2006年06月07日

不機嫌な私に・・・

質問です。
「ケンカっぱやいとよく言われる?」
「腹の立つことがあると黙っていられない?」
「気分が安定せず、日によって不機嫌になる?」

今日の私は全部「YES」です。

こういう人は学校には不向きでしょうか。
子どもにだけは当たらないように、心がけてはいます。
子どもと接している時は、不機嫌にならずに済む。
では、不機嫌の原因は「大人」っていうことですね。

町内の図書館に電話して、以前、研究会で作った
パネルシアターが貸し出されているか、確認したかった。
今日は午後から先生方の研究会なので、あれば取りに行きたかったのだ。
知っている司書の方々とは違う声だった。
電話の応対自体は慣れている感じ。でも今ひとつ要領を得ない気もする。
「では、調べて折り返し電話しますね」とのこと。
電話は図書室に繋がらないので、事務の先生にことづけを頼んだ。
その後約2時間。
あれば、出張命令簿に校長先生の印もいただかなければならない。
職員室に行ってみたが、連絡はないとのこと。
???仕方なくこちらからかけてみる。
返ってきた答えは、
「あらあらごめんなさいね。ありますので取りに来てください」
なにが「あらあら」だ!!
と叫びたかったが、もちろんそんなことはしなかった。
「ありがとうございました」と言って電話を切った。
私も大人になったものだ。自分をほめてあげたい。

その後、出入りの本屋さんともちょっとあった。
「ちょっと」の部分は話したくない。
また腹が立ってくるから。

こんなこと言いたくないけど、(結局言うけど)
この辺の業者さんって、どうしてこんなに仕事ができないのだろうか。
いや、しないのだろうか。
競争相手のいない独占企業と化しているからだろうか?
他の司書の方のブログで、出入りの本屋さんが、
新しい本や人気の出そうな本を紹介してくれた、という記事を
読むにつけ羨ましくなる。
到底かなわない夢だ。
でもせめて、正しい情報のもとに仕事してほしい。
「絶版になっています」とか「その本はまだ出ていません」
とか言わないで欲しい。こっちは調べてから発注しているのだから。

そんなこんなでプリプリしていたら、
教務主任の先生が、小さな花の鉢を持って現われた。

お花の交換に来ました

4月入学式に使ったビオラの鉢をいただいた。
先月アブラムシがついて困っていると、アルメリアと交換してくださった。
そして、今日この可憐な花を持ってきてくださった。
先生、まっすぐに窓辺のアルメリアの鉢のそばに行くと、

「ああ、この花、まだ咲いてるね。
やっぱり窓辺に置くと違うんだね」

はい、まだ元気です。
植物は日光が、そして人間は愛が不足するとダメなんですね。
いや、私に不足しているのは愛ではなかった。
カルシウムかも・・・・。

「また、来月も交換してあげるからね」

お母さんのように、そう言うと去っていったN先生。
男の先生だけれど、私よりずっと繊細な心遣いにあふれている。
ああ・・・・。(ためいき)

花.jpg




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2006年05月30日

チェスを指す少女

“チェスを指す少女”というと、バルデユスの絵画なみに優美な感じがするが、
現実にはそれほどでもない。
もちろんご本人達の姿形は優美そのもの。
しかし、言動がおっさんくさい!

「ねえ、せんせい、コイツでコイツ取れる?」
「強いやつからつぶしていかないとさ」
「ちょっと、早くやってくれる?」

縁台で将棋を指している姉御という趣。

最近、3年生の女の子達にチェスがちょっとしたブームなのだ。
チェスは私が図書室に持ち込んだ。
昨年度までは、高学年の男の子がよくやっていた。
チェスは、コマの種類が多く、それぞれ違う動きをするので、
小さい子たちには、ちょっと難しいかな、と思ったのだが、
興味深そうに眺めていたので、「やってみる?」と誘ってみた。
それぞれのコマの動きを教え、何戦か試しにやらせると、
その内自分たちでやるようになった。

もちろんまだ3年生なので、すぐには動きが覚えられず、
しょっちゅう「せんせ〜い、これ取れる?」とお声がかかる。

この何日かは、決まって二人の女の子が対戦している。
その周りを、色んな学年の子が男女を問わず取り囲み、横から口を出す。
でも、試合をするのは決まってその二人。

一対一でする勝負だから、負けると当然悔しい。
大人でも悔しくて、コノヤローと思うくらいである。
負けるのがいやな子、勝負事が嫌いな子は、こういうゲームはできない。
感心したのは、この二人の少女が、
そういう悔しい気持ちを上手くコントロールしていることである。
二人とも、自立心旺盛というか、いい意味で気が強い。

今日も色白で可憐な女の子が、
「ねえ、アリイ、今度先生とやってみなよ。
私この前、アリイが途中で帰った時、続きを先生とやったんだけど、
負けちゃった。かなり強いよ」

