2007年10月29日

“スウェーデンの絵本展”開催中!

4年生にお父さんがスウェーデンの方という男の子がいて、
今年の夏ひと月ほど、家族で里帰りしていた。
その際、スウェーデンの絵本をたくさん買ったので、
ぜひ図書室に展示してください、というありがたい申し出があった。

“スウェーデンの絵本展”開催中!!!


ブログ用.JPG

スウェーデン語なので、文章は読めないわけだが、
絵を見ているだけで充分楽しいし、なんとなくストーリーが
わかるものもある。

ペットソン.jpg これは、Pettsonさんというおじさんと猫のFindusのシリーズ(Sven Nordqvist)で、料理の本あり、1月から12月までそれぞれの月の遊びの本あり、と多彩。








ならび.jpg また、スウェーデンならではなのか、なんとも形容しがたいユニークなキャラが出てくる本もたくさん。ハエが主人公、という本もあり、実に面白い。




中でも私が一番気にいったのがこれ。

親子見開き.jpg 

「VEM BESTAMMER?」Stina Wirsen
親子だろうか?実にエグくてカワイイ!

今のところ、この中で日本語に訳されている本はないということで、
残念だが、しかし、こんな風に原書で読む(?)見る、
というのも、なかなかいいものである。
わけのわからない外国語と絵を眺めながら、
これはこんな話だろう、と想像するのは案外楽しい。

また、今回、本を貸してくださったお母さんから、
スウェーデンの話を寄せていただいたので、
図書室だよりに載せた。

hikousenn.jpg 

「ずっと明るい夏と、ずっと暗い冬を持つ国」と題して、
白夜の夏と日が全く昇らない冬を持つ
特異なスウェーデンの一年のことを教えていただいた。

nihonngode.jpg

絵本展にあわせて、「図書室にある日本語でよめるスウェーデンの本」を展示。
こちらは貸し出しOK!
「ムーミン」は、スウェーデンのおとなりのフィンランドのお話
なので、そう明記した。

今日、2年生の読書の時間に“絵本展”のことを紹介したところ、
早速手にとってくれた子もいた。
小学生だと、まだ外国のことにまで興味が行かないかもしれない。
でも、知ってほしい。
この国以外にも様々な国があり、
様々な価値観で世界は成り立っていることを―。






posted by Helenaヘレナ at 16:18| Comment(5) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

ハロウィンってなあに?―4年生にブックトーク

4年生にブックトーク。
テーマは、季節柄、“ハロウィン”にした。

選んだ本は、こちら。

harouinjpg.JPG

@「ハロウィーンってなあに?」(主婦の友社)

最初にハロウィンの三つの?クエスチョンからスタート。
(1)ハロウィンって、どんな日?
(2)ジャック・オー・ランタンって、なあに?
(3)ハロウィンには何って言うの?

(1)は、「かぼちゃを食べる日」と答えた子がいて思わず
「それは冬至ですね」と言ってしまった。

A「魔女がいっぱい」(評論社)

図書室にあるロアルド・ダールの本の中で「マチルダは小さな大天才」の次に人気があるのがこの本。
ほんものの魔女とは?という定義から始まるのだが、とにかく面白い。「犬のウンチ」だの「ガキ」だの「つぶす」だの、教育上よろしくないような言葉もたくさんあるが、本に出てくるのだから、ということで、堂々と使えるのがいい。
子ども達はその度に大笑い。
ただし、あまりワルノリしすぎると、その後収集がつかなくなる。
ロアルド・ダールの本には、強烈な子ども嫌いの人物がよく登場するが、ダールその人がもしかしたら子ども嫌いだったのでは?
と思うほど。
もしくは同時に子どもと同じ感性の持ち主だったのかもしれない。
これは間違いなさそうだ。

B「ジキルとハイド」(どきどきミステリーランド 金の星社)

ジキルとハイドという言葉は知っていても、話の内容や結末まで知っている人は少ないのでは?と思い買った本。
同シリーズの「フランケンシュタイン」や「バンパイヤ」も同様。
しかし、子ども達は意外に知っていて、実は教室に本があるらしい。
こういう話は興味をひきつけるのだろう。
しかし、「宝島」のスチーブンソンの原作とは知らなかった。

C「ハンカチの上の花畑」(あかね書房)

私の大好きな安房直子さんの本だが、他の作品と比べて何とも奇妙で、それでいてちょっぴりぞっとする話。
ハロウィンにはあまり関係ないかもしれないが、ぜひ紹介したかった。

D「ひとりでいらっしゃい」(偕成社)

本格的な怪談本ということで紹介したが、
中でも『富士見トンネル』を詳しく話して聞かせた。
クラスの男の子がお兄さんと高速道路を二人乗りした、
という話を以前聞いたので。
試しに「〇〇くん、バイクはどうやって曲がるのか知ってる?」と
聞いてみると、
「曲がりたい方に身体を倒す」と、即、答えが返ってきた。
危ないから気をつけるんだよ!!


最後に、「ハロウィーンってなあに?」を、図書委員さん二人に
読んでもらった。
今日木曜日は図書委員会の活動の一つ、給食時の本読み放送が
ある日だった。
この本を読もうと4年生の図書委員さんは必死で練習
したのだが、マイクが壊れていて読めなかったのだ。
せっかく練習したんだから、読みたいと本人達から申し出があり、
こういう形で読んでもらった。

感心したのは、クラス全員がうってかわって静かに二人の朗読に
耳を傾けていたこと。
う〜ん、今日のブックトークは、最後の読み聞かせにすっかり
食われてしまったな。
まだまだ修行が足りん!と思ったのだった。

posted by Helenaヘレナ at 17:01| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月12日

今年度最後はやっぱり!

