2009年07月03日

本の森学年別近況報告

gennkiippai.jpg

6月号の図書便りには、各学年の図書室での様子を載せた。
1年・2年・3年は、毎週の読書の時間の様子や、読み聞かせをした本の内容や反応など。
4年・5年・6年は、その学年で流行っている本、休み時間に図書室に来た時の様子、あと月に一度「図書館利用指導」を行っているので、その時のことなど。

(ちなみに4年生で流行っているのは『こびと大百科』。5年生で流行っているのは『マジックツリー・ハウス』と『キッカーズ』。6年生では歴史マンガものがダントツです。)

元気いっぱい!1年生
しっかり者の!2年生
みんなちがってみんないい!3年生
好奇心いっぱい!4年生
文武両道!5年生
やっぱり最高学年!6年生

それぞれの学年別に6パターン作ったわけだが、
これがなかなか好評だった。

校長先生からは「これを読むと各学年の様子が手にとるようにわかりますね」
とお褒めの言葉をいただいた。
担任の先生達も、「こんな風にそれぞれ作っていただけるんですね」
と嬉しそうだった。
また、読み聞かせボランティアの保護者からは、
「各学年ごとに内容が違うんですね。最初、みんな一緒かと思ったけど。
今月は4年生が特集なんだ、と思ったら、お兄ちゃんのを見たら、違ってたから」といわれた。

そうか。じゃあ学校に一人しか子供がいない保護者は、今月は偶然ウチの学年だわ。
と思ってたのかな?

でも実は、違っているところはそこだけじゃなくて、
金子みすゞの詩も、
低学年は「お日さん、雨さん」
中学年は「雨のあと」
高学年は「不思議」と3パターン
あたらしい本の紹介も、低学年向け・中学年向け・高学年向けと3パターン作ったのだ。
そこまで気がついてくれた保護者はいないだろうな。
もっとも、読んでくれているだけでありがたい。

最近ようやく、それぞれの学年のカラーがなんとなくわかるようになった。
去年は、3年と4年の子供が頭の中でゴッチャになっていて、
みんなただ騒々しいだけの衆に思えたものだ。
一年間って大きい。
特に異動したばかりは。


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2009年04月17日

オープン!

今週から、各学年でオリエンテーション(図書室利用案内)と
貸しだしをスタートした。

今年度は教育課程の「図書館利用指導年間計画」に沿って、
全学年毎月1時間ずつ、利用指導をやることになった。

この利用指導年間計画、前任校の教育課程にもあったが、
ずっと絵に描いた餅で終わっていた。
それもおかしいんじゃないかな?と思い、
昨年度末の教育課程検討会の折に、月に一度、時間を持つことを提案した。
高学年は授業時数を確保するのもギリギリの状態だから、
「無理です」という声が出るかと思ったが、すんなりOK!
真面目な先生達なのだ。

1年生〜3年生は週一度の読書の時間。
4年生〜6年生は月一度の読書の時間をとれることになった。

そういうわけで、オリエンテーションも例年ならば、高学年は利用案内+分類番号までやっていたのだけれど、「図書館利用指導年間計画」(長い!)で、5月に「分類」が出てくるので、
4月は利用案内のみ。
こっちもやりやすいし、子供達の方もシンプルな内容でよかったのでは。

ところで昨年のオリエンテーションの時とくらべて、
子供達の成長ぶりにはちょっとびっくりした。
特に2年生は、1年生が大勢入ってきたからか、急におとなっぽくなった。
お話を聞く態度もいいし、「かりていいんですか?」などと敬語を使う。
3月までは「一体、いつになったら成長するんかな〜」
とひそかに思っていたのだが・・・。
以前ある先生が言っていた
「1年生は、入学式に新しい1年生が入ってきたその2、3日で
急に成長するんだ」という言葉を思い出した。なるほど。

今日は、オリエンのラスト、6年生。
6年生相手はやっぱり緊張する。
5年生くらいまでは、ほとんどが聞くことで精一杯。
でも、6年生になると、自分なりの解釈を交えながら聞くから。
そして、6年生も驚くくらい成長した。
昨年のオリエンの時は、こっちが話している間中もずーっと
友達と喋っている子がたくさんいた。
黙って(黙らされているのではなく)、こちらの話に集中している姿は、頼もしく優しかった。


オリエンもすべて終わり、午後は休みをもらって、
娘の学校の授業参観+学年PTA+PTA総会へ行った。
なんだか実家に帰ってきたみたいにほっとした。
同じ学校でも、勤務先と娘の学校では全然違う。
私にとっては、娘の学校=前任校だからか。
と思っていたら、前年度の会長さんが、挨拶で
昨日行ってきた中学の総会のことをこう話していた。
「中学は大勢だし知らない人たちばかり。
でも、ここに来ると、知っている顔ばかりで、
うちに帰ってきたようにほっとします」
ああ、私だけじゃなかったんだ。

