2006年12月01日

1日は「ハリネズミと金貨」

±〓??〓〓〓〓〓jpg.JPG

昨日掲示した「おすすめの本アドベントカレンダー」。
今日12月1日からスタート。

はり.jpg

1日は「ハリネズミと金貨」にした。
最初、23冊分いっぺんに展示しようかと思っていたが、
思い直して、その日の分を1冊ずつ展示していくことにした。
その方がアドベントの主旨にかなっているし、
意味も理解してもらえるのではないか、と思ったから。
本も、図書室の中ではなく廊下の掲示の脇に展示した。

はりねずみです.jpg てんじほん.jpg

「アドベントカレンダーって知ってる?」と尋ねると、
ほとんどの子が「知らない」と答える。
まあ、私も最近まで知らなかったのだから無理はない。
日本人だしね。
知ってると答えた子は、家の人に教わったのではなく、
近所のおばあさんから聞いたと言っていた。
子どもを集めて工作や絵を教えているおばあさんで、
その人の家には、廊下の壁じゅうにアドベントカレンダーが
5枚くらい貼ってあるらしい。そして、
「どれでも好きなのめくってごらん」と言ってくれるそうだ。

そういうおばあさんが近所にいるなんて、いいね。

さて、明日と明後日の分は、どうしようかな?
家が近いから来るか、なんて・・・。








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2006年11月24日

買いました!「実物大恐竜大図鑑」 

買いました!
「実物大 恐竜大図鑑」(小峰書店)

nora-takaさんのブログを見て、欲しいなあ、と思っていたのだけど、
お金がなかった。

それで、ボランティア活動の資料費という手を使った。
担当の教務主任の先生が、
「環境っていう視点からだったら、ボランティアの方でいいんじゃない?」
と言ってくださったのだ。

早速「実物大ポスター」を廊下の壁に貼った。

¶????????¢.jpg


パノラマ撮影でなければ入りきらない大きさ。
迫力がある。
ワクワクしながら、図書室で反応を待った。

最初に聞こえたのが「うぉー!」という、6年生男子の叫び声。
次に、6年生の女子が二人、「先生、あれコピーしてくれませんか?」
と言って来た。
「えっ、なんで?」
「部屋の壁にはるの。かっこいいんだもん」「うん、こういうの好き」
女の子でも、好きなんだなあ。ちょっと意外。

3年生の男の子は、本のページを開きながら、いろいろと解説してくれた。

「ティラノサウルスはね、こんな歯してるけど、
ほとんどかまずに、飲み込んでるんだってさ。
あとは、胃の中ですりつぶすんだよ」

「これにブラキロサウルスはのってないでしょ。
だって、あの学童の建物より大きいんだから」

1年生は、男の子が、次々借りていこうとするので
「ごめん、これ“としょしつでよみましょう”なの。
借りるのはもう少し待ってね」と頼まなくてはならなかった。
「としょしつでよみましょう」シールを二箇所に貼ったのに、
やはり見てくれてなかった。

恐竜好きの2年生達が授業の関係で、今日は来なかった。
残念!
『きょうりゅうの ちょっとのずかん』という自作の図鑑を手に
「これ、図書室に置いてください」と言って来たT君。
「実物大」の図鑑と「ちょっとの」図鑑。
並べて置いてみるのもいいかもしれない。



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2006年11月17日

本なんて大っきらい

保護者に行った図書室だよりのアンケート
「心に残る本を一冊教えてください」で挙がった本を探しに
図書館へ行った。
そこで、出会ったのがこの本。
「本なんて大っきらい」(文 スザンナ・タマーロ 絵 葉祥明 愛育社)

????±????????§¢.jpg 本がキライなレオポルド。でも両親が誕生日のプレゼントにくれるのは、いつも本、本、本・・・。
ページにびっしり並んでいる文字を見ると、レオポルドはなぜか頭がくらくらして気分が悪くなってしまう。
お医者さんの判断は「本恐怖症」。
テレビやコンピューターゲームをやめて、本を読めばよくなるという。こうして、両親の本による治療が始まるが・・。


体重の半分ほどの本を読まなくてはいけない、という父親の言葉で、読んだ本を計りにのせていく場面や、
レオポルドの夢に出てくる、身体が本でできたモンスターの場面を読んでいると、子ども達に何の疑問もなしに、本を読むことをひたすら勧めていた自分の行為が果たして正しかったのかどうか、疑問に思えてくる。




だから、家出をしたレオポルドが、目の見えないおじいさんに
出会うことで、行き着いた意外なラストにほっと胸をなでおろした。
ことさら、最後の、本物の海は見たことがなくても、本を読むことで、
海岸も大海原も、潮の香りも、凪と嵐の違いも、それこそ地球を
十八周したみたいに実感できる、という言葉は、
そうよ、そうよ、と頷きたくなるくらい共感できるのである。

それでも、やっぱり、忘れてはならないな、と思うのは、
その子に合わない本をムリヤリ勧めてはいないか、
本を貸したことで、もうOKと、自己満足に陥っていないか、
常に自分に問いただしてみる姿勢だろう。

最後にこの本、文章もさることながら、
葉祥明さんのさし絵がとても美しい。
今回のアンケートでも、葉祥明さんの本がたくさん挙がっていた。
「地雷ではなく花をください」シリーズしか知らなかった私。
葉祥明さんの魅力に出会うことができた。

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2006年11月13日

“ぬすまれたらこまるもの”は何ですか?−3年生にブックトーク

3年生にブックトークをした。
テーマは「どろぼう」。
実は、このテーマは、同じ町内の司書仲間に教えてもらった。
おまけに本も貸してもらった。
ルミさん、ありがとう!!!