今年度も、予算がそろそろ底をついてきた。
最後に50冊ほど、発注をかけた。
その第一弾36冊が納品され、火曜日から貸し出しを開始した。

最後は子ども達に人気のシリーズの第二弾を中心にした。

atarashihonn.JPG

ゴマブックスの「レインボーマジック お天気の妖精」。
1学期に「レインボーマジック」の第一弾を入れたところ、
これが中学年の女の子を中心に大人気!
第二弾、入れるしかないでしょう!という感じである。

もうひとつは、ポプラ社の「Dreamスマッシュ!」の第二弾。
こちらも、1学期に第一弾を入れた。
高学年に人気があったので、引き続き、という感じ。

また、集英社の学習漫画、世界の伝記が、
男子・女子を問わず人気があるので、
「小学館版 学習まんがスペシャル」を入れてみた。
しかしこれは、伝記ではない????
伝記の正確な定義はわからないが、
「その人物の生まれてから死ぬまでが描かれているのが伝記」
と私は思っていた。
でもこのシリーズには、松井秀喜選手が入っているのだ。
何はともあれ、あの若さでもう学習まんが入りを果たした
松井選手は、やはりただものではない!!!

さて、火曜日から貸し出しを開始して、まだ四日目だが、
やはり人気シリーズは強い!!!
殆ど、貸し出し状態である。

ところで、昼休み、校長先生が図書室に来て、
Dreamスマッシュシリーズの「らーめん魔神亭」を
興味深気にご覧になっていた。
そして一言
「これを読むと、ラーメンの作り方がわかる、という本ではなさそう
ですね」とおっしゃった。
「そういう本があったでしょ、ほら」
「こまったさんシリーズですか?」
「そうそう、こまったさん」
「えっ、お好きだったんですか?」
つい驚きをあらわにしてしまった。
「好きでしたよ〜」と校長先生。
あれは女の子が読むものと(特に校長先生の年代だと)
思い込んでいた。

まあ、今や料理の本は男の子に大人気ではあるけれど・・・。
小学生の頃の校長先生は、こまったさんを読んで、
ラーメンを作ったのかしらん?
としばし想像を楽しんだのだった。
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2007年09月28日

ハロウィンは“かぼちゃ”と“”こうもり”で決まり!

harouinntennji.jpg

お月さまの本」を下げて、「ハロウィンの本」を展示した。
昨日発注した「ハロウィーンってなあに?」はまだきてないが、
今まで買い貯めておいた本を飾った。

今年は、不器用な私もちょっとがんばって、
切り絵に挑戦。


kuroneko.jpg ジャック・オー・ランタンと黒猫。

koumori.jpg こちらにはコウモリがいます。

休み時間に遊びに来てくれた2年生の男の子が、
「あっ、コウモリいいなあ。先生僕も作りたい」
といって、あっというまにコウモリのしおりを作っていった。

なるほど、切り絵のしおりか、いいなあ。
ハロウィン当日は「コウモリ」とか「クロネコ」とか
用意しておこうかな。
ひとつ企画が出来て、頑張った甲斐があったゾ!!

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2007年09月27日

秋はやっぱり“かぼちゃ”で決まり!

昨日は、先生方の教育研究会の日だった。
子ども達はそれに合わせ集団下校だったので、
私も同じ町内の小学校の図書室を訪ねることに。
11月に控えている図書集会のパネルシアターを
作るためだ。
図書集会の今年のテーマは・・・まだヒミツ!
(もったいぶるほどのものではないけれど)

校長先生にその旨を伝え旅行命令簿にハンコをいただきに行くと、
いつもは二つ返事でOKのなのに、珍しく、
「ふーん、〇〇小学校ね」と、一言いいたそうな雰囲気。
遊びに行くと思われたのかしら?
結局ハンコはいただけたけど、なんとなくもやもやした気持ちを
抱えたまま、〇〇小学校へ行き駐車場に車を止めると、
体育館の扉が開いていて、子ども達が球技をする姿が見えた。
公開授業かあ、と思って何気なく見ていると、
あれ?校長先生?なんだ、体育の研究会の会場はここだったのね。
「お疲れ様です〜」と声を掛けると、校長先生も照れ笑い。
あの意味ありげな雰囲気はこれ、だったのか・・・。

訪ねる度に思うのだけれど、ここの小学校の図書室は美しい。
以前保育士をしていた司書さんは、手先が器用で、
棚には彼女が作った切り絵や折り紙が飾られ、
窓辺には丹精込めて育てた花の鉢が並んでいる。
「私は、ヘレナさんみたいにパソコンが使えないから」
と謙遜しているけれど、不器用でパソコンに頼るほかない私には、
羨ましい限り。
赴任してすぐに、高い書棚で目が届かないから、と
二段重ねになっていた書棚を下ろし、大胆な模様替えを実行した。
確固としたポリシーがあるんだよなあ。

他の図書室を見るのはためになる。
いい意味で、影響を受けて、自分の図書室に帰ってくると、
もっと素敵な図書室にしなきゃ、と意欲が湧いてくるのだ。

さて、その図書室で見つけた本。

ハロウィーンってなぁに? (はじめてBOOK)
クリステル デモワノー Christel Desmoinaux 中島 さおり
4072525006



そろそろハロウィンの展示をしなければ、と思っていたのだが、
魔女やモンスターの本はあるものの、ハロウィンが何か?
と説明されている本というのはなかなかなかった。
中を見ると、ジャックオーランタンの作り方まで書いてあるし、
これだ!と思い、学校に戻って即発注。
在庫はあるようだから、間に合うだろう。
検索している時目についたので、ついでにこれも。

だれも知らないサンタの秘密
アラン スノウ Alan Snow 三辺 律子
475152285X


ハロウィンが終われば、すぐにクリスマスなのだ。

そして、今日の朝読書で一年生に読み聞かせたのはこの本。

かぼちゃスープ
ヘレン クーパー Helen Cooper せな あいこ
4900656321


自宅から持って来た。
以前図書館から借りてきた時は、さほど評判が良くなかったので、
買うのを引き伸ばしにしていたのだが、
一年生が喜んでくれたので、ついでに発注!

