2005年12月22日

今年最後の図書室

今日は、終業式。
私は、まだまだ来ますが、子ども達にとっては
今年最後の図書室です。

全員が冬休み中に読む本を2冊借りたので、書棚は代本板で埋まり、
昨日の大掃除で6年生が綺麗に掃除をしていってくれたので、スッキリ!
でも、ちょっと寂しい図書室。
授業で来る学年も今日はないし・・・。
と思っていたら、ロングの休み時間は、子ども達がたくさん来てくれました。
チェスをする子。ストーブの前で本を読む子。
絵を描く子。ボナちゃんと遊ぶ子。2年生と遊んであげている6年生。
外は木枯らしが甲高いさけびごえをあげていますが、
図書室の中は子どもの声が満ちて温かです。

今日の昼の放送は図書委員会の担当。
読んでもらう本は「ミシュカ」(マリィ・コルモン作 セーラー出版)です。

ミシュカ.jpg

クリスマスの本の中で私が一番好きな本です。

物語に出てくる子どもは、大体クマのぬいぐるみを抱いています。
人形の場合もあるけど、抱いているのはいつも同じものです。
そしてその子は、その動かない友達に名前をつけて大事にしている。
たったひとつのお友達。
そういうイメージを持っていた私は、
子どもが生まれたら、ぬいぐるみはひとつ、と決めていました。
8年前娘が生まれ、現在我が家にはぬいぐるみがあふれています。
おじいちゃんおばあちゃんから贈られたものや、私自身が気に入って買ってしまったもの、
娘が欲しがって買ったものなど。
あまりに多すぎて、現在図書室に出向しているぬいぐるみも少なくなりません。
娘も多すぎてその存在を忘れている様子です。

この「ミシュカ」を読んだ時、ドキッとしました。
もしかしたら、我が家のぬいぐるみ達も、
「こんな家にいるのはもういやだ!」と思っているのでは?
クマのヌイグルミの「ミシュカ」は、家を抜け出し、自由を楽しみます。
でも、「今夜はクリスマス。なにかひとついいことをしなくちゃね」
というガンの話を聞いて、プレゼントを配るトナカイのお手伝いをします。
でも、一番最後の家にやってきた時、どうしましょう。
プレゼントがなくなってしまったのです。
その森はずれのまずしい家には、病気の男の子がいるのです。
朝起きたとき、ブーツの中がからっぽだったら・・・。
自己犠牲という概念も行為もキライですが、
私は、この「ミシュカ」のラストがとても好きです。

それにしても、クリスマスというのは、
「なにかいいことをする日」だったなんて。
「プレゼントをもらう日」だとばかり思っていた自分が恥ずかしいです。

最後に、図書委員会の子たちが、かいてくれた
窓の飾りを見てください。

窓クリスマス.jpg さけび.jpg 親子ツリー.jpg アンパンサンタjpg.JPG ボナサンタ.jpg  ヘレナサンタjpg.JPG 
ボナサンタとヘレナサンタ

ベンジャミンツリー.jpg ベンジャミンもクリスマスの装い

くつ下.jpg クリスマスツリー.jpg クリスマスオーナメント.jpg おりがみツリー.jpg 廊ツリー.jpg

トナカイ.jpg メリークリスマス!!
 





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2005年12月21日

シャーロットとヘレン

シャーロットのおくりもの.JPG  「シャーロットのおくりもの」(E.Bガース 作)

問題です。「シャーロット」とは、この表紙の中の誰でしょう?
こう聞くと、子どもはまず真ん中の女の子を指差す。ブッブー、ハズレ。
次にブタを指差すが、これまたハズレ。
羊でもなく、アヒルでもない。
「じゃあ、コレ?」と疑わしげに最後に指差すモノが正解。
そう、シャーロットは「クモ」の名前なんです。

7月に「変な友達」というテーマで5年生にブックトークをした時、
とりあげた中の一冊がこの「シャーロットのおくりもの」だった。

「クモ」は正直苦手だった。子どもの頃は、ほんの小さなクモでも悲鳴を上げたくらい。
母が「クモは虫を食べてくれるから重宝しなきゃ」と言うので、
殺すこともできず、ただ視界から消えるのをじっと待つしかなかった。
こちらに住むようになって、家の中を手のひらほどの大きなクモが
這いずり回っているのを見た時は失神しそうだった。
今は慣れたが、それでもやはり見かけるとギョッとする。

そんな私もこの本を読んで、クモを少し見直した。
クモは益虫なのだ。クモがいなかったら世界はそれこそ虫だらけになってしまうだろう。
また、クモは捕獲した虫を食べるのではなく、血を吸うのだという驚くべき秘密も知った。
それ以外にも、あの美しいクモの巣がいかに緻密に作られているかとか、
あの長い足が七節に分れているとか。
クモって実に興味深い生き物だ。

といってもこの本、科学モノではない。
アメリカでもロングセラーになっているとても面白い物語なのだ。
「シャーロット」は、ブタのウィルバーの友達。
ウィルバーがクリスマスにベーコンにされる予定だ、という話を聞いた
シャーロットは、驚くべき方法で、しかしとてもクモらしい方法で、
ウィルバーを救う。
さあ、それはどんな方法でしょう?

ヘレンようこそ.JPG

「ヘレン、ようこそどうぶつえんへ」(マーガレット・ブロイ・グレアム さく・え)

こちらもクモが主人公の絵本。名前は「ヘレン」。
なんだか、他人とは思えない。
この絵本を読むと、母は正しかった、ことがわかる。

すっかりクモ好き(?)になったので、きれいな写真集も買うことにした。
「やあ!出会えたねクモ」(今森光彦)
買った直後、3年生の男の子達が奪い合うように借りていた。

今度買いたいのはコレ。
「ふしぎいっぱいクモ」

ちなみにうちにいるのは、これくらい大きかった!・・・ように見えた。




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2005年12月16日

“サンタクロースっているの?”と聞かれた時に読む本

「今年はサンタさん来そう?」五年生の女の子にそう尋ねたところ、
「うちは去年からサンタさんじゃなくて、おかあさんがプレゼント持ってくることになった」
という答えが返ってきた。その子の顔を見ると、ちょっと寂しそう。

本気でサンタクロースを信じている子どもは一体どのくらいいるのだろう。
低学年のうちはともかく、五、六年になると、サンタクロースは絵本だけのお話
と考えている子が少なくないかもしれない。

サンタクロースっているんでしょうか?.jpg  「サンタクロースっているんでしょうか?」(偕成社)

この本はご存知の方も多いと思う。
「サンタさんっているんでしょうか?」という八歳の少女の手紙に
アメリカの新聞社が社説で答えた、その内容が本になったもの。
先週、図書委員会による、昼の本読みでこれを読んだ。
その後、6年生の担任の先生から、放送で読んだ本を一晩だけ貸して欲しい、
と言われた。
返しに来てくれた時尋ねると、寝る前にお子さんに読み聞かせたとのこと。
「放送で読んでくれたみたいには上手に読めませんでしたが」
素敵なお父さんだな、と思った。

さいこうのおくりもの.jpg 「さいこうのおくりもの」(ひくまの出版)