娘の教室で娘が座っている小さな椅子に腰掛け、
ふと顔をあげたら、窓の向こうに満開の桜が見えた。

さいごのさくらjpg.JPG
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2009年04月10日

来訪者

新年度の貸しだしは、来週から。
今週は、閉館してるわけではないのだが、誰も来ない。
昨年のこの時期は、どんなヤツが来たか、物珍しさもあってか、
チョロチョロ子供が顔を見せていたものだ。
一年かけて大して面白いヤツでもなさそうだ、と気づいたらしい(笑)

図書室がある北館で、常時機能しているのは、
図書室とパントリーだけだから、子どもが来ないのも無理はない。

来訪者は三人だった。

始業式の翌日の朝。
廊下側の窓をドンドン叩く音。
なんか、怒っている感じ。
怒ン、怒ン、怒ン、怒ン・・・。
ここ何ヶ月かそんな音を聞かなかったのに。
音が止んでしばらくして、ドアがそろっと開いて、
X君が隙間から体を滑り込ませた。
彼とは悪態をつかれたりついたりしながら一年かけていい関係を
築いてきた(?)
珍しくうつむいているので「どうしたの?」と声をかけると
「もう、やってられないよ」目が赤い。
「そうだよね。私だっていやになるもの。毎日」
とは言わずに、
「じゃあ、ちょっと休んでいけば」と言った。
「うん」と素直に(いつも素直なんだけど)ギネスブックなんかを
黙って読んでは、たまにポツリと話しかけてくる。
「ねえ、自転車でフランスを一周するレース知ってる?そのチャンピオンの名前がさ、えっと何だっけ?」
「よく知ってるね。テレビで見たの?」
「ううん、本」「へえー」
30分ほどいて、ほとんど黙って本を読み、また黙って出ていった。


二人目は、オタク派のY君。
とにかく図書室が大好きで、休み時間じゃなくても図書室にいた。
でも、今年度見たのは、今日が初めて。
気配もなくふらっと入ってきたので、
「何?5分休み?」と聞いてしまった。
「ううん、これから体育館に行くから寄った」
「あっ、そっ」と言うと、なんか懐かしそうに見回し、
「ひさしぶりだなあ」
「そうだよ、ずっと来なかったじゃん。・・・まあ、教室が楽しいってことかな」
黙っているので図星かな、と思ったら、ポツンと一言
「〇〇先生、いいよ」と言って、出て行った(やっぱ図星だった)。

三人目はZ君。
彼はよくキャスター付きの椅子に乗って現われたものだ。
が、今日は歩いて来た。しかも昼休み。
「失礼します」と礼儀正しい(いつも礼儀正しかったけど)。
黙ってしばらく本を読み、チャイムとともに急いで帰っていった。

四月最初の展示はこれ。

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どんな出会いが待っているかな?









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一年間

新しい春、新しい年度になった。
昨年4月、この学校に転任してきた当初
一年後にこうなっていたことが予想できただろうか?
そう、まさか、赴任して半年も経たない内に校内引越しをするなんて!
町内一大きな学校なのに、町内一小さな図書室。
でも、どんなに狭くても、迷うことはあるんですよね。
狭くても、奥は深いってこともありますから。
だから、新年度早々にやった仕事はこれ。
本当は昨年度の内にやらなければならなかったものだけど・・・。

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サインの下には、前任校で撮りためておいた雲の写真を貼り付けた。
本を置いているだけでは書斎と同じ。
サインや掲示で人と情報を共有しようとしてはじめて、
図書館とか図書室になると思った。

今年度も一年がんばりましょう。

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2009年01月14日

順番通りかな?

寒冷地は、昨日13日が始業式だった。
図書室はクリスマスバージョンから新年に模様替え。

丑虎.jpg

酉戌亥.jpg

新年早々、インフルエンザ(A型)に大当たりしたので、
結局、冬休み中にやった仕事はこれだけだった。

P1030211.JPG

この干支の人が今年、何歳になるかもわかるようにした。
私は、辰年。
そういうと、かわいい2年生の女の子が、
「あー、33歳?」と言ってくれる。
彼女も辰年。「本当はね、21歳なのよ」と言うと、
さすがに爆笑する。

このカード作ってはみたけれど、子ども達の反応は?
と思っていたけれど、案外、興味を持つ子が多い。

時々、順番を入れ替えてみても面白いかもしれない。
イノシシが勢い余って、ネズミを追い越したり、
ウサギがつい油断して居眠りしている間にウシに追い抜かれたり
することもあるかもしれない。
(ないか。あると、年齢が変わっちゃうものな・・・。)
「はい、どこが間違っているでしょう・正しい順番にしてください」
と言って、子ども達と遊ぶのもいいかも。

そうそう、今年は丑年でしたね。

丑とし.jpg

どこがいい?
う〜ん、やっぱりサーロインかな?それともヒレ?


