2006年04月19日

羊がメエメエ鳴くのはどうして?−調べ学習対策法

4年生〜6年生を対象に、念願の参考図書の授業をさせてもらった。
赴任してからずっと、調べ学習をしに図書室にやって来る
子ども達を見てきたが、悩みは大きくなる一方だったのだ。

子ども達は例えばこんな課題を携えてやってくる。

「先生、羊がメエメエ鳴くのはどうしてか、載ってる本ある?」

とりあえず、動物が載っている本を示すと、ペラペラめくり、
「これには、載ってない」バタンと本を閉じる。
「これもダメ」バタン。
「ダメだ、使えない。インターネットで調べよう」
・・・とこんな感じ。

課題は難解。それ自体は素晴らしいことだと思う。
しかし、問題解決の方法がなってない。

それでまずは、参考図書といわれる、辞書事典類の使い方をレクチャー
させてもらうことにした。

参考図書jpg.JPG

漢字ォ典1jpg.JPG

こたえは、漢字辞典
で、実際に漢字辞典で「得」という字を子どもに引かせる。
見つかったら、どうやってそこに行き着いたかを、発表させる。
漢字辞典の使い方は、4年生の国語の教科書に載っている。
5、6年生は、辞典の前後にある「部首さくいん」を知っていた。
「彳」のページを繰る、まではわかったのだけれど、
その後の画数までは思い至らなかったようだ。それで、

漢字ォ典2.jpg

実際に、「得」という字の箇所に書かれている内容を読み上げる。

国語ォ典1jpg.JPG

こたえは、国語辞典

同じく子どもに「とくさく」をひかせる。
国語辞典は3年生の国語の教科書に載っている。
さすがにどの学年も上手にみつけた。

国語ォ典2.jpg

では、「とくさく」と「どうじょう」では、どちらが先に載っているか?
という問いには、4年〜6年まで全員「とくさく」と答える。
「どうして?」と聞くと「濁点がついているの方が後だから」
う〜ん、なかなか目のつけどころがいいですね。
では実際に引かせる。
「とくさく」が出ているページは606ページ。
「どうじょう」が出ているのは?597ページ。
「どうじょう」の方が前だね。
でも「とうじょう」と「どうじょう」では、
みんなが言ったように「とうじょう」が前に載っています。

図鑑1.jpg

こたえは、図鑑
5年生で「百科事典」と答えた子がいた。
4人くらいのグループに分け、実際に調べさせる。

1番早くみつけたのは、なんと4年生。
実は、図鑑の目次には「ひつじ」という項目がないものが多い。
ひつじはウシ目なので、ウシのページに一緒に出ているのだ。
では、どうやって調べるか。後ろの「さくいん」で調べれば一発なのだが、
それを4年生はよく知っていた。
また、やぎとひつじが一緒に載っていて、どっちがやぎだかひつじだか
わからない図鑑もある。
「旺文社図鑑3 動物の観察」に、「ヤギとヒツジのちがい」
という項目があるのを、子どもがみつけた。
それによると、あごひげがあるのはやはりヤギらしい。ヒツジにはない。
百科事典で調べた子達だが、
「ポプラディア」(ポプラ社)と「ニューワイド学習百科事典」(学研)
の「ひつじ」の項目には、種類は2つしか書かれていなかった。

図鑑2.jpg

百科事典.jpg

こたえは、百科事典

「ひつじ」を、ポプラディアとニューワイドの二冊で調べさせ、読み上げさせる。
その後、発見したことを発表してもらう。
羊に関する新たなる発見。

「おとなしい性質である、ことがわかった」
「羊の肉も食べるんだってわかった」

わかったことは、それぞれ。
発見することが大事。

百科事典2jpg.JPG

「羊がメエメエ鳴くのはどうしてか?」という疑問が浮かんだら、
まず百科事典を引いてください。たとえ、そこに答えが書かれていなくても
羊のおおまかなことはわかる。そこで発見したことをメモしてください。
そして、必ず調べた本の名前を書くこと。
どの本を見ても、「メエメエ鳴くのはどうしてか?」書いてないかもしれない。
そしたら、今まで調べた本の内容から、自分で推測してみてください。
本で調べてわかったことと、あなたの考えを混同して書いてはいけません。しっかり分けて書いてください。

本で調べてわかったのはこんなこと。それで私はこう考える。

そんなに簡単に答えは出ない。
世界は複雑でナゾに満ちている。
だから面白い。疑問を持つことは素晴らしいけれど、
調べ学習の面白さは、答えを見つけることにあるのではなく、
答えを見つける過程にあるのだよ。
いろんな本を見て、いろんな知識を吸収してください。





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2006年04月18日

3年生が聞いた“はるのあぶく”

新しい3年生の、初めての読書の時間がやってきた。
3年生といえば、学校で1番人数が多く、
野生派オタクの6年生が卒業した今、1番図書室に来てくれる
お得意さまである。
また「う中人ブラザーズ」の本を作った才能豊かな面々でもある。

さあ、一年間何をして遊ぼうか?

まず第一回目は、春のなぞなぞ
をしようかな。

たんぽぽjpg.JPG 「なぞなぞあそびうたU(のら書店)」より

子ども達には、すぐにわかりました。
桜はまだだけど、たんぽぽならここでも咲いてるものね。

たけのこjpg.JPG 「なぞなぞあそびうたU(のら書店)」より

「さくら」と答えた子が一人。
そう、確かに。桜でも大正解。
でも、この人は、「たけのこ」だと思ったのです。

つくしんぼpg.JPG 「おやすみなさい またあした(のら書店)」より

「わかった、草だ」
今、野原では柔らかな緑色をした草が、伸びてきています。
スッ、スッ、とまちかねていたように。
「つくしだよ」と答えた男の子。
先っぽを取って、油でいためて・・・、もう食べたかな?