いや、大人げないとは思ったんだけど、
勝負の厳しさを教えるのも大事だと思って・・・
なんて、ホントはムキになってたんです。はい。

ほぼ互角の腕前の二人。
なかなかいい試合をしてるじゃない、と思っていたのだが・・。
図書委員の子とつかの間話をした後、ふと見ると、
あの可憐な女の子がうつむいている。
ボーイッシュで姉御肌のアリイも、こわばった表情で押し黙っている。
そばでずっと観戦していた、同じ学年の男の子も、
そしてその子が抱いていたオランウータンのぬいぐるみボナちゃんも
沈黙を守っている(ボナは当然か・・)。
その内、女の子が静かに泣き出した。

見かねて、そばに行き、「どうしたの?」と声をかけるが、
誰も答えない。
「ケンカしちゃったの?だめだよ。チェスでケンカしちゃ。
遊びなんだから。もっと気軽に考えて」
そう言って、バカなことを言った、と思った。
子どもがケンカするのは、殆ど遊んでいる時だ。
彼らには遊びの時間が生活の大半を占めている。
仕事が中心の大人とは違う。

「今日はもう、やめようか」下校の時間が近づいていた。
アリイは固い表情のまま頷き、一人でコマを片付け始めた。
「また、来てくれる?」頷くアリイ。
「またチェスで遊んでね。〇ちゃんと一緒に」
〇ちゃんというのは、泣いている女の子だ。
アリイは同じ表情のまま、頷いてくれた。優しい子だ。

後に残った〇ちゃんは、赤い目で黙ったままだった。
アリイに言ったのと同じことを言うと、
やっぱりコックリ頷いた。

よくあることかもしれないが、やっぱり気になる。
これで、チェスをキライにならなければいいのだが。
それでも、やはり二人の態度は立派だと思う。

私なんか、子どもの頃、家族でトランプをして、負けて、
何度、札をぶちまけ大泣きしたことか。
「ヘレナとはもう二度とトランプはやらん!」
父が激怒してそう言ったのを覚えている。
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2006年05月24日

楽しくって仕方ない

本を返した時に押す確認印を4月から変えた。
今までは、「済」という小さな丸印で、
字はつぶれているし、何のときめきもない代物だった。

借りた本の記録をつける“読書ノート”の中の、
「かえしたしるし」という1p四方の欄に押す、
豆のようなスタンプを買うため、
県内で1番大きい文房具屋さんに行った。
膨大な種類の中から、子どもが好みそうなものを
選ぶのは楽しくも苦しい作業だった。

“読書ノート”の記録用紙は一枚30冊分記入できるように
なっている。
一枚紙が終わる、つまり30冊読み終えると、
次は紙の色が変わるようになっている。
白→緑→黄色→ピンク→青
と変わっていく。
ちなみに、これは芽が出て蕾がつき花が咲いて、青空になる(?)
という深い意味がこめられている。

どうせならスタンプの色も紙の色に合わせようと思い
5種類のスタンプを買った。
最初の白い紙の時に押すのは、赤いお日様にした。
スタンプ台がいらない浸透印にし、補充インクも買った。

それを見た6年生の女の子が
「先生、私もそういうの持ってるから、あげる」と言ってくれた。
えっ、うれしい!・・けどもらうわけにはいかないよ。と言うと
「大丈夫、もう使わないから」という。
じゃあ、お母さんにちゃんと許可を得た上で、
とりあえず貸してもらうことにした。

スタンプ.jpg

そういうわけで、最初は5本だったのが、10本になった。
もう1本オレンジ色のも貸してもらったのだが、補充インクがなかった。
それも先日買ってきて使えるようになったので、計11本。うれしい!

初めて確認印を押してもらう時、子ども達は、
「わあ、お日さまだ!」と喜んでいた。
しかし、喜んだのは押してもらう子ども達ばかりではなかった。
押す図書委員さん達も、嬉しそうだ。
そして、誰より私が、楽しくて仕方ない。
楽しすぎて、ついつい図書委員さんの仕事を奪ってしまい
「先生、ズルイ!」と注意されてしまった。

補充インクを足して使えるようになった
オレンジのスタンプを今日初めて使った。
お日さまの下に犬がニコニコしている。

「わっ、犬だ!」と歓声をあげる子ども達。
ホント、楽しくって仕方ない!!

いぬのスタンプjpg.JPG


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2006年05月17日

便りがないのは・・・

昨日の放課後、4年生の女の子達が連れ立ってやってきた。
「あら、久しぶりじゃない」と言うと、
「そうですかあ?」とワケありげに笑う。

はは〜ん、と思っていたら、その内の一人の子が
「先生、パソコン使っちゃいけないんですか?」
と切り出した。
「〇〇先生は、ダメだって言うんですよ。
△△先生の時はいつだっていいよ、って使わせてくれたのに」
△△先生とは、彼女達が3年生だった時の担任の先生である。
「あっ、それね、別に先生がどうの、ってワケじゃなくて、
4月に職員会議で決まったことなの。今年度からそうなったのよ」
と言って流した。

しばらくすると、また
「〇〇先生は、シャーペン使っちゃいけない、って言うんです。
でも、△△先生は4年になったら使っていいよ、って言ってたのに。
〇〇先生は、小学校の間はダメだって」
「〇〇先生は、厳しすぎます!」

