2007年03月30日

昆虫カルトクイズ

正式に続投が決まったので、新しい企画を立ち上げた。
正確には「昆虫かるたクイズ」。

イ?jpg.JPG

一昨年度やっていた「さかな漢字クイズ」の姉妹編といったところだろうか。
この辺りは海はないが、森はたくさんある。
なんてったって風呂場にクワガタがいた!という土地柄である。
(これは私の体験談)
魚よりむしろ昆虫の方が子ども達には身近なはずだ。
その証拠に三年生の〇くんは、大の昆虫好き。
以前、教室に入ってきたトンボを、やおら手づかみで
捕まえ、そのまま机の中のお道具箱にしまっていた。
〇くんは、きっと嬉々としてクイズに挑戦してくれるに
違いない。彼の喜ぶ顔が目に浮かぶ。

「昆虫かるた」という強い味方があるが、
ウラをとるため、図鑑で詳しく調べる必要がある。
「小学館の図鑑NEO」「学研の図鑑 ニューワイド 昆虫」
「大自然のふしぎ 昆虫の生態図鑑」(学研)と
首っ引きで、4月〜7月まで1学期分のクイズを考えた。
リアル拡大された昆虫の写真をじっくり見て、すっかり気分が悪くなってしまったが、
新しい知識もたくさん吸収できた。
例えば、セミが鳴くのはオスだけでメスは鳴かない、とか
トンボは、羽を広げて止まるか閉じて止まるかで種類がわかる、とか、
サムライアリは、クロヤマアリを奴隷にする、とか。
12月までこの企画をやり通したら、昆虫博士になれるかもしれない。

4月の第1回目は「蝶の羽」がテーマ。
「メスグロヒョウモン」という蝶は、メスとオスでは見た目が全く違うのだが、
そういうのを「昆虫の多型化現象」(「大自然のふしぎ 昆虫の生態図鑑」(学研)より)というのだそうだ。
雌雄で違う以外に、生まれる季節で違ったり、
擬態の対象によって違ったり、住んでいる地域で違ったりするそうである。
その解説がこれ。
「もんしろちょうのひみつ」「あげはちょうのひみつ」「めすぐろひょうもんのひみつ」である。

?.jpg ?.jpg ??.jpg 

昆虫はおくが深い。その生態は実に緻密で精巧にできている。
うまく出来てるなあ、という感じ。
しかし、さかな漢字クイズの時もそうだったけど、
作業をやり終えてしまうと、すっかり忘れちゃうんだよね。
昆虫博士はムリかも。
〇くんに弟子入りして、本物に接しないといけないかな。(コワイけど・・・)



posted by Helenaヘレナ at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

身辺整理Part2!

3月20日は、卒業式だった。
私はいつものように、撮影係。
主に証書授与のスナップを撮る。
「責任重大だね」と言われるが、子ども達の晴れの姿を
一番いい場所から見られるのだから、ありがたいことだ。
泣きじゃくりながら卒業の歌を歌っている卒業生達を
見て、こちらも泣きそうになってしまった。
ふと見ると、担任の先生も号泣していた。
笑顔もかわいいが、泣き顔もかわいい。
卒業生も担任の先生もー。


本当は、この記事を当日アップするつもりだったのだが、
家に帰ったら、実家の親のことでいろいろ連絡が入り、
それどころではなくなってしまった。
昨日はいろいろと考えさせられる一日だった。
私が仕事をやめて遠距離介護をするのが一番いいのかもしれない・・・。
でも、そうしたら、自分は親を恨むかもしれない、
精神的に潰れてしまうかもしれない・・・。
考えれば考えるほど、くら〜くなってしまった。
そこへ、友人が酒持参で遊びに来てくれた。
「おいし〜い、昼間から飲めるなんて幸せだね」
なんてヘラヘラしてたら、少し気分が良くなった。
アルコール力と友人力は偉大である。
思いつめたところで、結局なるようにしかならないのだ。

そういうわけで、今日は身辺整理Part2!をしている。
辞めると決めたわけじゃなくて、お仕事はもう図書室の整理
しか残ってないのだ。
いつも、4月になる寸前まで、異動がわからない。
春休みは事情によっては出てこられないかもしれないので、
もしもの時のために早めに片付けておかなければ・・。
しかし、実に私物が多い!
なんだかここに住んでいたみたい。
学校勤務は初めてで、事情に疎かったので、
ホワイトボードだの、スタンプだの、小物入れだの、
必要なものは最初に自分で買い揃えてしまったのだ。
学校で買ってもらえるなんて、知らなかった。
う〜ん、これだけの量を家に持ち帰るには、軽トラ一台要るな。
どうか、異動がありませんように・・・・。

と祈っていたら、3年生からパフェの差し入れがあった。

パフェ

おたのしみ会で作ったので、おすそわけしてくれたらしい。
スプーンを取りに職員室へ行くと、校長先生から
「いちご、何個乗ってました?」と聞かれた。
「半割りを二つかな」と答えると、
「この二人、五つ乗ってたんだって!」と教務の先生と事務の
先生を差し、憤慨したご様子でおっしゃった。
「まあ、それはひいきですね!」と答えつつ、
ああ、年度なんか変わらなければいいのに、
ずっとこのメンバーでいいのになあ・・・、
と心の中でつぶやいた。



posted by Helenaヘレナ at 12:18| Comment(5) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

たまには思い出してね・・・

明日、6年間の読書の記録「どくしょノート」を返す。
毎年、6年間で何冊読んだか、と私からのメッセージを
つけている。

今年は少し、バージョンアップした。

[jpg.JPG

デジカメで撮った図書室の写真をメッセージカードに
入れ込んだのだ。
左側のエンピツのおりがみは、卒業俳句栞を差し込む所。

[.jpg

栞を入れると、こうなります。
「遊ぶ・かざる・使う デザイン折り紙B折り紙ファンジー小物」(学研)を見て作りました。

中学へ行っても、たまには図書室を思い出して欲しいな、
という思いをこめて、こうした。
中学にはもっと大きな図書室があって、本もたくさん
あるだろうけど・・・。

本当は私の写真もつければよかったかしら。
二十代の頃の写真とか・・・。
posted by Helenaヘレナ at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

