらい、何度も読み返した本だったからだ。
これを題材に図工の授業で、しかけ絵本を作ったこともあった。
「北風のわすれたハンカチ」「小さいやさしい右手」「赤いばらの橋」
と3編入っていて、どれもいいお話だが、
ことさら印象深かったのが「小さいやさしい右手」だった。
物語の最後で主人公のまものは初めて「涙」というものを知る。
「切りおとされた小さな右手のかわりに、まものは、二十年かかって、
なみだというものを知ったのです」(本文引用)
まものは泣いて泣いて、最後には自分の涙に溶けて、
透き通るような白い若者になったのだった。

この本、どうやら絶版になってしまったらしく、
ネットで調べてもみつからない。
もしかしたら安房直子さんの全集に収められているのだろうか?
図書室にある本はかなり傷んでいて、まだ読めるには読めるのだが・・・。

こうやって見ていくと、泣ける本もけっこういいなあ。
そうそう、ドライなヘレナさんだが、最近涙腺が弱くなったと思うことはある。
子どもががんばっている姿、を見るとみるみる視界がぼやけてくる。
もう年でしょうかねえ。








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2006年02月20日

牡丹雪と6年生に贈る本

はるの雪jpg.JPG

なんだかわかるだろうか?
そう、雪なのです。大きな牡丹雪。
でも、春の雪らしく、掌に触れるまもなく水滴になった。
恐ろしい勢いで降ってはいるが、積もることはないだろう・・・たぶん。

牡丹雪って美しい名前だ。
美しい言葉っていい。口にするだけで、身も心も美しくなった気がするから。

4年生の連句の授業じゃないけれど、
春の雪→卒業→6年生を送る会

毎年、3月に「6年生を送る会」という行事を全校でやっている。
職員の出し物もあって、今年は拡大投影機を使っての読み聞かせをやることになった。
「ヘレナ先生、選書をお願いします」と言われたけれど、
やはり、6年生のことを一番わかっていて思い入れがあるであろう担任の先生の意見を
重視したいと思った。
といってもすぐに出ないようなので、こちらでも候補を出して選んでもらうことに。

時間は10分。最初5分と言われたけれど、それじゃ読めるものが限られてしまう。
道徳的になりすぎては困るが、多少メッセージ性のあるもの。
以上を考え合わせ、図書主任の先生にも相談して選んだのがコレ。

6年生に贈る本jpg.JPG

レオ=レオニは主任の先生が選んだ。
「フレデリック」は私もおすすめ。
想像力の大切さが描かれている。

私がオススメしたのは「ルピナスさん」(バーバラ・クーニー作)。
昨年の卒業文集のメッセージにも引用した。
主人公のアリスがまだ幼い頃、おじいさんが「将来の夢」を聞く。
「いろいろな国を訪ねて、帰ったら海辺の街に住むわ」と答えるアリスに
おじいさんは「それもいいが、3番目にやってもらいたいことがあるんじゃ」と言う。
この3番目というところがいい。
1番目と2番目は、自分の夢をかなえるのに充ててほしい。
だから3番目でいいから、将来の計画の中に加えてほしい。
「世の中をうつくしくするためになにかする」ことを。
自分のためではなく、世の中のために。
この世の中の人がみんな、頭の片隅にでもそういう意識を持っていれば、
世の中はきっと変わるのだ。

上の画像は、6年生の担任の先生がいいと思った順番に右から並べた。
「ルピナスさん」「じごくのそうべえ」「にじいろのさかな」の三冊を候補に
他の先生方に聞いて多数決で決めることになった。

でも、今年の6年生に合うものということで、私が思い浮かべたのは
「盲導犬不合格物語」だった。絵本ではないので、無理だけれど。
多種多様な個性が詰まった今年度の6年生。
社会の圧力に負けず、その個性を伸ばし自分に合った道をみつけていって欲しい。
別に「合格」じゃなくていいから。
posted by Helenaヘレナ at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

さやか先生と行こう“森絵都ワールド”

今日は娘をフレディさんに任せ、出勤した。
久しぶりに来ると、楽しくてしようがない。
多少図書室が荒れていようが、子どもが憎まれ口を叩こうが、
今日だけはルンルンである。

まず、図書室だより「飛行船」を印刷した。
今月号の目玉は、“さやか先生の私の読書体験記〜中学生編”だ。
6月号の、小学生編の時は、「ズッコケ三人組シリーズ」を紹介してくれた。
それが、図書集会「ナゾの三人組をさがせ!!」のきっかけにもなったのだ。

さやか先生は今年度新採用で事務の先生になった21才。
若くかわいい我が校のマドンナである。
(さやかちゃんが来る前はもちろん私がマドンナだった)
しかし、かわいいだけではなく、読書大好きということで、原稿を書いてもらったら、
これが、読解力、文章力ともに素晴らしかった。

今回は中学生編ということで、森絵都さんを紹介してくれた。

例えば
「中学生の頃ってとても憂鬱で、なんだか言葉にできないイライラがあって、冷めているように見えるんだけど、でも内には熱を持っていて、何かを信じたくて、
そういう気持ちは大人になるとだんだん忘れていってしまいがちなんだけど、森絵都さんは
全然忘れてなくて、しかも矛盾だらけの中学生の気持ちをまるごと認めてくれる」
という紹介文は私には書けない。
なぜなら中学生時代は私にとってはるか昔のことだからだ。さやか先生のようにはもう、リアルに共感できない。

そして「中学生に疲れた時は、ぜひ森絵都さんの本を読んでみてください」と、
中学生になる不安を抱えた6年生へのさりげない応援メッセージにもなっている。
「体に、心に、たくさんビタミン摂りましょう!私もいつまでも中学生の気持ちがわかる大人でありたいな、と思います」
うん、君ならなれるよ!