@「すてきな三にんぐみ」
中の絵を見せて、まずこの本のタイトルを聞いた。
3年生全員が、このお話を読み聞かせてもらったことがあった。
たぶん、2〜3回は。去年の図書集会にもやった。
この3人の職業は何でしょう?と聞くと、
そろって「どろぼう」という声が。
だったら「どろぼう三にんぐみ」なのに、どうして「すてきな三にんぐみ」なの?
「いいことをしたから」「最初はどろぼうだったけど、後で変わった」
でも、中には「すてきなマサカリとじゅうを持ってたから」と答えた子も。

今日のテーマは「どろぼう」です。いろんなどろぼうが登場する本を
これから紹介します。

A「ミドリノ森のビビとベソ」
最初にビビとベソの紹介をかねて冒頭の部分を読んだ。
ビビとベソは、幼稚園の園長先生の宝物を盗もうと忍び込む。
どろぼうに気づいた園長先生、でも弱弱しくてかなわない。
と思ったら・・・?

B「図書館員になった山賊たち」(『海賊の大パーティ』に収録)
人を盗んだどろぼうもいる。「図書館員になった山賊」は、美人の図書館員を盗んだ。「図書館にいる人は、やっぱり美人が多いんだねえ」と何気に言うと、子ども達は「えっ?」。頷いてくれる子はいなかった。

C「大どろぼうホッツェンプロッツ」
大どろぼうが盗んだのは、ひくと歌が流れ出すコーヒーひき。
本を見せた途端「あっ、うちにある」「知ってる」という声が。
さすが大どろぼう!じゃなくてロングセラー。

D「ぬすまれたらこまるもの」(『どろぼうたちのよる』に収録)
これは、読み聞かせをした。佐々木マキさんのユーモアとウィットに富んだショートショート。
子どもにわかってもらえるだろうか、と思ったら、大ウケだった。
特に、女の子の声とカバの重さと街灯の光を盗んだどろぼうが、カバの重さのせいで、地面にめりこんでしまうところでは、大笑い。
読み終わった後、「みんなはぬすまれたら困るもの、って何かな?」と聞いた。すると、「命」という声があちらこちらからあがった。
命の大切さ、わかってるねえ、感心感心。
では、命以外で、これは私の自慢だから盗まれると困る、というものは?
「野球の球を投げるこの腕」「手。いろいろ作るのがスキだから」
他には出なかったけど、恥ずかしかったのかな?まだない、という子もいるかもしれない。ない人はこれからみつけて欲しい。

「おれなんか ぬすまれたら こまるのは、 やっぱり このひかりだね。
よるの あいだじゅう ひかっているのが おれの ねうちだもの」(本文引用)そう街灯が言っているような、貴方を貴方たらしめているなにかを。

E「くまさぶろう」
これも、読み聞かせた。
ゾウをも、縮めて盗んでしまう鮮やかなくまさぶろうの盗みの手腕に、
子ども達は「天才だ!」と感心しきり。
でも、印象的だったのは、心を盗めるようになったくまさぶろうが、
たんこぶを作って泣いている子の痛みを盗もうとしたり、いじめられている子の苦しみを盗もうとすると「やめろ、やめろ」という声があがったこと。
くまさぶろうが代わりに痛くなったり、苦しんだりするのを思いやっている子ども達。優しいね。
読み終わった後「くまさぶろうは、いいどろぼうですか?」と尋ねると
「いいどろぼう」「最初は悪かったけど、良くなった」という答えがすかさず返ってきた。

最後に「みなさんも、くまさぶろうに盗んでもらいたい気持ちがあるかな?」と聞くと、「あるー」いっせいに返ってきた声。

そうか、みんな盗んでもらいたいつらいことや、いやなこと、あるんだね。
くまさぶろうみたいなどろぼうが、本当にいたらいいなあ。

どろぼう.jpg

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2006年11月02日

かくれんぼはお好き?

2年生の先生が出張で、久しぶりに授業をした。

まず最初に読んだのが「カクレンボ・ジャクソン」(ディヴィッド・ルーカスさく 偕成社)。
はずかしがりやのカクレンボ・ジャクソンが、お城のパーティに招待され、
そのはずかしがりやの性格ゆえに、洋服やさんになった、というお話。
お話もいいのだが、絵の中のジャクソンを探すのがまた楽しい一冊だ。
思ったとおり、子ども達はジャクソン探しに夢中。

こうきたら、やっぱりこの本も紹介しなければならないでしょう。
というわけで「もりのかくれんぼう」を紹介。
これは読む時間がなかったので、紹介だけにとどめた。

次に「オバケちゃん」(松谷みよ子作 いとうひろし絵 講談社)
シリーズ
を紹介した。
このシリーズ、2年生が一人で読むのにちょうどいい本だと
思うのだが、あまり読まれていなくてもったいないと思っていたので。
シリーズの中でも「学校おばけのおひっこし」と「オバケちゃんとはしるおばあさん」の2冊を取り上げて紹介した。
このオバケちゃんシリーズ、かわいいだけかと思いきや、
けっこう怖い場面もあるし、松谷みよ子さん特有のスパイスも
ピリリと利いていて、大人が読んでも面白い。
素直な2年生は、先を争って借りていってくれた。嬉しいなあ。

本の貸し出しの後は、「ざぼんじいさんのかきのき」(岩崎書店)
読んでおしまい。

2年生は、静かに聞いてくれるし、反応もいいし、で、
とても楽しい1時間だった。
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2006年10月25日

12歳

『12歳』をテーマにしたブックトークを6年生にすることになり、
本を集めている。

集めた本を眺めてみると、
12歳というのは、どうやら特別な年齢らしい。

「時計坂の家」(リブリオ出版)のフー子は、12歳の夏休み祖父が住んでいる町で、不思議な経験をする。

「空のてっぺん銀色の風」(小峰書店)では、12歳の子ばかりが、まるで選ばれたみたいに
森に消えていく。

「鏡ゴーストストーリーズ」(偕成社)は、もともと対象年齢12歳ということで編まれたアンソロジーだ。
その中の「鏡」(角野栄子作)では、鏡の中に閉じ込められる子どもはやはりなぜか12歳。