いつの日か花咲かせし君

jpg.JPG
 
今年度最後の市の司書研究会で、
「卒業生に何かメッセージを贈っていますか?」
という話題が出た。
殆どの司書が何かやっているようで、
6年間で読んだ冊数とお祝いの言葉を書くというパターンが
一番多かった。
他に、仕掛けカードを作ったり、栞を贈ったり、という人
もいた。

私は、毎年、メッセージと本人の「卒業俳句」を栞に
したものを贈っている。
卒業俳句の栞は、今年で三年目。
片面に本人の句、もう片面に担任の先生の句。

俳句も毎年傾向があって、
昨年は、「桜」という字を入れ込んで詠む子が多かった。
この辺の桜の時期は、4月中旬以降だが、
やはり桜舞う中、卒業したいのだろう。
今年は「桜」は一名のみ。
替わりに「六年間」と「さようなら」という文字が目についた。
六年間という年月を過した達成感と、名残惜しさが
あるのだろう。

「いつの日か花咲かせし君」とは、担任の先生の作品の「五・七」の部分を拝借した。
しかし、先生には、「五・七・五」では語りつくせない思いが
あったらしい。
その後「七・七」と続き、卒業の俳句ではなく「短歌」に
なってしまった。

6年生は、今日の集団下校後も卒業文集の作業で、居残り。
さっき女の子が突然図書室へやってきて、渡す前の栞を見られてしまった。
「まだまだかかりそうなの?」と尋ねると、
「うん、先生呼びかけも協力してほしいんだって。やっぱり
先生一人じゃダメなんだね」

きっと先生は、一分でも長く貴方達と一緒にいたいのよ。
あふれる思いが、俳句を短歌に変えたように・・・。





posted by Helenaヘレナ at 14:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

飛行船ギャラリー大増刊号!

今日は、今年度最後の貸し出し日。
・・・の割りに、借りにくる子が少なかった。
再三お知らせしたにも関わらず、知らない子がけっこういた。
「最後の貸し出しですよ〜」と言うと、
「え〜、そうなの?」という感じ。
「そうなの?」じゃないっっ!

例年、この時期になると、貸し出しが若干減る。
あたかも、今年度図書室にある本は
『もうみ〜んな読んじゃった!』というかのようだ。
確かに自分の好きなジャンルの本は、あらかた読んでしまった
という子もいないではないが・・・。

そして、この時期、なぜか6年生の男子の訪問が増える。
ストーブのそばでチェスをしたり、だべったり。
そこへ、担任の先生が現われ、
「そんなことしてる場合じゃないだろ?」とか言われて、
教室へ連れ戻される。
どうやら、担任の先生から身を隠すために来ているらしい。

M[.jpg

今日の私の仕事。
子ども達のイラストを掲載している「飛行船ギャラリー」の3月号を出すこと。
イラストは一人一点と決めているのだが、今年度最後なので、一人二点までOKにした。
そうしたら、くるわ、くるわ、で、38点の作品が寄せられ、全部で7枚になってしまった。
それぞれ「ファッショナブル大賞」だの「ハッピーマスコット大賞」だの「恐竜王国大賞」だのと、「賞」を考え、「コメント」をつけて、子供のイラストに合うフレームを編集ソフトから選び、
イラストをコピーし、貼り付けて、両面印刷する。
もう何年もやっているので、短時間でできるようにはなったが、それでも、今回は大変だった。

いつもは、図書室だよりの後ろにこそっとつけて出しているのだが、
今月号の図書室だよりは、来週出す予定なので、
先に「ギャラリー」だけ単独で出すことにした。

職員室で印刷していると、教頭先生が「ふ〜ん」という感じで覗いてくる。
紙の無駄と言われたら、どうしよう、とヒヤヒヤして、思わず
「そんなに見つめないで下さい」と言ってしまった。
教頭先生は、
「へえ、この絵、うまいじゃん、だれが書いたの?」(ペンネームで出す子が多いので)
と興味シンシンの様子。
「あの子が?意外な一面があるんだね」と言ってくれた。
せちがらい事を言われずに済んで、ほっとした。
理解のある先生方で、感謝、感謝!

子ども達は、本編の図書室だよりよりも、
この番外編の「ギャラリー」が出るのを楽しみに待っている。
なんとか図書室だよりを読んで欲しくて、子供のイラストを載せれば、
興味を持ってくれるかな?と思ったのがそもそものきっかけだったのだが。

ギリギリ本日中に渡せて一安心。
イラストを寄稿した5年生の女の子たちが、
「見たよ〜」と言って、図書室に入ってきた。

「先生、また四月からもやってね。だからここにいなくちゃダメだよ。
大丈夫、私達が校長先生に飛ばされないように頼んであげるから」
と心づよい言葉をかけてくれた。
「ありがとう。頼んだよ」と言うと、

「大体さあ、先生ここ以外、行くところあるの?」

う〜ん、ないかもしれないね・・・・。

posted by Helenaヘレナ at 17:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月01日

辛口

先日、図書当番の女の子に聞かれた。
「先生は、小学校の時いじめられたことある?」
「あるよ」
と答えると、もう一人の図書当番の男の子が一言。
「ええっ、そんなに気が強いのに?」
彼はここに来る前、校庭でサッカーをしていた。
見つけた私がベランダから拡声器で、
「〇くん、図書当番です。〇くん、図書当番です」
と、呼んだのが、多分原因だろう。

小学校に勤務された経験のある方なら、
一度ならずも、子ども達の心ない言葉に傷ついたことがあるに違いない。
(まさか、私だけとは言わせない)

先日も廊下で出くわした5年生の女子に
「ああ、長細い人だ!」
と言われた。
私は、えんぴつかっ!