“さやか先生と読もう!森絵都ワールド”を展示した。

もりえとのせかい.jpg

しかし、そのさやか先生も知らなかったのが「にんきものの本」シリーズ
「これ読んでみて」と一冊渡すと
「すっごく、面白かったです」と感激し、月曜には返すから、ということで、
全部借りていったのだった。



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2006年02月16日

看病休暇中に読んだ「時計坂の家」

娘のインフルエンザは、四日目でウソのように元気になった。
「気持ち悪いよ〜、お腹痛いよ〜」
(今年のインフルエンザの特徴です。皆さん気をつけましょう)
と泣かれた時は、いたたまれなかったが、
元気になるとほっと気が抜けて、そのせいか腹まで立ってくる。
「お薬のませて、ママ」と言われても、
「自分で飲めるでしょ。とっとと飲みな」とうって変わってぞんざいな対応。
そろそろ仕事にも行きたい。図書室も気になる。
でも行けない、というジレンマが機嫌を悪くさせてしまうのだ。(娘よ、ごめん)

看病している間に、新しく来た本を読もうと思い、
「時計坂の家」(高楼方子)を持ってきた。
公共図書館に勤める友達から、すごくいいよ、と薦められた本。
高楼方子さんの本はファンが多いので、もう読まれた方も多いかもしれない。

奇想天外、なんでもありのファンタジーが多い中、
この話は、私達が暮らす日常の延長線上にある感じで、
誰にでも起こり得るような雰囲気がとても読みやすかった。

12歳の少女が夏休み、不思議な魅力のある従姉妹に誘われて
祖父の住む家に遊びに行き、そこで打ち付けられたドアの向こうに魅惑的な園をみつける。
その園はどうやら若くして亡くなった祖母の秘密に繋がっているのだが・・・。

お話の舞台である街汀館(みぎわだて)がまずとても魅力的だ。
海と山にはさまれた小さな町ではあるけれど、
その昔異国との交易に栄えた街独特の雰囲気が人をひきつける。
少しずつ謎が明らかになっていく過程を追っていく内、
ページを繰る手が止まらなくなるのだが、
しかし急いで読んでしまうのは惜しい気がする本である。

読み終えて、そのあまりの深さに、これは大人にこそ理解できる話なのではないか、
とも思ったが、すべてを理解できなくともそれはそれでいいのかもしれない。
しかし、12歳というのは、よく物語の中で取り上げられるが、
それほど特別な年齢だのだろうか?
もうすっかり子どもというわけではないが、まだ大人にはほど遠い・・・。

この本の挿し絵を手がけたのが、作者の実姉、千葉史子さんで、その略歴を読むと、
作者は、物語に登場する不思議な従姉妹マリカに、
今はパリに住むお姉さんの面影を投影したのではないだろうか?
などと、根拠のない推測をしてしまうのだった。

怒るみゅー

「なんで、意味なく撮るんだよ」怒るミュータントの心の声。
「だって、ヒマなんだもん」と娘。
「ヒマなら、学校に行ってほしい・・・」とは母。
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2006年02月10日

大人の方のための・・絵本の時間

図書室だより「ひこうせん」では、『大人の方のための・・絵本の時間』
というコーナーがある。
読んでくれるのが、子どもよりむしろ保護者に多いということで、
保護者向けのコーナーを設けたのだ。
子どもに読み聞かせをしたことで絵本の魅力に目覚めた保護者は
けっこういるのではないだろうか。かくいう私もその一人。
『大人のための・・』だから大人向けの絵本というわけではない。
図書室にある本なので基本的に子どもが読む本だ。
小学生の子どもを持つ親に向けて、という視点で取り上げている。

今月は、『モノ』にこだわって本を選んだ。
先日友人が言った言葉がきっかけだった。
夜中、強い風の音で目を覚ました彼女は、家が自分達を守ってくれている、
という温かな気持ちを抱いた。
この話を聞いたとき、私は片山令子 作 片山健 絵の「いえ」(ビリケン出版)を思い浮かべた。

いえjpg.JPG

ただの「いえ」なんて変わった題名だ。そっけないというか、即物的というか。
表紙の絵もユーモラス。ふてくされたようにドアを足であけている野ウサギ。
野うさぎは自分の家がキライ。ドアは開け閉めがスムーズでないし、中は暗くて寒い。
でも、それは家をいたわってあげていなかったからなのだ。
読みながら、自分の家のことを言われている気がして、思わず苦笑してしまった。
この話女性ならでは、という感じがする。
忙しいと掃除もついついおざなりになってしまうもの。
お話のラスト、夜、ベッドで雨音を聞きながら野ウサギは、こう言う。
「ありがとう。こんなに雨がふっているのに、わたしはぜんぜんぬれないわ」(本文より)
“家”というのは所詮“モノ”なのだが、長く住んでいると、
まるで自分達の分身のように、また、物言わぬ大きな優しい生き物のように思えてくる。

もう一冊は、私の大好きな本をとりあげた。これも“モノ”

かあさんのいす.JPG

「かあさんのいす」(ベラ B.ウイリアムズ作 あかね書房)
主人公の女の子はかあさんとおばあちゃんの三人暮らし。
かあさんはウエイトレスなのだが、家にはソファがなく、かあさんは疲れた足を
休ませることができない。
ソファを買うために、みんなで大きなビンにお金を貯めることにした。
ソファは『すごくふわふわで すごく大きい』(本文より)
そして『バラのもようがついたビロードが、かぶっていなくてはいけません』(本文より)
挿絵を見ると、本当に素敵で、まさに“夢のソファ”という感じ。
またびんにお金が貯まっていく絵は、見ていてわくわくする。
最近はお給料も銀行に振り込まれるし、カードで買物をする機会も増えて、
お金は見えない記号のようになっている。
でも、この本を読んでいると、びんいっぱいに入った硬貨の重みこそ、
お金本来の価値を表しているように思える。
この家族にとって、ソファはただの家具ではなく、夢と愛情の象徴であり、
お金はそれに繋がる大切な糧なのだ。
お金とはもともと、こんな風に使われるべきものだったのではないだろうか?

人と人の関係を描いている本が圧倒的に多い中、
この2冊の絵本、人と「モノ」の関係を描いている数少ない本という感じがする。
他にもないかな?モノ関係の素敵な本。


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2006年02月09日

前場さんとふれあおう

シドニーパラリンピックの金メダリスト
前場一也(まえばかずや)さんが学校に来てくれた。
全校児童対象の道徳の授業のスペシャル講師としてである。

事前学習をするというので、資料を集めた。

パラリンピック.jpg

といってもたったの三冊。

「松江美季 はばたけ車イスアスリート」(旺文社)は、『シリーズ素顔の勇者たち』を購入した時のもの。

「パラリンピックがくれた贈り物」(日本パラリンピック委員会公式図書)は、近くの図書館で借りてきた。アテネパラリンピックに挑んだ6人の選手のドキュメントである。

「パラリンピック・アスリート」(中央法規)
これも、近くの図書館で借りた。副題に『フォト・ストーリー』とあるように、
日本唯一の国際パラリンピック委員会公認写真家の清水一二さんが撮った美しい
カラー写真がふんだんに盛り込まれている。
最初はパラリンピックってこんな競技もあるんだ、と驚いているだけだが、
その内、一枚一枚の写真に映し出された選手達の美しい筋肉や、
燃えるような闘志に感動する。
最初に掲げた2冊は主に高学年向けだが、
これは写真集ということで、低学年でもわかる。
低学年の事前授業は主にこの本を使って行われた。