これも、昨日の放送で読んだ本。
サンタクロースはいる、と言いはって友達とケンカした男の子が、
実際のサンタさんに頼まれて、同じクラスの女の子へのプレゼントを渡しに行く話。
「サンタクロースっているんでしょうか?」にもあったが、
この本にも「実際見たことがないからといって、またいるという証拠がないからといって、
サンタクロースがいない、ということにはならない
」ということが書いてある。
確かに、科学で解き明かされていない領域はまだまだたくさんある。
「サンタクロースはいない」と言うのはある種、驕りかもしれない。
この時、読んだのは、四年生の3人。
その中の男の子は、本読みが大の苦手。
最初はクイズなど簡単なものを何度も練習させて、
やっていたが、今回は「オレ、読みたい」と志願してくれたので
主役のまなぶくん役に大抜擢した。
「オレ、主人公?」と読んでいる間も興奮を抑え切れない様子。
とっても上手でびっくりした。担任の先生にも誉めてもらいました。

クリスマスクリスマス.jpg  「クリスマス・クリスマス」(たくさんのふしき傑作集)

3年生の授業で紹介した。
クリスマスの由来や歴史が、写真と絵と文章で説明されている。
びっくりしたのは、ツリーのかざりにりんごや人形を飾る由来。
冬でも緑の色を失わない木々に精霊が宿っていると信じたケルト人が、
人間や動物をいけにえにしてぶらさげた風習のなごりだということ。
ちょっとコワイ。

サンタクロースのこともたくさん載っている。
昔は、良い子にしていたごほうびのプレゼントだけでなく、
悪い子にはムチのプレゼントがあったらしい。
これにもビックリ!
現在のサンタの写真も載っていて子ども達に見せると、
「やっぱり、いるんだ・・・」感嘆の声が。
見せてよかった。でも、サンタの部屋や愛猫や食事の写真まで、
あまりに具体的すぎて、子どものイメージを固定してしまうと良くないかな。

「おかあさんがプレゼントを持ってくることになった」子の話を聞いていた
同級生の子がこう言った。
サンタさんが世界中の子どもの家をまわるのが大変だから、
おかあさんやおとうさんに頼むんだって

なるほど。そういうことなら、おとうさんやおかあさんがプレゼントを持ってきても
納得がいくよね。

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2005年12月14日

寒くなると・・・

零度.jpg

昨日は最高気温が零度だった。
今日は1度らしい。こうなると1度でも有難い、感じがする。
しかし冬型になると、西高東低で、この辺は雪が少ない。
最近暖冬の影響で、雪が多かったのだが、本来雪が多い場所ではないらしい。舞う程度。
昨夜も、月が煌々と照っているのに、山に降る雪が飛ばされて舞ってきていた。

寒くなると、図書室がにぎわう
(なんだか、風が吹くと桶屋がもうかる、に似ているナ)

日当たりがいいので、暖を取りにくるらしい。
黙って本を読んでいる子もいるが、そうでない子の方が多い。

チェスをしている6年の男の子に
「冬休みに読む本の予約はした?」と尋ねると、
「オレ、冬休みは本読まない、ぜったいに」と言う。
「なんで?」と聞くと、しばしの沈黙の後
「じゃ、マーリンの2と3巻借りるよ」

先日ちょっとしたことがあって、彼をはたいてしまった。
口より先に手が出ていた。
「なんで、オレだけたたくんだよ」と言うから、
思わず「近くにいるからよ!」と答えてしまった。
しょっちゅう「コラー」と怒ってはいるものの、感情的になってしまったのはこちらが悪い。
彼が4年の時定期的に授業に入っていたし、図書室にもよく来る、
いわば“気心の知れた間柄”だと思っていたのだが、
そもそもそういう意識がおかしいのかもしれない。私の甘えなのかもしれない。
何年経っても、子どもとの距離のとり方はわからない。

冬休み中に読む本の予約を受け付けているので、
「先生、オススメない?」と聞いてくる女の子もいる。
最近、6年生の女の子のファンタジー離れが目立つ。
森絵都とかはやみねかおるとか、ヤングアダルト系が人気である。
子どもに教わって買った「都会のトム&ソーヤ」は人気が高く、いくつも予約が入っている。
「ふしぎの国のレイチェル」と「フェアリー・レルム」は高学年の女の子にも人気が高いファンタジーだ。両方ともエミリーロッダ作。
私はローワンシリーズが好きだけど。

2年生の女の子達が「ばばばあちゃんのぼうけんすごろく」で遊んでいた。
「せんせい、見て!ボナちゃんもやってるよ!」
一人の子がボナちゃんをひざに抱っこして、サイコロを投げさせている。
ボナもすっかり“図書室のマスコット”として定着したようだ。

「おりがみでツリーを作ろう」の続きをやっていた女の子二人が
手作りのクリスマスカードをプレゼントしてくれた。

きせかえのかみ.jpg

右のは、きせかえあそびもできる、らしい。
ありがとう!とってもうれしいよ!

子ども達が授業に行った後、ふと窓の外を見て、
「私スゴイところに住んでるなあ」

パノラマ.jpg

図書室の窓全体に八ヶ岳の大パノラマ






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2005年12月09日

「みにくいあひるの子」と“世界地理クイズ”

「みにくいシュレック」と「ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ」を、紹介した時、
「みにくい」という言葉を、低学年の子が知らなかった。
「醜い」という言葉に日常的に接していないのは、いいことだと思うが、
では、この子たちは「みにくいあひるの子」を読んでもらったことがないのだろうか?
2年生の読書の時間で「アンデルセンとグリム兄弟」の読み聞かせをしていくことに
決まった時、「みにくいあひるの子」は外せないと思った。

みにくいアヒルの子.jpg

読む前に「みにくいという言葉がどういうことか知っている人?」と聞くと、
25人中4人。「見えにくい」という意味以外で、というと2人に減った。

いつも、真剣に耳を傾けてくれる子達ではあるけれど、
今回は特に集中している気がした。
あひるの子に感情移入しているようで、なんというか表情が切実なのだ。

読み終わると自然に拍手が起こった。
「みにくい、という意味がわかったかな?」と聞くと、何人か手を挙げてくれた。
その中で
「他の人と違う、ということ」と答えた子が二人いた。

確かに「みにくいあひるの子」は、他の兄弟と違う姿をしていたためにいじめられたのだ。
「どうして違う姿をしていたの?」と聞くと、
「種類が違うから」と答えてくれた男の子。
「種類」という言葉を知っているんだなあ、と感心した。
そう、種類が違うから姿や形が違うのは当たり前のこと。
それは決して悪いことではないのだ。

世界地理クイズjpg.JPG

話はガラっと変わるけど・・・。このクイズわかりますか?

@いつも「それは私のです」といっている国は?
A鉛筆の使用量が多い都市は?
B何をすすめても遠慮する国は?
Cおせんべいを、おいしそうな音を立てて食べる都市は?
D巨大なイカの絵をよく見てください。この船がたどり着くのに苦労している島国は?

私、全くわかりませんでした。
これ、ご存知の方もいるかもしれないけれど、
「菜の子先生は大いそがし!」(富安陽子 作 福音館書店)に入っている
「菜の子新聞」に載っていたクイズなのです。

@は「オランダ」 Aは「ヘルシンキ」 Bは「イラン」 Cは「パリ」 Dは「ジャマイカ」

@BCDとわかった子もいたけれど、小学生は世界地理をほとんどやらないので、
ちょっと難しいかな。特に「ヘルシンキ」は。

試しに、事務のさやか嬢に@を出したところ、
「わたし、普段、自分のこと“オラ”って言わないから、わかりませんでした」
と言っていた。確かに!私もそうよ。

自分で問題を作ってみるのも面白いと思う。
私も作ってみた。
「いつも、だれだ、だれだ、と人を探している国は?」と得意気に言ったら、
「ドイツ・・・・」
どの子に出してもすぐわかった上に、その後長い沈黙が・・・。
こんなことばかり言ってるから、いつも遊んでいると思われるんだ。


またまた話は変わりますが・・・。

南アルプス夕方.jpg  富士山.jpg

夕方の景色の寒々しいこと。この雲は雪雲かなあ・・・。


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2005年12月05日

空からの手紙?