よほどビックに見えるようで、以前にも
「ヘレナ先生と〇〇先生って、どっちがデカイ?」
と尋ねられたことがあった。
〇〇先生というのは、180センチを超える横幅も悠々とした
巨漢の先生である。
一体、何を見ているのか???

気分転換に化粧を変えたら、指を指されて大笑いされたこともある。
それを担任に愚痴ったら、
「ごめんなさいね。子供って正直だから」
子供も子供なら、担任も担任だ!!!

でも恐ろしいのは、この先生の言うように、
子供は正直に言っているだけ、ということ。
彼らの言葉には、思いやりや遠慮のかけらもない。
見たまんま。
だから、それは真実に限りなく近いのだろう。
考えようによっては、心にもないお世辞を言われるより、
よほど清々しいかもしれない!?

しかし、あまり年齢のことをしつこく言われると
さすがに腹が立つ。
「私達は、ピチピチだもんね〜」などと得意がっているので、思わず、
「あのね、私にだって誰にだって若い頃はあったの。
そんな平凡なことを自慢しないでくれる?
なんの努力も要らないじゃん」と言っってやった。

夜、このことをフレディさんに話した。

「何ムキになってんの?
そんなムキになるから、からかわれるんだよ。
面白いもん」

そうか、私はからかわれていたんだ・・・。
と、気づいた夕べでした。






posted by Helenaヘレナ at 09:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

道標も地図もない広い世界へ

今日は、卒業文集に載せる教職員メッセージの
原稿締め切り日である。

毎年、何を書こうか頭を悩ませるのだが、
今年は特にしんどかった。
今週一週間、学校にいる間はもちろん、
家に帰ってからも悩み続けた。

比較的書きやすい人たち(卒業生たち)もいて、
昨年などはスルスルと出てきた。
授業などで接する機会が多かったし、
その上個性的というか、まとまりがないというか、
そんなメンツばかりだったから。

今年卒業していく子たちは、
私がこの学校に来た時、まだ2年生だった。
近所に住む友人のお子もいて、そのせいかどうか、
いつまでたっても2年生だった頃の面影が抜けない。

6年生になって急に大人っぽくなられても、
「なーんだ、ちょっと前まで『オレさまはなー』とか
『〇子ねえ』なんて言ってたくせに・・・」と
思ってしまう。
授業もあまりやる機会はなかったし、
性格的にも、素直でにこにこほがらかな子が
圧倒的に多い。

昨年はこねても丸めても、なんだかデコボコしてて、
全然きれいな球ができないじゃん!
という感じだったのが、
今年は、ちょっとこねれば綺麗に丸まって、
その上どの面を見ても艶々と垢抜けしている。

まあ、担任ではないから、本当のところ(?)は
わからない。


司書の先生だから、本を紹介しながら、
という方法を取りたかったが、連想できる話はなく、
ふと覗いた谷川俊太郎さんの詩を読んでいる内、
伝える言葉が自然と浮かんできた。

ドキン

「谷川俊太郎少年詩集」(理論社)「みち8」という詩を引用した。

ひとばんのうちに すべてのみちがきえてしまった!
おおきなみちもちいさなみちも
まっしろなゆきのしたに
(中略)
どんなみちしるべもちずもない
(中略)
どこへでもゆけるそのまぶしさに
こころはかえってたちすくむ
おおぞらへつづくひとすじのあしあとを
めをつむりゆめみながら(本文引用)


『この詩が表しているのは、みなさんの「今」です。
一晩の内に、今まで辿ってきた道は、消えてしまいました。
なぜならそれは、みなさんを愛し慈しんでくれた大人が
導いてきた道だから。
みなさんは手をひかれるままにただついてきただけですね。
でもこれから先は、一人で行ってください。
どうやって行くのか?簡単です。
ただ選べばいい・・・』

考えてみれば、「人生」は「選択」の連続だ。
一つの道を選ぶことは、他の道を捨てることであり、
それに付随するあらゆる「可能性」をあきらめることである。
だから、「選ぶ」ことは本当は難しい。
私達は、重要な人生の選択をする時、ものすごく
エネルギーを消耗する。
面倒でいっそ誰かに決めてもらいたい、と思う。
選択した後のもろもろの責任を負いたくないとも思う。
優柔不断な私は、結局決められなくてウロウロした末に
「運命」に決めていただいたことも何度かある。
しかし、それも最終的に私自身が招いた結果として、
ふりかかってくるのだ。
どんな「選択」をしたかが、イコールその人自身のアイデンティティを形作っていく。

小学生は手取り足取り、お世話を焼かれて「うるさいなあ」
と内心思いながら、その心地よさに浸っている。
そこを抜け出すのは、淋しくもあり清々しくもあるのだろうけど
それを見送る大人は、きっと淋しい一方なのだろうなあ。




posted by Helenaヘレナ at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

小さな世界

毎日図書室に通っては、絵を書いていく男の子がいる。
丸めがね、なぜかマスクを着用していることが多く、毛糸の帽子が異様に似合う。
ちょっと見、のびた君に似ていなくもない。

いつも一人でやってきては、廃紙利用のメモ用紙の裏に紙
黙って書き書きしては、「はい」と私にプレゼントしてくれる。
たまに私が席を外している時は、机の上かカウンターの中に
その日の作品が放り込んである。
休みの日は一日ゲームをして過すという、典型的なオタクの
子だ。
いつも一人で来るが、特に淋しそうでもなければ、
卑屈でもなく、ゴーイングマイウエイ!マイペース!
の姿勢には見習いたいものがある。

彼からプレゼントされた絵はもう何十枚にもなるのだが、
捨てる訳にもいかず、図書郵便の時作った配達バックに
突っ込んである。

最初は棒人間がテポドンに吹き飛ばされる絵や、
武器で殺傷されたたくさんの棒人間が血をドバーっと
噴出している絵ばかりだった。
しかし、最近は、私のリクエストに応えてくれているのか、
恐竜やらピラミッドやらスフィンクスやら、サンタさんやら、
ガイコツやら、リーゼント不良やら、果ては漢字でできた世界といったものまで、幅が広がった。