12歳というのは、大人と子どもの間で揺れ動く微妙な年齢ということになるらしい。
そういえば、6年生になると急に大人びてきて、背中のランドセルが似合わなくなる。

ノーラ 「ノーラ、12歳の秋」(小峰書店)は、その題名に誘われて読んだ。
タイトルに「12歳」と謳ってあるんだから、検索する上でこれほど助かることはない。といっても原題は「告白か罰か」。
スウェーデンの物語だ。
スウェーデンでは、現代の子ども達が等身大に描かれているということで、子ども達の間でも人気が高いらしい。
読んでみて、日本とはずいぶん違うな、と思った。
とは言え、そう思うのは私だけなのかもしれない。
私が接している子達が違うというだけで、都会の方ではこれを等身大と思うのかもしれない。

まず、登場する母親や家庭環境が違う。
離婚してボーイフレンドを次々変え、生活の中心が子どもより恋人に
なっている母親。子どももそういう状態にいやいやながら慣れ、また
母親の悩みを理解しようと努めてもいる。
また、6年生の子ども達が描かれているのだが、彼らは派手で大人びている。
化粧しカップルで夜出かけ、パーティではお酒を飲み、異性とキスしたりもする。
これが等身大か・・・・、と思うとちょっとため息が出る。
そして友だちとのいざこざも、それに向き合う姿も日本よりずっと
強烈でストレート。

だから、読んでいると身に詰まされる。
でも、最近にわかに報道されることが増えたいじめ問題を見ると、
もしかしたら、日本もここまできているのかもしれない、とも思う。
そうだとしたら、子ども達の日々の暮らしは地獄だ。
正直ブックトークでこの本を紹介することに躊躇っている。
いい本であることは確かなのだが・・・。

その他湯本香樹実さんの「夏の庭」と「春のオルガン」をみつけた。

ブックトークの核となる一冊がなかなかみつからない。
「12歳」−何かないでしょうか?



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2006年10月23日

ハロウィンはこわい??

ハロウィン週間に入った。
それで、ハロウィンに関連した本を展示。

????〓〓±????Φ.jpg

「ハロウィンに飾れるような絵を書いて」と図書委員長さんに頼んだところ、かぼちゃや魔女といったかわいらしい絵ではなく、
なぜかオカルト的な怖い絵ばかりがあがってきた。

そのせいか、今年展示した本は心なしか怖い本が多くなってしまった。

私の一番のオススメは、「鏡ゴースト・ストーリーズ」(偕成社)

〓〓??.jpg

角野栄子さんが、編集・訳をしていて、マーガレット・マーヒーなど
著名な海外の作家が書いたお話がぜんぶで6篇収められている。
どの話も面白かったが、特に
「首すじにおかれた指」マーガレット・マーヒー
「鏡」角野栄子
「眼」キット・ピアソン
の3つが印象に残っている。

どの話も、ただ怖いだけでなく、人間の心の奥底に潜んでいる暗闇
を描いていて、読み終わった後、やさしい気持ちになったり、
心がしんと静かになったりする。

ハロウィンってもともと日本のお盆みたいなものだから、
怖い本でいいんだよね。
でも、本よりもっと怖かったのは、図書委員長さんが描いたこの絵。

手
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2006年10月18日

森はだれがつくったのだろう?

3年生の総合学習「木を調べよう」も、いよいよ大詰め。
それぞれ、自分の木を決めて、その木について調べる学習から、
「木」そのものについて、調べる段階に入ったらしい。

担任の先生から、子ども達が考えた課題の紙を渡され、
その資料を集めてもらえるよう、頼まれた。

課題は以下の通り

・木の病気について
・どうやって紙ができるのか
・どうやってティッシュペーパーができるのか
・グリーンマークについて
・木はどうやって大きくなるのか
・どうやって空気をきれいにするの
・何年いきるのだろう
・どんな実ができるの
・木がなくなると・・・
・木の実から芽が出る?

質問内容が、例年の子ども達よりもぶっとんでいないのは、
たぶん先生がある程度レールを敷いたのだろう。
「シラカバの幹はなぜ白いのか?」みたいな課題が常だったので、
ずいぶんまともだと思った。
まあ、まともじゃない方が子どもらしいんだけど・・。

といっても資料を集めるのはいつもよりはラクだった。
学校にある資料では足りなかったので、図書館から借りてきた。

kono.jpg資料があまりないのは「木の病気について」。

大人向けの本で、木の病気について一冊になっている本があるのでは、と期待したが、近所の図書館にはあいにくなかった。

環境の本で「樹医さん」について書かれたページに少し載っているくらい。
病気の種類よりも、どういう状態だと病気になりやすいのか、環境汚染という観点から入ってもらうのがいいかも・・・。






資料を集めてくれた図書館司書の友人が薦めてくれたのがこの本。

??¨????〓〓??????????????〓Hjpg.JPG調べ学習に直接結びつかないかもしれないが、子ども達にはぜひ読んでもらいたい本。100年、200年という長い年月の中での、森の営みが簡潔に、でもわかりやすく書かれている。銅版画風の挿絵も素敵。

この本を読むと、森には成長の段階があり、1本の樹の死は森にとって終わりでも悲劇でもなく、他の樹の誕生と森の再生を意味していることがわかる。
「森の中で、昔からずうっと立ちつづけている木はない。年とった木は死に、毎日新しい木々のために、空き地をつくっているのだ。」(本文引用)

人間もできればこうありたいものだ、と思う。
さて、この本どう活用していくか。
3年生よりむしろ、森林学習で学校林に行った5、6年生に紹介したい
と思うが・・・。

これは我が家の近所の森。
この辺りでも、別荘建築のための開発が進み、森がどんどん消えていっているー。

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2006年10月12日

「もりのかくれんぼう」をさがそう!