やっぱり、秋はかぼちゃ!ですからね。

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2007年09月20日

本のパートナー

「せんせい、しおりかしてください」

最近、そう言ってくる子どもが多い。
子どもの本には、栞になる紐がついていないものが多い。
年度始めのオリエンテーションで、本の扱い方を勉強する際に、
「本は伏せないでください。途中まで読んで席を立つ場合は、
栞をはさみましょう。持っていない時は、言ってください。
栞の代わりになるメモ用紙をあげます」
と言ってきた。

最初は失敗したコピー用紙などをあげていたのだが、
図書室には、歴代の図書委員さんたちが作った栞や、
本を買った時についてくる栞がたくさんある。
それで、最近はそれを貸してあげることにしていた。

あまりに栞の要望が多いので、図書委員会の活動も、
栞に関するものがけっこう多い。

例えば、5月にやった「本探ししおりゲーム」。
ヒントを元に本を探して、栞が挟まっていたら、もらえる、
というもの。

また、1学期の終わりには「手作りしおり教室」なるワークッショプも開いた。

やり方はいたってシンプルで、色画用紙のあまった切れ端に
色ペンで絵を書いたり、クラフトパンチを使ったりして、
自分の好みの栞を作る。
最後に図書委員さんにリボンをつけてもらって出来上がり!

wa-kusyoppushiori.jpgこれは、図書委員さんが作った見本。

shiorigahoshihito.jpgそして、昨日から、
「栞が欲しい人はご自由にお持ちください(ただし二枚まで)」ボックス
を設置した。図書委員さんが作った栞とあまった画用紙の切れ端が入っている。

私自身は、家で本を読む時、栞は殆ど使わない。
大人向けの本には、たいてい栞紐がついているからだ。
でも、仕事で児童書を読む場合は、必ず栞を使う。
美術館に行った時の展覧会チケットの半切れや、
旅行のお土産にもらった携帯ストラップの台紙など、
なんでも栞になるが、今、気に入って使っているのはこの4枚。

okiniiroshiorijpg.JPG

右の2枚は、「手作り栞教室」で図書委員さんが作ったものを
もらった。なかなかのセンスである。
真ん中のものは、同じ町内の学校司書友だちが作ってくれた。
彼女が「南極フェア」をやっていた時に、クイズに全問正解した際、
賞品として渡していたもの。10センチ定規つき。
そして一番左が、桜の押し葉の栞。
毎年、紅葉の時期になると、葉っぱを拾って作る。
他にも何枚かお気に入りがあったのだが、どこかへいってしまった。
大方、図書館の本にはさんだまま返却してしまったか、
本の間からすべり落ちてしまったか、だろう。
図書室でも、よく
「先生、この栞が、借りた本にはさまっていました」
と、子ども達が届けてくれる。

いつもはあまり気にかけないが、いざなくしてみると、
「ああ、もったいないことをした。あの栞、気に入っていたのに」
と思う。
栞は常にひっそりと本に寄り添っている、読書に欠かせない
パートナーのような存在なんだなあ。






posted by Helenaヘレナ at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

わたしの卵

なにやら、生々しいタイトルになってしまった。
気持ち悪くて、すみません・・・。

運動会も感動の内に幕を閉じ、昨日まで振り替え休日を含む
三連休だった。
夜、娘のスイミングのお迎えに行った時、友人から
「三連休何してた?」と聞かれたので、
「今日は、私の卵を見てきた」と答えた。
その時の友人のなんともいえない妙な顔。
今思い出しても、可笑しい。

実は、最近体調が悪く、昨日は婦人科へ行って来たのだ。
婦人科へ行くのは、娘を産んで以来なので、十年振り。
堀辰雄の「風立ちぬ」の舞台にもなった所で、
娘を出産した思い出の病院なのだが、今は産科はなく、
婦人科のみ。

まあ、多分更年期だと思うけれど、念のためということで、
いくつか検査を受けた。
その際、超音波診断もしてもらった。
そして見せてもらった写真を指差しながら、先生がおしゃったのだ。
「ほら、これがあなたの卵ね」

やっぱり生々しいなあ。すみません。
ブログに出すような話題ではないかも、と思いつつ、
初めて私の卵と対面して、なんとも奇妙な心地がしたので、
つい記事にしてしまいました。

なんだかシャケになった気持ちでした。
でも、お腹にいる娘の超音波写真を見せられた時とは、
またちょっと違う意味で、愛しいなあ、と思いました。
愛しいというより健気というか・・・。
これ以上、語るのはやめよう。
このブログのイメージと違っちゃうので・・・。

さて、今日から出勤で、運動会の展示を「お月さま」展示に変えた。

otsukisama.jpg


tsukimijpg.JPG

もうすぐ、中秋の名月。晴れるといいなあ。
しかし、我が図書室には「月」の科学系の本がない。
毎年買おう、と思いながら、ついつい予算の関係で買えないでいるが、来年こそ買うぞ!!
いい本があったら、教えてください!!!

今日は「丸い」ものの話題でした。


posted by Helenaヘレナ at 12:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月10日

最後の司書に・・・・

土曜日は運動会。
練習も佳境に入ってきた。
私は、今年もカメラ&ビデオ担当。
校庭でダンスを練習中の1・2年生を、
カメラ片手に2階ベランダから見学。
本番前にフォーメーションや、撮りどころを確認するためだ。
ベランダをそろりそろりと移動していると、
校長先生にぶつかった。
一緒に下を見下ろしながら、しばし雑談した。

「三色ともなると、こじんまりしてますね」と言うと、

「そうねえ。その内運動会もできなくなる人数になるんじゃないかと
心配だね」と仰る。

校庭からは、私たちの姿を見つけた子ども達の
「あっ、校長先生とヘレナ先生だ」という声が聞こえてくる。

「やはり、統合でしょうか?」

「う〜ん、もう、仕方ないってみんな思っているようだよ」

町内に小学校は四つあるが、その内三校は100名を切っている。
一校に統合される、という噂をもう随分前から耳にしていた。
私たち臨時司書にとっては、統合=クビである。