この本を見て作りました。

干支を飾るグリーティングカード (しかけ絵本教室)
菊池 清
4499330572


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2008年11月28日

サイン

新しい図書室は、元々普通教室だったので、出入り口が二箇所あります。
管理面から考えても、出入り口は一箇所がいいので、
一方は締め切りにしました。

西.jpg

こちらからは入れません。

本の森、入り口はこちら。

東.jpg

書架のサインも作り始めました。

「本の森」なので、葉っぱのマークにしました。

あいうえお.jpg

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「先生、こっちの方が“森”らしいね。ここなんか、森の小道って感じ」

書架と書架の間を探検しながら、子ども達はそう言ってくれます。



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2008年11月22日

物置からの再出発

17日の月曜日からいよいよ引越しが始まった。
予定は午後からだったので、午前中一人寂しく書架から本を取り出していると、今回の責任者兼実行者の教頭先生が台車を2台引き連れて現われた。
「さあ、始めましょう!」
と声高らかにおっしゃるがと、
「えっ、教頭先生お一人ですか・・・」というこちらの戸惑いをよそに
あれよあれよという間に、空いた書架を台車に載せ運び去っていった。
しばらくして教務主任の先生、養護の先生も参加。
午後は担任以外の全先生が手伝いに来てくれて、
なんとたった一日で引越しは完了したのだった。

移転先は元・物置。
「物置」と書かれた避難経路図が壁に残っていた。

monooki.jpg

広さは一教室分くらいで、今までの図書室の半分程しかない。
全ての資料を持ってくることは不可能なので、
図鑑や事典、調べ学習用の図書は元の場所に置いてきた。
授業で資料を使う時は、担任の先生と一緒に元の図書室へ行き、
資料を選んだら、教室に持ち帰って学習する。
長居は危険ということだ。
新しい図書室は貸し出しと読書のみの使用。
机は3つ、椅子は18しか入らなかった。
200人近い児童がいる学校としてはとても足りない。
授業でクラス全員入ることも不可能。
幸い床がカーペット敷きなので、椅子がなくてもなんとかなるか!?

問題は山積みだが、それでも新しい図書室はとても居心地が良い
暖かいし、明るいし、なによりこの狭さがなんとも落ち着くのだ。
やっぱり私は、小さい部屋の方が性に合うんだわ〜。
と思っていたら、様子を見にきた子どもが入るなり、
「ここ、すごい落ち着く〜」と言った。
やっぱりそうなんだ。
部屋には、落ち着くところとそうでないところがあるんだなあ。

火曜日からは、書架の整理と掃除に追われた。
年度始め忙しくてやっていなかった机の中や収納棚の中も
使いやすいように整頓した。
月曜日の引越し疲れもあって、肩も腰もバリバリだが、新しい巣作りはとても楽しかった。
やりながら、ああ愛しい!やっぱりがなくっちゃね!と思った。

金曜日の五時過ぎ、ついに完成しました。
私が自分でレイアウトして、自分で整理した図書室。
正直なところ、問題は山積みでも多少危険はあっても、
もう引っ越したくない〜!

hikkoshigo.jpg

西側から.jpg

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2008年11月14日

本の森イエローカード

来週はいよいよ図書室のお引越し。
お引越しが終わるまで、図書室はクローズ。
なので、今週は特別貸しだし期間として、、毎日2さつ貸し出した。
しかし、その前にやらなければいけないことがあった。

返却日を過ぎている子への「本の森イエローカード」の発行だ。

イエローカード.jpg

もともとは、学校のイベント等で図書室から足が遠のいている子を
呼び込むことが一番の目的だったのだが、
調べてみたら、いるわ、いるわ、全学年、三分の二以上が返却日を過ぎていた。
さすがにちょっと頭にきたので、娘に「本の森番 怒りの一撃キャラ」
を描いてもらった。
ところが上がってきた絵を見ると、振り回しているかな棒がどう見てもエビフライにしか見えない。
本の森番怒りのエビフライになってしまった。
それで、「エビフライではありません」と注意書きをつけた。

本を返す時は、このカードも一緒に持ってきて、返した印のスタンプを
右下の化け物の口の中に押してもらうように伝えた。
その後は栞にも使ってもらえるように、ちょっといい紙で印刷した。