火曜日に3年生に「もりのかくれんぼう」(末吉暁子 作 林明子 絵)の読み聞かせをした時、絵を見やすいように拡大コピーをとった。
本はたちまち貸し出され、予約もついたので、
本の紹介になれば、と拡大コピーを図書室に展示した。

??¨??.jpg

1年生から6年生まで、けっこう夢中になって“かくれんぼうさがし”を
している。
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2006年10月11日

今日は遠足

今日は、1年生〜4年生までの郊外学習。
なのに・・・朝から雨がしとしと。
先日の修学旅行もそうだったけど、天気に恵まれない。
ところが、そんなことには全くめげない1年生。
もう嬉しくてたまらないといった感じで、
ぴょんぴょん跳ねながら、出発していった。

昨日の読書の時間は、遠足特集だった。
まず、読んだのはコレ。

〓±????〓〓jpg.JPG「えんそくバス」(中川ひろたか 文 村上康成 絵 童心社)。
いいんだよねえ、この本。絵を眺めているだけで、
遠足のワクワク感が伝わってきて、こちらまで楽しくなってくる。

それを聞いている1年生もいい。
おやつに何を持っていくか話しているページでは、
「あっ、バナナおれも持ってく」「チョコはとけるからダメだよ」

園長先生が遅刻してバスに乗り遅れたのに、みんなが気づかないと
「園長せんせい、園長せんせい、あーあ、わすれてるよ!」

お弁当の場面では、男の子が前まで出てきて、ページを指差した。
「あのね、先生。ぼくのおかあさんいつもコレ作ってくれるよ」
彼が指差したのは、黄色い玉子焼き。
そうか、やっぱりお弁当の定番は、玉子焼きだよね。

2冊目に紹介したのは「みんなのかお」(福音館書店)。

みんなのかお.jpg1年生の遠足は、動物園に行くのだ。
この本には、日本全国いろんな動物園にいる動物の顔が、種類別に見開き2ページにズラリ。みんなが明日行く動物園の動物達も載っている。

ゴリラのページを見ていた時、ある男の子が
「あっ、これオレに似てる」
見ると、すごーく男前のゴリラの顔が。
う〜ん、君もこのゴリラくんもとっても素敵だよ。
動物園に行ったら、みんなに似てる動物がきっといるはず!
楽しんできてね!!


posted by Helenaヘレナ at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

秋づくし

〓〓〓〓[??????Φ.jpg ????±????jpg.JPG

先週ヤッツィーなるナゾの人物から手紙が来た。
キノコに関する内容だったので、キノコの本の特集展示をしている。
「ヤッツィーに返事のお手紙を書こう!」ということで、
ポストを設置したら、3通手紙が入っていた。
どれも3年生からだった。

もっとお返事がほしいなあ、とヤッツィーが言ったので、
3年生の読書の時間は、まずこれから始めた。

ふしぎな花キノコ.jpg「ふしぎな花キノコ」(福音館かがくのほん)の読み聞かせ。さすがこの辺の子ども達だけあって、きのこ体験が豊富。この3連休にきのこ狩りに行った子も何人かいた。
「松林にはマツタケが生えてるんだよね。マツタケ見つけたことある人?」
と尋ねると、「はーい」という元気のいい声とともに5、6人が手を挙げた。おっ、後で場所を教えてもらいたい、と思ったが、
「スーパーで見つけた」という声が半数で、ちょっとがっかり。
本に出ていたホコリタケは、突くと「プシュー」という音とともに粉が舞うのだが、私も子どもの頃やって、衝撃を受けたことがある。
白い粉の後に、魔女でも現われそうな妖しい感じがしたものだ。
また「冬虫夏草」という言葉は知っていたものの、それがキノコだとは
思わなかった。図鑑の写真で実物を見てビックリ!
実に不気味な様相だが、「不老不死のクスリ」として食べようとした人間の
方が更に上をいっている。
今までキノコなんて怖くて(あたるのが)近づきもしなかったが、
ヤッツィーのおかげでまた新たなる世界が広がった。
ありがとう!ヤッツィー!!お返事のお返事はまだですか?

さて、キノコワールドの次は、秋の森へ行きましょう。

??¨??〓??〓±??〓.jpg「もりのかくれんぼう」(末吉暁子 作 林明子 絵)の読み聞かせをした。
動物達がかくれている挿絵部分を拡大コピーして、見せると、みんな夢中で探す。なかなか難しいんだよね。だから、みつかった時は、本当に嬉しい。
この本は、探すというゲーム性も面白いが、それよりも林明子さんの絵の美しさや、秋が見せてくれる静かで不思議なストーリーが印象に残る。

最後は、「こそあどの森」(岡田淳 作 理論社)シリーズの本を二冊紹介した。

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「この秋・・・本の森へようこそ」で展示しているのは
「ぬまばあさんのうた」の方だが、やはり「ふしぎな木の実の料理法」も
ぜひ紹介したい。
この本で私が好きなのは、ユニークな登場人物たちもさることながら、
彼らが住んでいる「家」なのだ。
主人公のスキッパーが住んでいる「ウニマル」をはじめ、
「湯わかしの家」や「巻貝の家」「びんの家」など、
こんな家に住んでみたいなあ、と思うような素敵な家がたくさん出ている。
しかも、詳細な絵入りで。
岡田淳さんはスゴイ!ストーリーだけでも面白いのに絵も楽しいんだもの。

「ぬまばあさんのうた」は、“石読み”と“ぬまばあさん”という二つの
キーワードが最高!だった。
石コレクションをしている私。
今度、やってみようかな、石読み。
あっ、でも子どもじゃないとできないんだっけ?
でも心は子ども、いつまでもピュアですから・・・なんて。





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2006年10月06日

本の森へようこそ・・・

「この秋・・・本の森へようこそ」ということで、
秋に関する本の特集展示をした。

??±????¨jpg.JPG

昨年押し葉にした葉っぱも一緒に飾った。
飾りつけを担当してくれたのは、図書委員の女の子2人。
「やりたい!やりたい!」とおおはしゃぎで、
キャビネットの上に上っていくので、こっちはハラハラした。
なかなかセンスいいね。