な〜んか、このセリフ以前も聞いたことがあるような・・・。

そう、彼女達が2年生の時、やっぱり、担任の先生とウマが合わなくて、
しょっちゅう図書室に来てたっけ。
でも、3年生になった途端、パタリと来なくなった。
校内で会って「どう、元気?」なんて声をかけても、
「ええ、まあ」なんてちょっと上の空。
担任の先生と楽しそうに一緒にいる姿をよく見かけたし、
読書の時間は毎週クラス揃って図書室に来ていたので、
教室が楽しいのだろう、よかったよかった、と安心していた。

しかし、その先生が3月転任してしまい担任の先生が変わった。
どうかな?と気にかかってはいたが、落ち着いた様子だったので
大丈夫だろう、とは思っていたのだが。

「まあまあ、そんなこと言ってないで、廊下の絵本の題名クイズ
でもやってきたら?みんなで協力していいから。全問正解したら
かわいいしおりがもらえるよ」
と言ったら、えっ、ホント?やろう、やろう、と廊下へ行った。

本が大好きで毎日図書室に通ってくる、という子も
もちろんいるが、彼女達のように担任の先生とうまくいかなくて、
とか、友達と仲良くできなくて、図書室にやってくる子も多い。
ストレートにグチってくる子もいれば、ぽつりぽつり話し出す子もいる。
なるべく口をはさまないで、そうなの、へえ、と聞くようにしている。
(まあ時には、一緒に愚痴りたくなる場合もあるが・・・。)

ある日急にパタリと来なくなることがあって、
そういう時は、状況が好転したのだな、と思う。
教室が居心地がよければ、図書室の存在はふっと忘れてしまうのだ。
別にひがんでるわけじゃなくて、それでいいと思っている。

心にぽっかり穴があいた時、一人になりたい時、誰かにぐちりたい時、
図書室と私の存在を思い出してくれたら、いい。
読書する以外に、存在意義があってもいいんじゃないかな。

絵本の題名あてにチャレンジした彼女達、
下校の時間になり、残りはまた明日、と言って、元気よく帰っていった。
今はまだ、先生とギクシャクしているけど、その内落ち着くだろう。
そしたら、またパッタリ来なくなるかもしれない。

便りがないのは元気な証拠。
あっ、でも本は読んでくださいね!


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2006年04月28日

「ここは、としょしつです」−1年生学校探検

1年生の生活科に「学校探検」というのがある。
毎年の恒例行事で、学校にはどんな部屋があって、
どんな人たちが働いているのか(私達のことね)学習する。

これに2年生が協力する。
大先輩である2年生が、1年生に校内案内するのだ。
私はてっきり、2年生の生活科だと思いこんでいたのだが、
教育課程を見ると、実は1年生の単元だった。

2年生は、ツアーの添乗員よろしく班の旗を持って、
列の前と後ろに立ち、校長室・職員室・理科室・保健室など、
各部屋の説明をする。

ドアの前には、その部屋の説明が貼ってある。

ここはとしょしつですjpg.JPG

2年生が書いたのだが、上手でビックリした。
私が紹介したとしても、ここまで簡潔、かつ要点を踏まえた言い方はできないだろう。

クロネコの絵がかかれた旗を持った、最初の班が到着。

ドアの向こうから「ここは、としょしつです」という声が聞こえる。
「トントン、しつれいします」と言って入ってくると、
一行はイスに座り、2年生が「ずーとずっと だいすきだよ」の
読み聞かせを始めた。

『エルフィーは せかいで いちばん すばらしい犬です』
つっかえ、つっかえ、2年の男の子が読むと、
1年生の男の子がすかさず
「なんで?」
2年の女の子が、やんわりと、
「いいの!」
とたしなめる。しばらくして、
『あるあさ 目をさますと エルフィーがしんでいた』と読んだところで、
またまたさっきの男の子が、
「なんで?」
「いいの!!」とまたまた2年の女の子が言う。
2回目の「いいの!!」はかなり怒っていた。


休み時間になり、5年生の女の子達が入ってきた。
1年生を見るなり「かわいい〜」と歓声をあげる。
「あなたたちも、あんな時があったんだよ」と言うと、
「え〜、なかったよ」
もう、忘れてしまったのかしらん。
「先生は、いつこの学校に来たの?」と聞かれたので、
「あなたたちと一緒に来たのよ」と答えた。
「じゃ、5年生なんだ」
ホント。来年は最高学年、しっかりしなきゃ、と子どもにでは
なく、自分に言い聞かせる。
「もっといるような気がした。20年くらい」
はいはい、どうせ、そうでしょうよ。


「先生、理科室こわかったよ。人体模型があってね」と
入ってくるなり、教えてくれる1年生。
1年生はもちろんかわいいけれど、他学年の反応も面白い。
はりきる2年生。1年生がきちんと並ばないので顔を真っ赤にして
怒っている。
「並んで。俺、いかるとそうとうコワイんだからね!」
「おい、もうちょっとやさしくしてやれよ。相手は1年生なんだぞ」
笑いながら、そう言ったのは、3年生の男の子。
みんな、成長したのね。







posted by Helenaヘレナ at 14:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ある日の図書室から・・・