「この校舎はどうなるんですか?」

「これは、このまま置いとくんじゃないかな」

「私は、ここの最後の司書になりたいです」

「ハハハ、最後のね・・・。じゃあ、統合されたら、
この校舎をもらっちゃったらどう?維持費がかかって大変か」

「そうですね、図書室だけでいいから。
そしたら、ここで文庫を開こうかな」

本当に、ここで文庫ができたらどんなにいいだろう。
もし、夢がかなったら、こんな図書館にしたいな、と思った。
それが、この本。

としょかんライオン (海外秀作絵本 17)
ミシェル・ヌードセン ケビン・ホークス 福本 友美子
4265068170


今、話題の本らしい。
文章を書いた作家も、絵を描いた画家も、そして翻訳者も、
それぞれに図書館には思いいれがありそうだ。
その思いが素敵な本に結実したんだな・・・。

図書館って、誰でも入れるし、好きな本を自由に読んでいい。
でも、その「自由」を支えているのは実は「きまり」で、
その「きまり」を支えているのは「人」だ。

最後のページの
「たまには、ちゃんとしたわけがあって、
きまりをまもれないことだってあるんです」
という文章がすごくいい。

そうそう、我が図書室には、ライオンこそいないけれど、
ライオンに負けないくらいキュートな動物がいます。

?{?i??????.jpg

posted by Helenaヘレナ at 14:41| Comment(6) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

気分をもりあげよう!

運動会まで2週間をきった。
時間割はすでに運動会一色である。
先週は天気が悪く涼しい日が続いたが、
本格的な練習に入る今週になった途端、
暑さが息を吹き返してきた。

運動が苦手な娘は、「イヤダ、イヤダ」の連発である。
学校行事で一番嫌いなのが運動会なのだそうである。
私も子どもの頃は似たようなものだった。
といっても、正直あまり覚えていないのだが・・・。
でも、一年生か二年生の時やった50メートル走と
障害物競走に1位になり、いまだにゴールした瞬間の
ことを鮮明に覚えている。
小学校生活で唯一輝かしい出来事だったのだ、きっと。

運動会シーズンになると、図書室の存在は目立たなくなる。
まず練習で、読書の時間もロングの休み時間も潰れてしまうから
なのだが、でも練習が佳境に入ってくると、
短い自由時間の合間を縫うように、子供が一人また一人と
図書室にやってくる。
みんな真っ黒に日焼けして少々疲れた顔で、黙って本を広げている。
羽を休めに来るのだろう。

だから、大々的に「運動会特集」はやらないが、
こそっと片隅に運動会の本を集めてみた。

「運動会練習でおつかれのあなたに・・・
楽しい運動会の本で気分をもりあげよう!」

otsukarenojpg.JPG

運動会が題材になっている本って、案外見つからないものだ。
そういえば、外国物はまったくない。
運動会というのは日本特有のものなのだろうか?
週に一度来ている英語の先生に聞いてみたいと思いつつ、
どう聞いていいかわからず、まだ聞いていない。

unndoukai.jpg

運動会大好きな君も、ちょっと苦手な私も、
気分を盛り上げて行こう!!
だって、運動会をこんなに力いれてやるのは、
長い人生の中で、小学校の時ぐらいなものなのだ。
かけがえのない小学校の思い出になるよ。

posted by Helenaヘレナ at 14:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月27日

図書委員会主催 うちのペットじまん

すでに先週から始まっている二学期も、
今週からいよいよ本格始動。
一時期の暑さも少し和らぎ、もう秋かも・・・、
というモードになっていたからか、
貸し出し日・返却日の案内サインを、
9月3日」「9月10日」にしていた。
もうすっかり9月のつもりで、今日から全国的に二学期ね、
なんて思って、ブログを開いたら・・・
あれ?まだ8月???
子供が来る前でよかった!

さて、委員会も先週から始まって、
図書委員会でも新しい企画をスタートした。

「図書委員会主催 うちのペットじまん写真展開催」

4月の年度計画の際に、4年生の女の子が出してくれた案。
図書室に常時展示されているうちのペットコーナーを見て、思いついたようだ。
最初の計画では、ペットの写真を募集し、人気投票をする、
というものだったが、ご自慢のペットが一票も入らなかったり
すると問題なので、写真展に変更した。

posutaa.jpg

ペットの写真を持ってきてもらった人には、応募用紙を渡し、
そこにペットの名前やら、飼い主の名前やら、性格やら得意技やらといった「ペットじまん」を記入してもらう。
そして、廊下の壁に貼り出す。
ペットを飼っていない人が疎外感を感じるといけないので、
写真展を観に来てください、と呼びかけた。
このお知らせポスターを、図書室廊下と児童玄関前に2枚貼った。

これだけだと、図書委員会の本来の活動とかけ離れてしまうので、
「図書委員さんおすすめのペットが出てくる本」も展示。

zuttozutto.jpg

pettojimann.jpg

虫でもヘビでも魚でもいいよ〜。
どんなペットが集まってくるかな?楽しみ!




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2007年08月23日

いらっしゃい 本の森

夏休みもあっという間に終わり、今日から2学期である。
始業式、早々雨。
確か去年も、2学期の始業式の日は「あらしを呼ぶ二学期」(「菜の子先生は大いそがし」副題より 富安陽子作 福音館書店)だった。
昨日までの猛暑とは打って変わって、半袖だと少々肌寒いくらい。
まあ、コレくらいの方が、夏休みモードからの切り替えも
しやすいというものだ。

ということで、図書室も二学期モードに新装開店!