本の展示もやってくれました。

??±????¨??¨jpg.JPG

丸く孤を描くように、工夫して置いてくれた。
働き者で、いつも「先生、なんか仕事ない?」と聞いてくれる。
特にないなあ、と言うと、黙って本の整理をしている。
2年生くらいの時からそうだった。
家でもこんなにお手伝いをするのだろうか?
だったら、お母さんはさぞ助かるだろう、と思って尋ねると
「どうかな?そうでもない」と首を傾げていた。
謙虚な姿勢がまたかわいい。

手伝ってくれたお礼に、
“うちの図書室の看板娘二人”ということで写真を撮った。
すっごくかわいいけど、残念ながらこれは見せられません。
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2006年10月03日

お金ってなあに?

昨日、スーパーマーケットへ社会科見学へ行った3年生。
娘が怒りながら言うには
「買物もしちゃいけないし、試食もダメなんだよ〜」
試食大好きな彼女。
気持ちはわかるが、食べ盛りのあのメンバーが
みんなで試食したら、恐ろしいことになってしまう。

と、いうことで、関連があるかどうかわからないが、
今日の3年生の読書の時間のテーマは「お金」。
2冊本を選び、読み聞かせをした。

ハリネズミ一冊目は「ハリネズミと金貨」(偕成社)。これは、以前コメントで教えていただいた本。
冬ごもりも間近に控えたある日、ハリネズミのおじいさんは、道で一枚の金貨を拾う。干しきのこでも買おうか、と思ったが、どこにもきのこを売っていない。そのとき、出くわしたリスが、キノコをプレゼントしてくれる。
「その金貨はくつを買うのに使ったらいいわ」とリス。はりねずみじいさんは、今度はくつを探しにいくが・・・。
V.オルロフ原作、田中潔のお話もいいが、V.オリシヴァングの挿絵も素敵。ロシアのお話で、田中潔さんの「あとがき」によると、20世紀ロシアでは、現実にお金があってもあまり役に立たず、知り合いの間で必要なものを融通しあわなくてはならなかったらしい。自分が困った時、頼りになるのは、困っている時助けた相手だが、しかし、どういう人を助けることが将来役に立つかはわからない。だから、『ロシアには不幸な人、困っている人を目にしたとき、損得抜きに自然な感情のまま手をさしのべる人が多かったのです』(あとがき本文引用)
本を読んでいる時、一人の男の子が「ハリネズミじいさん、すげえ」と言っていた。きっと彼は、ハリネズミじいさんの人徳がなせるわざだと思ったのだろう。しかし、このハリネズミがどんな人物でも、困っている姿を見たら、リスもカラスもクモも、手を差し伸べたのだ。

かあさんのいす.JPG2冊目に読んだのは、アメリカのお話。私の大好きな「かあさんのいす」(ベラB.ウィリアムズ あかね書房)だ。「ハリネズミと金貨」がロシアの社会状況をよく反映した本だとしたら、この「かあさんのいす」は、実にアメリカらしい作品という気がする。
読み終わった後、子ども達に「最初に読んだ本とこの本、似ているところがひとつありましたね。それはどこでしょう?」と尋ねた。
一人の男の子が手を挙げてこたえてくれた。
「困っている時に、近所や知り合いの人たちが、いろんなものを持ってきてくれたところ」
そう。よく聞いてたね。はなまる!
「かあさんのいす」で、主人公の“わたし”の家が火事になり、
ぜんぶぜんぶ燃えてしまった時、知り合いの人たちが、テーブルやカーテンやベッドや食器なんかを持ってきてくれたのだ。
でも、ゆったり座る大きなイスだけはなかった。
“わたし”の家族は、夢のイスを買うために、大きなビンに少しずつ
コインをためていく。

ハリネズミのおじいさんが、
「(金貨はとっときなよ・・・・か。じゃが、なんのために?」(本文引用)と考え、
「だれかの役にたつかもしれんしな!」(本文引用)と言って、
金貨を道に戻したのに対し、「かあさんのいす」の家族は、
日々の生活の中から少しずつコインを集め、念願のイスを手に入れる。

二つのお話は一見、違うようだが、そこには、周囲の人への愛、そしモノに対する愛着が共通して流れている。

お金って不思議。
それ自体に意味はないが、何かと交換することで、
愛が生まれたり、思いやりが伝わったりするのだ。

かあさんのいすビン.JPG





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2006年09月26日

どんなきぶん?

久しぶりの3年生の授業。
運動会の練習に入る前に読み聞かせをやって以来だから、
3週間以上たっていることになる。

どんなきぶん?まず手始めに「どんなきぶん?」(福音館書店)でご機嫌伺い。この本は「今、こんな気分です・・」という情けない記事を出した時、
雨降り木曜日のkmyさんが教えてくださった本。
ページを開いた時、くすんだ私の気持ちがみるみる新鮮な色彩に塗り替えられていくのがわかった。よし、この本を子ども達に読もう、とはりきっていたのだけれど・・・。対象年齢が3年生ではちょっと大きすぎたのか。いや、たぶん私のアプローチがまずかったのだろう。
ざわざわ騒がしくてさっぱり集中してくれなかった。
ごめんなさい。せっかくステキな本なのに。
その魅力を充分伝えられなかった私の力不足。

これにめげず次は「あしなが」(あきやまただし作)を読んだ。
途端に、しん、と静まる子ども達。
う〜ん、このクラスは、パワーがありすぎるから、
さっきのような本の場合は、何かテーマを与えて絵を書かせるとか
何か自己表現させないとダメなんだな。
お話をしっかり聞き取る集中力はあるのだ。