毎日が鉛のように重くて、頭に石がつまっているように感じる時は、
身近にあるモノを新しくすると、効果があると聞いたことがある。

そこでー

洗面台jpg.JPG

バラの模様の石鹸トレイと新しい石鹸を、図書室の洗面台に置いた。
校庭から、失敬してきた花も飾ってみた。

なるほど、頭の中の石が・・・なくなりはしないけど、
きれいな色に変わった気がする。
ピンク色の石・・・(コワイ)

休み時間に、図書委員長の女の子が来て少しおしゃべりした。
ゴールデンウィークに、幼馴染の子が遊びにくるんだそうだ。
その子は5年生の時、転校してきたので、
以前住んでいたところの友達なのだろう。

「幼ななじみって、いいよね。すごく久しぶりに会っても、
ぜんぜん緊張しないの。あの頃に戻ってさわげちゃう。
ずっと、一緒にいても、緊張しちゃう友達もいるから」

そうだね。不思議だね。先生にもそんな友達がいるよ。
会わなかった空白の期間を感じさせない友達。

「でも、緊張しちゃうけど、好きな子もいるでしょ」
そういうと、彼女は嬉しそうにうなづいた。

転入生が多い。
名古屋や東京など、ここよりはるかに大きな街から来る子がほとんど。
最初は、都会の子ってやっぱり違うわ。
なんて、思っていても、一ヶ月も経たない内に
他の子と見分けがつかなくなる。

でも、言葉を交わすと、独特な距離感のようなものが彼らにはある。

この3月卒業していった女の子は、
「この学校に親友はいない」と言っていた。
いつもべったりくっついている子はいるのだが、
「彼女は遊び友達。親友と友達は違う。親友ってそんなに簡単にできないんだよ、先生」と言われた。

彼女は4月中学生になった。
卒業に向けたメッセージに、私は、
「中学へ行ったら、親友と呼べる友達ができるといいね」
と書いた。

親友はみつかったかしら・・・?

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2006年04月26日

あなたに届くようにー飛行船発進!

ひこうせんおもて.jpg ひこうせんうらjpg.JPG

なんとか四月中に出すことができた。
よかった〜。

図書室だよりは、図書主任の先生が校正した後、教頭先生のOKが出て、
初めて配布することができる。
二重チェックというわけ。
しかし、主任の先生が授業に出ている時など、まず教頭先生に
見ていただいて、誤字脱字などをチェックしていただいている。
昨日も「すみません、明日出したいので・・・」と無理やりお願いした。

一時間後、職員室の机の上に、校正済みの「ひこうせん」が置いてあった。
お礼を言うと、

「うん、大変だった。だって重いんだもん。ずっしり、心にのしかかってくるんだもん」
と、泣いていた。スミマセン。
容量の重さにパソコンもたびたび立ち止まってしまうほどなんです。


新年度なので、デザインやレイアウトを変えようとも
思ったのだが、結局時間とアイデアがなくて、
そのままになってしまった。

内容も、今月の詩・方言クイズ(前年度は魚漢字クイズだった)・今月の写真集・今月の名作を読もう・学校、先生が出てくる本特集・追記
と、リニューアルとまでもいかなかった。

でも、保護者に「ああ、今年も司書の先生は変わらなかったのね」
とわかってもらえるかもしれない。

二年前、全く面識のない保護者が、授業参観の前、
わざわざ図書室を尋ねて、
「先生、いつもきめこまやかな図書室だより、ありがとうございます」
と言ってくれた。
こちらこそ読んでいただいてありがとうございます。
保護者の友達がくれる温かな賞賛の言葉。
「本当に、いつもいいお便りで、感動しちゃったわ」
彼女誉め上手なんですね。甘い言葉でいつもこわばりがちな心をほぐしてもらっている。
でも、大人だって誉められると嬉しい。

私は、とにかく誰かに何か伝えたくて、この仕事をしているんだな、と、最近思う。

このブログも。
知ってる人も知らない人もいるけれど、
誰かが私の声を聞いてくれている、そう思うと
励まされます。

わすれなぐささんのブログにコメントをした時、
最近私のブログにコメントしようと思っても、
エラーが出てしまうと教えてくださった。
原因を探ってみたのだけれど、よくわからない。
寄せていただいたコメントを読めないのは残念だけど、
読んでいただけるだけで、嬉しいです。




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2006年04月21日

スッキリ!

整理整頓と掃除が苦手だ。
我が家に一度足を踏み入れたことがある人ならわかるだろう。
時々、同居人のフレディさんが爆発する。
「なんで、こんなにきたないんだ!」
だって、人生は短いんだよ。もっと他に大切なものがあるじゃない。
私のこの言い訳に最初は怒っていたが、その内黙って自分でするようになった。

さて、そんな風だから、図書室のカウンターの中もほおっておくと
すぐにグチャグチャになる。
昨日、図書委員の5年生の女の子二人で片付けてくれた。

カウンター下1jpg.JPG カウンター2.jpg

私が言うのもなんだが、とても同じ場所とは思えないほどスッキリ
このプーさんのハチミツつぼの中にはさみやら、のりやら入れる技は
とうてい私には思いつかない。
身だしなみを整えるための鏡まで設置してある。