キャッチフレーズは「いらっしゃい 本の森」にした。

morihonntaitoru.jpg

{X.jpg

「読書の秋」なのだが、紅葉ではなく、盛夏の森になってしまった。
あの暑さの中で、紅葉の掲示を考えるのは、
8月に新着秋物の服を着るのと同じくらい、辛かったのだ。
この辺りは、針葉樹林が多いので、常緑樹ということで、
許してもらおう。

tennjimori.jpg

honntennjijpg.JPG

みんなの大好きな人気シリーズ、最新刊もそろえました。
本の森へ、いらっしゃ〜い!
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2007年07月24日

夏休み―「かわいい娘には旅をさせろ」

いつのまにか・・夏休み―である。

小学校4年生の娘は、一人で茨城のおじいちゃん、おばあちゃんの家に行っている。
滞在期間は、一週間。
日曜に、東京まで同行し、無事おばあちゃんに引渡してきた。

春休みも同じ様に一週間、一人で行ってきた。
その時は、毎日のように電話が来て、おまけに手紙までくれた。
最初の夜は寝るとき、少し緊張したらしい。

今回は、昨日こちらから電話すると、
「DSのカセットを二つも買ってもらった」と喜んでいた。
今日からお泊り旅行に連れて行ってもらうらしい。
親がどこも連れて行ってやれないので、ありがたい限りである。
・・・が、やっぱりちょっと寂しい(本音)。

夏休み前のブックトークで、6年生に紹介した本の中に、
一人で親と離れ、夏休みを過す子どもの話が二冊あった。

「時計坂の家」と「トムは真夜中の庭で」である。

時計坂の家
高楼 方子 千葉 史子
4897843197



「時計坂の家」は、大好きな本で、夏休みの前になると、
紹介したくなってくる。
ミステリーの要素とファンタジーの要素が入り混じっていて、
読んでいてワクワクするし、汀館(みぎわだて)といった地名も、
謎めいた登場人物達も、魅力的だ。
主人公のフー子が魅せられて、奥深くまでわけいっていった
緑の園と同様、物語の世界に一度足を踏み入れると、
現実に戻ってくるのが億劫になる。
家から遠く離れた土地で過す経験は、子供にとって、大人が考える以上に刺激的で、
謎に満ちた冒険なのだろう。
そういえば、私も子どもの頃、北海道の祖父の家でひと夏を
過したことがあったなあ。
あの時のことは、記憶の中で色褪せることなく、
いつまでも瑞々しいままだ。

トムは真夜中の庭で
フィリパ・ピアス 高杉 一郎 Philippa Pearce
4001108240


「トムは真夜中の庭で」は、すでに古典名作になってしまった感があるが、
今読んでも充分新しいし、面白い。
私は、主人公のトムという少年が、ドアノブをつかむことが出来ず、
身体でゆっくりドアをすりぬける所を読んで、
昔見た映画「ゴースト ニューヨークの幻」を思い出した。

ブックトークをした時、子ども達にも話したのだが、
「時計坂の家」と「トムは真夜中の庭で」は似ている点が
いくつかある。
「子どもが夏休み、家から遠く離れた場所で過す」所もそうだし、
「謎の鍵を握っていると思われる時計」もそうだ。
また、双方に出てくる魅力的な庭(園)の存在。
もしかしたら、高楼方子さんは「トムは真夜中の庭で」を
子どもの頃読んで、強い印象を持ち、そこからインスピレーションを
得て「時計坂の家」を書いたのではないだろうか?
違っていたら、すみません。
もちろん、読んだ印象はそれぞれ異なり、
それぞれが魅力的である。

遠く離れた場所で、夏休みを過している我が娘にも、
この2作のような素晴らしい世界が待っていますように!
ゲームばかりしてるんじゃないぞ!!!







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2007年07月03日

たのきゅう

よくお願いする読み聞かせボランティアの方から、
落語絵本(クレヨンハウス)を買ってください、
と、昨年から頼まれていた。
今年度、予算が出たので、早速全巻そろえた。

先日3年生に、教務主任のN先生との共演で
「まんじゅうこわい」を読み聞かせた。
落語なんて、いまどきの子が喜ぶかしら、
と心配していたのだが、これがけっこう受けた。
「この本、全部家にある」という子もいて、
へえっ、とびっくりしたものだ。

落語絵本 まんじゅうこわい
川端 誠
4906379567


シリーズの他の本も読んでみると、これが面白い!
また初めて読むはずが、なんとなく知っている話もあった。
小さい時に親がテレビで見ていたのを側で聞いていたのかも
しれない。いやー、日本人だな。

昨日、2年生の読書の時間に「たのきゅう」を読んでみた。
殊更に難しい言葉があるわけではないが、
言い回しが時代がかっている上、
最近のお笑いのように、ストレートな表現でもない。

例えば「たのきゅう」だと、たのきゅうさんがうわばみに遭って、
あまりの恐ろしさに口が回らないまま名乗ったところ、
「たぬき」と勘違いされたとか、
うわばみに嫌いなものを尋ねられた、たのきゅうさんが
機転を利かせて「お金」と答えたところとか、
果たして2年生にわかってもらえるだろうか?

2年生は15人と少ないものの、非常に目立っている学年である。
入学した時から、物怖じするということを知らない。
いつも好奇心一杯、元気ありすぎ。
好奇心がありすぎて、今やらなければならないことから
ついつい外れてしまう。
そんな個性的で濃い人たちが揃っている。

さて読み始めると、それまでざわざわしていたのが、
ピタリと収まり、しーんと静まった。
すごい!集中力!
うわばみがたのきゅうさんを「たぬき」と間違えたところや、
うわばみがうっかり嫌いなものを言ってしまったところ、
嫌いなものを尋ねられたたのきゅうさんが「お金」
と答えたところでは笑いが起こった。
落語は、賢くないとその面白さが理解できない。
うん、2年生はすごい!
少しくらい(?)騒がしくてもいいさ。
落語を聞いていて笑える感性を持っているんだもの。