次は、10月に特別養護老人ホームを訪問する彼らのために、
「おじいちゃん、おばあちゃんの本」を読むことにした。
最初に「10月にみんなが行く私設はどんな人たちがいるのかな?」
と尋ねると「えっ、どこか行くの?」と知らされていない様子。
あら?でもめげずに「〇〇は、どんな人達がいるのかな?」と聞くと
「おじいちゃんとおばあちゃん」という答えが返ってきた。
近所なのでみんな知っているのだ。
「おじいちゃん、おばあちゃんのことを別の言葉で言い表すと、
なんていうか知ってる?そう、お年寄り、といいます」
といって「お年寄りを理解する本」という福祉関係の本を見せた。

お年寄りと一言でいっても、いろんな人がいる。
“子ども”だって、ひとりひとり違うように、お年寄りも千差万別。
でも似ているところもある。
子どもに共通点があるように。
子どもがいつまでも子どもではないように、
お年寄りも、ずっとお年寄りだったわけではない。
子どもだった時もあれば、中年だった時もある。
お年寄りにもいろんな人がいる、ということで、
いろんなおじいちゃん、おばあちゃんが出てくる本を読みましょう。

というようなことを言って、2冊おばあちゃんの本を読んだ。

どんなきぶん? おばあちゃんのさがしもの

「おばあちゃんすごい!」(童心社)は楽しい本なのでともかく、
「おばあちゃんのさがしもの」(岩崎書店)は、痴呆の症状が出始めた
おばあちゃんとその家族の物語、ということで、3年生という年齢の
子ども達に読むべきかどうか迷った。
難しすぎるかな、とも思ったし、老いのネガティブな部分が
子どもにとまどいや恐怖のみを植えつけるのではないか、と思ったのだ。
でも、どんな小さな子どもでも家族の一員。
そして、どんな家庭にでも起こりうることなのだ。

読んでいる間、
「そりゃそうだよ、おばあちゃんだもの」をずっとくり返している
子がいた。さすがにうるさかったので「おばあちゃんすごい!」を
読み終えた時、
「子どもだもの、仕方ないけど、他の人の迷惑になるといけないから
黙っていようね」と注意した。
さっき、「お年寄りを理解する本」を見せたときも、
表紙のおじいちゃんの写真を見てどっと笑いが起こった。
笑うような写真ではないのだが、子どもにとって「老い」とは
奇妙なものなのかもしれない。
三世代家族が多く、常に祖父母と交流がある子が多いこの辺りでも
きっとそうなのだ。

でも客観的に見るのではなく、自分の家族として見た場合、
「老い」への違和感は薄れ、愛情が前面に出てくる。
「おばあちゃんのさがしもの」を読んでいる時、真剣に聞き入って
いる子が何人もいた。
自分のおばあちゃんのことを思い出している子もいるのかな。
よくわかってもらえなくても、やはり読んでよかったのだ。
 
posted by Helenaヘレナ at 11:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

キャラクターカルトクイズ“アーノルド・ローベルの世界”

最近、3年生の女の子達の間でキャラクタークイズを作るのが
流行っているようだ。
この企画も、最初は誰も作ってくれなかったらどうしよう、
と心配していたが、ようやく浸透してきてほっとしている。
さて、今回はー「アーノルド・ローベルの世界」

〓[〓〓〓jpg.JPG 〓[〓〓〓????.jpg

今の3年生が2年生の時、「がまくんとかえるくんシリーズ」を
6回に渡って読み聞かせしたせいだろうか。

3年生の女の子が二人で「がまくんとかえるくん」と「ふくろうくん」
をそれぞれ考えてくれた。

さあ、みなさんぜんぶわかりますか?

掲示を作っていて、アーノルド・ローベルの絵って、
秋のデザインにマッチしている、とひとりため息ついた私。
こんな絵とお話の両方を作れるなんて、
ちょっとズルイ、と思う。
どちらかだけでも才能があればなあ。
posted by Helenaヘレナ at 14:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

ぼくせん??

五年生の女の子が
「ねえ、ぼくせん読んだ?」と
話していた。
えっ?ごくせん?図書室には置いてないぞ!?
「ごくせんじゃないよ。ぼ・く・せ・ん」
なに、それ。

ぼくせん「僕と先輩のマジカルライフ」(はやみねかおる 角川書店)「略して僕先じゃん」と言うので、「そんなに略しちゃうわけ?」と言うと、「私は何でも略すよ」らしい。「フェアリーレルム」は「フェアレム」「若おかみは小学生」は「若小」。「図書室」にいたっては「とつ」だそうである。

「僕と先輩のマジカルライフ、面白かった?」と尋ねると、
(私は読んでない。スミマセン)
「うん。面白かった」
「大学生の話でしょ?」
「そう」へー、小学生が大学生の話を読んで面白いのか。
彼女ははやみねかおるさんのファン。
我が校には、はやみねかおるファンがけっこういて、
「夢清シリーズ」「都会のトム&ソーヤ」と来て、「僕先」も買って欲しい
とリクエストされたので買った。

「びっくりしたのはね、主人公の春奈と快人が、夢清シリーズにも
登場してくるの。ほら、この『ミステリー館へ、ようこそ』に

ミステリー
ほんとだ。「おもな登場人物」のページに出ている。こんなことを発見するのなんて、スゴイ。さすが、好きな場所は「本屋さんとブックオフと図書館」という彼女ならでは。
どっちが司書かわからない。
私も読んでみよっかな。と言うと、
「うん、面白いよ。読んでみなよ」と薦められた。




五年生の女の子達は、図書室のお得意様。
本好きな子が多く、放課後などに2,3人連れ立ってきてくれる。
そして「あーあ、やっぱり図書室が1番落ち着く」と言ってくれる。
「えっ、ほんと?うれしいな」(図書室を誉められると、つい自分の
ことを誉められている気がするのは困りものだ)
「うん、やっぱり教室は勉強するところだからさ」
「あと、好きなのはね、授業が終わって、水飲みに出た時の廊下かな」
へーっ、詩的。