効果は上々。
子ども達は、みんな嬉しそうにイエローカードを持参してやってくると、「遅れてスミマセン」としおらしく頭を下げた後、こう聞いてきた。
「先生、これエビフライじゃなければ何なんですか?」
えっ、これ?海老天です・・・・。


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2008年11月09日

レイアウト

いよいよ、図書室のお引越しが決まった。
移転の理由は、耐震性に問題があるため。
もともと、危険な場所として有名ではあったが、
四川の大地震を機に、市の調査が入った。

上の階にあった教室はすでに、夏休み中に南館に移動した。
残るは図書室だけ。
南館はもう空き部屋がないので、
同じ館の反対側に位置する「物置」に移動することになった。
ところが、この「物置」、一般教室分の広さしかない!
それで調べ学習のための図書を今の図書室に残して、貸しだし頻度の高いものだけ移動する案が出た。
授業で調べ学習をする時のみ、先生の付き添いの上、元の図書室へ行き、資料を選んだら、
教室に持っていってやる。
他に方法がないから仕方ない、と言われても、司書としてなかなか納得できるものではなかった。
蔵書管理はできないし、図書室から足が遠のくことは必至だし、
第一、図鑑も事典もない図書室なんて・・・。
虫や魚の図鑑を見るために図書室に来る子だっているのだ。
図書室が建物のあっちとこっちに分かれたまま、
この先何年もやっていくなんてできるだろうか?

と、ぐだぐだ悩んでいる内、保護者や職員の声が少しは届いたのか、
もしかしたら仮設図書室が来年あたり建つかも、という情報が入ってきた。
そういうわけで、とりあえず安全を重視し第一段階の「物置」への移転が決まったのだ。

自宅の引越しは何度か経験したことがあるが、図書室の引越しは初めて。
フレディさんが起こしてくれた室内図面と書架や机の図面を、切り張りしながら、
レイアウトを考えた。

図書室に閉じこもり、一人悶々悩んでいると煮詰まってくる。
そういうわけで、週末は肩こりがひどかった。

引越しは再来週からなんだけど・・・・。

レイアウト図面.jpg










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これ、なんの葉っぱ?クイズ

これ、ナンノハッパ?.jpg

11月4日からスタートした「これ、なんの葉っぱ?クイズ」。
葉っぱなんかに興味を示してくれるかしら?
と今ひとつ不安だったが、思った以上に大盛況だった。

でも、子ども達がわかったのは「銀杏」と「もみじ」くらい。
中廊下の「学校の周りの木マップ」も見たことがないようだった。

「先生、わかんないよ〜、何これ?」と言うので、
「ほら、そこにある本で調べるんだよ」と答えると、
「えっ?本見ていいの?」と早速ページを繰り、目についた名前をめくらめっぽう言ってくる。
「もっと、ちゃんと見て。葉っぱの形が全然違うでしょ」
なんて、あきれていたのだが、毎日葉っぱを少しずつ足しながら、
二日目、三日目になると、図鑑の繰り方にも慣れてきた感じで、
またたくうちに、言い当てられて葉っぱはなくなっていった。

結局、予定していた日より早く用意していた栞が全部なくなって終了。
「え〜、もう終わっちゃたの?」
「先生、今度いつやる?」
こんなに評判がいいとは思わなかった。
「じゃあ、図書室の引越しが終わったら、新しいとこでまたやろうか」
と答えると、
「え〜、図書室、引っ越すの?どこに?」
と、そっちの話でまた盛り上がったのだった。

hananoki名前.jpg

栞の裏には、その葉っぱの名前のシールを貼った。
名前を覚えてもらえるように。
そして、それをあてた子の名前のシールも横に貼ってプレゼント。
やっぱり自分の名前が貼ってあると嬉しいみたいだ。
「ありがとう。大切にします」と言ってくれた女の子。
うん、大事にしてね。
でも、名前があるから、今度は挟んだまま本を返してもわかるよ。


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お引越し記念クイズ第1弾!!

今年も作った落ち葉のしおり。
どうしようか、思案していたが、やっぱり
「葉っぱの名前あてクイズ」に使うことにした。

前任校では、総合学習のテーマが「木」だったので、
子ども達はある程度、木の名前を知っていた。
しかし、今の学校の子はほとんど知らないだろう。
と思っていたら、中廊下には、“学校の周りの木マップ”
なるものがあった。
それならそのマップに沿って出題しよう、と思い、新たに
校庭や裏の林から落葉を拾った。

チラシも作った。

ク
イズチラシ.jpg

題して
としょしつお引越し記念第1弾!
「本の森秋のスペシャルクイズ」


そう、とうとうお引越しすることになったんだよねえ。
これが、そうとう頭痛い・・・。
だから少しでも楽しいことを企画して憂鬱を紛らわそうというわけです。
子ども達の反応はどうかな!?