しかし、パラリンピックの本といえばもっとたくさんあると思ったのだが、
私のリサーチ不足もあるかもしれないが、あまりに少ない。
これを機会にパラリンピックの本をそろえたいと思ったが、
いい本をご存知の方ぜひ教えてください。

前場さんの授業は私も聞かせてもらった。
前場さんはとにかく明るくきさくな方で、
金メダリストといっても、近寄りがたい感じは全くない。
近所の面白いお兄さんという感じだ。
とてもハンサムな方で、がっしりとした上半身、
日にやけたひきしまった顔がスポーツマンらしいな、と思った。
お話を伺った後、体育館で4種類の車イスを使ったリレーを
全校児童で行った。
前場さんはいとも軽々と車イスを操っているが、
実際乗ってみると中々難しく、カーブを曲がるのも大変だということが、
子ども達も実感を持ってわかったと思う。
最後はサイン会で終了。
私も子ども達の中に割り込んでサインしていただいた。

まえばさんサインjpg.JPG

本当は、腕の筋肉に触りたかったのだけど、
さすがに年下の男性に「さわっていいですか?」とは言い出せず、
(金メダルには触ったけど)
実現できなかった。惜しかったなあ。勇気を持って言えばよかった。
posted by Helenaヘレナ at 14:37| Comment(6) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

ペットブーム

図書室には、ペットの写真を張り出す掲示板“うちのペットコーナー”がある。

ペットコーナーjpg.JPG

今年になってから、1年生と2年生が教室で動物を飼うことになったので、
ぜひその写真も掲示したいと思い、担任の先生に撮っていただいた。

ハッピーjpg.JPG

これは、1年教室に暮らしているハッピーくん。
フォークランドロップイヤーという種類のウサギである。
昨年道徳の授業で、獣医さんがウサギを連れてきてくれた。
命の大切さを学ぶという主旨で、ウサギの心音を聞かせてくれたり、となかなかいい内容だった。その後、1年生のみんなでウサギを飼って、育てていこうということになったらしい。
保護者の承諾も得て、土日は子ども達の家で順番に預かることになった。
学校の一員になって一ヶ月、ハッピーくん元気に育っているようだ。
思ったより大きいのでビックリしたのだが、担任の先生いわく
「そうなの、よく食べるんだもの」
「いい子でいないと、職員室につれてっちゃうぞ」と校長先生に言われているせいか、
最近の1年生、“いい子”に拍車がかかっているようだ。

1年生に引き続き2年生もハムスターを飼うことになった。

ゴジータjpg.JPG

ゴールデンハムスターのオスで名前は“ゴジータ”
この命名には、ひと騒動あった。
ウチの娘のいる学年なのだが、名前の候補に残ったのが
“ゴジータ”と“ラッキー”だった。
男の子は全員ゴジータがいいと言い、女の子は全員ラッキーだった。
2学年の男女の構成比は、13対12である。
おまけにその日女の子が一人休んでいた。
わずか2票差でゴジータになったわけだが、
娘はいまだにぶつぶつ言っている。
「ゴジータって呼んだらかくれちゃったんだよ。イヤなんだね」
娘は“コラッタ”という名前を考えていったのだが。
「あれ、言わなかった・・・」
う〜ん、ラッキーの後じゃ言えないか。
2年生でハムスターブームが起きているので、
「ハムスターの研究レポート」が久しぶりに日の目を見た。

ハムスターjpg.JPG

ここで、ペットとしては珍しい動物の写真を子どもが持ってきた。

やまねjpg.JPG

これ、何だかおわかりでしょうか?そうヤマネ。
「お母さんが会社で飼っているんです」と言って女の子が持ってきたが、
会社の敷地にいる、というのが正しいのかもしれない。
天然記念物だものなあ。この辺ならでは、である。
ヤマネの本を一緒に展示した。

ヤマネ本.jpg

学校で動物を飼うのは、家で飼えない子には本当に嬉しいことだと思う。
もちろん大変なのだが、その大変さを味わうのもお勉強ということだろう。
1年生や2年生が6年生になっても、ハッピーくんやゴジータくんが元気で
いてくれたらいいな。でも、卒業したら、どうするんだろう・・・。

彼らと遊ぶのが忙しくて、図書室に足が遠のくということにならないように、
図書室でも動物を飼おうかしら・・・。
猫なんかどうかな?
こんな猫が書架の間に潜んでいたら・・・・コワイよねえ。

ねらうミュー.jpg









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2006年02月03日

新しい本の匂い

ああ、新しい本の匂いだ
6年の女の子が本を手にして、ウットリそう言った。
彼女の声を合図に、わらわらと“野生派オタク”の6年生が集まってくる。
新しい本の受け入れをしているところを、子どもに見つかってしまった。
「先生、これ、今すぐ貸して」「このまま、持っていっていい?」
「あなたたち、授業中でしょう」
そんな注意もむなしく、彼らは、早速立ち読みを始める。

今年度最後の発注をかけた本、第一弾が到着した。
受け入れ作業をしながら、新しく来た本のページを繰る。
こうやって新しい本に真っ先に触れられることー
これもこの仕事の愉しみのひとつである。

おばちゃんらいぶらりあん日記」のnora-takaさんも記事にされているように
新しい本が入ると、子どもが図書室に吸い寄せられてくる。
みんな、わくわくするのだ。
内容ももちろんだが、そのつやつやした表紙を撫でているだけで嬉しくなってくるらしい。
「きれい!この本」と女の子が言ったのが、「スパイダーウイック家の謎」(文溪堂)
古い屋敷という舞台設定もミステリアスでワクワクするし、登場人物も魅力的。
一番いいな、と思ったのが、ほどほどに字が大きくて、
一冊のページ数も多くない、というその読みやすさ。
これなら中学年でも読めるかもしれない、と思った。

私が気に入ったのは、
「しゃべる詩 あそぶ詩 きこえる詩」(はせみつこ 編 飯野和好 絵)と
「みえる詩 あそぶ詩 きこえる詩」(はせみつこ 編 飯野和好 絵)
これも、nora-takaさんのブログで知った。

何人もの詩人の詩が収められているが、読んでいると感心する。
詩人って、本当に言葉をつかまえるのが上手い。
う〜ん、このピッタリ感は何?というくらい感動したのが、
谷川俊太郎さんの「あいしてる」。
最初の方だけ、ちょっぴり抜粋させていただくと、

あいしてるって、どういうかんじ?
ならんですわって うっとりみつめ
あくびもくしゃみも すてきにみえて
ぺろっとなめたく なっちゃうかんじ(本文抜粋)

そうそうまさにこんな感じだよね、とひざをうちたくなる。
愛したことがある人ならわかるよね。











posted by Helenaヘレナ at 17:42| Comment(8) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