雪景色ゥ宅.jpg 雪景色庭.jpg

昨日雪が降った。初雪だった。
昨年より20日も早いらしい。
朝起きると一面銀世界。スタットレスに履き替えておいてよかった。

雪が積もると、景色が一変する。図書室からの眺めも実に寒々しい。

雪八ヶ岳jpg.JPG 雪南アルプス.jpg

この辺に降る雪は、サラサラしたパウダースノー。
手袋についた雪に目を凝らすと、花や星の形をしている。

「雪の写真家ベントレー」(BL出版)をカウンターに展示した。

ベントレー.jpg

雪の結晶を写真に残した農夫ベントレーである。
雪の美しさに魅せられたベントレーは、すぐに溶けてしまうため、
撮影が難しかった雪の結晶の顕微鏡写真を撮ることに成功した。
「世界的な雪の専門家」と言われながら、結局最後まで農夫であり、
アマチュア写真家であった。

「ベントレー」と同じく、職業をテーマにした絵本を今年買い揃えた。
「銅版画家の仕事場」(BL出版)「メアリー・スミス」(光村教育図書)
なぜか、三冊とも訳は千葉茂樹さん。

職業物jpg.JPG

メアリー・スミスは、目覚まし時計がまだ普及していない時代に、町の人たちを起こして回るノッカーアップ(めざまし屋)。
そんな職業があったことすら、この絵本を読むまで知らなかった。

こういった職業ものの絵本が私は結構好きで、今度授業でも紹介したいと思っている。

晴れてはいたが、北風が積もった雪を巻き上げる寒い一日だった。
それでも子ども達は、大喜びで雪の校庭を走り回っていたけど・・・。






 

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2005年12月02日

一足早いクリスマスプレゼント??

今日は児童会が主催する「ロング集会」。
運動会の色別になり、ゲームに挑戦し、点数を競うというもの。
ゲームは各教室を利用する。
私も赤組と一緒に廻った。

フラフープに何人入れるか競うゲームや、
ジェスチャーゲーム、宝探しゲーム、全問正解学校クイズなど。
クイズは、児童の数や先生の数、学校ができた日などけっこう難しい。
今年で創立何周年でしょう?
という問題は、一年生にはわからないだろう、と思ったが、「52」と惜しい答えを
出している子もいた。ちなみに、答えは「51周年」です。

しかし、普段行かない各学年の教室を廻ると、いろいろな発見がある。
2年生の教室の黒板には、「今日のめあて」に子どもらしいダイナミックな字で
“じゅぎょう中もんくを言わない”と書いてあった。
ゲームを終えて廊下に出ると、ドアに3の段の九九の表が貼ってあり、
“一度言ってから入りましょう”の先生の字が。
2年生の先生と子ども達の攻防は観甲斐がありそうだ。

ロング集会の最後は、体育館での“子どもバザー”
子ども達が自宅から使わなくなったおもちゃや文房具を持ち込み、
児童会で作ったお金で買物をする。
体育館の床に置いてある商品を。見ると、
未開封のCDがあったり、布でできた綺麗なコースターのセットがあったり、
と、けっこういいものが多い。
ぬいぐるみを集めたコーナーで、かわいい羊のティッシュケースを見つけた。ほしい!!
でも私はお金をもらってないし・・。
お金がもらえた担任の先生はいいなあ、と指をくわえて見ていたら、
そこに、我が娘がやってきた。
「ちょっと、ちょっと」と呼びつけ、「あの羊買って!」とおねだり。

バザー開始。全校一斉に始めると、収集がつかなくなるので、
1・2年生から買物をする。時間差をつけて、上の学年の買物タイムになる仕掛けだ。
いいシステムだけど、1・2年生が買物をしているところを、3・4年生が見ていて
「あーあ、ほしいの取られちゃった」と半ベソをかいているのを見ると、
ちょっとかわいそうになる。

アンティークなクリスマス用の靴下があり、
「これ、素敵ですね」と話していたら、教務主任の先生が、
「先生、これ図書室に飾りなよ。ほら、先にとっちゃいな」
えっ、でも子ども優先ですから・・・と娘に買わせてるくせに、遠慮していると、
「じゃあ、こっち置いといてあげるね」と隅の方に寄せておいてくれた。

バザーは完売!
最初子どものバザーと聞いたときは、「なんだかなー」と思ったが、
やってみると楽しいではないか。
子ども達も「先生、見てコレ買った!」と嬉しそうに報告してくる。

靴下は早速図書室のドアに下げました。

くつ下.jpg すーちゃん.jpg

娘に頼んだ羊のティッシュケースもゲットできたし・・・。

おまけに、倉庫から綺麗なカーテンが出てきて、図書室のカーテンと交換してくれた。
やった!あまりに汚くてカーテンを引く気もしなかったんだ。
クリーム色のやわらかい感じが、「綿の花」ともよく似合っている。

カーテン.jpg


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2005年11月30日

クリスマスプロジェクト始動!

明日から12月。八ヶ岳も冬化粧を始めたし、そろそろクリスマスの準備をすることにしよう。

冬到来.jpg

まずは、クリスマスツリーから。
4年生の“観葉植物図鑑を作ろう”のために買ってきた
ゴールドクレストに、自宅から持ってきたオーナメントを飾りつける。
休み時間に図書委員さんを集めて飾ってもらった。
こういう仕事はみんな大喜びでやる。本当はオーナメントも手作りしてほしかったんだけど、
「それはちょっとムリですね」図書委員長さんにつれなく言われてしまった。
史上最強の図書委員長、最近学級委員長の仕事に忙しいのか、図書室から足が遠ざかっている。

クリスマスツリー.jpg

きれいに飾りつけできました。でも、オーナメントが重いのか、少し傾いでしまった。

クリスマスイブpg.JPG

クリスマスの本も展示した。
私がこの学校に来た4年前、あまりにクリスマス関連の本がなかったので、
毎年少しずつ買っていった。展示したのは今年買った本。
マーガレット・W・ブラウンの「クリスマス・イブ」は、クラッシックだけど、やっぱり素敵な本だ。クリスマス前夜の静かな喜びが感じられます。
ターシャ・テューダの「コーギビルのいちばん楽しい日」もとってもかわいい。
エリック・カールの「ゆめのゆき」は仕掛け絵本。きれいなメロディが鳴って人気が出そう。
早速借りられた本は「サンタクロースっているんでしょうか」やっぱり気になるんだろうな。
そして、「あのね、サンタの国ではね・・・」(偕成社)の11月のページを開いて展示。サンタさんの一年間が描かれている楽しい本。
今日はまだ11月だもんね。

ハロウィンでやったように、窓に子ども達の描いた絵をぺたぺた貼ることにした。
今回は、図書委員さん以外も飛び入り参加大歓迎!
みんな楽しそうにやってくれる。でも・・・後片付けもしてってね。
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2005年11月29日

大ヒット間違いなし?!“う中人ブラザーズ”