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2008年08月09日

夏休みスペシャルクイズ

二週間前、実家の父が倒れた。
父の入院や病気の母のケアで姉と交替で実家へ行き、
家に帰ってきても、電話でやりとりをする日が続いている。
家にいても学校へ行っても、両親のことが頭から離れず、
何もする気が起きない。
さっき、ようやくブログを更新しようと思い、
その日のことを書いていたら、猫がパソコンの上を歩いて、
記事を全部消してしまった。
パソコンを歩くのはいつものことなのに、データを消したのは初めて。
猫は「自分は当然のことをやっただけ」というような顔で澄ましている。
そんな記事はやめろ、ということなのだろう。
でも、前回の記事がちょっと後ろ向きな内容だったので、
しばらくお休みしていた事情を説明させていただきました。


そういうわけで、私自身はともかく、学校も子どもも夏休み。
図書開館日には、真っ黒に色素沈着した子ども達が
ワラワラと図書室へ集まってくる。
1年生に「ヘレナ先生」と呼ばれると、おお覚えていてくれたのか!
と嬉しくなる。
私も子どもの顔を見たら、案外スンナリ名前が浮かんできて、自分でもビックリした。
仕事をする気にならない、と思いつつ、学校へ行って子ども達の顔を見ている間は、実家のしんどい状況を一時忘れていた。

特に夏休み中のイベントはやっていないけど、「夏休みのしおり」に
のせた「夏休みスペシャルクイズ」を拡大して、図書室の壁に貼った。

夏休supesyaru.jpg

ヒラメとカレイのクイズは新しく買ったこの本を参考にした。

どっちがどっち!?―にたものずかん (ニューワイドなるほど図鑑)
友永 たろ
4052026489


夏休みも残りあとわずか。
私は毎日暑くて、静かな秋が早く来て欲しい!と思うけど、
子ども達に聞くと、夏が一番好きで「永遠に夏だったらいい!」
のだそうだ。
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2008年07月11日

本の森を飾ろう!

水曜日は、第4回図書委員会だった。
年間活動計画の一学期の活動は、おすすめの本の紹介ポスターを
作ることで、もうとっくに終わってしまった。
さあ、何をやろうか?
実は、図書委員の女の子が以前「本の森のあたらしい友だち」を
書いてくれたことから、「本の森の友だちキャラ」を募集している。
キャラクターが集まったところで、図書委員さんがそれぞれの作品に
賞を決めることになっているのだ。
しかし、まだ枚数が集まっていない。

じゃあ、図書委員会でもキャラクターを描こうか、
と相談していたら、5年生の女の子が、
「ねえ、本の森なんだから、森らしく葉っぱとか描いて飾りつけしたい」と呟いた。
それ、いいじゃん、そうしよう!!
と言うと、「ヤッター」と嬉しそうに笑った。

そういうわけで、キャラクターを描くか飾りつけをするか、
各自やりたい方を選んで始めた。
みんなすごい集中力だった。
お喋りもしないで、黙々とイラストを描いたり、色画用紙を切ったり。
委員会の後は集団下校だったので焦ったが、
しっかり後片付けまでしていった。

飾りつけ、一部お目にかけましょう。

futabahonn.jpg
咲いたのは、花ではなく“本”。

tsuta.jpg
本棚に絡みつく蔓が素敵!

suika.jpg
西瓜も転がっている。

kocchiheoide.jpg
みんな「こっちへおいで!」


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2008年06月06日

ちょっと嬉しかったこと・・・

この頃の私の一日はこんな感じ。

8:05 学校着。すでに図書室には子供が来ている。
この学校は、朝も貸しだしがある。本来8時には着いていたいところだが・・・。
でも図書委員さんが誰かしら来てくれているので安心。

8:15 朝の職員打ち合わせ

8:30 図書室へ行き、机を拭き、鉢の植物に水をやる。

午前中は 

@本の森たんけん(読書マラソン)の感想用紙を色画用紙に印刷しカッターで切る。
感想用紙は一冊につき一枚なのですぐになくなってしまうのだ。

A調べ学習で子供が突然一クラスやってきて、その対応に追われる。
まだどこにどんな本があるか把握できていないのでうまくいかない。
また、ああその本ならあるある、と思ったら前任校にあったという具合。

Bそうこうしている内、ロングの休み時間に突入。
子供が貸しだしにやってくる。
殆どの子が「本の森たんけん」の本を借りている子供なので、
感想用紙をその場で読んでスタンプを2種類押す。
ズラリと子供の列ができる。
子供の感想を読むのは楽しい。感想はどれも実に素直で正直。