節分はやっぱり“鬼”で。

今日は節分ということで、ロングの休み時間に
豆まき集会があった。
集会を企画する委員会の子が四人、鬼に扮した。
「おこりんぼ鬼」「なきむし鬼」「わすれんぼ鬼」「かぜひき鬼」
よく泣く子はやはり真っ先に「なきむし鬼」に豆をぶつけたそうだ。
豆は落花生なので、子ども達は半分くらい自分のポケットに
入れてしまったようだ。

昨日1年生の先生が出張で、子どもを預かった。
後半は、2年生と合同で読み聞かせを行うので、
前半は本の貸し出しと、「おにのくび」(フレーベル館)を読んだ。
よもぎとしょうぶを5月の節句に飾るようになったいわれが
書かれている話なので、季節は違うのだが、
「おにオニクイズ」で、オニのきらいなものは?という問題を
出したのでその関連で取り上げた。
このお話不気味な中にも、おかしみがあって好きなのだ。
読み終わって、男の子が一言。
「先生、本読むのうまいね」
ありがとう。修行の甲斐があったわ!

2年生と合同の読み聞かせは「ソメコとオニ」(斎藤隆介 作 滝平二郎 絵 岩崎書店)
2年生は、アーノルド・ローベル、アンデルセン、グリム、と、
著者を絞って1学期から読み聞かせをしてきたが、
今回は担任の先生から、斎藤隆介の作品を読み聞かせしたい、
とリクエストがあった。
第1回目は「猫山」を読んで大変好評だった。
今回担任の先生から「はなさき山」と言われたのだが、
1年生もいるので、わかりやすく楽しい「ソメコとオニ」にした。
ソメコが「遊んで」攻撃でオニを困らせるところは、笑いが起こった。
読み終わった後、担任の先生の、
「それでは、最後にオニのパンツの歌をうたいましょう!」という提案で、
「オニのパンツ」を歌って踊って、図書室での節分フェスティバルは終わったのだった。

おにのくびjpg.JPG

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2006年02月01日

“人気の秘密”と“ブーム”

図書室によく来る学年は・・・、2年生と6年生と5年生である。

6年生は以前にも取り上げたが“野生派オタク”という感じの人たちで、職員室における評判は決して素晴らしいものではないが、
読書家という点に関しては群を抜いている。
卒業を控えて忙しいのに、少し時間が出来ると図書室に来ては
「先生、何か面白い本ない?」と聞いてくる。

5年生も女の子を中心に読む子が多いが、最近はもっぱら、
チェスか将棋をしに来ている。
ちなみにチェスは私が家から持ってきて置いているが、
将棋は子ども達が教室から持ってくる。
図書室なのにゲームが置いてあることに違和感を持たれる方も
いるかもしれないが、チェスも将棋も知的なゲームで思考力も育つことから、
私は大いに薦めたい。関連本も置いてある。

2年生は純粋に本を借りにやってくる。
ほとんどの子が毎日借りに来る。
家で読む子もいるかもしれないが、
みんな時間がある時に教室で読むらしい。
学校の方針で、課題が早く終わった人は図書室で借りた本を読む、
ということになっているが、それを実践しているのだろう。
担任の先生いわく
「静かにさせたいときは、読み聞かせをします」
本当にお話が好きなのだろう。

その2年生を中心に低学年に人気のシリーズがこれ。

にんきのひみつ.jpg

「ティモシーとサラの絵本」(ポプラ社)「ダヤンコレクションブック」(ほるぷ出版)
「ママとパパとわたしの本 こうえんのシロ」(ポプラ社)

この3つのシリーズに共通する点は、
@手ごろな大きさ
Aキャラクターのかわいさ

同じ市内の司書に「ママとパパとわたしの本」が人気がある、と聞き、
セットで入れたのがきっかけ。
どうやら、人気の秘密はこの「大きさ」にあるらしい、
「ティモシーとサラ」のシリーズは、同じポプラ社から出ている
大きめの本が最初あって、それなりの人気があったのだが、
新しくこちらを入れたらすっかり人気が移向してしまった。
「ダヤン」はこの絵に少し抵抗があったようだが、
高学年の女の子が借りているのを見て低学年もかり出した。
ルビがあまりふられていないので、我が家では読んで聞かせている。

1年生の時と2年生の最初で絵本をあらかた借りてしまい、
その次に読むものが、こういう手ごろなサイズで少しページ数もあるもの、
ということになるようだ。

もっとも、このシリーズ、主に女の子に人気がある。
男の子は「デルトラクエスト」ブーム
がまず起こり、その後「マジックツリーハウス」
に行き、今は「西遊記」(テレビの影響だと思うが)
になっている。

2年生は男の子と女の子ほぼ半々で総勢25人だが、
男の子は誰か一人借りて「面白い」ウワサが流れると、
ほぼ全員同じものを借りたがる、いわばブームが起こり面白い。

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2006年01月27日

鬼が好き!

節分が近いので、鬼の展示をした。

おにの本.jpg

こういってはなんだが、私は鬼好きである。
大学の卒論が“上田秋成「雨月物語」「春雨物語」に見る鬼観”だったくらいである。
(一昔前のことなのでタイトルは定かではないが)
『青頭巾』と『ハンカイ』(スミマセン字が出てこないので後で調べます)
を見る限り、上田秋成は“鬼”という存在をむしろ肯定的に捉えていた、と思う。

今回展示した本は「たくさんのふしぎ傑作集」の「鬼が出た」と「オニの生活図鑑」。
あえて、民俗学的な本をとりあげた。
「オニの生活図鑑」はとっても楽しい本。
この著者もオニが好きなのだなあ。
まるで、ついこの間までオニと一緒に暮らしていて、
「今でも彼らとはレンラクを取り合ってるんですよ」みたいな感じだもの。
「海オニ族」と「山オニ族」は交流があるのだろうか?
「ないたあかおに」は山オニ族で、「島ひきおに」は海オニ族だろうか?

“節分”の説明ボードも作った。

せつぶん.jpg

しかし、私が子どもの頃、節分は2月2日だと思っていたけど・・・。
思い違いかなあ・・・。

“おにオニクイズ”も計画中。これは来週貼る予定です。

鬼といえば、坂口安吾の「青鬼の褌を洗う女」も大好き。
最近、厳しい現実に直面し、あまりにしんどいと、つい
ああ、私も鬼の褌を洗っていたいわ、と思ってしまう。
ゴリラでもいいけどさ・・・・。

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2006年01月25日

「ライオンと魔女」ーおいしい場面!