はるのあぶくjpg.JPG 「のはらうたV(童話屋)」より

最後は、「〇〇〇〇〇」に入る春の音を一人ずつ表現してもらった。
聞こえる音はみんなそれぞれ違うはず。
さあ、どんな音が聞こえるかな?

私が「みずがやわらかくなった みずがまぶしくなった
「はるがきた」といったら」まで読み、
その後一人ずつ、聞こえた音を言ってもらった。

25通りの春の音。

「びよよ〜ん」「ひゅーどっかん」「さらさらさらさら」
「ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ」「もさもさもさもさ」
「ばちゃーん」「からんからんからんからん」「しゃらんしゃらんしゃらん」「ぽとんぽとんぽとん」

たまには、おしゃべりをやめて、耳を澄ませてごらん。
春はいろんな音が聞こえるよ。






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2006年04月17日

ことわざでアニマシオン

新しい4年生に、「ことわざ」の授業をすることになった。
今日は1回目。

@導入として「こどものとも588号 いのなかのかわずたいかいをしらず」を読み聞かせ。

たいかいをしらずjpg.JPG

「昔、学校に行けなかった人たちは、ことわざで、知恵や教養を
身に着けました。ことわざは、短い言葉で調子良く作られているので、
覚えやすいのです。言葉の技=ことわざ、です」

A数字のことわざクイズ

数のことわざ.jpg

「ももくり3年 かき8年」は歌があるので、子ども達はよく知っている。

「十人」「五十歩」「七転び」「一石」の上の段と
「百歩」「八起き」「二鳥」「十色」の下の段をそれぞれ組み合わせて
ことわざを作らせるクイズをした。

「十人十色」は、この子たちの3年生の時の担任の先生が好きだった言葉
「みんなちがってみんないい」(金子みすヾ「わたしと小鳥とすずと」)と同じ意味だと説明すると、みんな嬉しそうにうなづいていた。
3月で他の学校に行ってしまった先生、元気かしら・・・・。

「一石に二鳥って、今日のこの授業みたいな時使うのよ。きれいなヘレナ先生に会える、そしてことわざのこともわかる。ねっ、一石二鳥」
笑ってくれて、ありがとう。黙ってられたら、どうしようかと思った。

A動物のことわざクイズ

動物のことわざjpg.JPG

「ねこ」「ぶた」「馬の耳」と下の段で組み合わせクイズをしようかと
思ったら、黒板に貼っている段階で答えを言われてしまった。
みんな良く知ってるね、と言うと「ことわざかるたしてるもん」という返事。なるほど、ことわざと言えばかるただよね。

後のものはテープでかくした部分を当てさせた。
「トラの威を借るきつね」は、ことわざの基のお話を話して聞かせた。

B反対言葉のことわざクイズ

反対言葉のことさわざjpg.JPG

「話し上手は〇〇上手」は皆さんのことですね、とおだてて。
後は、どういう時に使うのかも合わせて説明。

C反対の意味のことわざ

反対の意味のことわざ.jpg

ことわざのいいところは、反対の意味のことわざが存在するところ。
一通り説明してから、対する二つのことわざ、どっちが好き?と聞いた。
「うそつきはどろぼうのはじまり」と「うそも方便」は
全員一致で「うそも方便」が好き。私もそうです。

Dヘレナ先生の好きなことわざ披露。

あしたの風がふくjpg.JPG

私は好きなのはなんてったって「あしたはあしたの風がふく」
座右の銘である。
「明日は逆上がりのテストがあります、と先生に言われ、
ヘレナちゃんは困ってしまいます。逆上がりできない!
どうしよう、うじうじうじうじ。
でも次の日、雨が降り、逆上がりは中止。ラッキー。という時使います」
と説明した。
明日は何が起こるかわからない。気楽にいこうぜ!ってことなのよ。
と言うと、子ども達はなんとなく嬉しそうな顔に。

「青は藍より出でて藍より青し」は、学校という場所に似合うと思ったので紹介した。

Eことわざの本紹介。
「来週、みんなの好きなことわざを一つずつ、絵と文章で書いてもらいます。それで、ことわざの出てくる本を紹介しましょう」

ことわざの本.jpg

「子どもことわざ辞典」(講談社)
「まんがことわざなんでも辞典」(金の星社)
「学習漫画 ものしりことわざ事典」(集英社)
「ことわざ絵本」(岩崎書店)
「学習漫画 中国からきたよくわかることわざ事典」(集英社)
「ことわざおもしろ探偵団1」(フォア文庫 童心社)
「にせニセことわざずかん」(のら書店)

「にせニセことわざずかん」は個人的にも大好きな本。
ちょっとこの中から面白いものを2、3点読んであげた。

来週は、子ども達に、好きなことわざを紹介してもらう。
その理由も。さて、どの子がどんなことわざを紹介してくれるか、楽しみ。

この授業、4年生のY子先生から頼まれた。
E子先生が学担を外れ、もう授業させてもらう機会もあまりないだろう、
と思っていたのだが、ありがたい限りである。

「捨てる神あれば、拾う神あり」
いや、別に捨てられたわけじゃ、ないけれど。





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2006年04月13日

図書室のきまりクイズー低学年オリエンテーション

各学年、年度始めのオリエンテーションをする時期がやってきた。
本の貸し出しは、オリエンテーションの後から開始。
毎年、第1回委員会の後に設定していたのだが、
子ども達から「早く借りたい」と言う声が出たので、
全学年今週中にやってしまうことにした。

1〜3年の低学年は、「図書室の使い方」
4〜6年の高学年は「分類番号と日本十進分類法」

今日は低学年。
まずは「ヘレナ先生三つのお願い」を説明した。
「これ、誰でしょう?ヘレナ先生だよ。ソックリだね」と言うと、
力強くうなづいてくれる子あり、ひたすらニヤニヤしながら、
クビをかしげる子あり。しかし「似ていない」とは誰もいえないらしい。(怖くて)