C低学年の読書の時間が入る。
また「本の森たんけん」の貸しだし。
本を1冊読み聞かせる。この選書にけっこう悩む。
気に入っている本は全部「本の森たんけん」の本リストに入れてしまったからだ。

12:35 給食へ職員室へ。
1:00 食べ終わり、全員の湯のみ茶碗を教務の女性の先生達と一緒に洗う。

昼休みはまた貸しだし。掃除になると、2年生の掃除指導。
2年生はかわいいが、一緒に掃除するのはエライ(しんどい、の方言)

午後もまた突然、調べ学習か学年貸しだしに子供がやってくる。


なんだかバタバタしている内に一日が過ぎていく。


でも今日はちょっと嬉しいことがあった。

昼近くに男の子が一人入ってきた。何年生かわからない。
多分、3、4年だと思うが・・・。

「授業でゴリラの絵を書きたいので図鑑を見せてください」

どうぞ、どうぞ、ゴリラなら私も好きよ。
などと言いながら、図鑑を何冊か一緒に捜す。

「ここで書いていいですか?」と言うので、どうぞ、どうぞ、
と、私は暫しパソコンに向かった。

「かけたけど、ちょっと変になっちゃった」

というのでプリントを覗き込むと、何度も消しゴムで書き直した跡のあるゴリラの顔が書いてあった。

いいじゃん、うまいよ。と言いつつ、プリントを見ると

「学校でみつけたおもしろいもの」というテーマが目に入った。

ん?ゴリラ・・・???ここら辺りにサルはいてもゴリラは・・・?
と思い、

これ、どういうこと?と尋ねた。

男の子は俯いたまま、

「あのね、さっき外を見たら、空に浮かんでた」

空に浮かんで・・・、もしかしたらゴリラの顔の形をした雲?

男の子はコクリと頷いた。

そういえば、私も雲をコレクションしてた頃があったなあ、と懐かしく思い出したのだった。

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2008年05月03日

一ヶ月

昨日、職員室で、
「私、子ども達の名前が全然覚えられなくて・・」と言うと、
同僚の先生がこう励ましてくださった。
「だって、まだ一ヶ月だもの」

一ヶ月・・・なんだ!

その時間の感覚に驚いた。
あの衝撃的な異動宣告からもう何年も経ってしまったような、
もしくはまだ三日も経っていないような・・・。
人間の感覚というものは誠に不思議!


この一ヶ月で気がついたこと。

図書室での子ども達のマナーが素晴らしいこと。

現在の学校は、高原のリゾート地といった前任校から、
6キロ程下ったところにある。
昔ながらの商店街が近く、隣接して大きな工場がある。
いわゆる町場なので、物怖じしない活発な子ども達という印象があった。
確かに、着任早々から「先生は学校にお勤めするの初めて?」
といった大人びた質問を受けたり、早速お手紙をいただいたりもした。
人数が多いせいか、廊下を走る音やはしゃぐ声も前任校の比ではない。
図書室でもさぞかし元気な姿が見られるだろう、と思っていたのだが、
予想に反し、びっくりするほど、大人しい。
本を借りる時は「かります」としっかり言ってから、読書ファイルと借りる本をこちらに見せてくれる。
「返す日がちょっと過ぎてしまいました」と、
こちらが何か言う前に謝ってくれる。

新任の先生だから遠慮しているのだろう、とも思ったが、
見守る内に、その態度はしっかり身についているもののようだ、
とわかった。
男の子達が何人か連れ立って入ってきても、後は静かにそれぞれ
読書している。
あまりに静かで、何かやって盛り上げなければいけないような気になるのは、
前任校でついた悪い癖だろう。
思えば、前任校のプレールームのような騒々しさも、辿れば私が原因だったのか・・・・。
図書室というのは、本来こういった場所なのだ!!!
と愕然とした。

しかし、フォローもしておこう(自分で)。
前任校に在籍している娘の情報では、
彼女達5年生のクラスで現在もっぱら流行っている本が、
ロアルド・ダール、森絵都、他にも「かはたれ」や「春のオルガン」等、6年生や中学生向けのものだという。
これには、在任中の私の努力も多少は影響しているのではないだろうか?と自画自賛で自分を慰めよう・・・・。

現在の図書室で借りられている本を見ると、
圧倒的に「ゾロリ」が多い。
全巻揃っているのだが、いつも書棚に残っているのは4、5冊ほど。
それ以外は「平成の怪談シリーズ」や漫画伝記シリーズなど。

昨年、子ども達の読書の幅を広げる目的で、
教師、司書が選定した課題図書を40冊読ませる「読書マラソン
が実施され、大きな成果を挙げたらしい。
子ども達にも好評だったようで、
「先生、読書マラソンはいつから始めるの?」という質問をこれまでにも何度か受けた。
今年度の教育課程にもすでに入っているので、やらなければならない。
この何週間か、その準備にかかりきりだった。