ライオンと魔女.jpg

昨日展示した“読み始めたら止まらない冒険物語”の中に
「ライオンと魔女」も加えた。
映画化されたことで、予約が殺到している図書館もあるらしいが、
我が校に限ってはそういったブームとは無縁である。
田舎だからか、情報が入ってこないらしい。
たまごっちが流行るのが東京より五年遅かった、という
ウソのような話もあるくらいだから無理ないかもしれない。

「ライオンと魔女」はこの学校に来た4年前
高学年のオリエンテーションで紹介した覚えがある。
どういう風に紹介したかというと、
私が個人的に好きな場面を取り上げて話した。
4人の兄妹がビーバー夫婦の家で夕食をごちそうになる場面。
とりたてのさかなのフライに、たっぷりバターをぬったじゃがいも。
マーマレードのお菓子に熱いお茶。
ビーバーのお父さんはジョッキでビールを飲んでいた。

初めてこの本を読んだとき、あまりにおいしそうで、
後のストーリーは忘れてもここだけはしっかり頭に、というか舌に
残っていた。
カリっとあがったフライ、紅茶のカップから立ち上る湯気。
読んでいるだけで、テーブルに座って一緒にごちそうを食べている
満足感が得られる。
その後、むちゃくちゃお腹がすくのだが・・・。
五年生に紹介した時は、給食前の4校時で、
「おいしそうだよねえ」と言うと、
子ども達も実に嬉しそうな顔で「うん」とうなづいたのだった。
その時、コノ子たちとはうまくやっていけそうな気がした。

私はくいしんぼうなので、本を読むとき、おいしそうなごちそうが
出てくる場面を無意識に探すくせがある。
「ライオンと魔女」もそうだが、
古典的な名作を言われる作品は
直接ストーリーとは関係のない細部にまで神経が行き届いている。
そういったゆとりが私は好きなのだが、
今の子たちにはまどるっこしく感じるのかもしれない。


posted by Helenaヘレナ at 15:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月24日

外は寒いけど・・・

「先生、校長先生が紹介してた『十五少年漂流記』ってある?」
今日そういう問い合わせが3件あった。
先日、校長先生が「十五少年漂流記」をすすめる
原稿を図書室だよりに寄せてくれたのだ。
大変悲しいことだが、今までこういった反響はなかった。
子どもに聞くと、おたよりはすべて家の人に渡してしまうので、
読まない、という。
こちらも、クイズを出してみたり、と色々やってみたが、
今では開き直って、半分保護者向けのつもりで出している。

だから、この反応は嬉しかったのだが、
一体どうしてだろう?という疑問が残る。
やはり、校長先生の知名度か?それなら来月も原稿をお願いしたい。
(向こうはもうかんべん、と言うだろうが)
それとも、行間をあけて字も大きくしたのが良かったのか、
挿入したイラストのインパクトが受けたのか?
いや、親が見て「校長先生が薦めてるし、良さそうな本だからアンタ読みなさい!」
と言ったのかもしれない。
結局わからないので、子どもに聞いてみることにしよう。

図書室だよりには「十五少年漂流記」にちなんで、
“読み始めたら止まらない冒険物語”の特集をした。
そこで紹介したのは
「ふしぎの国のレイチェル」(エミリー・ロッダ あすまろ書房)
「マチルダはちいさな大天才」(ロアルド・ダール 評論社)
「ライオンと魔女」(C,Sルイス 岩波書店)


図書室にも展示した。

ぼうけんものがたり.jpg

「十五少年漂流記」は、低学年向け、高学年向け、完訳もの、と三冊。
「レイチェルー」「マチルダー」「ライオンとー」以外にも、
「黒ねこサンゴロウ」「フェアリーレルム」も“冒険もの”として展示した。

冒険物語.jpg

タイトルは、「読みはじめたら止まらない!冒険物語」
キャッチコピーは「外は寒いけど・・ぼくたちは、本の世界で冒険の旅に出発する!」
あまりに寒くて、動く気にもならない自分を励ますために考えた。
本当は「冬の本」の展示をやろうと思っていたのだ。
しかしあまりに寒いと、本でまで寒い思いをしたくない。

そういえば、6年生の女の子が、
「アンタは本ばっかり読んで現実逃避してる、ってお姉ちゃんに言われた」と言ってたっけ。
現実逃避かあ、それも読書の大きな目的の一つではあるな。


posted by Helenaヘレナ at 15:14| Comment(4) | TrackBack(1) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月19日

読み聞かせの必須アイテム

読み聞かせは司書の大切な仕事。
しかし、私には弱点があった。
それは・・・訛り、いや違う、イントネーションの壁だった。
もともとは富山出身。
訛りというほどのものはないが、イントネーションが違う。
例えば「橋」と「箸」、「雨」と「飴」では
標準語の場合イントネーションが違うが、
富山ではどちらも同じなのである。
おまけに、ずっと東京にいたならともかく、山梨に来てしまった。
山梨は東京とさほど違いはないのだが、
やはり微妙に異なる部分もあって、
当然住んでいる内にいつの間にか染まっている感じがする。
おまけのおまけに、関西系の友人が多い。
関西系は明らかに違う。

それらがごちゃまぜになって、普段話していてもうすうす
間違ってるなと思うのだが、どこが違うのか、またこれは
富山なのか山梨なのか関西なのかわからない状態である。
訛りが悪いとは思わないが、やはり読み聞かせをするときは、
標準語がいいと思う。特に司書が読む場合。
そこで、強い味方の登場。
「明解日本語アクセント辞典 第二版」(三省堂)

アクセントォ典.jpg

これ実は、学生の頃東京で一緒に暮らしていた姉のもの。
姉はその頃劇団にいたので、セリフを言うのに必要だったのだ。
姉が結婚して別々に住むことになった時、紛れ込んだものだと思うが、
よくわからない。
でも、江戸っ子と結婚してもうすっかりネイティブなった姉には必要ないだろう。
捨てずに山梨まで持ってきたということは、いつか必要になる日が来ると
うすうす感づいていたのかもしれない。運命だわ。

今日はアンデルセンの「あかいくつ」を2年生に読み聞かせた。
ひさしぶりに読み聞かせると、録音しなくても自分の読み方が変だと
わかる。以前朗読教室に行かせてもらった時、本当は録音して一度聞いた
方がいいと言われたが、恐ろしくてまだやっていない。

しかし、来週読む予定の斎藤隆介「猫山」(岩崎書店)の場合は、
むしろ少し訛りがあった方がいいのかもしれない。
どこの訛りなのかわからないが。
以前研究会で宮沢賢治をやった時、宮沢作品は本当は岩手の訛りで
読んだ方がいいという話が出たが、そうするとその地方の人以外
読み聞かせできないことになってしまう。難しい。
独特のリズムを持った宮沢作品はやはり彼の話していた
リズムで語るのが一番伝わるのだろうが・・・。


posted by Helenaヘレナ at 18:04| Comment(3) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