彼の絵の特徴、それは、とにかく小さいことである。
3ミリの棒人間とか、5ミリ四方の鳥とか。
巨大なことがその売りとされている恐竜でさえ、
せいぜい3センチあるかないか。
コメントやセリフが書かれているものも多いのだが、
その字ももちろん小さくて、私などは紙に顔を思い切り
近づけないと、何が書いてあるのか読めない。

もう一つの特徴は、その絵が非常に精巧に書かれている、ということである。
上手な子の絵というのは「線」が違うが、彼はまさにそう。
先の尖ったエンピツで描かれた線は、迷ったりふらついたりすることなく、正確で美しい形に完結する。
また、描かれた絵には、まさに彼独自の世界観が現われていて、
これは、フジコフジオとか、赤塚フジオとかそういう
類まれな才能かもしれない・・・と最近思えてきた。

月に一回発行している「飛行船ギャラリー」に時折
作品を出してくれる。

Ejpg.JPG

この時は、怪談レストランのカラス天狗を書いてくれた。
珍しくオリジナルキャラではないが、
彼のオリジナリティは、ここでも発揮されている。
カラス天狗の背後にある看板には、力こぶのある腕が
出ており「ムチ」と、これまた印刷の汚れにしか見えない
小さな字がある。
そして看板には「かいだん係」。
なるほど、整頓係や、配り係などより、「怪談係」の
方がよほど、やり甲斐がありそうだ。
思わず「かいだん係大賞」という賞をつけたのだが、
彼に後日聞いたところでは、「かいだん系」の間違いだと
いうことだった。
彼が今後も、この小さな世界を守ってくれることを、そしていつか才能が大きく花開いてくれることを願う。





posted by Helenaヘレナ at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

リコーダーはりこおだあ!−爆笑!言葉遊びの本

先週、4年生に「言葉遊びの本」のブックトークをした。
そのお礼(?)として、子ども達自作の「言葉遊びの本」を図書室に展示する光栄を得た。

.jpg

「クロスワードパズル」の本と「しゃれブック」の2冊。

「クロスワードパズル」は、表紙の美しさにまず目を奪われた。
この色彩感覚+センスの良さ!
裏を見ると、「クロスワード研究協会」とあり、編集長の名前と
編集委員5人の名前が記されている。
クラスの女子全員で、一人につき2問ずつ作ったようだ。
私も以前クロスワードを図書室だよりに盛り込もうと
思ったことはあったのだが、難しすぎて結局断念してしまった。

試しに何問かチャレンジしてみた。
ヒントもひねってあるものが多く、
例えば「12番目の干支は?」とか、「英語でAprilと言う月は〇月?」など、高度である。
まったくお手上げなものもあった。
「よるの外に、でるばけものなあに?」これ、答えは載ってないのだろうか?
定価の525円(税込)は、妥当かもしれない。

もう一冊は「しゃれブック!!おまけ(回文)」である。
男子四人の作。
回文は、おまけだけあって「2れんぱつ」だが、とにかく、しゃれがスゴイ!
25ページに渡って、延々と続いている。

一発目「リコーダーはりこおだあ」

から、ぶっ飛んだが、これはまだ序の口であった。

「ワープロしてる人をみた ワー、プロ!」

「カッター買ってよかったー」

まだまだ続く。

「カイジュウはどこにいるの?せかいじゅうにいるの」

「おかねはおっかねー」「カナダのカナタ」

は、なかなかセンスがいいと思った。

「校長先生、ぜっこうちょう」は、よく聞くが、

「課長は、かっちょい〜」は、初めて聞いた。

「おまけ回文」も良かった。

「いけととけい」
下に、池にはまった時計の絵があり、
「注意:よいこのみなさんは、池などに時計を入れないでね!
こしょうのげいいんになります。」
と書いてあった。

さあ、このしゃれブック!!のお値段5000円は、高いか?安いか?




posted by Helenaヘレナ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

図書委員会主催 キャラクター投票

図書委員会の今年度最後の特別活動
「キャラクター投票」が5日から始まっている。

LN^[jpg.JPG

8人のメンバーで、自分のおすすめの本を一冊ずつ選び、
そののキャラクターの絵を書いて張り出した。
投票してくれた人には、キャラクターのしおりをプレゼントする。このしおりもメンバーが作る。
といってもたくさん作るのは大変なので、原画を一枚描いて、
それをスキャナーでとることにした。

投票は21日までだが、ここで中間発表!

イjpg.JPG
1位は、「くまのがっこう」のジャッキーで10票。2位は「ムーミン」9票。3位は「ドラゴン・スレイヤーアカデミー」のディジーである。計45人投票してくれ、まちがった投票が3票あった。まちがった投票とは名前が書いてなかったり、いたずら書きがされていたりしたもの。

中には一人3票入れた子がいて、
「だって、どれか一つなんて書いてないよ、先生」と言うので、これはOKにした。けっこう見てないようで見ているのね。というか見なくていいところまで見ているというべきか。この中間報告をまとめてくれたのは、4年生の男の子。「先生、中間報告作っていい?」と自分から言ってくれた。ポストを開け、キャラクター別に用紙をわけて集計し・・と一人で実に手際よくまとめてくれた。



もうひとつ嬉しかったのが、これ。

??l.jpg

5年生の女の子二人が、綺麗に展示したい、
と言って、委員会の時間以外の休み時間に作ってくれた。
今まで、今年度の図書委員会は、言われたことはきちんとこなすけど、もうひとつ積極性に欠けるかなあ、と思っていた。
といっても、言われたことをきちんとするのだって大変なことだし、出来は素晴らしいので不満という程でもなかったのだが。
それが、こんな風に自主的に楽しみながらやってくれると、本当に嬉しい!