その後「図書室のきまりクイズ」の紙芝居を基に進めていく。

図書コのきまりクイズ.jpg

本は何さつまで?.jpg

このテープで隠れた所を答えさせるのだが、
去年までは当てた子にテープをはがさせていた。
しかし、それがとっても、とっても楽しいらしく、
剥がす行為そのものに
いれこんでしまうので、今年はやめた。
私がはがすと、去年のことを覚えている感心な子は心から羨ましそうに
「いいなあ」と言う。

かりかたは・・・jpg.JPG かえしかたは・・・.jpg

借り方・返し方を説明し、予約用紙、リクエスト用紙の書き方、
授業で本を利用する場合の「特別かしだし」の方法について説明。

後はお約束の「図書室のきまり」〇×クイズ。

〇バツ1.jpg

これは×ですね。
ちなみに赤い紙で隠れた部分には
「自分が読んだら必ず一度かえしましょう。
お友達には、おもしろかったよ、と教えてあげてください」
と書いてある。

〇×2jpg.JPG

これ、本当は〇なんだけどなあ。気持ち的には。
でも、やっぱり×
「でも、弟や妹が間違えてジュースをこぼしてしまったら、
正直に言ってください。先生は怒りません。
弟や妹のせいにしていいんですよ(小声)」と言っておいた。

〇×3jpg.JPG

これは△と答えた子がいたが、やっぱり×。ゾロリシリーズは全部で46冊ある。
めんどくさくても、副題まで書いてね!

〇×4jpg.JPG

「アは×でしょ。イは〇、ウも×だよね」
と答えた子がいたが、う〜ん、ウは×じゃないのよ。

〇×答え jpg.JPG

そう、スローなダンスならOK!

オリエンが終わって、新しい読書ノートのページに
本の名前を書いていく子ども達。
2年生の男の子が
「ねえ、6年生卒業したら、このノートもらえるの?」
そうよ、と言うと、

「すごいうれしい!うれしすぎる!!」だって。

かわいい!かわいすぎる!!
そんなに喜んでくれるなんて。

実際その時になっても、そう言ってほしい。



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2006年03月29日

方言ってたのしい!

きっかけは「甲州弁カルタ」を購入したことだった。
ひそかに敬愛する小林是綱先生の監修。
藤巻愛子さんの読み手CDがついているので、
イントネーションの問題もばっちりクリア。
そしていつもぶつかる問題。
どう使うか?

それで、昨年度の「さかな漢字クイズ」にかわって
今年度は「今月の方言ってたのしい!クイズ」をやることにした。

ほうげんjpg.JPG

甲州弁だけではなんなので、同じ意味の異なる三県の方言を紹介することにした。他県のものは探すのが難しいが、本とインターネットで検索した。
いいサイトをご存知の方教えてください。
ちなみに「こちょがしー」(富山県)は我が故郷の言葉なのだが、
そんなこと言ってたっけ?
と、私もすっかり共通語が板についてしまったかしら。
甲州弁の監修は、ネイティブの校長先生にお願いしようと思っている。

同じ日本語なのに、全く意味が通じないこともある、
驚きの方言の世界へようこそ!

ほうげん2jpg.JPG
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2006年03月28日

晴れて・・・キャラクターカルトクイズ

昨日グチった甲斐あってか、晴れて残留が決まった。
やった!これで引っ越さずに済む。
また1年よろしくお願いします。

今日は、心おきなく新年度の企画に取り組んだ。

まずは「キャラクターカルトクイズ」
本に出てくるキャラクターのクイズを毎月出していこうというもの。
別にキャラクターでなくてもいいのだが、
タイトルとしておさまりが良かったのでそうなった。

第一回目は「かいけつゾロリ」。
ゾロリが好きな4年と5年の男子二人に問題を考えてもらった。

キャラクターカルトクイズ.jpg

@イシシとノシシどっちがどっち?
イシシとノシシの違い、あなたにはわかりますか?

Aイシシとノシシが初めてゾロリに出会った場所は?
 ア、ラーメンや イ、おでんや ウ、チョコレート工場 エ、たから島

B「なぞのおたから大さくせん」に出てくるタイガーとゾロリが初めて対決した本の名前は?

C「ゾロリラーメン」で、ゾロリはある具を使ってさいみんじゅつをかけました。それは何?
 ア、メンマ  イ、チャーシュー  ウ、ナルト エ、タマゴ

D()に合う言葉を入れておやじギャグを完成させましょう。
(「おやじギャグドリル」より)
・キャベツに虫がついていた「(  )!(  )のにして!」
・オオカミがトイレで「(  )!(  )がない!」

さあ、いくつわかったかな?
正解者先着五名様には、ステキなプレゼントがあるよ。

第一回目は、人気のゾロリにしたが、別に人気のシリーズでなくても
かまわない。
今後も問題は子ども達から募集することにした。

もんだいぼしゅうjpg.JPG

あの本・シリーズを読み込んでいる私だけが知っている、あのキャラクター、あの本の秘密をクイズにしてみませんか?
出題する方も、クイズに取り組む方も、本の魅力に改めてはまってくれたら
いいけどなあ・・・。
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2006年03月13日

決定!?「さかな漢字」名人!!

4年生の授業。先週は図書室だより「飛行船」に載せた
さかな漢字クイズのおさらいをした。
そして、いよいよ、カルタで夢の“名人”を決める日がやってきた!!

最初に絵の札を取る方がいいか、漢字の札を取る方がいいか、
子ども達に聞いた。
漢字の札を取るのが一般的なやり方なのだろうが、
難しいので、子ども達に選んでもらうことにしたのだ。
ところが、全員一致で、漢字の札をとることに決定!!
やる気まんまんね。じゃ、行くわよ!!