「先生、これ、いるの?」「捨てるからね」「まったく世話がやけるんだから」とブツブツ言われ、
ずっと謝り通しだった。
「でも、明日になったら、また汚くなってるよ」と言ったのは、昨年も図書委員だった女の子。
「私を信用してないのね?」と聞くと
「そう」とひとこと。
キツイけど当たっている。

「明日はこの後ろの棚をやろう」「そうだね」と確認し合う二人。
今度うちにも来て欲しい。

スタンプ入れ.jpg

返したしるしに押すスタンプとやったねシールも、
こんなにきれいに整頓されました。

子どもが帰った後で、明日の授業の用意をしようと思ったら、
うっ・・どこに何があるかさっぱりわからない。

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新生図書委員会の実力

昨日、第一回目の昼の本読みがあった。
毎週一回図書委員が、給食時に校内放送で本を読み聞かせるもので、
毎日の図書当番と同じく大切な常時活動である。

トップバッターは、委員長の6年の女の子と5年の女の子。
委員長は本読みが上手いことで校内でも知られている。
5年の女の子は昨年度放送委員会に所属していたので、放送はなれているはずだ。
それでも、5年の女の子はかなり緊張気味。
前の日から「うまくできるかな?」と心配していた。
「〇〇ちゃんは放送委員だったんだから、放送するのはお手のものでしょ」
というと、
「でも、こんなに長くしゃべったことがないんだもん」といいつつ、
オープニングの
「今日は〇〇と〇〇が読みます。今日は「ぶたのチェリーのおはなし」を
読みます」という決まり文句について、早速チェックを入れていた。
「先生、読みます、読みます、と2回続くとおかしいよ。
今日は「ぶたのチェリーのおはなし」です、でいいんじゃない?」

おお、さすが!すばらしい指摘。ぜひそうしてください。

二人で選んだ本は「ぶたのチェリーのおはなし」(やまだうたこ作)。
絵がなくてもわかるような内容の本を選ぶことという条件があるので、一瞬「大丈夫?」と思ったが、
本を選んだ理由を聞いて納得。

「ぶたのチェリーはただのブタではなくて、
とても料理の上手なぶたです。チェリーの作ったりんごケーキを
想像するのがとても楽しそうだったので、この本を選びました」


そうだね。絵がないほうが、想像するのが楽しいはず。
この理由も本を読む前に言うことになっている。

本読みはとても上手だった。
5年の女の子の声はハキハキして聞きやすかったし、
6年の女の子はさすが!という感じである。
読むスピードや間合い、そして声質がとてもいい。

本の内容も、おいしそうなお菓子がたくさん出てくるので、
給食時にピッタリ!
また、コンクールで金賞をとったチェリーの作ったケーキを
ねずみがなぜマズイと言ったのか、その疑問が聞いている
方の興味を最後までひきつけたのではないだろうか。

う〜ん、新生図書委員さんの実力、なかなかのものです。
来週も期待しちゃお!





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2006年04月20日

大きくなったら何になる?

図書委員の5年生の女の子に
「先生は、子どもの頃、大人になったら何になりたかった?」
と聞かれた。
「最初は、ピアノの先生かな」すぐにムリだとわかったけど。
「次は、本を書く人」今は本を紹介する人だ。
「次は?」
「次は・・・ない。それだけ」

「〇〇ちゃんは、何になりたいの?」と尋ねると、
「危険な仕事」と言う。
「???警察官?」
「違う。間違えるとね、大変なことになっちゃうの」
「お医者さんかな?」
「おしい」
「わかった、薬剤師さん」
「あたり!」
「どうしてなりたいと思ったの?」
「バレーボールの選手になりたかったの。でも、ムリだから、
保育士になろうと思ったんだけど、小さい赤ちゃんの世話って
ちょっとおっかないから、お母さんが薬剤師がいいって」
「お母さんがすすめたの?」
「そう、できればね、薬剤師か美容師になってほしいな、って」
手に職ということか、うん、わかるな。
私も美容師をやっている友人を羨ましく思ったことがある。
技術があればどこへ行ってもできるし、自分の店を持つことも夢ではない。
もちろん、とても大変な仕事だけれど。体力的にもキツイし。

「薬剤師さん、いい仕事だよね。なれるといいね」と言うと
「うん、ちょっと怖いけど。間違えたら大変だから。
それとね、赤ちゃん産むのが怖い。先生は産む時しんどかった?」

なるほど。女の子というのは今からそんなことまで考えているのか。
そういえば、ウチの娘も「赤ちゃん生むの痛そうだからいやだ」と言っていた。
お母さんは孫が欲しいけどな・・・・。

「うん、痛いことは痛いけど。でも大丈夫。2日も3日も痛いわけじゃないし。赤ちゃんに会えるのが楽しみだから我慢できるよ」
「赤ちゃん産んで死んだりしないよね」と不安そうに言う。
「うん、死んだりしないよ」と答えると、ほっと安心した顔をした。
「子どもはかわいいよ。赤ちゃんの時もかわいいけど、どんどんかわいくなるから」
「うん、私、2,3歳ころの子って大好き」