ポストの横には、こんなかわいいマスコットも作ってくれました。

炭[jpg.JPG


posted by Helenaヘレナ at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

2月1日・身辺整理

来週4年生に「ことばあそび」の本をいろいろ紹介して欲しいと、
担任の先生に頼まれている。
言葉遊びは、本を参考にたくさん教材を作ったので、
それを見せながら紹介していこうと思い、資料を探っていたのだが、
あまりに雑然として汚いので、この機会に整理することにした。

ジャンル別に分けて、ケースに入れ、なにが入っているか、
わかるようにタイトルをつけた。
司書なんだから、分類と整理はお手の物だろう、と
思われるかもしれないが、私は整理とか掃除とかがからっきしダメなのだ。
それでも仕事だと思えばまだやる気にもなる。

??±??±??¢¨jpg.JPG この他に、手提げ袋があと3つ。
このコクヨのドキュメントケース(DOCUMENT CASE)は、持ち運びも便利でなかなか使いやすい。
何年か前、全職員に配られたのだが、
「オレ使わないから、ヘレナさんにあげるよ。なんだかいっぱい作ってるだろ。
それしまうのに使えし(しは方言です)」と言って、なぜかその先生はたくさん持っていたらしく、全部くれたのだ。
ありがとうN先生、使ってます。




4月、学校が変わるのか、契約終了になるのか、
はたまたもっと違う道が拓けるのか、
一寸先はまったくもって闇だが、
それに関わらず、たまには身辺整理するのは必要だな、と思った。

廃棄はすでに終わり、昨日事務の先生に書類を提出した。
図書原簿のナンバリングは、9月にやった。
私が生まれる前からつけられていて、現在7冊目だが、
受け入れ年月日が急に飛んだり、戻ったり、
まだページが充分あるのにそこで終わっていて、
また新しい冊からスタートしていたり、
グチャグチャでよくわからないのだが、とりあえず、
NOと、何年〜何年と書いたシールを背に貼り付けた。

廃棄して書架にも少し余裕が出たし、本の発注も全て終わった。
後は、仕事机とカウンターとロッカーの中だけだ。
これは恐ろしいから、もう少し先延ばししたい。

あと、子どもが描いてプレゼント(?)してくれた絵だが、
今ロッカーの扉が開かないくらいたくさん貼り付けてある。

ロッカー

これは、どうやって整理しようかな。
まあ、“二ヵ月後は光”となることを信じて、このままほっとこう!

posted by Helenaヘレナ at 12:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

寿限無 寿限無・・・

ロングの休み時間を利用した読書活動。
今日は、低学年(1年〜3年)を対象にした読み聞かせの会、
ということで、町のボランティアグループの方が来てくださった。

なんと25分間のために4名も。
内お一人は男性。この辺で読み聞かせボランティアの方というと、
殆どが女性なので、とても新鮮!に感じた。
内お一人は、着物姿。
帯に差した扇子・・・そのこころは?

25分間、ということで、学校側の始めの挨拶などは省略し、
すぐにお話にはいっていただいた。

言葉遊びを盛り込んだ参加型のものを、というこちらのリクエスト通り、
子どもとの短いかけあいからはじまり、
「はなのすきな牛」(マンロー・リーフ)の読み聞かせ。
この本、実家にもあったなあ、小さい時よく読んでもらった。
とってもいいお話なのに、最近子どもが読んでいる姿をあまり見ない。
図書室にも置いてないし・・・。
しっとりとした朗読の後は、くだんの着物の女性が登場。
「みんなの中で、一番長い名前の人って誰かな?」
そう、落語の「じゅげむ寿限無」なのです。

黒板に貼った紙を見ながら、みんなで唱和した。
子どもは案外知っている子が多く、全部覚えている子もけっこういた。
ちなみにウチの娘も、2、3日前、宿題だと言って暗唱していた。
NHKの「にほんごであそぼ」で採り上げられて以来、
国語の教材として使う先生が多いのだろう。

今回見せていただいて、う〜ん落語もいいなあ、とすっかり影響された私。
あんなに上手にはできないだろうけど、やってみたい・・・。

今回のボランティアの方々、市内の施設でひっぱりだこで、
他の学校では「論語」をやったという。
「子、曰く」を「せんせいはおっしゃった」とアレンジして唱和。
ところが、老人福祉施設では、
「し いわく」と読んだら、
「それは違う、し、のたまわくだ」となおされたらしい。
以前図書委員会の昼の放送で、論語を読んだことがある。
次回はぜひ、論語をやって欲しい。


終了後、子ども達に配った「ひこうせん特別号」。

¶£°??.jpg

ひらがなを主文にして、漢字のルビをつけた。
裏には、言葉の解説をつけた。

「声にだすことばえほん 寿限無」(齋藤孝・文 工藤ノリコ・絵 ほるぷ出版)から引用した。
工藤ノリコさんの絵がとてもかわいくて、お気に入りです!

×〓〓〓.jpg

最後に・・・
「じゅげむ」を聞いている時、「いつもちこくのおとこのこージョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」が思い浮かんだ。
彼がもう少し長い名前だったら、もしくは「じゅげむ」という名前だったら、意地悪な先生に罰を受けずに済んだかもしれない・・・。
posted by Helenaヘレナ at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月12日

月のカレンダー

年始めは、新しいカレンダーが嬉しい。
今年の図書室には、「くまのがっこう」のカレンダーに決めた。

??????〓??±〓.jpg

??????〓〓〓〓[.jpg そして、もう一枚「月のカレンダー」を壁に飾った。“てぬぐい”である。近所の雑貨やさんで購入した。そのお店、手ぬぐいがとっても充実していて、てぬぐい好きの私としては嬉しい限り。すてきなのがたくさんあったけれど、やっぱりこの「365日のお月さま」に決めた。悲しい性で頭に浮かんだのが「そうだ!図書室に飾れるものがいい」。これなら、理科のお勉強ともリンクするぞ!