かんじかるたjpg.JPG

「飛行船」に載せた3×11か月分の33枚を先にやり、
残り15枚は後にまわすことにした。
「最初のさかなは、3月号の「飛行船」を読んでいればわかります。
ホッケ」!「はい!」
すばやく取ったのが、図書委員の男の子。でも漢字は苦手なはず。
ちゃんと読んでくれていたんだね。エライぞ。
漢字は魚へんに「花」。
青緑色の幼魚が集団になって泳ぐ様が、花のように見えるからだそうです。

わからないものは、つくりのヒントを言った。
たとえば、「ヒガイ」は、「明治天皇の好物でした」と言うと、
「鰉」という札にたちまち手が集まった。

以前も違うカルタをやったことがあるのだが、
このクラス、カルタとなるとかなり燃える。
結局、名人は、9枚取った男の子。
料理が上手で将来シェフになりたいという夢をもっている子だ。
次が、7枚で、空手を習っているりりしい感じの女の子。
15人のクラスで、これだけ取れれば立派だ。
しかし、やはり難しかったか、もしくは周りの殺気に気おされたか、
一枚も取れない子もいた。
そこで、担任の先生の提案で、取った札が0〜3枚までの5人でもう一度勝負。
その後、残りの人たちでもう一度勝負することにした。

最初取れなかった子たちも、これだと余裕が出たのか、何枚も取れた。
対戦も2回目だと、みんな知らない漢字も覚えられたようだ。
今度お鮨屋さんに行ったら、自慢できるね。




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2006年03月10日

最後はカラーで!

図書室だより「飛行船」は、いつもモノクロ印刷で世帯数分配布する。
しかし、今回は6年生のみ、カラーでプリントアウトしたものを配布した。

ひこうせんカラー.jpg

卒業に際して、6年生全員に俳句を作ってもらいそれを掲載しているからだ。
今だに、職員室に呼び出されてよく怒られている、ワンパクなメンバーだが、
俳句はどれも真摯で志し高く、かつ一人一人の顔が浮かんでくる個性豊かな作品だった。

できれば今月号だけでもとっておいてほしいけど、
まあ、無理かな・・・。
見てくれるだけでヨシとしましょう。
posted by Helenaヘレナ at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 アニマシオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

目指せ!さかな漢字博士!!

図書室だより「飛行船」に、毎月載せている「さかな漢字クイズ」もいよいよ、今月で最後。
3月にはさかなカルタをして「名人」を決めるのが私の夢だった。

さかな漢字クイズ1jpg.JPG

連句が終わった4年生に挑戦していただこう。
しかし、いきなりやって、誰もわからないと困るので、
今日はひとまず、「飛行船」に出題した問題のおさらいをすることにした。

メインの漢字を中心に漢字3つ、魚の絵3つ、を黒板に貼り、
漢字と魚を合わせるクイズをした。

さわらjpg.JPG

まずは4月号の漢字。これは正解のもの。わかるものは漢字の由来も説明した。
メインは「鰆」。春に美味しいのでつくりは「春」である。
「鯛」のつくり「周」は、田一面に作物がびっしり植わっている様を言うらしい。
鯛にはウロコがビッシリついているのでこの名がついた。
鯰の「念」はどういう意味だろう?
なんとなく髭の長いナマズの顔に見えなくもないけれど・・・。

きす.jpg

これは6月号の漢字。
つくりが「喜」=「キス」と聞いただけで、教室が「にやにやにや」となる。
担任の先生いわく「結婚しているから嬉しいんじゃないのよ。美味しいからなの」
そうです!喜ぶほど美味しいからついた名前らしい。
「鰹」は身が堅いから。では「鰺」は?これは調べてもわからなかった。
誰かご存知の方、ぜひ教えてください。
担任の先生が「でもなんとなく、この字、アジの開きって感じよね」
と言って、両手を広げ真似してくれた。うん、雰囲気出てますね。

うなぎ.jpg

7月号の漢字。
ウネギのつくりの「曼」は長いものをあらわす字だという。
これに草冠がつくと「ツタ」になる。なるほど。
「鮎」は中国では「ナマズ」だそう。
でも日本では、鮎が何匹釣れたかで、吉兆を占っていたらしい。
また、『なわばりを占める』からついたという説もある。
「鯱」の「虎」は獰猛だからかしら、と思っていたが、
「シャチホコ」から来ているらしい。
名古屋城でも有名な、この想像上の海獣は、顔が虎に似ているという。

かれい.jpg

「左ヒラメ右カレイ」だが、漢字はカレイ「鰈」の方が断然美しい。
つくりには、“うすく平たい”という意味がある。
他の例として「葉」や「蝶」など。
「鰤」=ブリがわからない。なぜ「師」という字がついたの??

子ども達にはやはりちょっと難しかったようだ。
みんな知っていたのは「鮭」。
「『サケ』と『シャケ』」はどう違うのかしら?」という担任の先生の疑問にも
「調理したものが『シャケ』なんだよ」と教えてくれた。
「鯉」「鰯」「鰻」も知っている子が多かった。
海のない県なので知らない魚もたくさんあったようだ。
「ハタハタ」は担任の先生も知らなかった。
この辺で「ハタハタ」なんて売ってないものなあ。

じっくり勉強して準備OK、来週はいよいよカルタ大会です。

3月6日移動 006.jpg

「春」「秋」「冬」はあるけれど、「夏」はないのよね。







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2006年03月01日

2年生拡大スペシャル

2年生の担任の先生が出張なので、1時間読書の時間になった。
毎週来るのだが、いつもは、読み聞かせ1冊のみ。1時間とはとても嬉しい。
2年生は25名、卒業していく6年生の26名に次いで人数が多い学年だ。

図書室に入ってくると早速
「先生、う中人ブラザーズ第3巻、出たよ」
と、執筆者代表の男の子から手渡された。
う中人ブラザーズ」とは、2年生の男の子で作っている手作り絵本。
今、2年生を中心に(2年生のみに?)大ブレイクしている。