最近へこむことが多く、情けない記事ばかり出していたが、
フレディさんが以前言っていた、
「ヘレナの仕事を評価するのは、大人じゃなくて、子ども達だよ」
という言葉を今日も思い出した。
そうだね。子ども達にとって「心地いい場所」である図書室になるよう、
それだけ考えて、仕事していこう。
posted by Helenaヘレナ at 17:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

今、こんな気分です・・・

夏休み明けあたりから、ウツ症状に悩まされている。
最初は単に休みボケだろうから、生活のリズムが戻れば治ると思っていた。
ところが、思ったより長引いている。
症状は、朝起きられない(これは、いつもと同じか)、
食欲不振???と、色々あるが、
1番困るのが、仕事への意欲の減退である。
今まで、次は何やろうかな、とワクワクしながらこの仕事をやってきた。
腹の立つこともあったし、やめてやる!なんて思ったこともあったけど、
それもひとえに、仕事への情熱があればこそ。

子どもはかわいい。
でも、仕事に対する評価がゼロというのは、やっぱりむなしい。
悪い評価でもいい。関心をもって評価してほしい、というのは
ゼイタクなのだろうか。
こんなことを言ったら、同じ立場で、それでもがんばって
仕事している全国の同業の方に申し訳ないが、でも・・。

元気が出る本ないかな、と探したけれど、みつからない。
目についたのが、この本。

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「そらとぶこくばん」(ねじめ正一さく 山口マオえ 福音館書店)
巻いてある帯は、3年生が国語の授業で作ったもの。
我が娘の作品なので、親の勝手で載せた。
帯の紹介文には「ほかのことをしたくても、ほんとうのよさがわからない。それがよくわかるみじかいおはなしです」とある。
う〜ん、難解だ。1文目の意味がわからなくて、娘に聞いたのだが、書いた本人もよくわかっていなかった。
たぶん、「今の仕事の本当のよさがわからない、だから他のことをしたいんだけど・・」という意味かな???

本文を引用させていただくと、

2年一組の黒板は、本当は王さまの食卓になりたい。
それでも我慢して黒板をやっているのに、
子ども達は、そんな黒板の気持ちをよそに騒いでばかりいて
黒板の方を見てもくれない。
先生だってチョークで書かないで、しゃべってばかり。

「にねんいちくみの こくばんは なにも やることがありません」(本文引用)
「もう いやだいやだ おうさまの しょくたくに なってやるぞと」(本文引用)

ついに、黒板は学校を脱出するのだ。それも空を飛んで・・・

う〜ん、この発想、すごいですね。
しかも、王さまの食卓になりたがっているものがあんなにいるなんて
知らなかった。
電光掲示板や得点ボードまでなりたがっているのだから。

まさに私は、今こんな気分なのかも、と思った。
どこか遠くへ行ってしまいたい、新天地めざして。

でもー「ほかのことをしたくても、ほんとうのそのよさがわからない」
あっ、そうか。他のことをしたくても、今の仕事が黒板には合っているのだから、そんな気持ちでは他の仕事のよさはわからない」と言う意味なんだ、この紹介文は。

この黒板が一体どういう運命をたどるかは、読んでのお楽しみ。
私も気持ちを立て直して、この仕事の本当の良さを再確認する
必要がありそうだ。



posted by Helenaヘレナ at 11:29| Comment(8) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

わたしの影

影 はじめまして!私ヘレナの影です。
昨日、友人が携帯で撮った自分の影の写真を見せてくれた。
黄昏の光と彼女の影がなんともいい感じだった。雲を撮るのもいいけど、影も面白そう、と思い、早速図書室で撮ってみた。
真昼なので足は短足で、事実とかなり違うのでカットしました。

ぼくの影 それで思い出して、書架から引っ張り出してきたのがこの本。
「たくさんのふしぎ」2003年3月号「ぼくの影をさがして」。
文章を書いているのが、写真評論家の飯沢耕太郎さん。以前こ講演会を聞く機会があって、それ以来すっかり飯沢さんのファンになってしまった私。
でも、まさか小学校の図書室でその名前を見ることになるとは思わなかった。中を読んでやっぱり、目のつけどころが違うなあ、とうなった次第。

でも、子どもの頃って、今より影の存在に敏感だったような気がする。
夕方、自分の影がやたら足長になったり、ずんぐりむっくりに
なったり、と変身するのを見て楽しんだ記憶がある。
この学校でも、以前女の子達が、校庭で影遊びをしていた。
3人で肩を組んだり、おんぶしたりしながら、そこに出現する影の形
を楽しんでいた。
影って、自分のものなのに、勝手に姿を変えるし、思い通りにならない。
突然消えたかと思うと、どこからともなく現われる。
不思議な存在。

そんな理由からか、お話にもよく登場する。

影の本

「かげまる」(毎日新聞社)は、かげの中に住んでいる妖精のような
存在。小さい時は主人のけんたくんも一緒に遊んでくれたのに、
大きくなるにつれて、かげまるの存在を忘れがちになってしまって・・。

「セブンスタワー」(小学館)は、人気のあるファンタジーだが、
ここにも主人を守る存在としての影が出てくる。

私が影の話で覚えているのは「モモちゃんとプー」(松谷みよ子)の
「かげをなめられたモモちゃん」だ。
子どもの頃読んだのだが、ウシオニに影をなめられたモモちゃんが気を失ってしまうところで、影を失うと死んでしまうんだ、と恐ろしくなった覚えがある。そして取り戻したモモちゃんの影を、パパがぺろっとなめてくっつけたのを読んで、なるほど、そうやってくっつければいいんだ、よく覚えておこう、と感心したものだ。