??????.jpg ??????〓????.jpg

てぬぐいに巻いてあった紙に「月の呼び名」が書かれてあったので、それを拡大コピーした。月にこんなにたくさん名前があったなんて知らなかった。
「雲の名前」(角川書店)という本を読んだ時も、そう思ったが、日本人は自然に名前をつけるのが上手い。移りゆく四季の自然と生活を伴にしてきたからだろうか。

〓??.jpg

子どもたちに誕生日を聞いて、「あっ、〇ちゃんの月は十三夜だね」と話をするのが楽しい。
でも、新月に当たった子はかわいそうだな。
posted by Helenaヘレナ at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

好評です!第一回読書活動

ロングの休み時間を活用して行われる特別活動。
11月から3月までは、読書活動である。
全部で8回あるが、毎年読み聞かせボランティアに2回ほど
お願いして、後は自主読書でなんとなく過ぎてしまっていた。
これでは、もったいないので今年はきちんと計画を立てて
職員会議にもかけた。

内容としては、年内2回が、
担任以外の先生による各学級での読み聞かせ

一月の2回が、
読み聞かせボランティアによるお話会

2月3月の4回が、
司書によるミニブックトーク

今日は第1回目。担任以外の先生の読み聞かせの日だ。
5,6年生の高学年の先生が、普段あまり交流のない低学年に
行ったり、と配置に工夫した。

〓????〓.jpg

1年生には6年生の先生が五味太郎さんの「がいこつさん」を読んでくれた。放課後本を借りにきた1年生は「がいこつさん」を奪い合い。
ジャンケンに負けた子が泣き出してしまった。
なんとか気を取り直した彼は、怪談レストランシリーズの「がい骨レストラン」をうれしそうにかりていった。

2年生には校長先生が「ともだちや」(内田麟太郎作 降矢なな絵)を読んでくれた。普段はちょっとおっかない校長先生。オオカミさんのセリフも迫力ありました。家から本を持参してくださった校長先生。「おれたち、ともだち!」シリーズのファンなのかしら。

3年生には、特別支援教育の担当のベテランの先生に入ってもらった。
「しずかにしずかに」(脚本・画 まついのりこ)という紙芝居と、「じかんがどんどん」(評論社)を読んでくれた。
「しずかにしずかに」は数をテーマにした紙芝居で、「じかんがどんどん」は時間がテーマだ。
最後に「お話以外にも楽しい本がたくさんあります」としめくくってくださった。新鮮な選書。

4年生には、1年生の先生が「しあわせの石のスープ」(ジョン・J・ミュース さく・え フレーベル館)を読んでくれた。
これも、家から持参してくださった本。絵が美しいし、話もいい。
「石のスープ」の話はいくつか知っているが、この本は初めて読んだ。
図書室には「オオカミと石のスープ」(徳間書店)がある。
しかし同じ「石のスープ」を扱っていても、作者が意図するテーマも赴きも
全く違う。その後、4年生の男の子が図書室にきて読み比べていた。

5年生には、3年生の先生が「絵ときゾウの時間とネズミの時間」(たくさんのふしぎ傑作集)を読んでくれた。
最初に「5年生に何を読もうかな、と考えた結果、お話ではない本を選びました」これも選書が新鮮だった。ちょっと難しい話ではあるが、その先生は、時折子ども達に問いかけながら、上手に興味をひいていた。

6年生には、特別支援教育の先生が「あなたが世界を変える日」(学陽書房)を読んでくれた。
副題に「12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ」とあり、この先生が“12歳”にこだわって選書してくださったのが伺われた。
自分達と同じ12歳の少女が世界に発した真摯な言葉を、子ども達は
どのように受け止めただろうか?


いつもと違う先生が来て本を読んでくれる、ということで、
子ども達には新鮮な経験だったようだ。
どの学年も静かに聞き入っていたし、後で感想を聞くと、
「面白かった」とニコニコしていた。
先生方にしても、違う学年の子に読むということで、選書にも
知恵を絞っていただいたのが伺われる。
学年に適した選書だったし、お話以外の本もあって面白かった。
なんといっても、私が一番楽しませていただいたみたい。

????〓??〓〓〓〓.jpg ????〓????¢??〓jpg.JPG


これは、校内に掲示する写真のタイトル。
教務の先生が、とってくれた写真とあわせて貼ってくれる。
いつもありがとうございます。N先生。後はよろしくお願いします。
 



posted by Helenaヘレナ at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

くまが出た!?

昨日1年生に「たのしいふゆごもり」を読み聞かせた影響では
ないと思うが、学区内にクマが出た、らしい。

全国的にクマ被害のニュースが報じられていたが、
自分の家の近くに出る、とは考えていなかった。
でも、鹿もキツネもいるのに、クマだけ出ないなんて、
そう都合よくいくわけがないのだ、大体。

学校としても、集団下校をさせたり、保護者に送り迎えを
頼んだり、と色々やってはいるが、
なんといっても相手は、“生きているクマ”である。
昨日この辺にいたからといって、ずっとそこに留まっているわけではない。
移動するはずなのだ。

昨夜、この話を聞いた我が家では、娘にキーホルダーの
鈴を持たせたりもしたが、とにかく出会わないのを
祈るしかないだろう。

クマ対策の本を探してみたが、みつからない。
不審者対策の本ならあるのだけどね・・・。
「冒険図鑑」や「自然図鑑」を見ても、クマは載っていなかった。

家に帰るのも怖い。
あっ、でも我が家にはモリーちゃんという頼りになる?番犬がいるんだわ。
よその犬に会っても、逃げ腰のモリー、クマには強いよねえ・・・。


たのしいふゆごもり.jpg モリーひかえめ
posted by Helenaヘレナ at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

賞状の秋

今日の学校集会は賞状伝達だった。
夏休み中に取り組んだ、自由研究だとか読書感想文だとかが
その対象だ。

教頭先生が賞状伝達の前にされた話は「〇〇の秋」について。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・色々あるよね。
秋は何かを集中してやるのに適した季節です。
それで今日は「賞状の秋」だった。
世間でも文化勲章だの〇〇褒章だの、秋は表彰ごとが多い。