たのきゅう
川端 誠
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2007年06月26日

虫愛ずる姫君になりたい

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先日3年生の男の子が、小さなカタツムリを手に乗せて
図書室にやってきた。
その子は、5月にも青虫を連れてきて、
「先生、この子何の幼虫なのか調べにきました」
と図鑑を広げていた。
その時、うっ・・・となったが、その子に
「さわってごらん。柔らかいよ」と言われ、
恐る恐る小さな身体を撫でてみると、ふわっと柔らかい。
命の感触だ。

東京からこちらに越してきて面食らったのは、
とにかく虫がたくさんいること。
考えてみると、中野のアパートに住んでいた時は、
ハエ一匹いなかった。
今では庭はもちろん、家の中にも虫が入ってくる。
もともと虫の住みかの上に家を建てたのだから、
向こうが先住者である。
冬にはテントウムシとカメムシが冬越しに同居しているし、
夏は夏でヤスデ、ゲジゲジ、ハサミムシ・・・。
最初の頃はいちいちキャーキャー言っていたが、
今は慣れてさほど驚かなくなった。
でも、やっぱり触れないし、見かけると天敵のように
追いはらっていた。

しかし、こんな虫天国にあって、食わず嫌い(いや食べませんが)
はもったいない。なんとか虫好きになりたいと思い、
「昆虫カルタクイズ」も始めた。

かがくのとも4月号(福音館書店)
「みつけたよ さわったよ にわのむし」(澤口たまみ ぶん 田中清代 え)は、
そんな私にうってつけだった。
ここに出てくる虫すべて、毎日のように見る顔。
でも、知らないことがいっぱいだった。
ハサミムシとかゲジって毒があると思っていたけど、
触っても大丈夫なのね。
作者の澤口たまみさんも、子どもはもともと虫好き、
嫌いになる理由は、周りの大人たちの態度にある、
とおっしゃっている。
なるほどそうかもなあ。
ウチの娘がこの辺の子とは思えないくらい
虫嫌いなのは、私の態度が影響しているのかもしれない。

臭いにおいで嫌われているかめむしだって、
「くさいむし かめむし」(吉谷昭憲 さく かがくのとも6月号)
を読めば、無意味に匂いを出しているのではないことがわかる。
タマゴを守ったり、身に危険を感じたりする時の自衛手段なのだ。

青虫を連れて図書室に来ていた男の子のいる3年生に、
雑誌「かがくのとも」を中心に虫の本を紹介した。
終わった後、その本を借りに来た女の子が、
「先生、このかめむし、背中にハートを背負ってる」
ホントだ。背中にハートがあるなんてステキだね。


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2007年06月22日

愛しい本

昨日は、新しく入ったものの中から子ども達に人気の本を
紹介したが、今日は、子どもはともかく私の心をつかんで
離さない本を三点。

あさの絵本
谷川 俊太郎 吉村 和敏
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プリンス・エドワード島の写真集で有名な吉村和敏さんと、
言葉の魔術師谷川俊太郎さんのコラボレーション。
この絵本は写真だけでも、言葉だけでも成立しない。
それぞれが生かしあって、過ぎ去ってしまえば、
二度と訪れることのない一瞬の時間に、永遠の命を与えている。
しかし、谷川俊太郎さんの言葉って、どうしてこんなにいいのかな。
特別珍しくもなければ、難しくもない、一見ありふれた言葉を
使っているように見えるのに、読んでみると、
もうこれ以外の言葉はない、と思えてしまう。

竜退治の騎士になる方法
岡田 淳
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「こそあどの森」シリーズの岡田淳さんの本が他にも欲しくて、
nora-takaさんに教えていただいた本。
岡田淳さんらしい本。この人の本って誠実なんだよね。
これは、将来に不安と迷いを感じている子どもにぜひ読ませたい、
と思いながら、いや、この本は案外大人向けなのかもしれない、
と思い直した。
将来がもうあまりなくても、不安や迷いはもうあまり感じてなくても
もう一度自分を見つめ直す必要のある大人にこそ読んで欲しいかな。
つまり、それほど哲学的な本だと私は思いました。
紹介するとしたら、やっぱり6年生だろうか。
それも今じゃなくて、卒業間近の。

かはたれ―散在ガ池の河童猫
朽木 祥 山内 ふじ江
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普段仕事で本を読むとき、私は無意識の内にも
「これは、児童書なんだ」と思って読んでいる、と思う。
もちろん、児童書が大人の本に比べて劣るとか、
そんなことは全くない。
大人向けとか子ども向けとか区別のない本もたくさんある。
それでも、長年趣味で大人の本しか読んでこなかった私には、
やはり違和感を感じる部分も多い。
多分この仕事をしていなければ、手にとらなかった本も多い。

でもこの「かはたれ」は、全くそんな違和感を感じなかった。
同業の友人から借りて読んだのだが、
借りているから早く読まなければ、と思いながらも、
読み終わってしまうのがもったいなくて、寂しくて、
仕方なかった。
厳選された言葉で、丹念に綴られた文章。
登場する動物も河童も女の子もみんないとおしく思える。
子どもに紹介したいと思うのだが、
どう紹介すれば、この物語世界をうまく伝えられるのか。
表紙もステキだけど、子どもが好む今風な感じではないし、
ただ置いておくだけではだめだろう。
う〜ん、夏休み前のブックトークまでにはいい伝え方を
考えよう。






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2007年06月21日

早々と人気が出た本

月曜日に新しい本を出して早四日目、
貸し出し数が今ひとつ伸び悩んでいるが、
まだ四日目なのだからこれからよ!と自分に言い聞かせている。

3日目までは、新しい本は一人一回一冊にしていたが、
今日から2冊オーケーにした。
我が校もそう児童数が昨年度より10人減って90人を割った。
一人2冊借りたって、大丈夫。
新しい本の展示コーナーも、代本板の乗っているイーゼルを後ろに
下げ、まだ借りられていない本を手前に出すなどして、
日々売り上げに勤めている。