「今日は、言葉遊びを中心に、楽しく遊びましょう」というと、皆ニコニコ。

手始めに「ことばあそびえほん」(石津ちひろ 文 飯野和好 絵 のら書店)から、「ならべかえことば」に挑戦。

ひまなつり.jpg

「ひなまつり、をならべかえて他の言葉を作ってみてください」と言うと、
子ども達は「あっ、絵がヒントになってるんだ」と
いち早く気づき、「ひまなつり」と答えてくれた。

さらうなよpg.JPG

これは、ちょっと怖い。みんなも最近よく言われるよね、気をつけるんだよって。
そう答えは「さらうなよ」。

手を挙げるのは圧倒的に男の子が多いが、女の子も口ずさみながら一生懸命
考えている。
このクイズ、学年が下の方が盛り上がるし、回答率も高い。
以前司書の部会でやったところ誰も答えられなかった。
大人になると頭が固くなってしまうのだろう。

大いに盛り上がったところで、次は「えらびっこ遊び」。
「ねえ、どれがいい?」(ジョン・バーニンガム さく 評論社) 

ねえどれがいい.jpg

どれがいいか、手を挙げてもらうことにした。
選んだものが全員ほぼ一致したのが三つあった。
「家の周りが変わるとしたら、どれがいい? 大水 大雪 ジャングル」
みんな「ジャングル」。ワクワクするものね。

「どれをしたい?二千円でトゲのあるいばらにとびこむ 一万円で死んだかえるをのみこむ 二万円でおばけやしきにとまる」
これは「二万円でおばけやしき」
当然でしょう、二万円も魅力的だし、何よりおばけやしきに行ってみたい。

「どっちがいや?おとうさんが学校でおどっちゃうのと、おかあさんが喫茶店でどなるの」
これは「おかあさんがどなるのがいや」だそうだ。
以前上の学年の子に聞いた時「おとうさんが学校でおどるのがいや」が圧倒的に多かった。
あっ、でもこれは女の子の意見だったな。わかる気がする。
2年生はお父さんが踊るのOKらしい。今度お父さんのダンスコンテストをしたい。

「ねえ、どれがいい?」は、スタンディングオベーションが出るくらい盛り上がった。
さあ、少し興奮を冷まそう。

nora-takaさんのブログに、2年生に「ともだち くるかな」が好評だったという記事があった。それで、「おれたち、ともだち!」絵本シリーズ(内田麟太郎・作 降矢なな・絵 偕成社)から、読み聞かせを2さつ。

担任の先生から
「みんないい子達なんだけど、最近ちょっと調子に乗りすぎて、ついつい
お友達を傷つけるようなことを言ったりするのよね」と聞いていたので、
「ごめんね ともだち」と「あしたも ともだち」を選んだ。

ごめんねともだち.jpg

文章にリズムがあり、ちょっとした言葉の面白さもところどころにあって、
それが子どもをひきつけるようだ。
今までこのシリーズを読み聞かせに選んだことは殆どなかったが、
これからは積極的に読み聞かせていきたいと思った。

2年生拡大スペシャル、とても楽しんでくれたようである。
私も楽しかった。チャイムが鳴りロングの中休みになると、
一度教室に戻った2年生が、今度は借りていた本を交換しにやってきた。
「おれたちともだち」シリーズも借りてくれた。
待望の「う中人ブラザーズ第3巻」も早速借りられていた。
借りたのはやっぱり2年生だったけど・・・。













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2006年02月27日

連句への挑戦・最終編ーお題は「春」

4年生の授業「連句への挑戦」もついに最終回を迎えた。
先週、初めて、5・7・5→7・7の本格的な形式に挑戦した。
子ども達は、7・7を作るのに苦労していたようだが、
けっこううまく繋がっていた。
今回は
@前の句をしっかり味わって(鑑賞して)次へつなげること。
A言葉遊びもいいけれど、言葉の持つ美しさに着目した句を作ること。
の2点を目標に作ってみた。

今回はいつもの班ではなく、運動会の赤・白・青・黄という新しいメンバー構成で。
お題は「春」。

担任の先生と二人で、それぞれのグループを廻りながら、
「美しくね」「同じ言葉ばかり使わないで」とアドバイス。

みんな「美しく」を意識して苦労したようで、時間内に12句全て終わらなかったが、
なかなかいい作品ができたと思う。

「春」というとやはり「サクラ」が連想されるようで、
4グループ中3つは「サクラ」の句からスタートした。
残りの1つは「うぐいす」からスタート。
このグループは6句までしかできなかったが、作品はとても美しい。

「うぐいすがホーホケキョと鳴いている」
「サクラの花びら 空にまいちる」
「ひらひらとモンシロチョウがとんでいる」
「キャベツ畑に青虫がいる」
「ふきのとう春が来たよとよんでいる」
「こっちへおいで先生の声」

春ですねえ。

れんく春.jpg
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2006年02月23日

格闘「花さき山」−2、3年生に読み聞かせ

斎藤隆介と滝平二郎の「花さき山」。
別バージョン、バトル編が出来た訳ではない。
手作りの大型紙芝居を借りてきたのだが、
大きすぎて、格闘しているみたいなのだ。

花咲山.jpg

サイズが78センチ×53センチもある。
おまけに重い。「えい、やあっ!」と自然と声が出る(ちょっとオーバー)。
十年ほど前、中学校の学園祭で図書委員会が作り上映したものらしい。

2年生の読み聞かせで斎藤隆介特集をやっているので借りてきたのだが、
偶然3年生も「モチモチの木」を授業でやっていたので、読み聞かせることにした。

最初は3年生から。
時間があったので「猫山」をまず読むことにした。
斎藤隆介といえば、「モチモチの木」や「花さき山」が有名だが、
「猫山」や「ソメコとオニ」のような面白い作品もあることを知ってもらいたかった。
2年生にこの本を読んだ時もそうだったが、3年生も集中して聞き入っていた。
ちょっと変わった筋立てで、ハラハラする展開だから入り込みやすいのだろう。
「花さき山」はどうかな?と思ったが、こっちが思う以上に聞いてくれたので感心した。
読み終わった後、ある女の子が
「そこに出てきた『八郎』って話も、あるんだよね。別に」と言っていた。
3月に行われる「6年生を送る会」で、3年生は「モチモチの木」のペープサードを
やるらしい。楽しみである。