そういえば、以前1年生の男の子に
「先生は、大きくなったら何になるの?」と聞かれたことがある。
う〜ん、先生はもう大きくならないかもしれない、とは言えないから
「なりたいものがたくさんあって、迷ってるんだ」とごまかしておいた。

新しい本を購入するためのブックカタログがどんどん届いているが、
職業や仕事の本を買うべきだろうか?
村上龍さんが好きで「13歳のハローワーク」を図書室に置こうと考えたことがあったが、
中を見ると小学生には難しそうだったのでやめた。
中学校だったらいいかもしれない。

小学生でも6年生になると、将来の夢を例えば図工の粘土細工や
作文などで表現することがある。
しかし、小学生の時は、「イチローみたいな野球選手になりたい」という夢でも、おすし屋さんになりたいという夢でも、はたまたもっと漠然とした
外国に住んでお城と王子様を買う(これは現在の私の夢)という夢でも
いい気がする。
現実的な進路の問題からまだ免除されているのが小学生の特権だと思うからだ。
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さくら見舞い

さくら.jpg

せっかく、校庭の桜が咲き始めたというのに、雨。
来週にはお花見給食もあるし、どうか散ってしまわないで。

昨日の夕方、保護者の友人が尋ねてきてくれた。
娘の友達でもある3年生の女の子と、就学前の男の子を連れて。
「忘れ物とりにきたら、図書室に行きたいっていうから。
はい、どうぞ」と渡されたのは、桜の花。

さくら花.jpg

「折ってきたの?」と聞くと、
「違うよ。今日中学の授業参観だったの。中学の桜よ。折ってきたんじゃなくて、拾ってきたの。中学はもう満開だよ」

そうか。桜ってちょっと離れて木を眺めることが多いけど、
こうやって間近で見ると、また別の美しさがあるな。

「ちょっと、疲れちゃった」
友人の顔と桜の花を見てたら、思わず口から出てしまった。
「だったら、休めば?」笑顔で言う友人。
うん、そうだね。有休はとれないけど。気持ちをね。

男の子が「本かりてく!」と叫ぶ。
「じゃあ、ほら、この美しいヘレナ先生に頼みなさい」と友人。
「そんなこと言ってくれるのは貴方だけだわ」と言うと、
「そんなことないよ」と3年生の女の子を指差す。
「美人で若いヘレナ先生、本貸してください、って言えば喜んで貸してくれるよ、って言ってたよ」だって。
ご家族で口が上手い。喜んで貸しましょう。

仕事が終わり、外に出ると、空が春色をしていた。
「おっ、さかな!」と思い撮った一枚。ヘレナ先生の雲コレクションに加えましょう。

さかな雲jpg.JPG

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2006年04月14日

新生図書委員会!

平成18年度図書委員会が、今日誕生した。
4年生〜6年生まで、総勢8人。
昨年度より2人少なくなったが、委員会の中では一番人数が多い。
経験者は二人。男女比は、3対5。
女子が1人で残り9人が男子という年もあったし、
その逆もあったので、今年はバランスがとれていると言えるだろう。

1回目だからかもしれないが、とにかく静かだった。
新しく委員長になった6年の女の子の司会の声も緊張気味。
私も緊張!三年ぶりに図書主任の先生が変わったのだ。
E子先生

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2006年04月12日

ヘレナ先生三つのお願い

新年度を迎えるに当たって、私には、課題があった。

「子どもが静かに読書にいそしめるような雰囲気作り」である。

四年間とにかく、楽しい図書室本嫌いな子も遊びに来るような図書室を目指してきたのだが、今年度は、「落ち着いた雰囲気作り」が加わることになったのだ。

年度始めの職員会議で提案した
「図書室運営案」にも
@蔵書の充実 A利用しやすい仕組み B明るく落ち着いた雰囲気
と、目標を定めた。

さて、しかし、どうするか・・・。
図書室のレイアウトを工夫する、という方法にはまだ着手していない。
というか、どう工夫すればいいのかわからないのだ。
予算請求で展示書架等の備品を要求したが、全て却下されてしまった。
動線と広さを考えると、レイアウトは変えようになさそうだが・・・。

それで、手法を変えることにした。

三つのお願い.jpg

それがコレ。なんだか急場しのぎという気がしないでもないけど。

このヘレナ先生の似顔絵は、現在中学二年生の女の子が、
在校中に書いてくれたもの。ソックリ!である。

@入り口のドアはしずかに!
A図書室では走らない!
B図書室は本をよむところです。静かにしましょう!