昨年度のものをそのままやるつもりはない。
良さはそのまま残し、改善すべき点も含めて、私なりのスタイルでやりたいと思っている。

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前任校では、毎日2冊貸しだしだったが、
現在の学校では第三金曜日のみ2冊の貸しだし。
すぐ2冊にしてもよかったのだが、しばらくは様子見ということで、
毎週金曜日を2冊貸しだしにした。
おかげで金曜日は満員御礼!!!
子ども達はみんな大喜びである。

金曜日はこのお知らせ板をカウンターに置くのだが、
それを見たある男の子が言った一言。

「ボナちゃん・・・本の森の妖怪だって!」





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2008年04月20日

一週間

つい三週間前までは思いしなかったことだが、
この頃、一週間がとても長い。
あまりに長いので、今週は一体どんな週になることかと、
ワクワクドキドキ!期待に胸が膨らむ。

先週は、年度始めのオリエンテーションで幕があけた。
実質、子ども達の前で初めて話しをする機会であり、
緊張しなかったといえば嘘になる。
それでも、前任校での6年間の積み重ねのおかげで、
なんとかいいスタートを切れた気がする。

1年生〜3年生までは、図書室でのお約束・本の借り方、返し方を
中心に、4年生〜6年生はそれに加えて分類番号の説明もした。

一番、静かに聞いてくれたのは6年生。
この学校の新6年生はとてもしっかりしていて、
ついこの間まで5年生だったとは思えない。
もう何年も6年生をやっています、という感じ。
賢くて、そして親切。
分類番号に関しても、今まで体系だってお勉強をしてこなかった
ようだが、その割りに理解できている。
6年生が素敵だと、その学校は総じていい方向へ行く。
未来は明るい。

元気が良くて、チャキチャキしているのは3年生。
とりあえずはみんな手を挙げる。
でも、指名すると、笑顔で「わかりません」。
かわいい!
困ったのは、
「授業で本を借りる時、どうやって図書室に入ってきますか?
実演してみてください」
と言った時、「やりた〜い」と手を挙げた女の子が、いざその場になると泣き出してしまったこと。


一番騒がしかったのが、5年生。
担任の先生に急な出張が入って引率できなかったせいもあるが、
この学年は問題児(?)が多い、らしい・・・???
でも、私はこういうクラス、嫌いではない。
一番騒がしいけど、反応も一番いい。
「今までは第3金曜日のみ2冊借りれましたが、今年度からは
毎週金曜日2冊借りられるようにしました」
と発表したら、「おー」と拍手が沸き起こった。
オリエンテーション後の休み時間にも、しょっちゅう来てくれる。
「本の森だー」「先生、また借りに来たよー」
と声をかけてくれる。


先週は調べ学習にも早速対応しなければならなかった。
4年生が「地球温暖化」の調べ学習に来た。
担任の先生は出張、引率の先生は一人来てくれたが、
事前に資料を集めることができなかったので、大変だった。
前任校は環境の本が充実していたので、図書館から借りてくる必要は
なかったが、新しい学校は環境関連の本がさほど多くない上、
難しい本が多い。
「地球温暖化」というテーマ自体、小学4年生には難しいのだが・・。


週の後半に、ようやく書棚にじっくり目を通す時間が取れた。
そこで見つけたのは、前任校で悩んだ末やっと廃棄した大量の
古い本の山だった。


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posted by Helenaヘレナ at 22:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

娘の学校

昨日、授業参観とPTA総会のために娘の学校へ行って来た。
娘の学校―とは、つまり前任校である。
実は、先週もPTA役員会で行ったばかり。
その時は、離任以来はじめての訪問で、
まるで恋人に会うような気持ちで、有頂天で出かけていった。

懐かしい子供たちに、
「やっぱり、ヘレナ先生じゃないとダメだよ」
と言われれば、もう嬉しくて天にも昇る心持だったが、
そこは抑えて、
「大丈夫。新しい司書の先生の先生はすごくいい先生よ」
などと言ってみたりもした。

職員室に行けば、どの先生もやたらと愛しく見え、
在任中よりリラックスできたほどだった。

そして、図書室へ行くと、折りしも委員会活動の真っ最中。
今年度の年間活動計画を立てるため打ち合わせが行われていた。
そしてそこには、図書委員になった娘の姿が―。
「ハルナちゃん、お母さんがいなくなった途端図書委員になって、
一緒だといやだったの?」とお友だちから言われたそうな。