2年生は今まで「猫山」「ソメコとオニ」を読んできた。
斎藤隆介という名前もかなり浸透してきたようだ。
しかし、わずか一年といえ、2年と3年の差はかくも大きいのか。
おかあさんのおっぱいが出てくるところで、
男の子の何人かが「キャー」と声をあげてうつむく。
それでも紙芝居の大きさに圧倒されてか、大方が黙ってこちらを見つめていたが。
読み終わった後、担任の先生が「何か感想が言える人?」と聞くと、
「面白かった」と笑顔の男の子達。
「なんというかね、山んばが面白い」うーん、素直な感想ですね。
私も読むのが難しかった。大して長い話ではないのだが、途中でギブアップしそうになる。
それはこの話が、今という時代からあまりにかけ離れているからだろうか?

ちなみに「6年生を送る会」の2年生の出し物は
舞台「あらしのよるに」シリーズだそう。
これにはぶっとんだ!
子ども達の強い希望らしいのだが、どうやってやるんだろう???
楽しみでは、ある。












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2006年02月13日

連句への挑戦“マニュアルに沿って検証してみよう”

4年生の授業“連句への挑戦”も今日で五回目。
今までも、5・7・5の俳句をどんどん繋げていく試みは
してきたが、難しいのはやっぱり繋げ方。
ベタになりすぎてもつまらないが、あまり発想が飛んでしまっても繋がりがわからない。
それで、今日は作るのはちょっとお休みして、
大人が作った連句を鑑賞し、どんな風に繋がっているのか考えてみることにした。

松尾芭蕉の「去来抄」、そして芭蕉の門人、各務支考(かがみしこう)の「七名八体」
を参考に、繋げ方をマニュアル化してみた。

連句のつなげかたjpg.JPG

全部で7つの繋げ方にまとめたわけだが、
これは、実際の連句の例を見ながら、小学生にもわかりやすく説明するためのものなので、
芭蕉が掲げた付け方の方法とは、異なっているかもしれない。

連句の例は、インターネットで検索し、
北海道教育大学函館校大九番講義室で作られた
「授業連句暦平成15年度後期学生作品集」の中から、
2例を選び、教材とさせてもらった。

この作品集を見ると、ああ連句ってこんな風に繋げていくんだ、
ということがよくわかる。
7つの繋げ方のどの方法にのっとって、前の句が次の句に移っているか、
2つの作品で検証していった。

ちょっと難しいかな、とも思ったが、
他の作品を鑑賞することで、ただの言葉遊びではない、
連句を作ることができるのではないかと思った。

子ども達は最初怪訝な顔をしていたが、
段々とわかってくれたようで、
2つめの作品を検証する時には、自分なりの解釈ができるようになった。

来週はいよいよ、5・7・5→7・7の連句に挑戦します!

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2006年02月06日

順調!“連句への挑戦”

やま.jpg

寒い!どのくらい寒いかというと、
校舎の中なのに息が白いくらい寒い。
最近暖かな日が続いていただけに、一層身に沁みる。
特に図書室は南北に窓があるせいで、ストーブの油量を最大にしても
まったく効き目がないのだ。
午前中いっぱい手がかじかんでいた。
今日の夕方から雪になるという。
教頭先生から「ヘレナ先生、明日の朝、雪の状況を聞きに電話するかもしれない」
と言われた。同じ学区に家があるので、こういう時は観測所になってしまう。
頼むから、4時とか5時とかには電話しないでほしい。

4年生の“連句への挑戦”はしごく順調に進んでいる。
先週は、前の人が作った俳句の最後の言葉をとって始める
“しりとり俳句”をやった。
今日は、言葉で繋げるのではなく、イメージでつなげることを試みた。
まず、例句「冬の夜 こたつに入り みかんむく」
でイメージの展開の仕方を説明した。

みかんといえばjpg.JPG

この「夕日」という言葉を次の句の中に入れて作る。

3人もしくは4人のグループで句を展開させていく。
イメージの繋げ方がわかるように、
「みかん」→「オレンジ色」→「夕日」という風にメモしながら作っていく。

繋げ方が「ベタ」になり、同じところを堂々巡りするのではないか、
と心配していたが、出来たものを見ると、発想がどんどんジャンプして、
面白く展開されていったので感心した。
国語の授業で、回文やクロスワードパズル、ダジャレやなぞなぞと
いった言葉遊びをやったらしく、それが生きているようだ。

一つ例を挙げてみると、

朝おきて 外にでてみたら しもばしら
  朝→太陽→赤い
あまずっぱい 赤いいちごは おいしいな
  甘い→さとう→白い
白い雪 フワフワフワフワ まってくる

連句は奥が深く、私自身十全に理解しているとはいいがたい。
来週は、575→77の本格的連句に行く前に、
連句の例をいつくか挙げて、検証してみることにしよう。





 


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2006年02月02日

なぞなぞの達人と勝負!なそなぞランドへ出発!!