スゴイ本が入った。タイトルは
「うちゅうをはかいしろ
 う中人ブラザーズ@かん」


u.jpg

表紙には、“かりるのただ ファイヤーパックいり100円 160円”とある。借りるのはタダのようなので、図書室に置かせてもらった。
でも、購入する場合は、100円、もしくは160円のどちらかを払わなければならないらしい。
100円がいいな・・・。

中を開くと、この本を作った2年生の男の子達の名前が書いてあった。
「さとし絵 こうへい絵 けんた文じえ かい ひかる がく」
みんな、ワンパク、本も大好きな面々。文武両道なのだ。
2年生はスゴイ。男の子も女の子も毎日本を借りにくる。
男の子は「デルトラクエスト」に凝っていて、デルトラコーナーは
2年生の黄色の代本板でいっぱいだ。

前々から、2年生が本を作っているとは聞いていたけど、
そうか、ついにできたのね。早速読ませてもらおう。
『ずっとまえのことです、ふういんされたま王たちがよみがえり、ま王たちが
ちきゅうをはかいしようとミスターゴースがたくらんでいた』
う〜ん、すごい、各ページ細かい字でギッシリ埋め尽くされている。
読み終わるまで時間がかかりそうなので、飛ばし飛ばし読む。
『うちゅうじんたちはさいしょは、うちゅうひこうでいこうとしたけれど、
うちゅうひこうでいくとはやすぎる。だからこぶん一ごうがいった。
歩いていけばいいんだ

面白いので、カウンターに展示し、貸し出し可にした。
表紙にも「ぜひかりてね!」と書いてあるし・・・。

この手作り絵本、実は先輩がいる。それもたくさん。

歴代作品集.jpg

去年卒業した女の子がマンガ好きで、図書室にマンガ愛好会を作ってしまった。
顧問は「ヘレナ先生」。彼女は将来漫画家を目指していて、専用のペンだとかトーンだとか
持ち込んでは、せっせとマンガを書き、私は顧問なので、その作品を貸し出していた。
そのうち、他の子たちもぞくぞくと書き始め、作品は増える増える・・・。
「クーピーそんちゃん」「きぐるみ占い」は今読んでも、傑作だと思う。

作品集マガジンラックjpg.JPG

あまりに多くなったので、専用のマガジンラックも買ってきた。

ここ1年くらい、来ないなあ、と寂しく思っていたので、
2年生の作品は嬉しかった。
「う中人ブラザーズ」はまだまだ続きそうである。なぜなら最後に
『これで一かんはおわるぞ。たのしかったか。おれたちは2かんもがんばるからな』
と書いてあったから。


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2005年11月28日

子どもから教わった本

子どもに「この本面白いよ」と教えてもらって、買った本。

マチルダ.jpg

「マチルダは小さな大天才」(ロアルド・ダール作 評論社)
これは、4年生の図書委員の女の子が教えてくれた。
彼女の愛読書らしい。そういえば、どことなくマチルダに似てるかな?
彼女も一年生の時からやたら頭が良くて、大人っぽい感じのする子だった。
とにかく本が大好きというところも似ている。
私は読んでみて「チョコレート工場の秘密」より面白い!と思った。
マチルダが暴君な大人達相手に果敢に戦いを挑むところは、読んでいてスカっとする。
それにキャラクターが魅力的。マチルダはもちろん、ミスハニーや、校長のトランチブルにしても。クエンティン・ブルクの描くマチルダはとてもチャーミングだし。
物語の前半で幼いマチルダが、一人家で本を読みふける場面が出てくるが、
本好きにしかわからない「読書の愉しみ」がとても魅力的に描写されている。
「ヘレナ先生おすすめ」として図書室に展示したところ、本を貸してくれた女の子が
「せんせい、これ、すっごく面白かったでしょ」
「うん、面白かった!ありがとう」と答えると、本当に嬉しそうに笑った。

ーヤ.JPG

「都会のトム&ソーヤ」(はやみねかおる作 講談社)
6年生のはやみねかおるファンの女の子に言われて買った本。
でも、買った時には彼女、もう3巻目まで読んでしまっていた。
読んでみるとこれまたはまってしまった。「冒険野郎マクガイバー」というアメリカのドラマがある。ある財団の私立探偵マクガイバーが、銃などの武器は一切使わずに、そこにある手近なものを使って悪者達に立ち向かい、危機を脱していくというドラマなのだが、この本に出てくる内藤内人くんは、まさに日本版マクガイバー。
一見普通にみえるのだが、実はサバイバル技術を身につけた特異な中学生なのだ。
読んでいると、化学や歴史のお勉強にもなり、日常生活にも役に立つ知恵満載。
これは、高学年に人気が出て、早速予約も入った。
この本を教えてくれた6年の女の子に「これ、面白かったよ!」というと、
「でしょ」と得意そうな笑顔。

自分が面白いと思う本って、他の人にも教えてあげたいし、
「面白かったよ」といわれると、自分が褒められているように嬉しいんだよね。





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2005年11月25日

野生派オタク?読書好きの6年男子

朝、図書室へ来ると、受け入れを済ませていない本の入った
ダンボールを6年の男子が取り囲んでいた。
見ると、ダンボールから本を取り出して見ている。
「先生、これ借りるよ、いいでしょ」
「ダメだよ、まだ受け入れもしていないし、お知らせもしてないんだから」
「いいじゃん、貸してよ」
彼らが手に取っている本は「マーリンT〜W」(T・A・バロン作 主婦の友社)

マーリン.jpg

6年生は本を読む子が多い。高学年になると、特に男子は本を読まなくなりそうだが、
ここの6年男子は女子より読む。それも、ファンタジー系の分厚い本を根をつめて読む。

「ハリーポッター」はもちろん「ダレンシャン」も「セブンスタワー」も「ローワンシリーズ」も
「デルトラクエスト」も「バーティミアス」も「ライオンボーイ」も果ては600ページ以上ある「エラゴン」も読んでしまって「先生、なんか面白い本ない?」と聞いてくる。
公共図書館から借りてきても「あっ、それ借りて読んだ」と言われる始末。
それも、読むのが速くて、1週間かからないで読んでしまうのだ。
もちろん、そういう子は3人ほどだが、残りの子も読む意欲はものすごくある。

読書好きというと、めがねをかけたインテリ風を思い浮かべるが、
この子達は、山に入って野性のグミを食べたり、壁に設置された屋上へのハシゴに上って叱られたり、と野性味たっぷり。と思うと、テレビゲームが大好きなオタクの面も。
文武両道・・・では全然ないと思うけれど、とにかくユニークな面々が揃っている。

ただ、読む意欲はあっても、実際読めるかどうかは別。
「貴方達さ、マーリン面白いって誰かに聞いたわけ?」とたずねると、
「ううん、この表紙がいいから」「オレはこれ」「オレはこれ」
T巻〜W巻まである本のお気に入りの表紙をそれぞれ手に取って答える。
ページを開くと、文字は小さいし、ルビもあまり振られていない。
読めるかなあ。でも、「読みたい」という意欲は大事にしたい。

「君はさ、まず『ロードロス』全部読んでからにしたら?あれ予約が入ってるから」
一人の子にそういうと、
「そんなこと言うと、絶対返さないぞ」と少しへそを曲げた様子。
でもねえ、あれ、もう2ヶ月近くになるんだけど。
本を読む速度は個人差があるし、早く読めばいいものでもない。
彼が読み終わるまで待つつもりだが、予約がいくつも入っている本だと正直迷う。
他の子の「読みたい意欲」があまりに待たせることで萎えてしまうのではないだろうか。