しかし、それより何より私がショックだったのが、
図書室がガラリと変わっていたことだった。

後任の司書は、友人でもあり市内の司書の中でも一番信頼している
ルミコさん。
いきなりの異動通告で唯一の救いが、この図書室に来るのが、
彼女だったこと。
そして彼女は、自分のスタイルとポリシーをしっかりと持った
司書だった。
だからある程度変わることは予想できたはずなのが、
しかし、ここまで生まれ変わるとは・・・。

書架を減らしたわけでも増やしたわけでもないし、
大きくレイアウトを変えたわけでもないのに、
(大体レイアウトはもう変えようがなかったので)
どうしたら、こんなにスッキリ美しくなるのだろう!
私がいた時には、あんなに込み合って窮屈だったスペースが
とても広々して見える。

私は、元の自分の図書室ではなく、彼女が新しく手がけた図書室を訪れているのだ、とその時思った。

図書室は司書次第。
やはりその中心は人なのだ。


訪問2回目の今回、見知らぬ1年生や転入生の姿がやたらと目についた。
そして懐かしい子ども達の姿もまた、どことなく新鮮でよそよそしく、
古巣はすっかり新しい場所になっていた。




posted by Helenaヘレナ at 21:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月13日

本の森通信

ご無沙汰しております。
昨日、ようやく記事を更新することができました。
前の図書室と共にこのブログも終わりにしようか、
とも思ったのですが・・・。
励ましてくださったたくさんの方々のご好意と、
フレディさんの、
「せっかくここまでやったんだから、もう少し続けてみたら?
一週間に一回程度の更新でいいじゃん!」
という軽〜い一言のおかげで、続けることができました。
ありがとうございます。


新しい学校の図書室に来て、二週間。
慣れない場所で緊張しまくり、職員室での自己紹介で間違って
娘の名前を言ってしまい、終了後校長先生に、
「この字で、ハルナさんとお呼びするんですか?」
と尋ねられ、ようやく気づく有様。
それでも職員会議は続き、訳がわからないまま提案までしてしまった。

異動って本当に大変ですね。
引越しや転職は幾度かしたことがあったけど、
こんなにしんどくなかったです。
それとも年と共に、新しい場所に適応する能力が衰えてきたのでしょうか?

そのドタバタの中でやった仕事がこれ。

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図書室便り「本の森通信」です。

「なんですか?これは?」と言われたらどうしよう???
とこわごわ校長先生に見せたところ、
「とても素敵なお便りですね」と誉めていただき、嬉しかった。

なんとかやっていく自信も少し出てきました。
さて、来週からは、図書室利用のオリエンテーション。
また長〜い一週間が始まります。

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posted by Helenaヘレナ at 17:20| Comment(22) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

ようこそ、本の森へ―

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ようこそ、本の森へ。
私が森番をつとめるヘレナと申します。
森番としては、まだかけだしの身ですが、
みなさんが気持ちよくお過ごしいただけるように
精一杯勤めさせていただきますので、なんなりとお申し付けくださいますよう―。


あの衝撃の異動通告から三日後、新しい勤め先を見にいった。
図書室は、北側校舎の、殆ど日が射さない端にひっそりと存在していた。
ドアを開けると、ひんやりとした空気が足元を流れ、
外はいいお天気なのに、ぼんやり薄暗かった。
見上げるような高い書架に、本がずらりと並んでいて、
誰一人、足を踏み入れたことのない森に迷い込んだ気がする。
締め切られたカーテンの隙間から幽かに射し込む日の光が
床に反射して、木漏れ日のように揺れていたのを覚えている。

それから数日後、覚悟を決めて再びそこを訪れた私は、
この図書室を「本の森」と呼ぶことにした。
そう名づけることによって、ようやく私の新たな図書室運営が
始まったのだ。

これが、我が新天地「本の森」からの眺めです。

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posted by Helenaヘレナ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月26日

最後の図書室

異動になった。
知らされたのは、24日の夕方。
校長先生から「異動になっちゃったよ」と言われた時は、
「また、先生ったら冗談ばっかり」と笑い飛ばしていた。
冗談じゃないとわかって、ショックでどうしたらいいか
わからなくなってしまった。

25日の離任式は、泣きに泣いた。
見ていた娘はさぞかし恥ずかしかったことだろう。

この図書室の最後の司書になるのが私の夢だった。
それが叶わないとわかった時、
悲しいと、を通り越して、痛かった。
母親からムリヤリ引き離された子供のような気持ちだった。


新しい学校は今の倍くらいの規模。
町内では唯一の大規模校?????だ。
次に行く場所があるのだから、幸せだと思おうと努力している
のだけど、まだ、心の半分くらい寂しさが占めている。


新しい図書室からまたブログを発信したいと思っていますが、
いつになるか、わかりません。
その時はまたよろしくお願いします。




posted by Helenaヘレナ at 17:29| Comment(20) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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