校長先生がすすめてくれた“二年間の休暇”

校長先生が、二年間の休暇をすすめてくれた。
こう書くと、これはクビということだろうか?
それとも、君はちょっと働きすぎ(?)だから、
海外にでも行ってゆっくりしてきた方がいいよ・・・。
その間、図書室は僕に任せて。
なんて、言ってくれるとウレシイのだけど。
「」をつけないと、こういう誤解を招きますね。

校長先生に図書室だより「飛行船」に載せる
原稿依頼をお願いしたところ、
「二年間の休暇」つまり「十五少年漂流記」を薦める文章を書いてくださったのだ。
日本では「十五少年漂流記」として知られているが、原題は「二年間の休暇」という。
「十五少年漂流記」は、明治時代に翻訳された時、つけられたそうだが、
非常によく出来たタイトルだと思う。
だって、これだけで、十五少年が漂流した話だな、ってわかってしまうもの。
しかし、原作者のジュール・ベルヌさんは、
「『二年間の休暇』と名づけるのがふさわしいこの物語」
と原作の中でも言っているくらいだから、
この邦題を知ったらどう思っただろうか?
感想を聞いてみたいものである。

さて「二年間」というくらいだから、原作は長い。
わが図書館にも福音館の完訳ものがあるが、
これを子どもに読めというのはちょっと厳しい。
校長先生も「十五少年漂流記」は子どもの頃読んだが、
「二年間の休暇」はそれから30年後に読んだらしい。
「十五少年ー」の方は子どもに、「二年間ー」の方は
保護者に薦めていらっしゃる。

図書室には福音館の「二年間の休暇」がある。
私がここに来るずっと前に使っていたらしい
貸し出しカードがまだ本に入っており、見ると
4、5、6年で合わせて5名が借りていた。
昔の小学生はこれを読んだのだろうか?
そういえば、今の中二の男の子が五年生の時読んで面白かった、と
言ってたっけ。読める子は読めるんだろうな。

「十五少年漂流記」の方は
「こども世界名作童話(ポプラ社)」のシリーズのものがあるが、
字の大きさからいっても明らかに低学年向け。
中学年から高学年向けのものが抜けている。
急遽近くの図書館で、講談社の少年少女世界文学館のものを借りてきた。

五少年漂流記.jpg

このシリーズは、難しい言葉やわからない単語の説明が
同じページの中にあり、とても親切。
特に、子ども達になじみのないモノ、
例えば、操舵輪、羅針盤、カンテラなどは絵で説明してあり
イメージがわきやすい。
日本文学館は、図書室にもあるのだが、世界の方はない。
シリーズもので高価なので躊躇してきたが、
これを機に考えてみようかな。
最近の子は「名作」と言われるものはあまり読まない。
比較的読まれているもので「赤毛のアン」ぐらいだろうか。
「秘密の花園」はブックトークで取り上げた時、
一時人気が出たが。
装丁や絵がクラシックだと敬遠される向きがあるらしい。
読めば面白かった、という答えが返ってくるんだけれどね。

「十五少年漂流記」はどうだろうか?
低学年向き、高学年向き、完訳版と三種類取り揃えて展示しようと思っているが、
校長先生の知名度で借りてくれるかな?
posted by Helenaヘレナ at 12:27| Comment(3) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

“12”にちなんで

今日から待ちに待った新学期。
お正月をはさんで、長く休むと、体も頭もなまっていけない。
子ども達も、学校が始まることに内心ほっとしているのではないだろうか。
ロングの休み時間には、早速冬休み中に借りた本を返しに、
子ども達が図書室を訪れた。返した人から三学期の貸し出しスタート。
「先生、化粧が濃くなったね」
ひさしぶりに、憎まれ口を叩かれると、慣れてないせいかムッとする。
「若くなったのよ。今年でまた1歳若返るの」
これも、ウォーミングアップのひとつ、と思おう。

年初め、ということで、「12」にちなんだ本を二冊展示した。

12の展ヲ.jpg

「十二支のおはなし」(内田麟太郎・文 山本孝・絵 岩崎書店)

干支がどうやってできたのか、というお話で、毎年1月に登場する本。
他の時期にあまり日の目を見ないのは、「酉年」だの「戌年」だの
いってもてはやされるのも暮れと正月だけ、というのと似ている。
5月くらいになると、今年は何年だったか、忘れてしまうものなあ。
ウチの娘はこれを読んで、
「ねえ、これ本当にあったお話なの?だったら、私ネズミは嫌い。
だって猫が入ってないのは、ネズミのせいなんだもん」と言っていた。
確かに猫年がないのは寂しいが、猫はマイペースで個人主義。
新年の挨拶にわざわざ早起きするなんて、考えられない。
我が家のミュータントを見てもわかる。

「12の月たち」(サムエル・マルシャーク・再話 ダイアン・スタンレー・絵 評論社)

ボヘミア地方に伝わる民話。
継母とその娘にいじめられている美しい少女は、一月のある日
マツユキソウをつんでくるようにいいつけられる。
マツユキソウは三月にならないと咲かないのに、
つんでこないと家には入れないと言われ、吹雪の中追い出される。
娘が森の中あかりをみつけ、近づいてみると、そこには、
12人の美しい衣装を身に着けた人たちが焚き火をしていた。
この人達はどうやら、12の月の精だったようで、
娘はマツユキソウをつんで帰ることができたが、
欲をかいた継母と娘は森へ行ってこごえ死んでしまう。

この本は評論社刊だが、もう一冊、ミキハウスから出ていた。

12の月たちjpg.JPG  2冊の「12の月たち

ミキハウス(ジョン・シェリー 絵 鈴木晶 訳)の方は、少し内容が違う。
評論社の方は「マツユキソウ」をつんでこい、と言われるが、ミキハウスの方は「スミレ」。
また、スミレの後も継母たちは「イチゴ」「リンゴ」と少女に要求する。
民話は、もともと口伝えで広がっていったものだから、何種類かあるのもわかる。
また評論社の方は、スラブ民話をサムエル・マルシャークがロシア語に
再話したものなので、そのあたりの事情も関係あるもかもしれない。

どちらの本も美しいが、ウチの図書室には、評論社の方を置くことにした。

しかし、昔話に登場する継母というのは、どうしてこんなにイジワルなのか?
民話を集めたグリム童話でも、もともとは実の母親が子供を殺そうとした話が、
それではあまりに残酷なので「継母」に変えられた、という。
確かに、小さな子供に母親が読み聞かせてあげる時、
実の母親をそんな風に描いている本は選ばないかもしれない。
でも、最近は実の母以外の母と暮らす子供も増えているのでは?
現代の優しい継母達がかわいそう、と思ったのだった。


posted by Helenaヘレナ at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

戌年にちなんで

この辺りは、寒さが厳しいので、冬休みが長い。
今日もまだ学校は冬休み中。
羨ましいと思われるかもしれないが、
その代わり夏休みは短く、8月の終わりから2学期が始まる。