担任の先生が出張するというので、3年生の読書の時間を頼まれた。
先週「エルマーのぼうけん」のアニマシオンをやって、
楽しかったので、今回も子ども達が楽しめるものをやりたいと思った。
担任の先生に聞くと、
「あの子たち、なぞなぞの達人なんですよ」という。
これは、もう“なぞなぞランド”へ行くしかないでしょう。

なぞなぞえほん.jpg

「わにのスワニーなぞなぞえほん」(中川ひろたか 作 あめ弘士 絵 講談社)をよんだ。

ちょっと趣向を変えて、本の中の『なぞなぞめいろランド』にしかけをした。

なぞなぞ迷路jpg.JPG

迷路の中にナゾナゾを隠し、正しい方向に行けば、ナゾナゾに挑戦できるようにした。
ナゾナゾは@からEまで。
それぞれ「どうぶつランド」「むしむしランド」「おさかなランド」「しょくぶつランド」の中から好きなランドを一つ選んで、そのナゾナゾに挑戦する。
ナゾナゾに答えられたら、次に進むことができる。

ちょっと難しいかな?と思う問題も、さすが、達人!
一問ずつだとあっというまに、クリアされてしまって、
「つまんない」というので、結局全22問やりました。

子どもはみんなナゾナゾ大好き。
こういう楽しいナゾナゾ本もっと探してみよう!!






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2006年01月31日

おにオニクイズ

節分だから“オニにもっと詳しくなっちゃおう!”
・・・ということで、「おにオニクイズ」を作りました。

おにおにクイズjpg.JPG

第一問 オニのパンツといえば「トラ」。ではツノは? 
    A.シカ B.ウシ C.キリン

答えは、ウシですね。
オニがやってくる方角の鬼門の代表的なものに「うしとら(北東)」がありますが、
そこから来ているようです。
そこでハッと思いついたのは・・・図書室は・・良かった!北西です。
北東は?児童玄関か・・そういえば毎日小さいオニがいっぱい来るものなあ。

第二問 豆まきがもとになってできたあそびはなに?

答えはおにごっこです。これはわかりますね。

第三問 オニがきらいなものはどれでしょう?三つあります。   
     モチ  イワシ  キノコ  しょうぶ  よもぎ

答えは イワシ しょうぶ よもぎ です。
ニオイのきついなものはダメなのですね。
しょうぶとよもぎは、オニが出てくる昔話にも登場します。
「くわずにょうぼう」(福音館)「おにのくび」(フレーベル館)などです。

第四問 オニは実は神さまだった、〇か×か? 

答えはです。
四天王に踏みつけられている鬼も、仏教とは別の宗教の神さまでした。
鬼子母神もヒンデゥー教の女神だったし、阿修羅もそうではなかったでしょうか?
要は異教の神ということでしょうか。
キリスト教にも似た側面がありますが、ある宗教が権力を拡大していく過程で、
他の宗教の神さまが本来の存在意義を捻じ曲げられていった例はたくさんあるようです。
「ダビンチコード」にも出てきますよね。
オニも本来神さまだった。
今でもその土地の神さまとして行事に登場したりまつられていたりします。


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2006年01月26日

[ 「エルマーのぼうけん」でアニマシオン

ロングの休み時間を使った読書活動で3年生に
「エルマーの冒険」の読み聞かせを行ってきた。
今日は、そのしめくくりとして、2時間授業時間を使って
アニマシオンをした。

エルマーリュックサック.jpg

《用意するもの》
リュックサック
エルマーがどうぶつ島に持っていったもの(チューインガム、ぼうつきキャンディー、
歯磨きセット、虫めがね、くしとヘアブラシ、リボン)
持っていかなかったもの(おかあさんのブラジャー、せっけん、手鏡、レモン、
小麦粉、ふうせんとたこ糸)

*リュックサックに、上記の《用意するもの》の実物をひとつずつ袋にいれて、つめておく

エルマーと動物たち.jpg

@「これだれへのプレゼント?」
黒板には、上の動物の絵(物語に登場しなかった動物の絵も混ぜる)と
エルマーの絵が貼ってある。
「さあ、これはエルマーがもっていったリュックサックです。
中にはエルマーが年寄り猫に言われて持っていったモノと、
持って行かなかったモノが一緒に入っています。
一人ずつ、手を入れて好きな袋を取り出してください」
子どもが取り出したものを見て、
「これは、エルマーが持って行ったものですか?」持っていったモノなら、
「(この絵の中の)誰にあげましたか?」
「どうやって使ったのでしょう?」

最初の子が運良くブラジャーを取ってくれたので、
場は一気に盛り上がった。
「手鏡」のところで、サイかライオンが使ったのでは?
という記憶違いがあったが、後は全部正解。

A「これ、だれのセリフ?」

エルマーセリフjpg.JPG

セリフの書かれたボードを見せ、「これ誰のセリフ?」
当たったら「黒いテープが貼ってあるところにはどんな言葉が入る?」

3年生には少し難しい言葉が多かったせいか、少々苦戦。
「むだんつうこう」「せつやく」「しょうばい」は子どもの世界では使わない言葉。
しかし「しんにゅう」はすぐにわかった。
またイノシシのセリフ
「だれもかれも ぜんぜん へんちくりんだ」の「へんちくりん」は、
「役立たずだ」「ダメだ」「キライだ」など、思い切りのよい否定の言葉が出た。

B「これ、誰にプレゼントする?」
「あなたはエルマーです。今ジャングルを探検しています。
そこである動物に出会いました。その動物はある悩みを抱えています。
ここにあるモノをひとつプレゼントして、その悩みを解決してあげてください」

プレゼントするモノは、上記の《用意するもの》のエルマーがどうぶつ島に持っていかなかったもの(ブラジャー、せっけん、手鏡、レモン、
小麦粉、ふうせんとたこ糸)から一つ選ばせる。

画用紙に、エルマーとその動物の絵とそれぞれのセリフを書いて発表。

なかなか楽しい作品が出てきて大満足。結果はまた後日・・・。






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2006年01月23日

連句への挑戦B−冬の朝

ふゆの朝jpg.JPG 「冬の朝 気づけばまゆげ こおってる」

今日は、寒い!予想最高気温は零下2度らしい。
関東地方に大雪が降った土日、こちらはまったく降らなかった。
あまりに寒いと雪も降らないのだろうか。
今日も天気はいいのだが、風が強く体感温度は零下2度以下に違いない。
まさに「まゆげも凍りそうな寒さ」だが、誤解のないように言っておこう。
眉毛が凍ったことはありません。