5校時に娘がいきなり「失礼します」と入ってきた。
あれ、アンタまだ授業中では?と言おうとしたら、
「今、みんなも来るよ」
へっ、と思っていると、どどど・・・と地響きがして
ヌーの大群ならぬ、我が校で最も人数の多い4年生が
やってきた。
そっか、どうも借りる子が少ないと思ったら、
最近4年生がご無沙汰だったんだ。
先日担任の先生に声をかけた甲斐があった。
あっというまに、新しい本は借りられていったのだった。

さて、早々と人気が出ている新しい本を紹介すると、

おかしのいえのおばけパーティー―おばけマンション〈13〉
むらい かよ
4591094545


「おばけマンション」シリーズ。
これは、5年生の図書委員さんが紹介してくれた。
2年生の弟が好きだそうである。
2年生〜4年生に人気がある。
ゾロリよりも更にマンガ風で、最近の子には読みやすいだろう。

IQ探偵ムー―そして、彼女はやってきた。
深沢 美潮 山田 J太
4861760267


これは、6年生に圧倒的に人気が出た。すでに3巻目に突入している子もいる。残念ながら私はまだ読んでいないが、あとがきの
IQクイズは面白かった。

ねらわれた街
あさの あつこ 塚越 文雄
4061485016


これは、私もオススメ!
登場人物のキャラクターが明るく、会話のテンポもいいので、
緊迫したストーリーにもかかわらず、楽しく読める。
今流行の?テレパシー少女の話だが、さすがあさのあつこ。
バッテリーに匹敵するような女の子同士の友情物語に仕上がっている。


時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで
香川 元太郎
4569685323


しかし、なんといってもこの本はスゴイ!
我が校では、殆どブームになっているといっていい。
迷路あり、かくし絵あり、クイズあり!で
ミッケ!やウォーリーをさがせ!といった「あそぶ本」が
大好きな子たちに大人気である。
3年生の男の子から、
「先生、この本、としょしつでよみましょう、にしたら?」
と言われ、なるほど、と思いそうした。
今、図書室の新しい目玉商品になっている。



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2007年06月20日

おりがみの天才

小学校には、子どもながら“その道の天才”という子が
少なくとも一人か二人はいる。
これは、間違いなくそうに違いない、という子が作った。

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誠文堂新光社の「恐竜のおりがみ」を借りた翌日、
「先生、これ僕が作った」と持ってきてくれた。

恐竜のおりがみ〈1〉
川畑 文昭
4416301065


あまりの上手さにびっくりして思わず
「えっ?これ一人で作ったの?」と尋ねてしまった。
彼は、“画伯”と呼ばれている。絵が上手なのだ。
「子どもらしくて上手いねえ」でも「子どもにしては上手いねえ」
でもなく、「おお、上手い!まるでプロ!」と目をむいてしまうほど
上手い!!線が全然違う。
イラストや漫画なんかはもうプロとして通用するのではないか、
と思うほどだ。
ポスターコンクールなんかがあると、賞を総なめ。
同じ学年の女の子に言わせると「絵だけは上手いからね」だが、
〇〇だけは、というものを持っている子ってそういないのが現実だ。
この折り紙を見ると、絵だけでなく工作全般が上手いんだろうな。
器用なんだろう、きっと。

「恐竜のおりがみ」は人気の本で、学年にかかわらず
男の子を中心にかりられている。
しかし、このシリーズ難しくないか?と思うのは不器用な私だけなのだろうか?
本を見てもさっぱり折れない。
書いてある順番通り、折っていくのだが、途中で
決まってわからなくなる。その通りにやっても次の形に
ならなかったり、どんな風に折ればいいのか見当もつかないことが。

4月の最初の頃、入学してきたばかりの一年生の男の子が
おりがみが大好きで、このシリーズの本を見ながら、
鳥だの魚だのをよく折ってくれた。
感心して学校へ迎えにきたお母さんに「すごいですね」
と言ったら、保育園の頃からなぜか折り紙が大好きで、
暇さえあれば折っていたらしい。
ずっとやっていると、コツみたいなものが掴めてくる。
おりがみ的思考になるらしいのだ。
「私もずいぶん鍛えられました」とお母さんは言っていた。
折り紙って、頭がよくなりそう・・・。
最近ボケてきた、と家族に非難されている私としてはトライしてみるべきか・・・。

さて“画伯”の恐竜を本と一緒に飾った。
見た2年生の男の子が一言。
「すっげえ、これもらっていい?」
ダメ!自分で作るのよ!!

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2007年06月18日

ときめき!あたらしい本

とうとう新しい本が納品になった。最近、貸し出し数が減り、少々ナーバスになっていたところだったので、一層嬉しい!待ってたのよ〜ん!!
先週の内に学校印を押し、書棚を空けて、さあ、今週から貸し出し開始!だ。
準備をしながら、あれも読みたい!これも読みたい!と一人で盛り上がっていた。
やっぱり新しい本のときめきはいいなあ。

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新しいシリーズの1巻目を中心に展示した。
どれもこれも自信の逸品。人気が出るだろうな。

裏を見ると・・・

tokimeki.jpg

代本板ばかりで失礼しました。
こっちは、一足早く本屋さんから納品されたものを一週間前に展示したもの。
あっというまに借りられた。

今日もこんな感じかな?とワクワクしながら待っていると、
来た来た!子ども達がたくさん!!
しかし、あれ?新しい本を借りに来たんじゃないの???