3学期は、明後日、12日から。
今日は、新学期の準備をしにきた。
まだまだ、クリスマスの余韻が残る図書室を、新年の雰囲気に刷新せねば。
しかし、ほんの2週間ほど前のことなのに、
クリスマスって、過ぎてみるとはるか大昔のことのように思える。
年も取るはずだよね・・・。

戌年にちなんで、犬の本の展示をした。

戌年.jpg

去年は「酉」だったので、本の展示はしなかった。
戌年はいい!犬が好きな子どもはたくさんいる。犬が出てくる本もたくさんある。
「犬の本」と一口に言っても、内容は多種多様。
それだけ、犬が人間の社会に溶け込んでいる、犬も人間社会の一員と、いえるのだろう。
集めた本を眺めてみると、いくつかのカテゴリーに分けられる。

犬の本.jpg

@犬の図鑑ーこれはペットとしての犬を選ぶときの参考書。ペットといっても、自分の子どものように、またはパートナーのように犬を愛する人もいる。

「完璧版 犬の写真図鑑」(デビッド・オルダートン著 日本ヴォーグ社)
オールカラーで、世界の300種類の犬を紹介してある。
大きさもハンディでいい。
原産国・原種・誕生年・歴史・体重・体高・性質、などの記述がある。
ちなみに我が家のモリーの「ゴールデン・レトリバー」を見ると、
「毛色のおかげで、もっとも人気のある犬種の一つである」(本文引用)
毛色のおかげだけじゃないんだけどな、と飼い主は思うのだが。

A犬の写真集ー犬は表情が豊かで愛くるしいので、被写体としてはもってこいである。思うのだが、犬の写真集を買う人は、現実に犬を飼っていない人が多いのではないだろうか?私も犬が飼えない団地住まいの頃、写真集を買ってきて、犬との生活を夢みていたものだが、実際飼い始めると・・・。

「どうして犬が好きかっていうとね」(キム・レヴィン写真・文 竹書房)

「子犬の目方」(シャロン・モンツローズ著 二見書房)

B私達の生活を支えてくれる存在としての犬
盲導犬・聴導犬・介助犬・セラピー犬。
頭が良くて、誠実で、人間のことが大好きで、そんな犬だからこそ、
ここまで親密に私達を支えてくれる存在になりうるのだろうな。
なんかありがたい、でもちょっと切ない。

「スマッジがいるから」(ナン・グレゴリー作 あかね書房)
これは、絵本です。主人公シンディはホームで暮らすダウン症の女性。
ある時、子犬を拾ってきたけれど・・。
孤独に暮らすシンディにとって、犬のスマッジは家族であり友人。
でもそれはスマッジにとっても同様なのだ。
絵も素敵。心にジーンと沁みる一冊。

「介助犬シンシアの物語」(大和書房)
「ありがとうシンシア」(小田哲明 写真 講談社)

介助犬シンシアの物語を文章で綴ってある本と、写真で綴ってある本と。
両方読めば感動もひとしお。

「盲導犬不合格物語」(沢田俊子 文 学研)
盲導犬の訓練を受けても、不合格になった犬達のその後の活躍を描いたノンフェクション。
「不合格犬=失格犬」ではない。
単に盲導犬に向いていなかっただけなのだ。
自分に合った道をみつけて幸せになった犬達。
「みんなちがっていて、あたりまえ。その犬らしく生きるってことが、輝くということで、
それは、人間にもいえることだと思います。
わたしたちも、まずは、なりたいものを目指しましょう。でも、目指している何かになれなかったといって、その人の価値が変わるものではありません」(本文引用)
夢がかなわなかったからといって、人生が終わってしまうわけではない。
より良い人生にするために努力することこそ大切。
子ども達にぜひ読んでもらいたい本。

C犬を助けることで助けられる
Bのように、犬に助けられる場合もあれば、犬を助ける場合もある。
同じ地球に住むもの同士、もちつもたれつ。

「100ぴきのいぬ 100ぴきのなまえ」(チンルン・リーさく・え フレーベル館)
数百匹の捨て犬を自宅に引き取り育てている知人をモデルにした絵本。
100匹の犬との大忙しな生活は大変(なんていったって、すべて100倍なのだから)
でもとても楽しそう。
そして100匹の犬の名前。
なんだか、食べ物の名前がやたら多い気がするけれど・・。
100匹の犬に名前をつけろ、といわれたら、貴方はどんな名前をつけますか?








posted by Helenaヘレナ at 17:08| Comment(4) | TrackBack(1) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月06日

“キングコング”ー霊長目ヒト科

今朝は零下10度だったらしい。
さっき、廊下の温度計を見たら、2度だった。
図書室は実によく冷えている。たった今いれたコーヒーが、もうぬるい。

パソコンも凍ってしまった。
昨日市内の図書館を廻った時から、車の中にいれっぱなしで、一夜過ごさせてしまったのだ。
車の中はさながら冷凍庫状態だったろう。
朝、「データゼロ」みたいな主旨の英語が画面に出て、こちらまで凍り付いた。
その後「しばらくしてからまた起こして」みたいな主旨の英語が出たので、
毛布をかけて、ストーブにあたらせて、と、とにかく暖めた。
復活してくれた時は、思わず画面にキスしてしまいました。
今年も貴方がいないとダメな私。

さて、実は4日映画の「キングコング」を観てきた。
ゴリラフリークのヘレナさんとしては、これはもう必須でしょう。
島の原住民やモンスターなど、グロな映像が続いた時は辛かったけれど、
コングの登場で、すべて水に流しました。
コングが恋する美女ナオミ・ワッツも美しかった!
スリップ一枚で、ジャングルを疾走し、
恐竜に襲われそうになったり、崖から落ちかけたりしながらも、
スリキズ1つなく、化粧崩れもしていない姿に、
ゲラゲラ笑ってしまった。
この「ありえない」が、ハリウッド映画のいいところかもしれないなあ。
恋するコングの表情が切なくて、思わず涙。
“ああ、種を超えた愛”・・と思ったけれど、実は同じ種だったのだ。