でも本をあまり読まない知り合いが、小学生の頃、先生がすすめてくれた本を楽しんで読んでいたら、その先生から「そろそろ返せ」と無理やり取り上げられて読書がキライになった、と話していたのを聞くと、そんなことは絶対にできないし。小さい小学校で複本は買えないし。
他の学校の司書の方はどうされているのかしらん。

とりあえず、「卒業の近い6年生を優先するから」と言って、
来週の月曜日借りたい人でジャンケンをして順番を決めてもらうことにした。
しかし、君達が卒業してしまうと、お得意さんが減って図書室も私も寂しくなってしまうな。

あたらしい本.jpg

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2005年11月24日

ヘレナ先生のヘンナ一日

娘が我が家のネコを主人公に“ミュータントのある一日”という本を作っているので、
私も真似して書いてみた。

朝、起きると、気分がどんより重かった。
ずっと家にいたいけど「気分が乗らないので休みます」というわけにもいかない。

こんな朝は、気分を変えるため、インテリアから始めよう。
一昨日に、同じ町内の司書友達からもらったサンキライ(さるとりいばら)
大きな赤い実がクリスマスリースのよう。この辺りにはないので、彼女は実家の島根まで行って取ってきたという。“猿取り茨”というだけあって、鋭いトゲがある。子どもの手の届かないところに飾らなければ・・・

サンキライ.jpg

と考えていたところへ、校長先生がやってきた。
来年度の予算請求に「新しいカーテン」を頼んだので、カーテン視察に来たらしい。
帰り際、窓の外を見ながら、
「今朝、通勤してくるとき、八ヶ岳を見たら、なんだか変な雲が出ていてね。
山も朝日に映えてなんだか不気味な様相をしてましたよ」
気分がますます重くなるお言葉、ありがとうございます。
天変地異の前触れか???

変な八ヶ岳jpg.JPG

こんな日は、地道に新しい本の受け入れでもして過ごそう。

受け入れ作業.jpg

去年からようやく、わが小学校でもTRCを使うようになってきたのだが、
注文してから届くまで時間がかかるので、急ぐものは地元の本屋さんに頼んでいる。
早くていいけど、原簿記入、学校印捺印、分類番号作製、ブックカバー掛けと、受け入れ作業があるので、結局同じかなあ。でも、暗い気分の時は、このポリプロピレンフィルムを掛けるのが、結構いい心のリハビリになるのだ。

ロングの休み時間は、愛校作業の落ち葉集め
全校児童、全職員で外へ。
子ども達は、手に手にスーパーの袋を持って、落ち葉を集める。
集めた葉を袋に入れてやると、とても喜ばれる。
「先生、私のにも入れて」「ちょうだい、ちょうだい」とお声がかかる。
葉っぱがいっぱい入った袋を肩にかつぎ「サンタクロースだよ」という子も。
夢のない大人は「ああ、これがみんな札だったら・・・」とぶつぶつ。
30分の作業が終わってみると、校庭のサクラはみんなすっかり葉を落としていた。

葉っぱの名前を覚えよう.jpg

廊下に、「秋のおくりもの 葉っぱのなまえをおぼえよう」ということで、ラミネーター加工した葉と名前を掲示しました。

3校時、4年生のワンパク小僧が、いきなり入ってきた。
むっ、今は授業中だろう、と思っていると、
「先生、字が間違ってるよ」彼のリードで廊下に行く。
「ほら、フープになってるよ」
図書集会で出したクイズ「なぜ、3びきのクマはスープをよそったままさんぽにでかけたのでしょう?」の答えが貼ってあるところの、「スープ」が「フープ」になっていたのだ。
廊下の掲示って、子ども達はあまり見てないのよね、なんて思ってたけど・・・、しっかり見てくれてたんだね。「フ」を「ス」に直すのは簡単だ。
「ありがとう」と言うと、ワンパク君は「じゃあね!」と爽やかに去っていった。

4校時2年生の読書の授業。今日は「すずのへいたい」の読み聞かせ。読んだことのある男の子が、「次は魚に食われちゃうんだぜ」「腹から出てくるんだ」と次々筋を言うので、人差し指で「シー」のジェスチャー。
気持ちはわかるけど・・・。

給食時の昼の放送、木曜日は図書委員さんが本を読むことになっている。
落ち葉かきもあったし「葉っぱのフレディ」を読んでもらうことにした。
ちょっと内容は難しいが、読んでくれた6年生の二人の声が落ち着いていて、みらいななさんの美しい訳が耳に心地よい。

昼休み、いきなり停電 来た!天変地異・・じゃないか。職員室に問い合わせると、どうやら2階だけのよう。
ブレーカーが落ちていた。原因は不明。今日のパソコン作業は慎重にしよう!

6校時、教育実習生に図書館教育をレクチャー。
月曜から教育実習生が来ている。十年前にこの学校を卒業した22歳。
全校集会で挨拶に立った時は、しっかりしていて、とても22歳には見えなかったが、
じかに話をすると、やはり初々しい。
「あっ、この本好きだった。私達の頃は大人気だったんですよ」書架を廻りながら、
なつかしそうに話をしてくれる。
現在、県外の中学で補助教員をやっているらしい。
大学の教育学部ではなく、通信教育で勉強したということだった。
そういう情熱のある人が先生になってほしいよね。
小学生は慣れていないようで、「男の子コワイです」と話す姿を見ていると、
この図書室に来ていた小学生の頃の彼女が目に浮かぶようだ。
毎日緊張しているのだろう。
「図書室は落ち着くなあ」独り言のようにつぶやいた。
書けたらでいいから、ということで、図書室だよりに原稿を寄せてもらうことにした。
タイトルは「図書室の思い出」。

放課後。下校時刻の4時を少し過ぎた頃、外から教頭先生の叱る声。見ると、男の子ばかり10人、一列に並んで神妙な顔をしている。
ガラスでも割ったか?と思ったが、そうではなく、広島の事件を受けて、早く帰るようにとの指導だった。そうよ、君達がいつも元気でいることが先生達の一番の願いなのだよ。

結局、天変地異もなく目立ったミスもなく無事一日終わりそうである。
冴えない一日ではあったが、それは大体いつも同じ。
ふといいアイデアが浮かんだ。
娘の作っている本は「ミュータントのある一日」ではなく、
「ミュータントのミューな(妙な)一日」にしたらどうだろう?
あっ、おばさんギャグになってしまった。今日は、もう帰ろう・・。





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2005年11月18日

“ナゾの三人 名前決定!?”

図書集会で「すてきな三にんぐみ「(トミーアンゲラーさく)」の読み聞かせをやった後、
「三人の名前を考えてください」という募集をした。
「すてきな三にんぐみ」というグループ名はあるが、ひとりひとりの名前はなかったので、“すてきな”名前をつけてあげよう、と思ったのだ。
用紙を配り、図書室のポストに入れてくれるようによびかけた。

集会ポスト.jpg

低学年で半分集まればいいかな、と思っていたら、ほぼ全校生徒の応募があった。
昨日その中から、面白いものに賞をあげた。
図書委員さんが選んだのが、「図書委員長大賞」をはじめ、10作品。
特賞の「チャップリン・パンプキン・ルパン五世」
銅賞の「ジェネー・クリッグ・エンドルゴット」
世界三大珍味大賞の「キャビア・トリュフ・フォアグラ」
発音しにくいで賞の「すてき・な三に・んぐみ」が、面白いと思った。
ちなみに特別賞の「アン・ポン・タン」は、五年生の先生の作品。

私が選んだのが、21作品11賞。「すてき賞」は11作品選んだ。佳作のようなもの。
図書集会賞は「ばく・びく・くり」一年生の作品。
漢字大賞「悟空・悟飯・悟天」
ゴールデン大賞「ミーク・ミール・ミーツ」
シルバー大賞「ローズ・ラッキー・ディズ」
ブロンズ大賞「グロリア・メルマン・マーティ」
だじゃれ賞1「ブラックジャック・プラックシャーク・ブラックジョーク」
だじゃれ賞2「くろかげ・くろひげ・くろこげ」
しぶいで賞「黒一郎・黒次郎・黒三郎(こくいちろう、と読む)」
すてき賞「ホップ・ステップ・ジャンプ」などなど。
でも一番面白かったのは、2年生のこの作品、「グリル兄弟・アーノルドローベル・グリル兄弟」
グリムではなくて「グリル」というところがまたいい!