そういえば、「あの人は影が薄い」とか言うものなあ。

しかし、忙しくなると影の存在を忘れる、ということから、
影と遊ぶというのは、ある種さびしいことなのかなあ、とふと思い、
影の写真収集に迷っている私でした。

posted by Helenaヘレナ at 12:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

おじいちゃん、おばあちゃんの本特集

おばちゃんらいぶらりあんの「敬老の日特集」の記事を見て真似させていただいた。

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9月18日は敬老の日。
また、10月には、3年生と5年生が近くの老人福祉施設へ慰問する。
廊下に置いた案内には
「おじいちゃんとおばあちゃんのやさしくて、ちょっと悲しいフシギワールドをのぞいてみませんか?」と書いた。

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展示した本は10冊だが、展示用のイーゼルが確保できなかっただけで、
実はもっとあった。探してみるとけっこうあるものだなあ。
福祉関係の本はここには展示してないが、
慰問の事前学習が始まったら、そっちも利用してもらいたい。

この中で、人気があるのが、スーパーおばあちゃんが登場する
「あらまっ!」(小学館)。
ベッドでも、ふとんでもぱっと作ってしまう。
こんなおばあちゃんになりたいけど、不器用な私はムリだなあ。
以前3年生に読み聞かせたら大ウケだった。

¨¶¢〓〓±????°??????jpg.JPGおじいちゃん、おばあちゃんを題材にした詩集「おじいちゃんのはげ頭」(岩崎書店)も面白い。
この中に「おばあちゃんが赤ちゃん」という詩がある。

「おばあちゃんだって はじめから おばあちゃんだったわけではないよ」
(本文引用)
でも子ども達はきっと
「おばあちゃんが 赤ちゃんだったなんて ゼッタイ信じられない」(本文引用)のだろう。
子どもにとって老いを想像するのは難しい。
自分もやはり老いるのだとはとても思えないだろう。
私くらいになるとようやく観念して、心の準備を始めるのだが。

さて、明日はいよいよ運動会。
ずっと天気が悪くてどうなることか、と心配していたが、
なんとかできそう。
私は、去年同様カメラを持って子ども達の姿を追いかける。
さあ、準備に行かなくちゃ!


posted by Helenaヘレナ at 10:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

とてもすてきなわたしの学校

昨日、昨年度の卒業生が遊びに来てくれた。
史上最強の図書委員長と、在学中からよく
図書室に来てくれていた女の子二人。

「こんにちわ」と顔を出した時は、
「あら、まだ授業中よ。教室に戻りなさい」
と言いそうになったが、
話している内「成長したなあ」としみじみ思った。

6年生の時は、甘えがまだたっぷり残っている感じで、
友だちや先生との関係も自分の中で混沌として、
よくつかめず、頭を抑えられてるな、鬱屈してるな、
という雰囲気がどの子にも漂っていた。
それがスッと抜けて、頭ひとつ雲から上に出た感じ。
広い世界を知って、他人との距離感も少しつかめてきたかな。
言葉遣いもビックリするほど丁寧だし、礼儀正しかった。

「私達の教室がもうない〜」「小学校に戻りたい〜」と言いながら、
中学校のことを楽しそうに話してくれた。

この学校に来て驚いたのが、卒業生がしょっちゅう遊びに来ること。
にこにこしながらやってきて、担任だった先生と話したり、
後輩に当たる在校生と遊んだりしている。
私の経験から言うと、母校を訪ねたことなど一度もなかった。
学校がいいからか、子ども達がいいからか。
たぶんその両方なのだろう。
学校ギライだった私にはちょっと羨ましい。

「先生、ずっとここにいたい」と可愛いことを言いながら、
図書室で記念のお絵かきをしている彼女達を見ていて、
思い出したのが、この本。

??????????????????????????jpg.JPG「とてもすてきなわたしの学校」(童話館出版)

実はこの本、うちの娘の大のお気に入りだった。
寝る前に「今日はどの本読む?」と尋ねると、一時期こればかり
リクエストされたことがある。
作者のドクター・スースは、日本ではあまりなじみがないようだが、
アメリカでは有名な絵本作家らしい。
特に、韻を踏んだナンセンスうたで知られていて、
この本もそういう点に配慮された訳文になっている。

内容はかなりぶっとんでいる。
学校で読み聞かせるのを躊躇するくらいだったので、
ウチの娘がこの本を気に入ったのがちょっと不思議だった。

「学校のなまえは なんでもスクール。
わたしたちは みんな この学校がだいすき。」(本文引用)

その理由は、
「ほかの学校が わすれている、たくさんのことが べんきょうできる。
先生たちが かがやいている。それぞれ、じぶんのかんがえを もっている」(本文引用)

確かに登場する先生はみな個性的。
どんなことを教えてくれるかというと、

「生きている小鳩に どうやって コショウをかけるかをおしえ」(本文引用)てくれたり、

「特大のトカゲに どうやって くらをつけるかをおしえ」(本文引用)
てくれたり、

「サボテンと め牛のちがいを おしえ」(本文引用)てくれたりする。

これだけ読んでもナンセンスの局地という感じがするが、
絵にもその傾向は現われており、シュールというか派手というか、
しっとりした挿絵が好きな私など、見ていてちょっと疲れる。

でも、この本には子どもが大好きな、ビックリ箱を開けた時のようなウキウキ感が、溢れている。
本を閉じてもボンカーズ先生が「みなさ〜ん」という
高らかな声とともに、トビラを押しのけて顔を出しそうな気がする。
そしてその根底には、他とは違うことの尊さ、はみ出すくらいの個性と
創造力の素晴らしさ、を子ども達に伝えたい、というしっかりとした
意図があるように思われる。

娘が「こんな学校、いいなあ」と言うので、
「どんなところがいいの?」と尋ねてみた。
「だって、変わってて、面白いんだもん」という返事が返ってきた。

子どもは楽しいこと、面白いことが大好き。
あの学校の図書室にはとびっきり変で、楽しい先生がいるんだよ。
私もそんな風に言ってもらえる先生になりたいな。









posted by Helenaヘレナ at 12:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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