4年生の授業「連句への挑戦」の2回目。
今日は「冬」をテーマにした俳句を鑑賞し、実際に作ってみようという試み。

@冬の句の鑑賞
・水枕 ガバリと寒い がある   西東三鬼
・凍らんとするしづけさを 流れ  野見山朱鳥
・手で顔を 撫づればの 冷たさよ 高浜虚子

下線部分を隠し、何が入るか当てさせる。
高浜虚子の句の「鼻」を「耳」といった子がいたが、なっとく。
耳もちぎれそうに冷たいのだ。

A「冬の朝」「木枯らし」「あられふる」「ふぶく夜」「冬の海」「しもばしら」「雪をかく」「しもばしら」「寒い朝」の言葉をいれた俳句を作らせる。

発表後、一番寒そうな作品「寒大賞」と、一番冬らしい作品「冬大賞」を
挙手で決めた。

個人的にうまいなあ、と思ったのが、
・寒い朝 ふとんの中で とうみんだ
・冬の海 ザザンザザンと さんぽ中
・冬の朝 コケコッコーと とりがなく

来週はチェーン俳句に挑戦。

しかし、ホントに寒い。
でも、この極寒に、半袖Tシャツ姿の子がいるのだ。
3年の男の子。スゴイ!近所の人の話では朝半袖短パンで犬の散歩をしているというが・・・。ずっとここに住んでると、体まで寒冷地仕様になるのかしら・・・。



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2006年01月17日

連句への挑戦 子どもの作品から

昨日、「5・7・5」のリズムを楽しむため、言葉遊びの句を
いくつか例に出した後、同じような作品を子ども達に作らせてみた。
これは、それをパソコンで打ち出したもの。

こどものショートポエム作品.jpg

「5・7・5の最初の文字が同じ」句を作った子が多かった。
とっかかりやすいのかもしれない。
できるかどうか心配だったが、子ども達は、悩みながらも
15分くらいでじょうずに作っていた。
リズムがよく、言葉に対する感覚が鋭い。
この言葉の後にはどんな言葉を続ければしっくりいくか、
音と音を繋げたり、離したり、手のひらに転がして遊んでいる感じである。

うさぎのこjpg.JPG うそつきうさぎ.jpg

この句を作った女の子は、
「うさぎのこ うそがじょうずは」で後が続かなくて悩んでいた。
どうしても浮かばないようだったので、私が
「うまれつき」と後を続けた。
こういうのを続けていくと、連句になるのだろうか?
この子はウサギを飼っていて、以前図書室の「うちのペットコーナー」に写真を寄せてくれた。
これが、うそがじょうずなウサギか・・・。
私には、ウサギではなくて、とってもチャーミングなこの子自身のことをうたっているように思える。

名称未設定 1.わめわったjpg.JPG わんぽいぬ.jpg

これも女の子の作品。
いつものんびりしていて、鋭いという感じはないが、
一風変わった面白さがある子だ。
この作品はとてもよく出来ていると思う。
雨が降ると、散歩に行きたがらない犬も多い。
「今日は行かないよ」とばかり小屋の中にうずくまって出てこない犬の姿が
目に浮かぶ。
彼女も犬を飼っている。他にも、猫を飼ってる子は猫の句を作っていた。
子ども達にとって、動物というのは身近ないい題材のようだ。



 


posted by Helenaヘレナ at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 アニマシオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月16日

連句への挑戦A鑑賞編ー5・7・5のリズムを楽しもう。

今日から、4年生の授業で連句への試みをスタート。

まずは、5・7・5のリズムに慣れるために、
リズムに特徴のある句を例を挙げて読んでみた。

5・7・5の最初の文字が同じもの
・にわとりと 虹をながめる 庭の犬(にわとりと にじをながめる にわのいぬ)
・白鳥が 春の陽ざしに 羽ばたく日(はくちょうが はるのひざしに はばたくひ)

「ふたつの句は、共通点があります。どこでしょう?」
最初は漢字の入った句を見せてたずねたが、わからないようだったので、
ひらがなの句を見せたら、すぐに気がついたようだ。
*どちらの句も「しりとりあいうえお」(偕成社)から引用。

ダジャレ風
・サワガニが 百ぴきあつまり さわがにー*「どうぶつ句会」(学研)より引用
・竹馬や いろはにほへと ちりぢりに (久保田万太郎)
・サワガニと じゃんけんするとき グーを出す*「どうぶつ句会」(学研)より引用
・ネコヤナギ 春の陽あびて ニャーとなく*「どうぶつ句会」(学研)より引用


下線を隠して、「どういう言葉が入るでしょう?ダジャレ風です」

語尾が同じ音(韻を踏んでいる)
・サクラマス ニジマスヒメマス いただきマス*「どうぶつ句会」(学研)より引用
・やれうつな ハエが手をすり 足をする (小林一茶)

リズミカルな面白さ
・春がすみ ホーホケキョキョッと 谷わたる*「どうぶつ句会」(学研)より引用

擬態語の面白さ
・春の海 終日のたり のたりかな (与謝蕪村)
・うまそうな 雪がふうわり ふわりかな (小林一茶)

下線を隠して「どんな言葉が入るかな?」

対の言葉が入っている
・菜の花や 月は東に 日は西に (与謝蕪村)

最初に「菜の花や」を貼り、その右側に「月は東に」を貼る。
「左にくるのはどんな言葉でしょう?月は東にと反対の語が入っています」

動物語による俳句
・もーえーかい もーんもーんだ もんだだよー  もーた
・ねみゅいにゃら にーみゃ ねみゅって にょーもねみゅ

*「どうぶつはいくあそび」(のら書店)より引用

「人間の言葉に訳すとどんな句になるでしょう?」

以上のクイズをやった後に、同じような句を子ども達に作らせた。

れんく例句.jpg

れんく例句2.jpg





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