そうなのです。
実は折りしも今日から図書委員会主催の「本探ししおりゲーム」
始まったのでした。
お客さんは、殆どがそちら目当てのようで・・・。

う〜ん、負けた!!
しかし、新しい本より魅力的な図書委員会の活動!
というのも、嬉しい!!!

u_o[.jpg「ブンダバー」(ポプラ社)。
その評判は聞きつつ、我が校には、今までなかった。
昨年転校してきた子にリクエストされて、揃えました。
今日早速四年生の女の子が1巻目をかりていった!
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2007年05月30日

ようこそ―赤毛のアンの世界へ

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昨日、全児童対象の特別読書活動
「ようこそ―赤毛のアンの世界へ」が行われた。

事の発端は、今年度新らしく来た教頭先生。
昨年一年、県立文学館へ出向されていたのだが、
その時にイベントを組んだ「赤毛のアン」の資料が残っているので、
子ども達に何か一言紹介してから配りたい、
という旨の相談を受けた。

ただ配るのもつまらないので、何かやりましょう!と持ちかけた。
その時使ったパネルがある、というので、
会場にそれを展示して、教頭先生に赤毛のアンの世界を
紹介してもらうことにした。
また、文学館でやってもらった人形劇ボランティアの方に声をかけ、学校で演じてもらうことにした。

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あかげのあんてんじ.jpg


低学年の部(1〜3年)と高学年の部(4〜6年)に分けて、
それぞれ1時間ずつ開催。

教頭先生がところどころ物語を読み聞かせながら、
アンの魅力を紹介。
その後、アンとダイアナの友情に焦点を当てた、ミニミニ人形劇を
してもらい、時間があったので、子ども達に人形劇体験もさせてもらった。

教頭先生の話は、長い物語の中からアンの魅力を
実に要領よく引き出して、面白く、子ども達は熱心に
耳を傾けていた。
特に感心したのは、話し方や声が穏やかで、
聞き手が安心して物語の世界へ入っていけることだ。
さすが、先生は話が上手いなあ。
私はまだまだだ。あやかりたい、と真剣に思った。

人形劇も面白かった。
ボランティアで来てくださっている方は、
以前北海道にあったアンのテーマパークで働いていたことも
ある、熱烈なアンファン。
プリンス・エドワード島にも何度も足を運ばれているらしいが、
面白いと思ったのは、アンと同じようにいろんなものに
自分なりの名前をつけるクセがある、ということ。
「この世でもっとも美しい風景が見渡せる納屋」などは勿論、
煮干のことも別名で呼んでいらっしゃるというお話には、
ビックリした。

私の担当は、主に会場の飾りつけ。
あと「はじめのことば」「終わりのことば」。
「はじめのことば」では、「赤毛のアン」は私が生まれる前から
あったが、全然古臭くなく大勢の人たちに読まれてきた
魅力の詰まった本であること。
「終わりのことば」では、人形劇の時に出た言葉をお借りして
「友達が声をかけてくれるのを待つのではなく、
かけてもらいたいその言葉を、逆に友達にかけてあげよう」
というようなことを話した。
しかし、緊張して教頭先生のように上手く喋れなかった。
娘曰く「いつもと全然違ってたね!」

教頭先生は、秋には「宮沢賢治」もやりたい、とおっしゃっていて、
図書室としては強力助っ人現る!で、非常に心強い。

会が終わった後、関連本を図書室へ移し、
早速廊下掲示にもとりかかった。

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2007年05月25日

今年度の課題図書

課題図書が入荷したので、読んでいる。
毎年、夏休み前のブックトークで課題図書を紹介しているので、
メモをとりながら、せっせと読む。

低学年は、全部クリア。
中身は深いが、ページ数は薄いので、さっと読むことができる。

中学年も2冊読んだ。
その中の「りんごあげるね」を手に取った時、
その文字の大きさに、一瞬
ん?これは、低学年の部だっけ?
と思ったが、間違いなく中学年の部であった。

りんごあげるね
さえぐさ ひろこ いしい つとむ
4494010936


読み終わって、また「う〜ん」と唸ってしまった。
先日、5年生のクラスで飼っていたハムスターが死んでしまった。
その日調べ学習で図書室にやってきた子ども達は、
全員真っ赤に泣きはらした目をしていた。
子ども達は校庭のナナカマドの木の下にお墓を作り、
朝来ると、すぐお墓のところに行く。
見ると鮮やかなピンク色のツツジがお墓を丸く囲っていた。
私も、子どもの頃飼っていた鳥が死んだ時は悲しくて泣いた。
犬が死んだ時も、泣いた。
ペットの死を経験した子はけっこういるだろう、と思う。
だからこのお話も決して珍しい話ではないと思っていたのだが・・。
内容は重いが、その重さゆえにどんどん引き込まれていく。
命の本質について考えるには、とてもいい本だと思う。
主人公の女の子の境地に達することができるかどうかは
別として・・。

あきらめないこと、それが冒険だ―エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!
あきらめないこと、それが冒険だ―エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!



これは、高学年の部で読んだ本。
個人的には、こういった本は苦手だったのだが、
読んでみて非常に好感を持った。

子どもの頃「落ちこぼれ」だった野口健さんが、
コンプレックスや迷いを乗り越え、
「冒険家」になるまでが描かれているのだが、
その課程が非常にわかりやすい。
世界七大陸最高峰登頂を果たした野口健さんは、
危険と困難に満ちた頂上までの道を何度も
辿ってきたはずなのに、読んでいる私達は、
野口さんが導いてくれる何の障害もない真っ直ぐな道を
最後まで迷うことなく、読み進んでいくことができるのである。
そして、読後感も爽やか。
これは、ひとえに野口さんの頭の良さと、人柄の良さを表しているに違いない。
きっと心根が真っ直な方なのだろうなあ。

またいいと思ったのは、生きていく上で大切な知恵を
経験から獲得していっているところ。
実感が伴っているので、読んでいても説得力がある。
お父さんの影響が大きかったようだが、
そのキーワードともいうべく、
「勉強は進んでするものだ。
勉強したくなる時が必ずくるから、
その時に一生懸命すればいいんだよ」
という言葉を、しかしあまりクローズアップするわけには
いかないかもなあ、と思った。


今年度の課題図書は、総じて読みやすいものが多い気がする。
今とりかかっている「七草小屋のふしぎなわすれもの」
も面白そうだ。
お仕事で全部読んで紹介文を考えなければならない私にとっても、
嬉しいことである。



posted by Helenaヘレナ at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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