ということで、図書委員会からも本をたくさん読んだ人を
表彰した。

??jpg.JPG
まずは、各学年で一番たくさん読んだ人に贈られる「どくしょ賞」。
名前を呼ばれた人はみんなの前で、図書委員長さんから、
賞状と賞品のしおりを受け取る。
3年生のどくしょ賞は、ウチの娘だった。
純粋に数の勝負なので、気にすることはないのだが、
やはり気になって、何度も調べなおした。
「図書室の先生の子どもが1位か」ということを言う子はいないと思うが、しかし言われればこう開き直るしかない。
「図書室の先生の子どもだから1位をとるのは当然よ!」なんて。
別に家で圧力かけてるつもりはないんだけど・・・。



次はジャンル別の賞。これは人数が多いので、名前を読み上げるだけ。
後で図書委員さんが、賞状としおりを渡しに行く。

н??????????jpg.JPG賞の種類としては、「はやみねかおる賞」「ディズニー賞」「ドラゴン・スレイヤー賞」「おばけ賞」「きたろう賞」「図書委員大賞」。
「図書委員大賞」は特にこのジャンルといったものはないのだが、日頃からよく図書室に来てくれて本を読んでいる子達を選んだ。

こういった賞を設けることに対しては、数の勝負になるとか、
読書に対して賞をあげること自体おかしい、といった批判が
つきものだが、私は委員会でやるのなら楽しくていいと思っている。
自由研究でも、読書感想文でも、絵でも習字でも賞を取れなかった子達が、好きな本を読むだけで、賞をもらえる。
全校の前で表彰されることは、子ども達にとって誇らしいことのようで、委員会が出している賞であろうと、県の知事が出している賞であろうと、さほど違いはないみたいだ。
各学年になるべく均等に賞がいきわたるようにしているのは、
「いつも利用してくれてありがとう」という図書室からの
感謝の気持ちである。

図書委員会からの表彰の後、児童会長さんから、
「今月の生活目標は、読書をしよう、です」というお知らせがあった。
う〜ん、タイミングバッチリですね。

思ったとおり、今日の休み時間は、貸し出しで賑わった図書室。
表彰をした日は、本を借りにくる子が多い。
いや、別にそういう狙いがあったわけじゃないんですよ。
全くないとはいいきれませんけど・・・。
posted by Helenaヘレナ at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月01日

飛行船アンケートのお願い

〓〓??[〓.jpg 一週間ほど前「飛行船(図書室だより)アンケートのお願い」というものを出した。ちょっと思うところがあって、保護者向けに「今まで読んだ中で心に残っている本、子どもに薦めたい本を一冊挙げてください」とお願いをしたのだ。まあ、ぜんぶ戻ってくるとは思わなかったけど、それでも半数くらいは・・・と期待していた。

結果は76枚出して、戻ってきたのは24枚。この数字が一般的にいって多いのか少ないのかはともかく、ちょっとショックだった。図書室だよりのアンケートなんて、所詮その程度のもの、とわかっていても、いつも保護者同士おつきあいをしている仲ではあるし、もう少し協力してくれてもいいんじゃない?と拗ねてしまいそうになる。
折りしも今日は校内持久走大会。気持ちを溜めておかないのが私のいいところなので、早速学校に来た親しい保護者に詰め寄ったところ・・・。
「えっ、アンケート何それ?」
どうやら、子どもが出してなかったようなんですねえ。
ナルホド。そういう理由もけっこうあるかなあ、
なんてほっとしてはいけないんだけど、ほっとしたりして・・・。

しかし、返ってきた24通のアンケートに目を通すと、
その心のこもったメッセージに、ショックは一転感激に変わった。

「赤毛のアン」とか「十五少年漂流記」といった名作が大半を占める
かな、と思っていたが、どちらかというと「ハッピバースデー」や「デルトラクエスト」「ハリーポッター」といった最近の本が多かった。
私が知らない本もたくさんあって、みんな読書家だなあ、と感心したり。
「思い出やメッセージがあったら書いてください」という欄には、
丁寧に心のこもったメッセージが書かれていた。
無記名なので誰かはわからないけれど、好きな本のことを書くと、
人は日々の思いや人柄が自然に出てしまうのなのだなあ、と思った。
どのメッセージを読んでも、あっ、この本読んでみたい!と思う。

特にひきつけられたのは、M・B・ゴフスタインの「ブルッキーのひつじ」。
この方の紹介文がすごく素敵で、そのの文章を読んでいるだけでうっとり!してしまった。
絵本の最初に「To my husuband」と書かれた一冊。
読めば、その愛情の深さと絆が、ないものねだりのように、
羨ましくなるに違いない。
早速図書館で探してみよう。

24人のみなさん、ご協力感謝します!!




posted by Helenaヘレナ at 17:17| Comment(5) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

フレディさんの季節

フレディさんの季節がやってきた。
といっても、我が家の同居人のフレディさんではなく、
「葉っぱのフレディ」さんである。

??〓??〓.jpg

去年は「紅葉と落葉クイズ」をやったが、今年は特に予定していない。
ディアフレンズ企画で「きのこ」をやったし、
もし他に何かやるなら、まつぼっくり特集をしてみたい。

でも、せっかく押し葉にしたから、環境委員会主催の
「落葉コンテスト」に出場させてみようかな。

昨日、3年生が木の調べ学習に来た。
先日記事にしたように、子ども達のテーマに沿った資料を
かき集めておいたわけだが、昨日の様子を見た限りあまり
役に立った感じがしない。

二時間ぶっ通しでやったわけだが、1時間の半ばで
どの子も「疲れた〜」と放心状態。
あるグループは、本をコピーしたからもう終わりなの、と言って
友だちとおしゃべりしていた。
自分が何を調べるのかもよくわかっていない感じだった。
先生がどうの、子どもがどうの、という以前に
3年生にこういった調べ学習は難しすぎるのではないだろうか。
自分の木を調べている内はまだ良かったのだが、
その枠を超えるとムリがあるように思える。