昼の放送の時に図書委員さんが発表したのだが、ひとつ読み上げるたびに、
低学年の教室からの歓声が、放送室まで聞こえてきた。

三人組ネーミング.jpg


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2005年11月17日

2・3年生に読み聞かせ“あらしのよるに”シリーズ

ガブメイシリーズ.jpg

1学期に2年生と3年生の担任の先生の希望で、
「あらしのよるに」シリーズのよみきかせを6回にわたって行った。
2・3年の合同授業で、2年生の担任の先生が「メイ」を、3年生の担任の先生が「ガブ」を、そして私が地の文とその他もろもろの役をやった。
担任の先生用にガブとメイかぶりものを作って、その他の役は首に下げる形のものを作った。
絵を見せない読み聞かせだったので、理解できるか心配だったが、
子ども達はみんな物語の中にすっかりのめりこんでいた。
6巻読み終わった後では、2年生がものすごい勢いで本を借りていってくれた。

「しろいやみのはてで」という特別編は出たが、結局ガブとメイがどうなったかは
子ども達の想像に任された形になったと思っていたら、出ましたねえ、やっぱり。

まんげつのよるにjpg.JPG

一体どういう展開になったのかと思ったら、「記憶喪失」とは・・。
う〜ん、そうきたか、という感じ。
この本を「あらしのよるに」シリーズのファンである2年生の担任の先生に
見せたところ、早速「やりたい」とリクエストが入りました。
本日、「ガブ」と「メイ」が子ども達の前に帰ってきた!
なんだか、人気のあった連続ドラマの特別2時間スペシャルという感じ。

回想シーンもあって、先生2人は子ども達に理解できるか心配していたけど、
子ども達は意外に以前読んだ内容を覚えていた。
最後に感想を聞くと、3年生の男の子が
「とてもわかりやすい内容なので、1年生にも読んでもらいたいです」
2年生の男の子は「ガブとメイが二人とも生きていてよかった」

3年生の担任の先生いわく、「なんだか韓国ドラマに似てますよね。その内、兄妹だった、とか言わないですよね」。私も同感です。
でも、8巻は、もうないよね、これで完結だよね・・。

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2005年11月16日

“準備OK!いざ!!廃棄”

図書集会が終わったら、とりかかろう、と思っていた仕事がいくつかあった。
そのひとつが廃棄作業。
書棚を空けるため、古くなった本を図書原簿から除籍し、廃棄するのだ。
いつもは、夏・冬の休みを利用してやるのだが、
今回は、書棚が逼迫してしまい、新しい本も入れられないような状態。
書店に発注してまだ来ていない本があるため、早急に棚を空けることが急務になった。

幸い、個別懇談中で、五校時以降、子どもは集団下校。
今週中にやってしまわなければ。

廃棄作業.jpg

廃棄アイテム。除籍するための古い原簿達。これを見ていると、私が生まれる前の年からあってヒエーと思う(決して若いわけじゃないのですが)。
「廃棄処分調書」なる用紙。これに、廃棄した本のタイトルや購入年月日、購入金額等を書き込む。けっこうめんどくさい。「消印」「除籍」のハンコ。
そして、マスク。私はアレルギーがあるので、これをしないと後が悲惨。
廃棄用ジャンパー。合併前に町から支給された品。サイズは小さいし、ダサイし、ロッカーにしまいっぱなしだったが、今日はこれが役立った。

しかし、今日は、図書室のほんの一角。絵本のコーナーの途中でタイムアップ。
いつもはなかなか捨てられない私だが、今回は心を鬼にして・・・。
子どもがいる時、廃棄作業をやりたくないのは、理由がある。
「これ、どうするの?捨てるの?もったいないよ。どうして捨てるの?」
と色々追求されるからだ。
「みんなが読んでくれないからよ」と言っても、
「捨てちゃうの?物は大切にしなきゃいけないんだよ」などと逆に説教されてしまう。
「捨てないよ。リサイクルに出すの」と言うと、「あっ、リサイクルね」と低学年の子は納得してくれるからいいが。

なるべく捨てなくて済むように、学級文庫におろすようにはしている。
先生方に呼びかけると、子ども達が本を選びにやってくる。
みんな、競争するように、あまり読みそうもないものまで持っていってくれるので、
助かるけれど、結局年度末に担任の先生が捨てることになるんだろうな。

カウンターの銀杏.jpg

廃棄をやっていると、なぜか心身ともに疲れてくるので、癒されるような画像を。
今日、図書委員の女の子が、校庭の銀杏を拾ってきてカウンターに飾ってくれた。
このポストは、図書集会に出した問題の解答用紙入れ。隣は私の彼氏のボナベントゥラ

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2005年11月15日

“祝!図書集会大成功!!”

ようやく当日がやってきた。ここまで来るのには一言では語れない苦労がありました。
ナンテ、オーバーですが、私の中ではそれくらい印象的な図書集会だった。
その理由のひとつに、初めての試みであるビデオ撮り・上映があった。
初めての経験なので、当然不安もいっぱい。
でも、子ども達のノリはとてもよく、ビデオ撮り自体は2日で終了した。
“緊急指令!なぞの三人組をさがせ!!”の記事にも書いたが
今日大きなスクリーンで見ても、みんなとてもかわいく、生き生きしている。
小さい頃から親にビデオで撮られることに慣れているのだろう。
カメラ映りがとてもいい。動きも自然でスムーズ。

緊急指令jpg.JPG 浅川テーィーチャーjpg.JPG

これは、図書委員長の女の子が作ってくれたスライドショウ。
ある日図書室のパソコンに緊急指令が入っていた、という設定。
見ると、6年生の担任の浅川ティーチャー(実在です)が、「なぞの三人組をさがせ」
という指令を出している。どうやら、三人組の本をさがせ、ということらしい。
そう気づいた図書委員の面々は、図書室の本の中から三人組をさがしてくるが、
「動物ではなく、人間だ」「大人ではなく、子ども」と次々却下される。
最後のヒントに「三人組のひとりはダイエットしている」とのヒント。
それでもわからない図書委員会。そこで助っ人登場。
わが小学校のマドンナ「さやか先生(実在です)」
この先生短大出たてのかわいい、それでいていまどきの若者とは思えないくらいしっかりした先生。昔から大の読書好きだそうで、以前図書室だよりに本の紹介記事を寄せていただいたことがある。それが今回のなぞの三人組の正体だったのだ。