キングコング.JPG ぼくゴリラ.JPG

パンフレットによると、キングコングは
「モンスターではなく、たまたま7.5メートルの身長で3.6トンの体重がある、群れのリーダー格のシルバーバック・ゴリラ」として描かれている。
ゴリラは、人間と同じ霊長目・ヒト科の動物なのだ。サルではなくて。
それは、あのキュートな美しいお尻を見ればわかる。
サル特有の尻尾がないのだ。
これは、「ぼくゴリラ」(伊東祐朔 写真と文 築地書店)という本で知った。
ゴリラの家族の素敵な写真と、子どもにもよくわかる読みやすい文章で、
読んでいくうち、自然とゴリラ通になれてしまう優れた本。
これを読むと、ゴリラはベジタリアンであることや、
これといった天敵もいないこと、
だから絶滅の危機はすべて人間の環境破壊や密猟のせいであること、
私達に非常に近い動物であることから、
妊娠期間は256日、授乳期間も3年と長い、ことなどがわかる。
そして、リーダーのシルバーバックゴリラの写真が美しい。
背中が銀白色に輝いていることから、この名がつけられているのね。

ああ、今年も一年ゴリラ年になってしまいそうです。
「すきですゴリラ」(あかね書房)のアンソニーブラウンが
アンソニーブラウンのキングコング」を出した。
早速買うぞ!これは私費で。
アンソニー・ブラウンの描くゴリラは格調高い。

ズー.jpg  「どうぶつえん ZOO」(平凡社)

ちなみに、これは平凡な四人家族が、平凡な日常の中のイベント「どうぶつえん行き」を
描いている作品。
ここに出てくる家族(寒いオヤジギャグを飛ばす父親、兄弟げんかばかりしている
子ども達)も、動物園の動物(オリの中をウロウロしているだけ)も、
絵本のファンタジーからは程遠い。
だからこそ、そこに描かれている動物は現実に迫る美しさや哀しみを持っている。

ズー場面.JPG 「そのばん、ぼくは きみょうな ゆめを みた。
どうぶつたちも ゆめを みるのかな?」(本文引用)


posted by Helenaヘレナ at 14:35| Comment(2) | TrackBack(1) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月30日

2005年のベスト10

今年もいよいよあと2日。
この一年間を振り返る意味で、図書室で紹介した本のベスト10を
私なりに決めてみることにした。
今年出版された本ではなく、今年私が読んで面白かった本なので、
あまり参考にならないかもしれませんが・・・。

第10位 「ロードロス」(ダレン・シャン作 小学館)
作者のデビュー作「ダレンシャン」は、あまり好きではなかったが、これは面白かった!
理由は「チェス」が物語の重要な小道具として登場するからだろう。
高校生の頃、父親から買ってもらったチェスを図書室に置いていて、
なんとかこじつけようと、チェスの出てくる本を探していたのだが、なかった。
「鏡の国のアリス」くらいだろうか?
チェスは最近またブームになっているのだが、「ハリーポッター」の影響か、
敵の駒を取る時、思い切りぶつけて倒すので、とうとう白のキングの頭についている
クロスが取れてしまった!まったく!
「紳士のゲームなんだからね!野蛮なことしないで!!」思いっきり感情的になってしまい、
担任の先生が恐縮していたっけ・・・。

チェス.jpg

第9位 「都会のトム&ソーヤ」(はやみねかおる 作)
これは6年生の女の子が紹介してくれた本。読んでみたらすごく面白い。
図書室に置いたら、人気沸騰で、高学年の予約が入っています。

ーヤ.JPG

第8位 「にせニセことわざずかん」(荒井良二 作 のら書店)
「なぞなぞあそびうた」とか「しりとりあそびえほん」とか、
「のら書店」の言葉遊びの本は好きで、揃えているが、そのシリーズの新刊。
2年生の娘が好きで、はまってしまった。
娘のお気に入りは「花よりダンス」(花より団子)と
「月とスッポンポン」(月とスッポン)
私は「縁の下の金持ち」(縁の下の力持ち)が好き。
あと「一寸先はゴミ」(一寸先は闇)大掃除の前までこんな感じでした、我が家。

第7位 「みにくいシュレック」(ウイリアム・スタイグ 作 セーラー出版)
ウィリアムスタイグの傑作だと思う。
シュレック、好きだんだよねえ。こんな風に生きたいなあ。
そう「気高い化け物」になりたい!

シュレックjpg.JPG

第6位 「西の魔女が死んだ」(梨木香歩 作 小学館)
6年生のブックトーク「マイノリティの文学」と
5年生のブックトーク「ハロウィンに関する本」で紹介した。
梨木香歩さんの本は、こみいった話が多いが、これはシンプルで
小学生にもわかりやすい物語だと思う。

第5位 「たのしいふゆごもり」(片山令子 作 片山健 絵 福音館書店)
一年生に読み聞かせた本。
片山健さんの原画展に行って、すっかり魅せられてしまった。
これに影響されて、綿の花を図書室に飾りました。

たのしいふゆごもり.jpg
綿の花.jpg

第4位 「すきですゴリラ」(アンソニー・ブラウン 作 あかね書房)
ゴリラ好きの私のバイブルです。今度「キングコング」を観にいく予定。
「アンソニー・ブラウンのキングコング」も買いたい!
すきですゴリラ.jpg

第3位 「みんなのかお」(さとうあきら 写真 とだきょうこ 文 福音館書店)
眺めているだけで幸せになれる写真集。
見開き2ページに同じ種類の動物の顔がズラリ!
シマウマもトラも一頭一頭模様が違う。個性なんだよね。
見ていると、必ず知ってる人の顔がいくつか見つかります。

みんなのかお.jpg

第2位 「秘密の花園」(バーネット 作 西村書店)
6年生のブックトーク「マイノリティの文学」で紹介。
恥ずかしながら、この名作を今年初めて読んだ。
私の生涯のベスト10に入る「嵐が丘」の舞台、ヨークシャーのヒースで
繰り広げられる物語。
同じ場所でも、描かれる物語でこんなにも印象が違うのかと驚いた。
西村書店の本は美しい!感動!!

第1位 「マチルダは小さな大天才」(ロアルド・ダール 作 評論社)
これは、四年生のマチルダばりに賢い女の子から教わった本。
「チョコレート工場」より面白い!と私は思う。
娘が冬休み用の本として借りてきて、毎日少しずつ読み聞かせをしている。
マチルダが二桁の掛け算をスラスラ言うところで、娘は大喜び。
本人が今、九九のお勉強をしているところだからだろう。
しかし、向こうは、二桁の掛け算も暗唱するのだなあ。
十二進法の国だからかしらん?

マチルダ.jpg

しかし、こうしてみると、読書不足という感じがあらわにする。
来年の目標は、面白い本を子どもから教わるのではなくて、
子どもに教えてあげられる、くらい本を読むこと。
でも、この目標、ちょっと程度が低いかも・・・。



posted by Helenaヘレナ at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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