これを各学年のオリエンテーションで呼びかける。

それと、「しずかに!」看板を図書室内にいくつか設置した。

静かに1jpg.JPG 静かに2.jpg

静かに3jpg.JPG 静かに4jpg.JPG

これでいくらか効果があるだろうか。

また、館内音楽に、落ち着いた雰囲気のCDをかけることにした。

ベスト.jpg

「feel best」(東芝EMI)
私としては、ロックが好きなんですけど。
クィーンとかボンジョビとか・・・。

でも、一番効果があるのは、今年度図書主任になってくれたE子先生の声
かもしれない。
特別支援教室の子を連れてよく図書室に来てくれるのだが、
「静かに!ここは図書室ですよ。さわいでるのはだれかな?」
という声で、子ども達は静まり返るのだった。
心づよい。


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2006年04月11日

96人の図書室利用時間

今年度の児童数は96人。
昨年度より約十人減った。
大きな学校から移動してきた先生が「96人というのは児童数なの?」
と驚いていた。無理はない。

しかし、モノは考えようで、先生の指導が行き届くという点でいえば、
保護者にとってラッキーなことである。
一人あたりのグラウンド占有率はものすごいものがあるし、
図書室の本だって、全員に等しく配ったら60冊くらい貰える計算になる。
(もちろん、配ったりしません・・)
以前いらした教頭先生いわく、
「欧米の学校は一クラス、このくらいですよ」。
そう、ここは欧米並みなのだ!(何が?)

前置きが長くなったが、
各学年の図書室利用時間が決まった。

図書コ利用時間pg.JPG

優先利用時間ということで、各学年2,3時間。
しかし、実際利用する回数はもっと少ない。
5・6年生はどうしても総合学習のみの利用となるのが、気になるところ。
本当は読書の時間もとって欲しいのだが、
担任の先生の考え方があるのでこちらからは言えない。
小学校の場合、担任の先生が読書好きかどうかで
どうしても左右されてしまう。

ちなみに、ここ3年間、週に一度一緒に授業をさせてもらったE子先生は、
今年度特別支援教室の担任になった。
今まで、「国語辞典でアニマシオン」や「連句への挑戦」や「観葉植物図鑑を作ろう」など、ジャンルを超えた様々な試みをさせてもらった。
私一人でできるものではない。
E子先生がチャンスを与えてくれなければ実現できなかったし、
授業中も、私にイニシアチブを持たせてくれながら、
不慣れな私が詰まると、すかさず助け舟を出してくれた。
本当にありがたい3年間だった。

E子先生は、我が校に来る前も、
ずっと司書と合同授業をしてきたそうだ。
その中のある司書の方が言った言葉。
「司書は、使ってもらえれば、いくらでも支援ができる。
でも、自分からは言い出せないんです」

本来司書は授業をする立場にはないし、
図書室にいたって伝えられることはたくさんある。
でも、読み聞かせやアニマシオンを通して、
子ども達に直接伝えることの意義は大きい。

担任の先生方、どうぞ司書を使ってください。



posted by Helenaヘレナ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月27日

私の運命

こういうタイトルのドラマが昔あった気がするけど・・。

来年度、つまり4月からの勤務先がまだ決まらない。
そもそも続けて採用になるかどうかもわからない。
もう3月27日だというのに・・・。

4月に入ったらすぐ職員会議があり、
「図書室運営」を提案しなければならない。
新学期が始まったら、図書室利用に関するオリエンテーションを
全学年対象に開き、貸し出しをスタートさせなければならない。
新学期に向けた廊下掲示もやらなければならないし、
新しい企画も考えなければならない。
1年で一番忙しいこの時期。
春休みといえど、休んでなんていられない、のだが・・・、
行く場所がまだわからない。
どうしたらいいの?コマッタコマッタ・・・。

正規の司書職員の配置はすでに新聞で発表になっているのだから、
どの学校に誰が配置されるかはすでに決まっているはず。
でも、臨時職員に払う給与の予算がまだ確定されていないため、
連絡が来ないのだろう、とのこと。
3月31日にようやくわかる、という人もいれば、
4月に入ってもまだ、正式に決まらないのだ、という話も。

4月からやりたいと思ってあたためていた
「キャラクターカルトクイズ」や「方言クイズ」「今月の古典名作」
の企画。そろりそろり準備を進めてはいるのだが、
なにぶん勤務校が確定しない状態では、どこまでやっていいのやら。
図書室が変われば、仕事の内容も変わるのだ。
思い余って、役所の人事課に問い合わせてみたものの、
「責任者が席をはずしているので、戻ったら電話します」と
いう答えの後、いつまで待っても返事は来ない。

万が一、移動ということになれば、荷物整理、引越しだけで、
二日はかかりそう・・・。
あまりにヒドイこの仕打ち、
天使のように心やさしいヘレナさんもさすがに、
堪忍袋の緒が切れそうよちっ(怒った顔)!!!(最近使わないな、この言い方)








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2006年03月17日

翼を広げて

児童玄関前の廊下の卒業掲示は、毎年私が担当している。
最初は、図書室の廊下で細々としていたのだが、
それを見た情報担当の先生からスカウトされたわけだ。
それで、今年もやった。

ウィリアムモリス.jpg この布はウィリアム・モリス。こうすると綺麗です。

そつぎょう掲ヲ2.jpg

ポスターの絵は、マグリットの「大家族」。私の大好きな絵だ。
それをはさんで、6年前の入学式の写真と、修学旅行の写真。
二つの写真を見比べると「成長したなあ」「あんなにかわいかったのに」
感想は様々。周りには、この6年間の思い出のスナップを散らした。