ズッコケダイエット.JPG

「ずっこけ三人組のダイエット講座」(ポプラ社)
でした。
「ズッコケ三人組」のシリーズは、私がこの小学校に来た年の6年生にとても人気があり、
全巻揃えたのだが、彼らが卒業してからは人気は落ちる一方。
この1年ぐらいは誰も借りていない状況だった。
ズッコケシリーズは、読書力がある子でないと難しいと聞いたことがあったが・・・。
これを機にまたブームになってほしい、という願いもこめてマドンナにも特別出演していただいた。さやか先生は事務の先生なので、子どもと接したくてもあまり機会がない。
子ども達の方でも若くてきれいな先生に憧れているものの、どう接していいかわからない。
ビデオを一緒に撮った時、子ども達はスゴーク嬉しそうで、キャーキャー言っていた。
さやか先生も、同僚の先生達よりもむしろ子ども達との方が年齢が近いということもあり、
楽しそうだった。

ビデオのエンディングは、ボンジョビの曲をバックに少しイメージっぽく編集したつもり。
「青春っぽくていいですね」とさやか先生も言ってくれた。
図書委員さん達も、それ以外の子ども達も楽しんでくれたようだ。
浅川ティーチャーが、「このビデオを見て来年は図書委員になりたい子が殺到しそうだね」
と言ってくださったが・・・、う〜ん、来年もやらなければいけないのだろうか。

もちろん、「すてきな三人組」の読み聞かせと「三びきのくま」のブラックシアターも
とても上手だった。子ども達は、練習の時よりずっとうまかった。
みんな、そして私も・・・ご苦労さまでした!! 

集会小道具jpg.JPG
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2005年11月10日

2年生に読み聞かせ「ヘンゼルとグレーテル」と「ぺんちゃんぎんちゃんおおきいのをつりたいね!」

2年生に“アンデルセン”と“グリム兄弟”のお話を交互に
読み聞かせていこうという企画を始めたが、
第1回目の「はだかのおうさま」から、かなり時間が空いてしまった。

今日はグリム兄弟の「ヘンゼルとグレーテル」。
教育画劇の「絵本・グリム童話 全8巻」を買ったので、
それを使おうと思っていたのだが、井上洋介さんの絵がちょっとアバンギャルトすぎて、
(井上洋介さんは好きなんですけど)書棚を探し回ったらあった。
平成元年購入になっているが、絵はきれいだし大判でいいかもしれない。

「グリム童話 ヘンゼルとグレーテル」(スーザン・ジェファーズ え おおばみなこ やく
ほるぷ出版)


ヘンゼルとグレーテルjpg.JPG

子供を森へ置き去りにしようとするのが、継母という本が一般的なようだが、この本では、
「妻」「おんな」となっており、「継母」とは書かれていない。
私が、地の文と魔女のセリフ、担任の先生が、その他の登場人物のセリフを担当。
ところがヘンゼルとグレーテルがお菓子の家をみつける直前で、
担任の先生が急用で、私が後を引き受けることになった。
もともと、元気いっぱいで黙っていられない2年生。
担任の先生が姿を消した途端に、緊張の糸が切れたようにザワザワし出した。
でも、ここはヘレナ先生、七色の声色を使って・・・。
思い切りこわ〜い魔女になって、子ども達を本の世界の中に引き止めておかなければ。
「さあ、つかまえたぞ。もうにがすもんか」(本文引用)
と言いながら、ヘンゼルの代わりに、近くでしゃべっていた男の子の
腕をグイっとつかむ。
「なんとまあ、おいしそうな子どもたちだよ」(本文引用)で、
女の子の赤い頬をそっとなでた。
子ども達は、「こえー」とか「にげろ」とか言いながら、
こちらの期待通りの反応をしてくれる。
「このやろう、オレがパンチしてキックして・・・」と魔女に戦いを挑もうとする子。
また、グレーテルに魔女がかまどの中に押し込まれる場面では、
「魔法使えばいいのに、魔法!」(まさにその通り!)と適切なアドバイスをしてくれる子もいた。
まだまだ、物語の中に入り込んでくれるいい年齢なのだ。
もう少し年が上になると、現実と物語の区別がついてきて冷めた反応になってしまうのだろうが。

読み終わってもまだ時間が残っていたので、ずっとこの学年に聞かせたかった本を読んだ。

ペンちゃんギンちゃんおおきいのをつりたいねjpg.JPG

「おまえうまそうだな」や「パパはウルトラマン」の宮西達也さんの
「ペンちゃんギンちゃんおおきいのをつりたいね!」(ポプラ社)
釣り好きな子が多い2年生ならきっと喜んでくれると思ったんだ。予想通り!
この本、1年生〜3年生まで、読み聞かせをしたけれど、
どの学年にも大好評。声を上げて笑って、盛り上がってくれました。
宮西達也さんならではの温かなユーモア。
本当に、子ども心をわかってるなあ。
低学年にオススメです!
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2005年10月28日

食よくの秋です“おいしそうなお菓子がでてくる本”

食欲の秋ですね。最近甘いこってりとしたお菓子が食べたくて仕方ありません。
我が校の子供たちも人一倍食べるのが好き!
やせた子が多い割りに、給食の残飯の量は給食センター内で一番少ない
といつも褒められているくらいです。
毎朝山道を歩いて登校してくるせいかもしれませんが・・。
そんなワケで、お料理の本は人気があります。
特にお菓子の本は、女の子に大人気!!

食欲の秋.jpg

そこで、今回は、雑誌「MOEモエ」(白泉社)10月号「絵本とお菓子をめしあがれ!」にちなんだ「食よくの秋です」特集を設置してみました。

@「大草原の小さな家の料理の本」(文化出版局)
憧れのローラが作っていた料理のレシピが載っています。「雪の上で作る糖みつのキャンディー」冬になったら作ってみたい!!

A「ダヤンカフェ わちふぃーるどのお菓子」(白泉社)
ダヤンファンがたくさんいるから、この本も人気が出そう!

B「ぶたのチェリーのおはなし」(偕成社)
これは、料理の本ではありませんが、絵本に出てくるりんごのケーキがとってもおいしそう!
「モエ」にレシピがのっています。

C「チリとチリリ うみのおはなし」(アリス館)
これも絵本。どいかやさんの絵がとってもかわいい。女の子に人気が出そう。
この中の「うみのソーダゼリー」のレシピが「モエ」に載っています。

D「バムとケロのにちようび」(文渓堂)
バムケロシリーズの中で私が一番好きなのがコレ。なんてったって、ドーナッツがおいしそう!これを読むと無性にドーナッツが食べたくなる。「モエ」にレシピが載っています。

「ぐりとぐら」のホットケーキのレシピが載っている「絵本からうまれたおいしいレシピ」もオススメです。注文済。まだ本が届いていません。

食欲の秋2.jpg

雑誌「モエ」は私物なので、貸し出しできないけれど、レシピを知りたい子のために
「モエの中のお菓子を作りたい人は、レシピをコピーします」
というお知らせをつけて展示OK!