毎年3年生は木の調べ学習をするが、
この季節「なぜ木が紅葉するか、葉が落ちるのはなぜか」
といったテーマを持ってくる子は今までもいなかった。

また、この辺の森にはどんぐりがたくさん落ちていてリスも
いるのだが、どんぐりがどうやって芽を出すのか、
リスや森の動物達とどういう共存関係を持っているのか
といった学習はないようだ。

教育課程にあるから仕方ないのだろうけれど、
個別に調べ学習をする前に、身近な自然をわかりやすく
面白くやる方がずっと身になるのでは・・・?
担任でない私は、無責任にそう思ってしまう。

愚痴はともかく、今年もフレディさんは美しく色づいています。

〓〓〓〓??±.jpg

posted by Helenaヘレナ at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

グッタリ!ウットリ!木の調べ学習

5、6校時、3年生が木の調べ学習の続きにやってきた。
3回目ともなると、木の名前はほとんどの子がクリアしているが、
それでも、今日届いた「葉・実・樹皮で確実にわかる樹木図鑑」が早速活躍した。
前回、ナナカマドだと思った木が実は「豆桜 富士桜」の間違い
であることが、この本によって判明したのだ。
う〜ん、「確実にわかる」はタイトル負けしてないぞ!

また、たぶんエンジュでは?でもわからない。
という木があったのだが、それは
学校にあった樹木台帳(手書きの紙ファイルで、年代もの)
に「イヌエンジュ」と載っていた。
台帳の存在を教えてくださった教務主任の先生ありがとう!

しかし、木の調べ学習はやっぱり難しい。
ルビがふってない資料が多いし、
ふってあってもわからない用語が多い。
担任の先生と頭をかかえたのが「ホウ」という単語。
ヤマボウシのあの白い四つの花弁のように見えるものは、花ではなく「ホウ」
というものらしいのだが、「ホウ」とはなんぞや?
広辞苑でひくと、
葉の一種を「ホウ」ということがわかった。
花のすぐ下についている葉を「ホウ」というらしい。
サスガ!困った時の広辞苑。

子ども達の質問は2時間殆ど途切れることなく続いた。
「利用」という言葉一つとっても謎だし、
「本州」だってわからない。
「落葉」という言葉も「初夏」と言う言葉もわからない。
熟語は読めなくとも、「落」と「葉」がわかれば、
その意味を大体推測できるのでは?と思うのは大人だからだろうか。
それでも、本の丸うつしだけはさせたくないので、
大変でもすべて自分の言葉で書かせた。

もっといろいろ言いたいこともあったが、
担任の先生を差し置いて、やり方にまであまり口を出せない。
ちらっと先生が気になる。
気にしすぎだとは思うが、口を出されるのがイヤな先生もいるのだ。

だから、授業が終わって、
「ヘレナ先生がいてくれて助かりました。私一人じゃ、あの質問攻めには
対応できなかったと思います」
と先生が言ってくださった時は嬉しかった。
いつも一人で授業しているのだから、できないはずはないのだが、
あえてそう言ってくださった先生の気持ちが嬉しかった。
グッタリした甲斐がありました。ほっ。
posted by Helenaヘレナ at 15:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本番さながらの・・・

本番などあっては困るのだが、
かといって、ないとは言い切れない。
今日は、不審者侵入を想定しての防犯訓練の日。
例年と違うのは、最寄の警察署の職員の方が来て、
実際の場面さながらの訓練をする点。
我が校では初めての試みだ。

いつもは、段取りがしっかりあった上でやっていたのが、
今日は、シナリオなし、何が起こるかわからないということで、
朝の打ち合わせも自ずと長くなる。
先生方は少々困惑気味。
みんな経験があるわけではないので、緊張するのは当然だ。

と、書いたけど、本番さながらの、という点では実は私には経験がある。

昨年度のことだったが、放課後4年生の女の子と話していたら、
隣のパソコンルームから、怒鳴り声が聞こえてきた。
何を言っているのか、言葉までは聞き取れないのだが、
ものすごい勢いだということはわかる。
「なに?」女の子と二人で顔を見合わせた。
その時、私の頭にひらめいたのが
「もしかしたら、不審者ではないか・・」という思い。
「私、見てくる」という女の子を急いで押しとどめた。
脇の下に冷や汗が流れ、頭の中ではどうやってこの子を逃がしたらいいか
必死に考えていた。ベランダから他の教室へ逃がすか?
犯人が来たら、イスをなげつけて・・・。
しかし、よく耳を傾けると、聞き覚えのある声。
実は、校長先生が子どもに注意している声だったのだ。
校長先生は声が大きいので、それほど激しく叱っている
わけでなくとも、そう聞こえてしまったのだろう。
校長先生ごめんなさい。
しかし、この時の緊迫感はいまだ忘れられない。

臨場感をもたせることは大切だが、
子どもがあわててケガをしたり、卒倒しては困るので、
事前に訓練があることは通知してあった。

訓練の予定の時間はロングの休み時間。
教室を動かないのでは?と思っていたが、図書室にはいつも通りに
本の貸し出しにやってきた子ども達でにぎわっている。
もうすぐやってくる恐怖で校内は妙に活気づいている。

刃物を持った不審者に扮した警察官と、それを押しとどめる先生。
パトカーのサイレンが鳴り、まさに本番さながら。
しかし図書室に来ていた元気な1年生の男の子が、
校庭に逃げる際「どれどれ、見たいよ」と言って、
戻ろうとするので困った。

訓練が終わり、実は優しい警察官のおじさんたちに
ニコニコしながら話しかけているさっきの男の子。
こんなに人なつっこくて大丈夫だろうか?
心配すると同時に、本来長所であるはずの性格に
危うさを感じなくてはならないことが悲しい。

しかし、図書室に戻ったその子が借りたのは
「すてきな三にんぐみ」と「ゼラルダと人喰い鬼」。
やっぱり、怖かったのだなあ。




posted by Helenaヘレナ at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。