そつぎょう掲ヲ.jpg

もう片面は、卒業に寄せて作ってくれた俳句の短冊で飾った。

今日、担任の先生が
「子ども達とみんなで、ありがとうの挨拶をしたいので」
と言って、時間をとってくれた。
先生の配慮がうれしかった。
短い挨拶をして、読書ノートを返した。
こういうのは照れるから、努めて淡々とやったのだが、
やはり、声が震えてしまった。
「みなさんのことは、優秀だとか礼儀正しいとかは全然思いませんが、
面白い人たちだと思います。面白い人には、努力してもなれないので、
いいと思います」と訳のわからないことを言った。

史上最強の図書委員長とも、野生派オタクの男子ともお別れ。
6年間、図書室に来てくれて、ありがとう。
posted by Helenaヘレナ at 17:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

6年間で664さつ読みました

卒業式は22日。
6年生の代本板と読書ノートをそろそろ片づけなければならない。

代本板は、次に入ってくる1年生がまた使うので、
名前を剥がし、きれいに拭く。
これは、本人にやってもらう。

1年生で入ってきた時、図書室には、
自分の名前が書かれた代本板がすでに用意してある。
しかし、最後は自分の名前を自分で消して、卒業するのだ。
その日は図書室から自分の登録を消す日だ。
6年生にとっては、今日がその日。

毎年行っている恒例行事だが、対応はその年様々。
名前を消す前に、私が短い話をする年もある。
去年はそうした。卒業にあたって直接伝えたいことがあったのだ。
特に話さないで、ただ、剥がしに来てもらうこともある。
みんなで来るからけっこう騒がしい。
剥がした後は、剥がしたラベルのクズが散乱していたりする。

今年はどうしようか、とずっと迷っていた。
4年生の時に、毎週授業をもっていたこともあって、思い入れはあるが、
改まって話しをしたいような、したくないような。
迷っていた矢先、担任の先生に声をかけられた。
「そういえば、代本板剥がすんだよね」
「はい、明日いいですか?」
「だったら、今教室の片付けが終わった子から行かせていいかな?」
思わず、はい、どうぞ、と答えてしまった。
特に、もう伝えることはない。
もう十分伝えたもの。彼らが覚えているかどうかは、まあともかく。

「えー、これもらえないの?」と聞く男の子。
(毎年聞かれるけどそんなに欲しいモノだろうか?)

「わあ、なんだコレ。田中かずおだって」
剥がしたら下から別の名前が出てきたのだ。
剥がした彼は「サインペンで太くなぞっといたから。田中かずお」

ある男の子がボソっとこう言ったのが聞こえた。
「残酷だな、自分で剥がすなんて」

その子は、私がこの学校に来て最初に会った男の子だった。
内弁慶で口数は多くない。
でも毎日のように図書室に来る。そして本を借りる。
4年生の時、図書委員になった。
目立たない子だけど、素直だった。
向こうからはめったに話さない。
でも話しかけると、きちんと答えてくれる。
小さなささやくような声で。

借りた本を記録する「読書ノート」は子ども達に返すことになっている。
昨日作った俳句のしおりと一緒に、毎年一人一人にメッセージをつけている。

そつぎょうメッセージjpg.JPG

「あなたは6年間で   さつ読みました」

「残酷だな」とつぶやいた彼は「664さつ」で一番多かった。



posted by Helenaヘレナ at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

春近し・・・

なごりゆきjpg.JPG なごりゆき2.jpg

これは、昨日撮った風景。
夕方、突然吹雪いてきて、一瞬視界は真っ白になった。
このまま積もるのか、と思ったら、その後、空が明るくなって、
春の「なごり雪」のような・・・。
しかし、寒さは厳しく「いよいよ冬がやってきましたね」と
冗談を言い合ったほど。
「卒業式に雪が降った」ことが2度ほどあるので、
今年も油断できない。

今日は晴れて、春も近いかな、という一日だった。

卒業のしおり.jpg

6年生に作ってもらった「卒業の俳句」で、卒業記念のしおりを作った。
表に自分の句、裏には担任の先生の句。

はるちかし.jpg

子ども達の句もいいけれど、先生の句もいい。
そう、何度送り出しても、毎年新鮮な感慨があるのだろうな。
posted by Helenaヘレナ at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

課題

「図書室で、もう少し、子どもが静かにできるような雰囲気作りをした方
がいいね」


休み時間に図書室を訪ねてくださった教務主任の先生に言われた。

読書活動に熱心で、よく図書室を訪れてくれる先生だ。
以前、落葉やクリスマスローズの押し花を写真たてに飾って
プレゼントしてくださったこともある。

「あの、ドアがいけないんだね。引き戸ならよかったんだけど。あれを勢いよくバーンと開けて入ってくるから、
その勢いに乗って騒ぐんだね」




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posted by Helenaヘレナ at 12:26| Comment(3) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

さかな?

がびょうさかなjpg.JPG

4年生の授業で「さかな漢字クイズ」をやるので、
貼ってある「今月のさかな漢字」をはがした。

授業が終わって、ふと見ると、がびょうの魚が出来ていた。
誰がやったかわからないけど、こういう遊び心、いいなあ、と思う。
posted by Helenaヘレナ at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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