これを見ておいしいお菓子作ってきてくれないかな?
お菓子と本は子供にある共通の効果があります。どんな効果でしょう?
答えは・・・子供を黙らせる効果。
お菓子を食べている時は(本を読んでいる時は)ウソみたいに静かです。
posted by Helenaヘレナ at 17:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月27日

5年生にブックトーク テーマは“ハロウィン”

5年生の担任の先生が修学旅行に同行したため、
1時間授業を持った。
「ハロウィン」をテーマに“ブックトーク”(本の紹介)をした。

@「チョコレート工場の秘密」(ロアルド・ダール 柳瀬尚紀 訳 評論社

チャーリーとチョコレート工場.jpg

ハロウィン→お菓子をもらう→チョコレート→「チョコレート工場の秘密」

映画によって全国的にブレイクしている「チョコレート工場の秘密」だが、
田舎だからか、盛り上がりは今ひとつの我が小学校。
まず映画のパンフレットを見せ、ウィリー・ウオンカの天才ぶりを紹介。
いくらかんでも味の消えないガム、とけないアメ、どこまでもふくらむフーセンガム。
子供がお菓子に弱いのは全世界共通。「いいなあ」と目が輝いてくる。
ナゾの工場への招待状、ゴールデンチケットは、実際に板チョコ(明治)に金の折紙で
作ったゴールデンチケットをしのばせ、入っていないもう一枚と合わせて用意。
子供たちに封を開けさせて、感動を実感させた。(これがやりたかったのよねえ)

A「絵本 ジャンヌ・ダルク伝」(ジョゼフィーン・プール文 アンジェラ・パレット絵 あすなろ書房)

ジャンヌ・ダルク.JPG

「西の魔女が死んだ」(梨木果歩 作 小学館) 

jpg.JPG  西の魔女裏.JPG

ハロウィン→魔女→「ジャンヌ・ダルク」→「西の魔女が死んだ」

百年戦争でイギリス軍から“魔女”と呼ばれた「ジャンヌ・ダルク」を紹介。
ここで、魔女が本当にいたと思うか質問。
昔ヨーロッパで魔女と呼ばれた人達の特殊な能力
ー薬草などに詳しかった、医者の代わりをしていた等ーを説明し、その人たちの一部に
予知能力や透視の超能力があった人がいたことを話した。
超能力とは本来私達ほとんどの人に備わっているが、その使い方がわからないだけ、
という話を、以前何かの本で読んだことがある。普段私達は脳の10パーセントしか使っていない。残り90パーセントを使うことができれば、超能力を行使できるのではないか?
そういうことがかかれているのが「西の魔女」である。
「西の魔女」の主人公の女の子「まい」が登校拒否になり、イギリス人の祖母と一緒に暮らすことになった。祖母は“西の魔女”と呼ばれており、そのまた祖母は予知能力と透視の能力があった。そういった能力は遺伝すると聞いた「まい」は、魔女修行をすることになる。
7月6年生にブックートークした時に作ったフリップ(表・裏)を今回も使用。
ブックトークは、1度に5,6冊の本を紹介しなければならないが、
登場人物の名前など、とても覚えきれないので、私はこういうものを作製して臨んでいる。

B「うらからいらっゃいー七つの怪談」(斉藤洋 作 偕成社)

うらからいらっしゃい.JPG

ハロウィン→モンスター→怪談→「うらからいらっしゃい」

小学生は怖い話が大好き。この本には「人形」をテーマにした怖い話が七つ入っている。
小学生の間で一時流行った「メリーさんの電話」を読み聞かせた。

C「ムーンストーンハウス」(小山内こころ 作 学研)

ムーンストーンハウス.JPG

ハロウィン→夢→「ムーンストーンハウス」ちょっと強引?

主人公のナナちゃんは小学5年生の女の子。夏休みに引っ越してきて、友達もいないつまらない毎日を送っている。ある日、目はエメラルドグリーン、銀色の毛をしたかわいいサルが部屋に飛び込んできた。
その飼い主のおじいさんの家(古い洋館)には本がたくさんある書庫があり、
本が好きなナナちゃんは、たびたびそこに通う内、ある秘密のノートをみつける。

今日ブックトークした本は、みんな貸し出し。予約も入って、ホッと胸をなでおろす。
ブックトークは高学年に効果がある。定期的にやりたいが、勉強やいろいろな活動が忙しい
高学年は時間をとるのが難しい。

最後に「TRICK or TREAT」の練習ね!ということで、一人ずつ言わせ、
ホンモノのチョコレートをあげた。これがやりたかったんだよねえ。
先生にはナイショだよ!

posted by Helenaヘレナ at 15:34| Comment(6) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月21日

2年生に読み聞かせ“アンデルセンとグリム兄弟”

2年生に行ってきた、アーノルド・ローベルの“がまくんとかえるくん”シリーズ
の読み聞かせが先週で終了した。計6回。
子供たちは「アーノルド・ローベル」という難しい名前をそらで言えるようになった。
またアーノルド・ローベルの本が入った書架は、2年生の代本板で埋め尽くされた。
これ以上何か望んだら、バチがあたる。

さて、担任の先生と相談の上、次の出し物は「アンデルセン」「グリム」童話に決まった。
誰もが知っている有名なお話と思い込んでいたが・・・。
ウイリアムスタイグの「みにくいシュレック」を紹介したとき、
「みにくいってどういうこと?」と聞かれた。
「じゃあ、みんなは、みにくいあひるのこ を知らないの?」
と聞くと、知らない、との返事だったのだ。

昨日は第1回目ということで、まず「アンデルセン」「グリム兄弟」の紹介から。

アンデルセンpg.JPG  グリム.jpg

子供たちに大人気の「集英社版・学習漫画 世界の伝記 アンデルセン」を読んで事前学習しました。
「アンデルセン」と「グリム兄弟」は同じ時代の人たちなんだよね。
年はグリム兄弟の方が20才年上。アンデルセンが40歳でドイツに行った時、
グリム兄弟と会っている。
どちらも、世界的に有名な童話作家だけど、境遇は全く違う。
グリム兄弟も決して裕福ではなかったけれど、
父は司法官で、本人達もドイツ文学者。学問に触れる機会は最初からあった。

でも、アンデルセンは、父は靴職人で身分が低く、おまけに早くに亡くなったので、
家計は母親が洗濯女をして支えていた。とても貧しくおまけに勉強嫌いの空想家。
俳優を志し、14歳の時、ひとり都会へ出て行くものの挫折。
紆余曲折を繰り返し、最終的には有名な童話作家になったけど、
失恋の連続で生涯結婚することもなく、後援者や友人の家庭で暮らしていたのだ。

勉強が嫌いで、授業中もぼんやり窓の外を見て空想にふけっていたらしいが、
こういう子2年生のクラスにもいるんじゃないかな。
勉強が嫌いでも、世界的な有名人にはなれるのだ!
親や先生に劣等生と呼ばれてもくじけちゃいけないよ(とは言わなかったけど)
という思いをこめながら紹介した。

さて肝心の読み聞かせ第一弾は、アンデルセンの「はだかのおうさま」(竹下文子 ぶん 西巻茅子 え 岩崎書店)
悲しいお話が多いアンデルセン童話の中では、珍しく笑えるというか寓話的な一冊。

はだかのおうさま.jpg

王様がはだかで町をねりあるく場面では
「ひえー、ありえない」「きもい」という声があがった。
私自身も読み返してみると、とても面白い、よくできてるなあ、と思った。
発想が豊かで、どんどんお話のペースに乗せられていく感じ。それでいて破綻がない。
この王様はこの先どうするのかな?と想像する余地も残されている。

昔話にのっとったという点でグリム童話の方が、アンデルセンより評価が高いという
話を聞いた。
しかし、この時代、グリムといいフランスのペローといい、
昔話や民話を下地にしたものが一般的だったように思われる。
その中にあって、自分のまったくの創作でこんなに独創的な物語を
作り出すなんて、スゴイと思う。

読み終わって、担任の先生が
「はい、このお話をかいた人はだれでしたっけ?」
と聞くと、声を合わせて
「ア、アートルド・ローベル!」う〜ん、先週までの成果はスゴイな。




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